テーマ:映画 さ行

映画評「事故物件 恐い間取り」

☆★(3点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・中田秀夫 ネタバレあり 題名に興味が湧いたので観てみたが、お粗末にすぎる。松原タニシという芸人の体験(を記したノンフィクション)を映画化したホラー映画。  ホラーに実績のある中田秀夫が監督をしたのにこの出来栄えでは誠にがっかりさせられる。割合好評なallcinemaの投稿…
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映画評「ザ・ビースト」(2019年)

☆☆(4点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督ニック・パウエル ネタバレあり 昔のB級(低予算)映画はお話も画面もダメという作品がある一方、お話はダメでも画面は良いという作品も結構あった。しかし、現在のB級映画に良い画面を求めるのはなかなか難しいようである。  尤も、現在特にアメリカ映画界ではコスト高が目立ち、B級…
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映画評「さよなら、僕のマンハッタン」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督マーク・ウェブ ネタバレあり 青春映画の佳作「(500)日のサマー」で一躍日本で知られることになったマーク・ウェブ監督の作品で、これまたなかなかの佳作だった「ギフテッド」と同じ年に製作された青春映画。  ユーモアの希薄なウッディー・アレンの映画と思えば、当たらずと雖も…
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映画評「ソング・トゥ・ソング」

☆☆(4点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督テレンス・マリック ネタバレあり テレンス・マリックは30年間非常な寡作家であった。1973年のデビュー作「地獄の逃避行」の32年後に発表した「ニュー・ワールド」がやっと第4作である。ところが、どういう心境の変化か、2011年以降9年間で6作も作っている。多作ではないが、…
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映画評「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督タイラー・ニルスン、マイケル・シュワルツ ネタバレあり 最初の舞台はヴァージニア州。老人ホームに特別に収容されているダウン症の若者ザック・ゴッサーゲンが、プロレスラーになる夢を叶えようと、憧れるトーマス・ヘイデン・チャーチが開いているレスラー養成所を目指して脱走する。…
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映画評「スペシャリスト」(1969年)

☆☆(4点/10点満点中) 1969年イタリア=フランス合作映画 監督セルジョ・コルブッチ ネタバレあり 古い映画に関してWOWOWよりはマシだが、NHK-BSPも既に保存版作成済みのものばかりで本当につまらない。昔なら保存版はおろか鑑賞するかどうかも躊躇するような本作のような作品をこうして保存版にして観るのも、WOWOWがす…
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映画評「セルビア・クライシス~1914バルカン半島の危機~」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年セルビア=ギリシャ合作映画 監督ペータル・リストフスキー ネタバレあり 日本劇場未公開のセルビア映画だが、2019年度アカデミー賞国際長編映画賞(かつての外国語映画賞)のセルビア代表になったということで、WOWOWでの放映で観てみた。 オーストリア大公夫妻がボスニア系セルビア人に殺…
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映画評「セブン・チャンス」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1925年アメリカ映画 監督バスター・キートン ネタバレあり 映画ファンを自称するようになってさほど経たない1973年にチャールズ・チャップリンと共にバスター・キートンの作品がシリーズでリバイバルで公開され始めた。日本初公開の時は「キートンの栃麺棒」という、現在ではほぼ意味不明の邦題で公開された…
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映画評「サイレンサー/殺人部隊」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1966年アメリカ映画 監督ヘンリー・レヴィン ネタバレあり シリーズ第2弾は、喜劇度がほんの少し下がり、歌による心情吐露も僅かに減った。全体として似たり寄ったりの内容、出来栄えと言うべし・・・だが、すっきりした印象があって見やすいかもしれない。残りの二作はアマゾンプライム無償枠では観られず、残念…
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映画評「サイレンサー/沈黙部隊」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1961年アメリカ映画 監督フィル・カールスン ネタバレあり 映画ファンになりたての頃このシリーズはTVで全て観た。「007」シリーズのパロディーというか、コメディー版のような内容。 ビッグOなる謎の組織が、ニューメキシコで行われる核実験場にミサイルを放って、ソ連のせいにして戦争を引き起こし…
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映画評「ジュディ 虹の彼方に」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2019年イギリス=フランス=アメリカ合作映画 監督ルパート・グールド ネタバレあり 没落するスターの代りにその妻がスターになる「スタア誕生」(1954年)を高校時代に観、その解説でジュディ・ガーランドの悲劇を少しかじったことがあるので、このお話自体に吃驚ということはないものの、そのスター残酷物…
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映画評「その壁を砕け」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1959年日本映画 監督・中平康 ネタバレあり ご贔屓・中平康監督の倒叙ミステリー。  脚本は新藤兼人、撮影は姫田真砂久、音楽は伊福部昭。オールスター・キャストならぬオールスター・スタッフである。 車修理工の小高雄二が3年かけて溜めた20万円で買った車を駆って、結婚することを誓った恋人・芦…
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映画評「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」

