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zoom RSS 映画評「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」

<<   作成日時 : 2018/07/28 09:20   >>

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☆☆★(5点/10点満点中)
2017年日本映画 監督・大根仁
ネタバレあり

奥田民生はギターがジョージ・ハリスンなので(意味が解りますか?)面白く聞いているが、メロディーはビートルズに遠い。コード進行には戴いているものがあると思う。
 そんな奥田民生がタイトルになっているので見たようなもので、それ以外に一つだけ感心したのは奥田民生以外にもタモリ、村上春樹が実名で出て来ること。日本文化のダメなところは、人間に限らず団体等を実名を出すのを異様に怖がることで、それによって可笑し味も迫力も殺がれることが多い。“はやぶさ”もの三作でも登場人物は仮名だった。彼らは絶賛されているのに解らないなあ。

渋谷直角の同名コミックを大根仁が映画化したコメディー。

ライフスタイル雑誌に異動になった33歳の編集者・妻夫木聡が、アパレル企業の美人プレス(広報担当のことをこういうらしい)水原希子と良い関係になったと思いきや、先輩編集者・新井浩文や編集長・松尾スズキがライバルと判明して大騒動、という誠に他愛ないドタバタ。

彼女は所謂魔性の女で、題名から伺われるように彼女を巡って男三人が正気を失っていくわけだが、途中で猫が大好きでその為に納期を守らない悪名高い女性コラムニスト安藤サクラがアクセント的に出て来る。ところがこの女史、ただのアクセントではなかったのである。
 最後に、3年後の妻夫木君が希子嬢は存在しなかったかのようにすっかり情報と共に消えたと言う一方で、何故かサクラ女子と結ばれて成功者となっていることが明かされる。

つまりですな(笑)、突然いなくなる猫(希子嬢)より猫を飼う女(サクラ女史)の方が良い、というお話なのである。その意味では井口奈己の小傑作「犬猫」(2004年)に近い作品かもしれぬ。

希子嬢、本当に猫だったのかもしれないな。

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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール
おしゃれなライフスタイル雑誌編集部に異動になった35歳の男コーロキは、ミュージシャンの奥田民生のように「力まないカッコいい大人」の編集者になろうと決意した! そんな時、ファッションプレスの美女・天海あかりにひとめぼれ。 あかりに釣り合う男になろうと頑張るが、彼女に振り回されて身も心もズタボロになってしまう…。 ラブ・コメディ。 ...続きを見る
象のロケット
2018/08/15 16:07

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