テーマ:映画 さ行

映画評「スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち」

☆☆★(5点/10点満点中) 2020年アメリカ映画 監督エイプリル・ライト ネタバレあり 映画の縁の下の力持ちを扱ったドキュメンタリー第二弾。 前回の音響関係者と違って画面には出て来るが、ある意味俳優の下に隠れてしまうかもしれないスタントマン、スタントウーマンの扱う。それも今回はスタントウーマンに絞っているので、自ずと…
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映画評「十九歳の地図」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1979年日本映画 監督・柳町光男 ネタバレあり 中上健次の同名小説を当時の若手・柳町光男が映画化して当時結構話題になったような記憶がある。映画館ではないが、観たような気もするし、初めて観るような気もする。学生時代にはこんな映画が多かったからねえ。プライムビデオにあったので鑑賞。 新聞販売店…
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映画評「『エロ事師たち』より 人類学入門」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1966年日本映画 監督・今村昌平 ネタバレあり 野坂昭如のデビュー小説を今村昌平が映画化した風俗ドラマである。  1980年代末か90年代初めの頃に地上波で短尺版を観た。30分以上のカットがあったので、実質的に初鑑賞と言っても良いくらい。 1960年代前半の大阪。未亡人・春(坂本スミ子…
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映画評「スペシャルアクターズ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・上田慎一郎 ネタバレあり 「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督の作品で、集団が一つのことに向けて何かをやるという共通点ががある。しかも演劇・映画周辺という設定も共通。 緊張すると倒れてしまう役者志願の青年・大澤数人が、依頼者の為にお話を考えて役者を投入することで案…
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映画評「スペシャルズ!~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話~」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年フランス=ベルギー合作映画 監督エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ ネタバレあり サブタイトルが良くない。長いだけでなく実に散文的で、まるでTVの単発ドラマみたいだ。一般の人は配給会社を責めることが多いが、そこには観客の民度が関係しているわけで、配給会社ばかりを責めるのは正しくな…
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映画評「サイレント・トーキョー」

☆☆★(5点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・波多野貴文 ネタバレあり サスペンス映画を作ると日本映画はどうしても情が絡み過ぎて成功しない。「感染列島」はサスペンス要素は多かったのに情が絡んで矛盾だらけになって話が成立しないレベルに終わった。その点本作は話は辛うじて成立しているが、少なからず点出される情以上にプロパガ…
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映画評「その手に触れるまで」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2015年ベルギー=フランス合作映画 監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ ネタバレあり ジャン=ピエールとリュックのダルデンヌ兄弟の作品は大体において曖昧なままに終わり、観客をもやもやさせるが、観る人が観ればそのもやもやが寧ろ人生の真理であると気づかせ、納得させられるのだ。 …
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映画評「ジョーンの秘密」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年イギリス映画 監督トレヴァー・ナン ネタバレあり 最初に実話云々と出るので、実話ものかと思いきや、着想を得ただけのフィクションらしい。この程度のものであれば相当多くのフィクションが実話絡みになってしまう。日本だけでなく、西洋人も実話という単語に弱いのかと勘ぐりたくなりますな。 実話…
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映画評「ソワレ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・外山文治 ネタバレあり 面白いかつまらないかを別にして、本作のように、真剣に人を見つめるオリジナル脚本の作品が多く作られることが望まれる。現在日本では青春映画が多いが、コミックにばかり頼るのでは映画ファン層はやがて空中分解して消失するだろうと危惧している。  実際本ブロ…
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映画評「最高の花婿 アンコール」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年フランス映画 監督フィリップ・ド・シャーヴロン ネタバレあり フランスで大ヒットした風刺喜劇の第二弾。 第一作は、四人姉妹がそれぞれ違う人種・民族と結婚するという一家民族るつぼ状態に達した両親特に父親クリスチャン・クラヴィエの困惑を描いて可笑しかったが、底が浅くて面白い(興味深い)…
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映画評「事故物件 恐い間取り」

