映画評「ダンボ」(2019年版)

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督ティム・バートン ネタバレあり 1941年のディズニーのアニメを実写リメイクした作品。実写と言っても序盤の列車など明らかにアニメで、複雑な心境になりますが。内容は結構違うので、簡単にお話をご紹介。 第一次大戦後片腕を失った状態で所属していたサーカス団に戻って来た乗…
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映画評「オーシャンと十一人の仲間」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1960年アメリカ映画 監督リュイス・マイルストン ネタバレあり 39年後に「オーシャンズ11」としてリメイクされたリュイス・マイルストン監督の犯罪映画である。 しかし、本作は犯罪への準備と本番が少なく、前半は11人のメンバー紹介。これに凡そ50分費やしているので、フランク・シナトラ、ディ…
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映画評「ヴェラクルス」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1954年アメリカ映画 監督ロバート・オルドリッチ ネタバレあり ある程度知られた西部劇は大概2回観ているので、本作も多分3回目だろう。 南北戦争に敗れ失意の元南軍将校ゲイリー・クーパーが新天地を求めて革命騒ぎ(史実上は王党派と共和派の争いで、所謂革命ではない)で荒れるメキシコにやって来る…
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映画評「めんたいぴりり」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・江口カン ネタバレあり 辛子明太子を開発者で“ふくや”を創業した川原俊夫の伝記ドラマ。Wikipediaによれば、まず2013年にTVドラマ化され、続編を経て舞台化、そして今回の映画化(TVドラマと同じ出演者なので映画版と言うべし)という遍歴を辿っている。食べ物に興味の薄…
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映画評「彼岸花」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1958年日本映画 監督・小津安二郎 ネタバレあり 小津安二郎監督初のカラー映画。内容は「晩春」以降小津が特に好んだ結婚する娘に対する親の心情であるが、これほど父親が出ずっぱりの作品もないのではないか?  理解のあるふりをして娘には恋人くらいいたほうが良いと言っていた父親・佐分利信は、長女…
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映画評「遠すぎた橋」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1977年アメリカ映画 監督リチャード・アッテンボロー ネタバレあり 1970年代前半はニューシネマ時代で、英米発の本格的な戦争映画は見られなかったと記憶する。後半に入ると「スター・ウォーズ」などスターシステム時代のような映画が復活し始め、「スター・ウォーズ」と同じ77年にこの作品も発表された。…
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映画評「そらのレストラン」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・深川栄洋 ネタバレあり タイトルと監督が深川栄洋であることから、「ぶどうのなみだ」系列の作品と予想したら、系列どころか、同じ製作陣による北海道食物(しょくぶつ)シリーズ(命名オカピー)第3弾ということでありました。 北海道南西部の、せたな町。10年前に経営する牧場を…
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映画評「バンブルビー」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督トラヴィス・ナイト ネタバレあり 「トランスフォーマー」シリーズのスピンオフと言うか前日談で、通算第6弾。 第一作の20年ほど前に当たる1987年のサンフランシスコに、惑星サイバトロンの反乱軍に追われた正規軍オートボットの斥候が落下してくる。避難地として地球を選ん…
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映画評「お米とおっぱい。」

☆☆★(5点/10点満点中) 2011年日本映画 監督・上田慎一郎 ネタバレあり 「カメラを止めるな!」の大ヒットのおかげで、殆ど日の目を見なかったであろう上田慎一郎監督の長編デビュー作がWOWOWでも見られることになった。結論としては、別に見なくても損をした気にもならないが、大体デビュー作にその後の作品の発芽があるという通説…
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一年遅れのベスト10~2019年私的ベスト10発表~