☆☆(4点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・中田秀夫 ネタバレあり シリーズ第2弾で、原作の志駕晃のミステリーも第2弾らしい。映画版が当たる(ヒットする)と原作と離れて第2弾が作られることも多いが、これはそうではないらしい。 山林で女性の白骨死体が発見される。警察は前回の事件で逮捕され現在収監中の連続殺人犯・浦…
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映画評「飼育」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1961年日本映画 監督・大島渚 ネタバレあり 大江健三郎が芥川賞を受賞した同名短編小説を大島渚が映画化したドラマ。 山中に墜落した飛行機を操縦していた黒人兵(ヒュー・ハード)を山村の村民が捕虜とし、憲兵所(原作では県)の指令が届くまで飼っておくことになる。彼を預かることになった地主(三國連…
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映画評「ザ・ゴールドフィンチ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督ジョン・クロウリー ネタバレあり アメリカでの低評価(Wikipediaによる)ほど悪くない出来と思うが、ジョン・クロウリーの監督作品としては秀作群「BOY A」(2007年)や「ブルックリン」(2015年)と比較するとかなり落ちる。その低評価もあって日本では劇場公開…
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映画評「15年後のラブソング」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年アメリカ=イギリス合作映画 監督ジェシー・ペレッツ ネタバレあり 音楽マニアを主人公にした「ハイ・フィデリティー」を書いたニック・ホーンビーの小説が原作。一人の消息不明のシンガーソングライター(ロック系)に夢中になっている男が出て来る辺り本作との共通性を感じる。 ロンドンに程近い港…
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映画評「水曜日が消えた」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・吉野耕平 ネタバレあり 朝起床する様子を繰り返す映画は時間をギミックにした映画が多い。ビル・マーリー主演の「恋はデ・ジャブ」が典型でござる。  本作は題名だけではどんな映画か解りにくいが、曜日ごとに人格が入れ替わる一人の男性を主人公にした一種の青春ミステリー。多重人格の…
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映画評「ステップ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・飯塚健 ネタバレあり 重松清を映画化した作品は、脚本家や監督により多少差があるとしても、概して人情を行間に見せる為好感を覚えるものが多い。この作品はどうであろうか?  乳児の娘美紀を残して妻に死なれシングル・ファーザーになった会社員健一(山田孝之)が保育園(中野翠咲…
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映画評「スキャンダル」(2019年)