☆★(3点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・中田秀夫 ネタバレあり 題名に興味が湧いたので観てみたが、お粗末にすぎる。松原タニシという芸人の体験(を記したノンフィクション)を映画化したホラー映画。  ホラーに実績のある中田秀夫が監督をしたのにこの出来栄えでは誠にがっかりさせられる。割合好評なallcinemaの投稿…
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映画評「ザ・ビースト」(2019年)

☆☆(4点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督ニック・パウエル ネタバレあり 昔のB級(低予算)映画はお話も画面もダメという作品がある一方、お話はダメでも画面は良いという作品も結構あった。しかし、現在のB級映画に良い画面を求めるのはなかなか難しいようである。  尤も、現在特にアメリカ映画界ではコスト高が目立ち、B級…
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映画評「さよなら、僕のマンハッタン」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督マーク・ウェブ ネタバレあり 青春映画の佳作「(500)日のサマー」で一躍日本で知られることになったマーク・ウェブ監督の作品で、これまたなかなかの佳作だった「ギフテッド」と同じ年に製作された青春映画。  ユーモアの希薄なウッディー・アレンの映画と思えば、当たらずと雖も…
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映画評「ソング・トゥ・ソング」

☆☆(4点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督テレンス・マリック ネタバレあり テレンス・マリックは30年間非常な寡作家であった。1973年のデビュー作「地獄の逃避行」の32年後に発表した「ニュー・ワールド」がやっと第4作である。ところが、どういう心境の変化か、2011年以降9年間で6作も作っている。多作ではないが、…
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映画評「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督タイラー・ニルスン、マイケル・シュワルツ ネタバレあり 最初の舞台はヴァージニア州。老人ホームに特別に収容されているダウン症の若者ザック・ゴッサーゲンが、プロレスラーになる夢を叶えようと、憧れるトーマス・ヘイデン・チャーチが開いているレスラー養成所を目指して脱走する。…
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映画評「スペシャリスト」(1969年)

☆☆(4点/10点満点中) 1969年イタリア=フランス合作映画 監督セルジョ・コルブッチ ネタバレあり 古い映画に関してWOWOWよりはマシだが、NHK-BSPも既に保存版作成済みのものばかりで本当につまらない。昔なら保存版はおろか鑑賞するかどうかも躊躇するような本作のような作品をこうして保存版にして観るのも、WOWOWがす…
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映画評「セルビア・クライシス~1914バルカン半島の危機~」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年セルビア=ギリシャ合作映画 監督ペータル・リストフスキー ネタバレあり 日本劇場未公開のセルビア映画だが、2019年度アカデミー賞国際長編映画賞(かつての外国語映画賞)のセルビア代表になったということで、WOWOWでの放映で観てみた。 オーストリア大公夫妻がボスニア系セルビア人に殺…
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映画評「セブン・チャンス」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1925年アメリカ映画 監督バスター・キートン ネタバレあり 映画ファンを自称するようになってさほど経たない1973年にチャールズ・チャップリンと共にバスター・キートンの作品がシリーズでリバイバルで公開され始めた。日本初公開の時は「キートンの栃麺棒」という、現在ではほぼ意味不明の邦題で公開された…
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映画評「サイレンサー/殺人部隊」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1966年アメリカ映画 監督ヘンリー・レヴィン ネタバレあり シリーズ第2弾は、喜劇度がほんの少し下がり、歌による心情吐露も僅かに減った。全体として似たり寄ったりの内容、出来栄えと言うべし・・・だが、すっきりした印象があって見やすいかもしれない。残りの二作はアマゾンプライム無償枠では観られず、残念…
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映画評「サイレンサー/沈黙部隊」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1961年アメリカ映画 監督フィル・カールスン ネタバレあり 映画ファンになりたての頃このシリーズはTVで全て観た。「007」シリーズのパロディーというか、コメディー版のような内容。 ビッグOなる謎の組織が、ニューメキシコで行われる核実験場にミサイルを放って、ソ連のせいにして戦争を引き起こし…
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映画評「ジュディ 虹の彼方に」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2019年イギリス=フランス=アメリカ合作映画 監督ルパート・グールド ネタバレあり 没落するスターの代りにその妻がスターになる「スタア誕生」(1954年)を高校時代に観、その解説でジュディ・ガーランドの悲劇を少しかじったことがあるので、このお話自体に吃驚ということはないものの、そのスター残酷物…
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映画評「その壁を砕け」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1959年日本映画 監督・中平康 ネタバレあり ご贔屓・中平康監督の倒叙ミステリー。  脚本は新藤兼人、撮影は姫田真砂久、音楽は伊福部昭。オールスター・キャストならぬオールスター・スタッフである。 車修理工の小高雄二が3年かけて溜めた20万円で買った車を駆って、結婚することを誓った恋人・芦…
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映画評「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」

