テーマ:映画 さ行

映画評「ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年イギリス映画 監督デーヴィッド・カー ネタバレあり 第一作は泥臭くて買わなかったが、第二弾は007シリーズのパロディーぶりが面白く好調だった。そしてこの第三作。前回よりやや劣る感じがするものの、こういうずっこけ官憲を見ると思い出さざるを得ない「ピンク・パンサー」シリーズの殆どの作品より面…
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映画評「西部の人」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1958年アメリカ映画 監督アンソニ・マン ネタバレあり ゲイリー・クーパーには「西部の男」(ウィリアム・ワイラー監督)という主演作もあってややこしいのだが、こちらはアンソニー・マン監督による晩年の主演作。多分40年ぶりくらいの再鑑賞である。 クーパーは、アリゾナ州のグロスカットまで馬でや…
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映画評「サンセット」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年ハンガリー=フランス合作映画 監督ネメシュ・ラースロー ネタバレあり オーストリア=ハンガリー帝国の政治体制と第一次世界大戦の発端を知らないと本作は多分解らない。 世界大戦発端一年前の1913年。妙齢美人ヤカブ・ユーリ(ハンガリーでは日本と同じで姓⇒名となっているので、ヤカブが姓)…
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映画評「ジュマンジ/ネクスト・レベル」

☆☆(4点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督ジェーク・キャスダン ネタバレあり 「ジュマンジ」という子供向けのファンタジー作品を、登場人物を大人に変えてリブートしたようなのが前回の「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」で、余り煩いことを言わなければ時間つぶしくらいにはなった。 本作はその純然たる続編で、…
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映画評「真実」(2019年)

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年日本=フランス=スイス合作映画 監督・是枝裕和 ネタバレあり 前作「万引き家族」でカンヌ映画祭のパルム・ドールを受賞した是枝裕和監督の新作で、昨年カンヌのオープニング作品に選ばれるという名誉を得た。1960年にブリジット・バルドーが主演した「真実」という作品があるので、題名の後に括弧を…
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映画評「3人の信長」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・渡辺啓 ネタバレあり 近年の織田信長人気は異常なものがあり、映画作品も多い。が、感心するほど面白いものは皆無。 桶狭間の戦い(1560年)から10年後の金ヶ崎の戦いで、浅井・朝倉軍に囲まれた信長を、亡き主君今川義元へその首を届けようと狙っていた今川残党が捕える。とこ…
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映画評「ジェミニマン」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年アメリカ=中国=インド合作映画 監督アン・リー ネタバレあり 1970年代に同名のTVシリーズ(H・G・ウェルズ「透明人間」がベース)があったが、全く無関係。こちらはある程度現実味のあるSF映画である。 走る高速列車に乗るターゲットを仕留めることさえできるDIAの名狙撃手ヘンリー…
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映画評「世界の涯ての鼓動」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年ドイツ=フランス=スペイン=アメリカ合作映画 監督ヴィム・ヴェンダース ネタバレあり ヴィム・ヴェンダースの新作は、 IMDb でひどく評判が悪い。こういう瞑想的というか、映像詩的な映画は得てしてこういうことになるが、なかなか美しい映画と思う。 お話は単純である。  10000m…
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映画評「ショック療法」

