映画評「デブラ・ウィンガーを探して」

☆☆☆★(7点/10点満点中)
2002年アメリカ映画 監督ロザンナ・アークェット
ネタバレあり

2004年映画鑑賞メモより。

最近は妹パトリシアばかりであまり顔を見せない女優ロザンナ・アークェットが、「女優、特に中年女優とは」というテーマでジェーン・フォンダ、ダイアン・レイン、シャロン・ストーン、ウーピー・ゴールドバーグ、そしてデブラ・ウィンガーなど30から60才あたりまでの売れっ子女優34人に話を聞くという形式で作ったドキュメンタリー。

タイトルとなったデブラは何年も前に映画女優を辞めているようなので、演技なしとは言え、久しぶりのスクリーンに登場ということになる。
 彼女は何故映画女優を辞めなければならなかったのか、即ちアイドルを卒業すると老女になるまで仕事がなくなる(アイドル)女優業とは何なのかを解明する旅というわけである。

映画としては凝った作りをしていないのだが、なかなか興味深い話が聞ける。女性ばかりとなるとどうしてもフェミニズム的な映画になりがちだが、そういう傾向が殆ど見られないのも男性の僕が見ても共感できる要因である。

それにしてもあちらの女優は意見がしっかりしている。日本の女優に比べると明らかに知性が高いなどと言うと、日本の女優たちに叱られるだろうが。

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この記事へのコメント

viva jiji
2006年11月30日 22:18
ヒネクレタ私からすると
「しっかりした女優さんだけ」にインタビューしてるぅ・・・。(笑)

「ワタシ、わかんな~~い」
「いや~~ん、そんなこと聞かれても、こまるぅ~~」

これじゃ、アークエット嬢も「困るぅ~~ん!」
でしょうし、映画にもなりません。(笑)

STOP!THE 冗談!(笑)

「しっかりした女性」がひとりで「しっかり」したわけではなく、ちゃんと彼女たちを「しっかりさせてくれる」男性もいるわけですよ~~かの国には。

「おんな・こどもに、なに、わかる!」と
タンカ切ってるオヤジがいる国は・・・ダメなのよね。(泣笑)
オカピー
2006年12月01日 04:04
viva jijiさん
なるほど~、そういう発想もありますか(笑)。
しかし、弁護するわけではないですが、日本でも男女優は大卒が多いので、まだ教養はある部類。
タレントと言われている連中の教養の無さたるや、お話になりません。これ以上は言わないでおきます。

viva jijiさんは私の知っているある女性を思い出させます。「しっかりした女性」の部分と同じようなことを言っていたのを思い出しました。

日本ではこういう作品を作ろうという発想自体がなかなか生まれないでしょうね。その意味で大いに買った作品なのでした。

オヤジで思い出しましたが、甲斐性のないオヤジなので、わが部屋には暖房器具が一切ありません。山に引っ込んで以来ずっと、冬は手がかじかんでキーボードが叩けなくなります。しかし、やっとコタツを買う許可が出ました。わ~い。

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