映画評「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」

☆☆☆(6点/10点満点中)
2019年日本映画 監督まんきゅう
ネタバレあり

イラストレーターよこみぞゆりの生み出した不思議なキャラクターたちが活躍するアニメ。

すみっこで過ごすのを好むペンギンや猫、にせつもり(かたつむりのふりをするナメクジ)やと偽とかげ(実は恐竜の生き残り)、とんかつやかきふらいの食べ残しなどのグループが、御用達の喫茶店に行き、掃除好きの亡霊に導かれるように地下に向うと、そこに置いてあった飛び出す絵本の中に入って、そこでいつの間にか「桃太郎」「アラジンと魔法のランプ」「マッチ売りの少女」「人魚姫」「赤ずきんちゃん」のキャラクターにさせられてしまう。
 そこで正体不明の幼鳥 "ひよこ?" に出会い、絶大なる友情を育むが、元の世界へ帰るキャラクターと絵本の世界の住人 "ひよこ?" を隔てる重大な壁がある。

というお話で、彼らが絵本のキャラクターを演じる部分が非常にユニーク。というのも、彼らは演じているキャラクターであると同時に常に本来のキャラクターであるからで、また飛び出す絵本の特徴を生かした、お話同士が隣接しているという設定も良い。月を目指したと思ったらそれはページの破れだったりする。なかなか楽しいではありませんか。

終盤の友情物語にもじーんとさせられる。"ひよこ?" は、絵本の落書きであるが故にひとりぼっちであり、絵本の中から抜け出すこともできない。それでも現実世界に戻ったキャラクターは彼のことを忘れないのだ。

同じようにキャラクターが楽しい「となりのトトロ」(1988年)と違って、高尚なテーマを打ち出しているわけではないが、大人が見ても案外楽しめるような気がする。

先月末落雷でTVが壊れた。折角なのでYouTubeやアマゾン・プライムが観られるすみっコTVもといスマートTVを買い、先程設定が完了。 YouTube は音楽を保存・聴くために使っているので殆ど動画を見ないし、アマゾン・プライムもどれほど利用するか解らないが、便利になったのは確か。暫くは雷が近づく度にコンセントを外したほうが良いのかな。パソコンはもうやっている。

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この記事へのコメント

2021年08月03日 14:18
これはすごくよかったです。時間も一時間ちょっとで、食べ残しの子とかのキャラもおはなしの中でかわいらしいかんじで描かれていたし、飛び出す絵本の中というアイデアも活かされていました。絵本の中から出た後、中にひとりのこったひよこのことを思ってみんながいろいろしている姿にも感動しましたね、現実にはなかなかできないことだったりするから。
モカ
2021年08月03日 21:33
こんばんは。
このキャラクター達は子供達に人気で、 地味変キャラが多いですけど色々商品化されていて結構儲けてますね。
先日も孫がTシャツを着ていましたよ。ペンギンかと思ったら「とかげ」でした。 うちでもプライムで観てましたけど、音だけ聞こえてきてもあまり惹かれる所がなくて全然観ていませんでした。 音がうるさくないのが年寄りにはありがたいです。
今度ちゃんと観てみますね。
オカピー
2021年08月03日 22:22
nesskoさん、こんにちは。

>飛び出す絵本の中というアイデアも活かされていました。

全くその通りでした。僕はそこを一番買いましたよ。

>ひよこのことを思ってみんながいろいろしている姿にも感動

正に。感動しました。
オカピー
2021年08月03日 22:26
モカさん、こんにちは。

>今度ちゃんと観てみますね。

強制はしませんが(笑)。
短いのが買いですよ!