☆☆(4点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・中田秀夫 ネタバレあり シリーズ第2弾で、原作の志駕晃のミステリーも第2弾らしい。映画版が当たる(ヒットする)と原作と離れて第2弾が作られることも多いが、これはそうではないらしい。 山林で女性の白骨死体が発見される。警察は前回の事件で逮捕され現在収監中の連続殺人犯・浦…
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映画評「飼育」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1961年日本映画 監督・大島渚 ネタバレあり 大江健三郎が芥川賞を受賞した同名短編小説を大島渚が映画化したドラマ。 山中に墜落した飛行機を操縦していた黒人兵(ヒュー・ハード)を山村の村民が捕虜とし、憲兵所(原作では県)の指令が届くまで飼っておくことになる。彼を預かることになった地主(三國連…
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映画評「ザ・ゴールドフィンチ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督ジョン・クロウリー ネタバレあり アメリカでの低評価(Wikipediaによる)ほど悪くない出来と思うが、ジョン・クロウリーの監督作品としては秀作群「BOY A」(2007年)や「ブルックリン」(2015年)と比較するとかなり落ちる。その低評価もあって日本では劇場公開…
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映画評「15年後のラブソング」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年アメリカ=イギリス合作映画 監督ジェシー・ペレッツ ネタバレあり 音楽マニアを主人公にした「ハイ・フィデリティー」を書いたニック・ホーンビーの小説が原作。一人の消息不明のシンガーソングライター(ロック系)に夢中になっている男が出て来る辺り本作との共通性を感じる。 ロンドンに程近い港…
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映画評「水曜日が消えた」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・吉野耕平 ネタバレあり 朝起床する様子を繰り返す映画は時間をギミックにした映画が多い。ビル・マーリー主演の「恋はデ・ジャブ」が典型でござる。  本作は題名だけではどんな映画か解りにくいが、曜日ごとに人格が入れ替わる一人の男性を主人公にした一種の青春ミステリー。多重人格の…
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映画評「ステップ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・飯塚健 ネタバレあり 重松清を映画化した作品は、脚本家や監督により多少差があるとしても、概して人情を行間に見せる為好感を覚えるものが多い。この作品はどうであろうか?  乳児の娘美紀を残して妻に死なれシングル・ファーザーになった会社員健一(山田孝之)が保育園(中野翠咲…
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映画評「スキャンダル」(2019年)

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年アメリカ=カナダ合作映画 監督ジェイ・ローチ ネタバレあり 「スキャンダル」という邦題の映画はやたらにあるので、困ります。この映画の主題はどう考えてもスキャンダルではないが。 ドナルド・トランプが大統領から退いたので、少なくとも3年後くらいまでは日本で関心を持たれることが少なくなる…
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映画評「シェイクスピアの庭」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年イギリス映画 監督ケネス・ブラナー ネタバレあり ちょうどウィリアム・シェイクスピアの最初の戯曲「ヘンリー六世」を読もうと思っていたところ。  偶然ではないが、本作は逆に最後の戯曲「ヘンリー八世」上演の際に主催するグローブ座が焼失した為劇作家を引退してロンドンから自宅に帰った後のシェイ…
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