 群馬の山奥に住み、持病もあり、WOWOWを中心にした映画鑑賞生活ですので、僕の2019年私的ベスト10は皆様の2018年にほぼ相当する計算でございます。  スタンスとして初鑑賞なら新旧問わず何でも入れることにしており、新作が弱いこともあり、今年は少し古めの作品も入れることになりました。  2019年鑑賞本数は昨年と同じく361…
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映画評「喜望峰の風に乗せて」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年イギリス映画 監督ジェームズ・マーシュ ネタバレあり 相変わらず多い実話ものであるが、下に記すストーリーを読んでもらえば解るように、他の作品とは違う。このタイプは現在もしくは現代実話ものでは珍しい。 1968年。船舶用の小型無線方位特定機などを開発製造販売するベンチャー起業家ドナル…
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映画評「メアリーの総て」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2017年イギリス=ルクセンブルク=アイルランド=イギリス合作映画 監督ハイファ・アル=マンスール ネタバレあり 邦題は「イヴの総て」を意識しているが、このメアリーとは「フランケンシュタイン」を18歳で書いたメアリー・シェリー(シェリー夫人)のこと。その伝記映画である。英国文学がお好きな方には結…
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映画評「私は、マリア・カラス」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年フランス映画 監督トム・ヴォルフ ネタバレあり 僕は音楽なら何でも聴く。しかし、時間の関係もあってここ15年くらいのものは聞くことはあっても聴くことはない。カー・ステレオで最近聞いているCDは、エリック・サティ→エンニオ・モリコーネ→60年代のアニメ主題歌→キング・クリムゾン→マイルス・…
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映画評「家へ帰ろう」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2017年アルゼンチン=スペイン合作映画 監督パブロ・ソラルス ネタバレあり ホロコーストものは相変わらず作られているが、アルゼンチン発(調べたところが脚本兼監督パブロ・ソラルスはアルゼンチンの人)はさすがに珍しい。 1945年少年アブラハムが両親と妹を失いながら辛うじて生還する。  本…
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映画評「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2017年アメリカ=イギリス合作映画 監督スティーヴン・スピルバーグ ネタバレあり 「レディ・プレイヤー1」はさすがに感心しなかったが、相変わらず安定した演出力を見せるスティーヴン・スピルバーグの作品である。  「A・I」でスピルバーグはダメになったという人が結構いるが、あの作品の人間探求の試…
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映画評「キャプテン・マーベル」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年アメリカ=オーストラリア合作映画 監督アンナ・ボーデン、ライアン・フレック ネタバレあり マーヴェル・コミックスのマーヴェルを名前にしているのだから、興味深い。しかも、アヴェンジャーズの由来を教えてくれる一編・・・なのではあるが、そうした作品の方向性を(僕と同様)知らずに観た方が楽しめ…
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映画評「アース:アメイジング・デイ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年イギリス=中国合作映画 監督リチャード・デイル、ピーター・ウェバー、ファン・リーシン ネタバレあり 子どもの頃から地図帳に続いて動物図鑑と鳥類図鑑を広げて観ることが多かった僕は、TVで「野生の王国」などの自然ドキュメンタリーをよく見ていた。この手は映画でも必ず観ている。 HD機材で…
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映画評「カメラを止めるな!スピンオフ「ハリウッド大作戦!」」

☆☆(4点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・中泉裕矢 ネタバレあり 大ヒットした「カメラを止めるな!」のスピンオフというよりは続編であり後日談。 前作の放送が大評判を呼んで気を良くした製作者が、ハリウッドから同じようなお話のワン・カットTVムービーをお届けするという形の企画を監督の濱津隆之に持ってくる。  と…
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映画評「メリー・ポピンズ リターンズ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年アメリカ=イギリス合作映画 監督ロブ・マーシャル ネタバレあり 題名を見れば解るが、「メリー・ポピンズ」の44年ぶりの続編である。 世界恐慌の頃のロンドン。前作で子供だったマイケル・バンクス(ベン・ウィショー)が、妻を失った後、自分が会計士として勤める銀行への借金を期限までに返せな…
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映画評「バックトレース」

☆☆(4点/10点満点中) 2018年アメリカ=カナダ合作映画 監督ブライアン・A・ミラー ネタバレあり シルヴェスター・スタローンが出演しているというので観てみたが、本ブログの定義では日本劇場未公開映画に当たる。 銀行強盗を働いた実行グループと発案グループとが喧嘩別れして撃合いになり、実行グループは一人を除いて死ぬ。 …
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