映画評「フライト・オブ・フェニックス」

☆☆☆(6点/10点満点中)
2004年アメリカ映画 監督ジョン・ムーア
ネタバレあり

懐かしい題名ですなあ。
 日本では「飛べ!フェニックス」のタイトルで1966年に公開されたロバート・オルドリッチ監督作品のリメイクで、お話の骨子はほぼ同じ。
 時間の流れを感じるのは、舞台が北アフリカからモンゴルのゴビ砂漠に変ったことと、メンバーに女性ミランダ・オットーや有色人種が加わったことである。

石油採掘関係者を乗せた貨物機がゴビ砂漠上空を差し掛かった時に超弩級の砂嵐に遭遇して不時着し、飛行不可能になる。山に囲まれ磁石も効かない大砂漠を歩き抜くのは無理なので、飛行機の設計士というジョヴァンニ・リビシが単発機に作り替えようと発案、否定的な機長デニス・クェードも諸事情により賛同せざるをえなくなる。

極限状況は昔から映画向きの設定であるし、余程下手に作らなければ最低限楽しめるわけで、まして旧作の優れたアイデアを戴いている本作は、オリジナルに大分及ばぬもののなかなか楽しめた。設計士の正体も旧作通りなのが嬉しい。但し、序盤の遭難場面にCGを使いすぎているのは戴けない。

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