映画評「歓喜に向って」

☆☆★(5点/10点満点中)
1950年スウェーデン映画 監督イングマル・ベルイマン
ネタバレあり

イングマル・ベルイマン特集⑤

1995年映画鑑賞メモより。

ベルイマン第8作。日本未公開。

テーマ的に後の秀作群と共通する部分が多いとは言え、本作から稀代の映像作家を想像するのは難しい。

ソリストになる野望を持つ交響楽団員スティーグ・オリンが同僚の美人マイ=ブリット・ニルソンと結婚するが、野望に燃える夫と家庭の幸福を求める妻は衝突を繰り返す。別居の経験から強い絆を確認したのも束の間、妻はストーブの爆発で死んでしまう。

ドラマとしては凡庸の域を出ないが、グンナール・フィッシェルによる映像は北欧らしく端正で厳粛。しかも、構図の素晴らしいベルイマン映画の中でも屈指とも思える素晴らしい構図が中盤にあり、これだけでも見る価値は十分にある。

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