☆☆★(5点/10点満点中) 1972年フランス=イタリア合作映画 監督アラン・ジェシュア ネタバレあり 昨日の毒薬も怖いがこちらも怖い。 45年ぶりくらいの再鑑賞になるが、前回味わったパッとしない印象を今回も払拭できず。肝心のサスペンス場面において、VHSのボケボケ画面故に暗すぎて何をやっているのか解らないところがあり…
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映画評「酒とバラの日々」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1962年アメリカ映画 監督ブレイク・エドワーズ ネタバレあり 再鑑賞もしくは/かつオールド・ムービー・シリーズその1。本作はオールド・ムービーの再鑑賞に当たります。その中では一番新しいのですがね。 アルコール中毒(最近はアルコール依存症と言うらしい)の恐怖を本格的に扱ったのは1945年に…
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映画評「ジョーカー」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督トッド・フィリップス ネタバレあり 「バットマン」シリーズのスピンオフだが、アメコミ映画版とかスーパーヒーロー映画系列ではないほぼドラマとして作られている。「スパイダーマン」の第一シリーズは悪役までメソメソして気に入らなかったが、本作はスーパーヒーロー映画ではないから…
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映画評「シナラ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1932年アメリカ映画 監督キング・ヴィダー ネタバレあり 昨日に続いて再鑑賞だが、これもまた前回いつ観たのか憶えていない。年は取りたくないものですな。 ロンドン。中年弁護士ロナルド・コールマンが、愛妻ケイ・フランシスが妹とヴェニスに旅行に出た後、悪友ヘンリー・スティーヴンスンに誘われて出…
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映画評「戦場」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1949年アメリカ映画 監督ウィリアム・A・ウェルマン ネタバレあり 再鑑賞であることは確かながら、前回いつ観たか全く憶えていない。老化現象が著しく、愕然とする(笑)。 さて、本作は、ウィリアム・A・ウェルマン監督の戦争映画である。ウェルマンは特段戦争映画をお得意としているわけでもないのだ…
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映画評「新聞記者」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・藤井道人 ネタバレあり 我が家は多分半世紀以上東京新聞をとっている。貧乏だったから父親が一番安い新聞を選んだのだと思う。親が亡くなる前に地元に舞い戻った僕はそのまま取り続けている。個人主義だから、概して庶民の目で権力を見る東京新聞とは肌が合う。人権に拘る新聞なのだと思う…
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映画評「最高の人生の見つけ方」(2019年版)

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・犬童一心 ネタバレあり 2007年のアメリカ映画「最高の人生の見つけ方」の日本女性版でござる。観る前は余り気乗りしなかったが、監督が老人をテーマにした作品の多い犬童一心ということもあって、きちんと作られていた。二番煎じだからオリジナルより★一つ分減らしたが、オリジナルの設…
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映画評「資金源強奪」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1975年日本映画 監督・深作欣二 ネタバレあり 「仁義なき戦い」はさすがに観たが、任侠映画やヤクザ映画は殆ど観たことがない。本作は「仁義なき戦い」を監督した深作欣二のメガフォンを取ったヤクザ映画のヴァリエーション。  実に要領良く作られて面白いが、地平を切り開くところまでは行っていないので、こ…
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映画評「さらば愛しきアウトロー」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2018年アメリカ=イギリス合作映画 監督デーヴィッド・ロウリー ネタバレあり 1936年生まれのロバート・レッドフォードが引退すると宣言した作品だそうだ。現物に即してのみ映画を見る習慣がある僕は知らなった。これもまた実話もの。しかし、実話ものにありがちな硬直した印象が薄いのは、かなり自由に作っ…
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映画評「ジープの四人」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1951年スイス映画 監督レオポルド・リントベルグ、エリザベート・モナグー ネタバレあり 偶然にも昨日の「十字砲火」に似て、終戦直後の帰還兵夫婦の愛情がモチーフになっている戦後ドラマである。厳密には帰還兵ではなく、脱走捕虜であるが。 終戦直後、米英仏ソが分割統治するウィーンが舞台で、ジープ…
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映画評「十字砲火」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1947年アメリカ映画 監督エドワード・ドミトリク ネタバレあり 1970年代後半以降、故水野靖郎氏が主宰した配給会社IPが暫く頑張って、戦後GHQの方針等で日本でお蔵入りになっていた40年代の映画を色々と紹介してくれた。アメリカの不都合を見せる本作は、エリア・カザンの「紳士協定」(1947年)…
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映画評「セラヴィ!」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年フランス=ベルギー=カナダ合作映画 監督エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ ネタバレあり 「ウェディング・プランナー」(2001年)というアメリカ映画など、この職業を主軸に扱う映画は幾つかあるが、本作はその職業紹介編として最適と言って良いフランス製(ベルギー、カナダとの合作)コメデ…
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映画評「銃」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・武正晴 ネタバレあり 中村文則は名前のみ知る。つまり、文体も何も知らないが、影響を受けた作家・作品が容易に掴めそうな本映画化である。 死体の近くにあった銃弾入りの拳銃を拾った大学生・村上虹郎が、そのことにより自分が強くなったと感じて行動に変化を生じる。悪友に誘われて…
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映画評「12か月の未来図」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2017年フランス映画 監督オリヴィエ・アヤシュ=ビダル ネタバレあり 近年フランス映画には教育を扱う映画が多い。ドキュメンタリーでも観たが、セミ・ドキュメンタリー(即実的なドラマ映画)の「奇跡の教室 受け継ぐものたちへ」が秀作だった。いずれも、日本の学園ものとは比較にならない厳しいものである。…
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映画評「スカイスクレイパー」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年アメリカ=香港合作映画 監督ロースン・マーシャル・サーバー ネタバレあり ドウェイン・ジョンスン主演の映画は、彼が単独で八面六臂の活躍をする内容で似たり寄ったりのものばかり、その限りではつまらないが、その代わりお話の構図が単純で見通しが良いため力が入りやすく、その意味では退屈しない。時間…
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映画評「ザ・ファブル」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・江口カン ネタバレあり 南勝久という漫画家のコミックを実写映画化したアクション映画。 ファブルとは何かと思っていたら、劇中に“都市伝説”という言葉が出て来たところで、英語のフェーブル(寓話)のこととピンと来た。フランス語のファブルのことなのだろう。 殺し屋の人…
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映画評「サンドイッチの年」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1988年フランス映画 監督ピエール・ブートロン ネタバレあり ユダヤ人の差別を描いた映画はホロコーストもしくは同時期の差別を描く作品が目立つが、本作は終戦の2年後を主たる舞台とした青春映画仕立てである。  30年ほど前に観たことがある本作も「洲崎パラダイス・赤信号」に続いてYouTubeで再…
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映画評「潜航決戦隊」

