映画評「スペシャリスト」(1969年)

☆☆(4点/10点満点中) 1969年イタリア=フランス合作映画 監督セルジョ・コルブッチ ネタバレあり 古い映画に関してWOWOWよりはマシだが、NHK-BSPも既に保存版作成済みのものばかりで本当につまらない。昔なら保存版はおろか鑑賞するかどうかも躊躇するような本作のような作品をこうして保存版にして観るのも、WOWOWがす…
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映画評「嘆きのテレーズ」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1953年フランス映画 監督マルセル・カルネ ネタバレあり 1980年頃に観て以来5年に一度くらい再鑑賞していたが、2000年代初めを最後に20年くらいご無沙汰した。ハイビジョン版も持っているものの、今回は省エネのためにプライムビデオで観た。画質はDVD並みで少し不満が残る。  エミール・…
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映画評「港の日本娘」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1933年日本映画 監督・清水宏 ネタバレあり 歩くのを撮るのが好きな監督に近年ではリチャード・リンクレイターがいるが、元祖とも言えそうなのが我が邦の清水宏監督である。共に会話をする二人を捉える時に歩くのと同じスピードのドリー・バックを使うことが多い。本作でも最初から歩く女学生二人が出て来る。 …
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映画評「マーウェン」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年アメリカ=日本合作映画 監督ロバート・ゼメキス ネタバレあり ロバート・ゼメキスが監督した実話もの。最近は実話ものと言っても、良くも悪くもポリティカル・コレクトネスを意識したものが大半で、本作など典型であろう。僕は人権意識が割合高いので、人権を訴える思想自体は歓迎するが、その為に映画の作…
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映画評「セルビア・クライシス~1914バルカン半島の危機~」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年セルビア=ギリシャ合作映画 監督ペータル・リストフスキー ネタバレあり 日本劇場未公開のセルビア映画だが、2019年度アカデミー賞国際長編映画賞(かつての外国語映画賞)のセルビア代表になったということで、WOWOWでの放映で観てみた。 オーストリア大公夫妻がボスニア系セルビア人に殺…
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映画評「健さん」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・日比遊一 ネタバレあり 僕が映画ファンになり立ての1970年代初め、昼間よくTVで高倉健の任侠映画をやっていたが、当時は洋画オンリーの子供だったので殆ど観た記憶はない。「幸福の黄色いハンカチ」(1977年)を最初に観たのもTVで(後年名画座でも観る)、映画館で高倉健をき…
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映画評「乳房よ永遠なれ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1955年日本映画 監督・田中絹代 ネタバレあり 田中絹代監督第3作は、夭折した女流歌人・中城ふみ子の後半生を綴った伝記映画の類。主人公以下もじった名前に変えられているので、僕は類とする。原作は若月彰のルポルタージュ。 北海道。碌に仕事もしていないらしい見合い結婚の夫と不仲である主婦・下城…
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映画評「月は上りぬ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1955年日本映画 監督・田中絹代 ネタバレあり 海外特に欧米では監督に進出する女優が少なくなく、グレタ・ガーウィグのようにクリント・イーストウッドのような大物監督になる才能を感じさせる人も出ているのに、日本では極めて少ない。名のある女優で、監督作を何本か発表したのは本作を第2作とする田中絹代く…
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映画評「霧の波止場」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1938年フランス映画 監督マルセル・カルネ ネタバレあり マルセル・カルネの戦前の代表作で、30年ぶりくらいの再鑑賞になりましょうか。 ベトナム(と字幕には出る。インドシナと言っているかもしれないが、フランス語なので解らない)の戦線から脱走した兵隊ジャン・ギャバンがトラックに拾ってもらい…
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映画評「家族を想うとき」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2019年イギリス=フランス=ベルギー合作映画 監督ケン・ローチ ネタバレあり 作り物の面白味はケン・ローチに求められない一方、このお話は対岸の火事ではないと強く認識する必要がある。 小学生の娘ライザ・ジェーン(ケイティ・プロクター)と高校生の息子セブ(リス・ストーン)を育成する為に母親ア…
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