映画評「アナと雪の女王/エルサのサプライズ」

☆☆★(5点/10点満点中)
2015年アメリカ映画 監督クリス・バック、ジェニファー・リー
ネタバレあり

一昨年の大ヒット・ディズニー・アニメの続編的短編アニメ。

全編8分正味7分に満たない短い尺なので短編映画の評価に慣れていない僕は少々戸惑うのであるが、いずれにしても、正編「アナと雪の女王」を観ていなければ余り面白くないだろう、という印象を持つ。

何でも凍らせる力のある雪の女王エルサ(声:イディーナ・メンゼル)が可愛い妹アナ(声:クリステン・ベル)の為に誕生日祝いを計画して奮闘するが、“寒さを感じない”はずなのに風邪を引いていてくしゃみの連続。アナがそれを心配するので誕生日祝いはめちゃくちゃになったかと思いきや、アナは「看病できることが一番の誕生日プレゼント」と喜ぶ。

この素晴らしい言葉が落ちと言えば落ち。この間読んだエリナー・ポーターの児童小説「少女ポリアンナ」の少女があらゆる(ネガティヴな)ことに嬉しいことを見つける“ゲーム”(発想の転換ですな)するのに似ている。尤もアナはそれを最初からネガティヴに捉えていないので、ゲームで転換する必要はないのであるが。

映画的なハイライトは、エルサがくしゃみをする毎に小さな可愛らしい雪だるまが生まれることで、彼らが集まって山を成す“誕生日サプライズ”が誠に楽しい。こちらが本当の落ちでありましょう。

面白かったが、この短編を単独で評価するとなると、☆★はこんなものでしょ。

クマのプーさんは、「薄謝」を「はくしょん」と間違えて、発言者の風邪を疑う。原文ではどうなっているのだろう?

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この記事へのコメント

ねこのひげ
2016年02月21日 10:42
先日、地デジの深夜放送で「幸福の1ページ」をやっておりましたが、これも児童文学でありましたね。
最近、深夜の時間帯に映画が復活してきたのは喜ばしい限りであります。
オカピー
2016年02月21日 21:53
ねこのひげさん、こんにちは。

>深夜の時間帯
最近は地上波のTV番組を見ないので、貴重な放映を見逃しているかも。
できれば、深夜であればノーカットでお願いしたいですね。

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