映画評「オズの魔法使」

☆☆☆★(7点/10点満点中)
1939年アメリカ映画 監督ヴィクター・フレミング
ネタバレあり

映画版のタイトルは「魔法使」であり「魔法使い」でないのでご注意を。

小学生高学年の時にライマン・フランク・ボームの原作を読んでなかなか面白かった記憶がある。映画を観たのはそれから2、3年後中学生の時だが、それ以来久しぶりの鑑賞でございます。

小作である叔母さん夫婦の家で暮しているドロシー(ジュディー・ガーランド)が、愛犬トトを意地悪な地主のおばさん(マーガレット・ハミルトン)に奪い取られた後、大竜巻に襲われて気を失ってしまう。
 ここまではモノクロで描かれるが、彼女が気を失っている間に見るオズの国での冒険模様はカラーとなっていて、楽しい物語に彩りを与えているのが誠に結構。
 桃太郎よろしく彼女のお供になるのは、頭が欲しいカカシ(レイ・ボルジャー)、心が欲しいブリキ人形(ジャック・ヘイリー)、強さが欲しいライオン(バート・ラー)で、子供向けらしい楽しさに溢れていて誠に結構。
 この夢の中に登場するのは全てドロシーの周囲に実在する人物で、いじわるな地主のおばさんが西の魔女として登場するなど、子供にも分かり易くて誠に結構。
 ミュージカルとしてはまあまあという程度だが、「虹の彼方に」が歌曲として誠に結構。

観ながら考えたのだが、エルトン・ジョンの名曲「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」の黄色いレンガ路とはオズの国への路のことのよう。

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この記事へのコメント

ぶーすか
2006年06月26日 15:13
TB&コメント有難うございます。エルトン・ジョンの「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」は知らないですが、「Follow the Yellow Brick Road」はオズの中でも好きな曲です^^)。ほんと「桃太郎」でしたねー。
オカピー
2006年06月26日 20:45
ぶーすかさん、こんばんは。
「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」は70年代の名曲中の名曲ですが、I should have stayed on the farm.という歌詞があり、これは「農場にいれば良かった」という意味なので、「オズの魔法使」を思わせます。多分そういうことなのでしょう。
大人っぽい洗練された眼には些か野暮ったい感じも残りますが、十二分に楽しい作品と言えますね。
カカト
2006年07月05日 15:59
原作を読んだ時はもっと壮大な話だと思っていたのですが、このミュージカルはあっさりと話が進んで楽しんで観れました。
ジュディ・ガーランドがとても愛らしかったです。
オカピー
2006年07月05日 18:45
カカトさん、TB&コメント有難うございます。
子供時代は何でも大きく感じるものですし、小説を読んでも知識がないので勝手に夢が膨らんでいきますね。私の最たるものは「アルセーヌ・ルパン」シリーズ。イメージが違うのは必定なので、ルパンの映像作品は観たくないというのが実際なのです。

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