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年アメリカ=カナダ合作映画 監督ジェイ・ローチ ネタバレあり 「スキャンダル」という邦題の映画はやたらにあるので、困ります。この映画の主題はどう考えてもスキャンダルではないが。 ドナルド・トランプが大統領から退いたので、少なくとも3年後くらいまでは日本で関心を持たれることが少なくなる…
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映画評「シェイクスピアの庭」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年イギリス映画 監督ケネス・ブラナー ネタバレあり ちょうどウィリアム・シェイクスピアの最初の戯曲「ヘンリー六世」を読もうと思っていたところ。  偶然ではないが、本作は逆に最後の戯曲「ヘンリー八世」上演の際に主催するグローブ座が焼失した為劇作家を引退してロンドンから自宅に帰った後のシェイ…
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映画評「37セカンズ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年日本映画 監督HIKARI ネタバレあり 生れる時に37秒間呼吸をしなかった為に脳性麻痺になりずっと車いす生活を送る23歳のユマ(佳山明)は、親友の人気漫画家(萩原みのり)のアシスタントをしているが、内実はゴーストライターである。自分の名前で発表したいという夢を持つ彼女は思い切ってアダ…
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映画評「世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年ウルグアイ=アルゼンチン=セルビア合作映画 監督エミール・クストリッツァ ネタバレあり アメリカや日本には共産主義に悪いイメージを持っている人が多い。 “持てる人” がそうなるのは解るが、貧民にも割合多いのは、一方で戦前の教育と、それを引きずって必要以上に左翼を監視する戦後の体制があり、…
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映画評「30年後の同窓会」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督リチャード・リンクレイター ネタバレあり ダリル・ポニックサン(ポニックさんではない)が「さらば冬のかもめ」の続編(もしくは姉妹編)として書いた小説をリチャード・リンクレイターが映画化。ポニックサンとリンクレイターが共同で脚色に当たっている。 今世紀頭のイラク戦…
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映画評「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」(地上波放映版)

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督J・J・エイブラムズ ネタバレあり シリーズ最終作(第9作)でござる。最初の三作は全て映画館で観たが、残りは全てWOWOWでこなしてきた。しかし、最終作はWOWOWが日本テレビに先行放映権を許したらしく、CMカットがあるとは言え本編ノーカットなので観ることにした。  …
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映画評「象は静かに座っている」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2018年中国映画 監督フー・ポー ネタバレあり 近年相対的に映画後進国であった国から超長尺映画が相次いで紹介されている。フィリピンのラヴ・ディアス(僕の観た「立ち去った女」は228分あるが、この監督としては短い部類らしい)、中国出身のドキュメンタリー作家ワン・ピン(「鉄西区」は9時間、新作「死…
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映画評「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督グレタ・ガーウィグ ネタバレあり ルイザ・メイ・オルコットの小説も読んだことがあるし、過去三度日本で劇場公開された映画版のいずれも見ている。しかし、本作は時系列が錯綜する作り方をし、自立する女性の高い意識がより強調された、極めて21世紀らしい内容という印象。  前回…
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映画評「残酷・異常・虐待物語 元禄女系図」

☆(2点/10点満点中) 1969年日本映画 監督・石井輝男 ネタバレあり 東映エログロ映画特集第二弾。本作を見ると、昨日の作品が相当大人しく感じられる。こういう慣れは良し悪しなのでござる。刺激に慣れると碌なことはない。石井輝男監督、やり過ぎですよ。 医者の玄達(吉田輝雄)が見聞する、或いは狂言回しとして紹介される三つの…
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映画評「殺人狂時代」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1967年日本映画 監督・岡本喜八 ネタバレあり チャップリンではなく、岡本喜八のシュールなスリラー映画である。岡本の名前があってシュールと来れば当然コメディー・スタイルだろうと言われるでありましょう。ご名答でござる。  都築道夫の原作「飢えた遺産」はあるが、実は一昨日の「黒い賭博師 悪魔の左…
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映画評「ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 2018年イギリス=ニュージーランド合作映画 監督ピーター・ジャクスン ネタバレあり ピーター・ジャクスン監督が、イギリス帝国戦争博物館に所蔵されていた第一次大戦西部戦線の映像をカラー化し音もつけて再編成した記録映画でござる。  映像にかぶる発言は、実際に出征した元兵士のものということである…
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映画評「青春の殺人者」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1976年日本映画 監督・長谷川和彦 ネタバレあり 原作の小説を書いたのが中上健次、監督をしたのがこれが第一作の長谷川和彦。二人とも伝説的な人物となってしまった。  中上は1992年に46歳で夭折してしまったし、長谷川はこの三年後に「太陽を盗んだ男」を撮ったきりメガフォンを取っていないからであ…
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