☆☆★(5点/10点満点中) 1943年アメリカ映画 監督アーチー・メイヨ ネタバレあり 図書館DVDシリーズその2。 観たことがあるようなないようではっきりしないまま観てしまった。鑑賞記録を付ける為にIMDbを訪問したら、自らの採点を発見した。それでも面白ければ良いが、監督が凡作ぞろぞろのアーチー・メイヨで、実際つまら…
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映画評「洲崎パラダイス・赤信号」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1956年日本映画 監督・川島雄三 ネタバレあり 芝木好子の小説「洲崎パラダイス」を川島雄三監督が映画化した人間劇である。本当は人情劇と言いたいのだが、この言い方では山田洋次の作品群のようなものを想起させてしまうだろう。強い恋愛感情でも腐れ縁の類であるから、まして恋愛映画とは言えない。 1…
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映画評「選挙の勝ち方教えます」

☆☆★(5点/10点満点中) 2015年アメリカ映画 監督デーヴィッド・ゴードン・グリーン ネタバレあり 再鑑賞ばかりでも何なので2年くらい前に録画しておいた日本劇場未公開のこの政治ドラマを観ることにしました。 余り政治映画が作られる土壌のない日本であるから、海外の政治映画はお蔵入りになることが多かった。近年はアングルの…
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映画評「サンダーボルト」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1974年アメリカ映画 監督マイケル・チミノ ネタバレあり 「ディア・ハンター」(1978年)で俄然注目されたものの「天国の門」(1980年)で大映画会社ユナイテッド・アーティスツを倒産させて以降余り冴えず、もう20年以上まともに映画を作っていないマイケル・チミノの監督デビュー作(兼脚本)。40…
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映画評「自由を我等に」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1931年フランス映画 監督ルネ・クレール ネタバレあり 「巴里の屋根の下」「巴里祭」と併せてルネ・クレール三大傑作(?)を成す。相変わらずサイレント的で、今日のように眠気の強い時に見るとなかなか理解が覚束ない。しかし、見直すと、実にきちんと作られていることが解るのである。多分3回目の再鑑賞。 …
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