映画評「ミニミニ大作戦」

☆☆☆(6点/10点満点中)
2003年アメリカ映画 監督F・ゲイリー・グレイ
ネタバレあり

1969年の同名映画(原題「イタリアのお仕事」も同じ)の再映画化だが、幾つかの設定を除くとかなりお話は違う。

マーク・ワールバーグを若きリーダーとする犯罪グループが50億円の金塊の強奪に成功するが、仲間の一人エドワード・ノートンに全て奪われ、最年長のドナルド・サザーランドを失うことになる。復讐を誓う残りのメンバーは3年後ロサンジェルスのノートンの豪邸から金塊を強奪する計画を立て、新たにメンバーに加わった紅一点シャーリーズ・セロン(サザーランドの娘)をIT会社の社員に成りすませて忍ばせ、彼が彼女とデートしている間に戴いてしまう。

オリジナルでは強奪犯と祖国の威信を守るイタリア官憲との戦いが楽しかったのだが、ここではハリウッド流の平凡な復讐譚に変えられてしまっている。しかも色添えの為に女性を絡ませる最近の流行を踏襲した、安易な人物配置が気になる。

三台のミニ・クーパーが地上に地下鉄に大活躍、信号を操作するというアイデアはそのまま戴いているが、結末はアメリカ映画らしく合理的である。全体として先般の「オーシャン11」の二番煎じみたいな印象があり、面白味に欠ける。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 「ミニミニ大作戦」

    Excerpt: やっぱり、いいなー、シャーリーズ。 Weblog: 或る日の出来事 racked: 2015-02-15 08:33