テーマ:ミステリー/冒険

映画評「王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年中国=香港合作映画 監督ツイ・ハーク ネタバレあり オランダの推理作家ロバート・ファン・ヒューリックが唐王朝に実在した人物を基に作り上げた判事ディーをシャーロック・ホームズに相当する探偵役とする時代ミステリー第3弾。第2弾は題名から「王朝の陰謀」が消えていたため見落としたらしい。 …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「特捜部Q カルテ番号64」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年デンマーク=ドイツ合作映画 監督クリストファー・ボー ネタバレあり シリーズ第4作で、個人的には三度目の作品。例によって<未体験ゾーンの映画たち2019>にて日本で上映された作品なので、本ブログでは日本劇場未公開扱い。  デンマーク版「相棒」として毎回楽しませてもらっている。我が邦の「…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「瞳の中の訪問者」

☆☆★(5点/10点満点中) 1977年日本映画 監督・大林宣彦 ネタバレあり 「HOUSE/ハウス」に続く大林宣彦監督のメジャー映画第2作。“第一作が名作で、本作は珍作”という意見を読んだが、アイドル候補を使いながらやりたいことをやりまくった印象のある第一作こそメジャー映画としては珍作であろう。  大林監督は作品を振り返っ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「探偵はBARにいる3」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年日本映画 監督・吉田照幸 ネタバレあり 東直己のハードボイルド小説の映画化シリーズ第3弾。日本人はそもそもハードボイルド小説を碌に読まないだろうし、ハードボイルド映画の愛好家も限られているから、僕のようにハードボイルドとして見るのは少数で、コミカルで人情的なミステリーとして見る方が大半で…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

映画評「空海-KU‐KAI-美しき王妃の謎」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年中国=日本合作映画 監督チェン・カイコー(陳凱歌) ネタバレあり 夢枕獏の伝奇ミステリー「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を映画化した、中日合作(監督が中国の陳凱歌なのでこう書いておく)の超大作であるが、興行収入も評価も日本では伸び悩んだらしい。中国・日本の歴史を知らない人が観ても、或いはそ…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

映画評「さらば愛しき女よ」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1975年アメリカ映画 監督ディック・リチャーズ ネタバレあり レイモンド・チャンドラーによる同名のフィリップ・マーロウものの映画化。恐らく三回目の鑑賞。 十年くらい前に村上春樹が「さよなら、愛しい女」という邦題にした新訳を読んだことがある。個人的にはクラシックなこの映画の邦題のほうが好き…
トラックバック:2
コメント:4

続きを読むread more

映画評「ラプラスの魔女」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・三池崇史 ネタバレあり 東野圭吾(の小説)の映画化では、ガリレオ・シリーズを面白く観た。それ以外は図書館での大人気を考えると低調という印象が強いが、それでも本作よりは楽しめた。 映画製作者と売れない俳優の二人が連続的に屋外で硫化水素中毒で死ぬ。刑事・玉木宏は製作者の…
トラックバック:4
コメント:0

続きを読むread more

映画評「バッド・ウェイヴ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督マーク・カレン ネタバレあり まずい。観た傍からストーリーを忘れてしまった(本当の話。今懸命に思い出しながら書いている)。そのくらい印象に残らないお話であるのにちがいない。しかし、実はそこそこ気に入っている。というのも私立探偵の物語で、探偵ものらしい格好が一応ついている…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「パディントン2」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2017年イギリス=フランス=アメリカ合作映画 監督ポール・キング ネタバレあり ペルー生まれの子熊パディントン(声:ベン・ウィショー)が英国で繰り広げる冒険を描いた第一作は面白かったものの、大人も楽しめると太鼓判を押せるほどではなかった。しかし、この第二作は相当行けます。 両親と娘・息子…
トラックバック:4
コメント:2

続きを読むread more

映画評「去年の冬、きみと別れ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・瀧本智行 ネタバレあり 中村文則の同名小説の映画化作品。監督は堅実な印象のある瀧本智行。 若い写真家・斎藤工がモデルの女性が焼死するのを撮るのに必死で死に至らしめた罪で逮捕されるが、証拠不足で釈放される。その彼に興味を持った自称フリー・ライター岩田剛典が週刊誌編集部…
トラックバック:3
コメント:0

続きを読むread more

映画評「祈りの幕が下りる時」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・福澤克雄 ネタバレあり 東野圭吾原作「新参者」シリーズの映画版第二弾(TVを含めて第五弾)ということだが、第一作は観たこともすっかり忘れていた。自分のブログの記事を読み返して思い出すに至る。  出来栄えが前作より大分良い本作は、感じる人は感じるであろうように、東野圭吾版…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

映画評「王になろうとした男」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1975年イギリス映画 監督ジョン・ヒューストン ネタバレあり ラディヤード・キップリングの短編小説をジョン・ヒューストンが映画化した冒険映画である。大昔映画館で観た。 19世紀後半英国領インド。退役軍人ダニエル・ドレイヴォット(ショーン・コネリー)とピーチー・カーネハン(マイケル・ケイン…
トラックバック:1
コメント:14

続きを読むread more

映画評「氷菓」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年日本映画 監督・安里麻里 ネタバレあり 米澤穂信という作家のライト・ノベルを実写映画化した学園ミステリー。本作の前にアニメ化もされたらしいが、原作もアニメも当然触れていないので、それらによるバイアスなく観られる僕のような観客は【Yahoo!映画】のような酷評をせずに済むと思う。普段ライト…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

映画評「DESTINY 鎌倉ものがたり」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2017年日本映画 監督・山崎貴 ネタバレあり 山崎貴監督が「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの原作者・西岸良平のコミックを再び(と言おうか4度目と言おうか)を取り上げたファンタジー。 本作を観ていてとにかく気になったのは時代背景がいつなのかということ。主人公の車は昭和二十年代くらいの…
トラックバック:5
コメント:0

続きを読むread more

「オリエント急行殺人事件」1974年版所感及び2017年版との比較

ケネス・ブラナーの新バージョンが本格ミステリーとしては欲求不満を起こす出来栄えだったので、15年くらい前に再鑑賞し13年前にブログに記事をあげたこの決定版を再々鑑賞、簡単に比較してみることにした。2017年版の映画評とかなりダブるが、悪しからず。 一番違うのは、顔触れの豪華さ。リメイクもそれなりに豪華だが、比較にならない。ローレン…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「オリエント急行殺人事件」(2017年版)

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年アメリカ=マルタ合作映画 監督ケネス・ブラナー ネタバレあり アガサ・クリスティーの有名ミステリーをケネス・ブラナーが映画化、自ら私立探偵エルキュール・ポワロに扮して出演もしている。 ミステリーの中でも本格ミステリーでは犯人とそのトリックを明かすことは厳禁だから、結末まで記すことの…
トラックバック:6
コメント:2

続きを読むread more

映画評「暗黒女子」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・耶雲哉治 ネタバレあり 学園ものだが、人気コミックの映画化による学園青春ものを観るならこちらを観た方が良い。少なくとも、ありそうで意外と珍しい内容は買いである。秋吉理香子という小説家の同名ミステリー小説の映画化との由。 キリスト教系女子高の文学サークルの定例会に、…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

映画評「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督ヨアキム・レニング、エスパン・サンドバーグ ネタバレあり シリーズ第5作。6年ものスパンがあるので、近年の流行り言葉で言えばリブートに近いのではないか。  ゴア・ヴァービンスキーによる3作は寄り道回り道が多く、僕は一向に感心しなかったのだが、ジョニー・デップ人気もあっ…
トラックバック:3
コメント:0

続きを読むread more

映画評「地中海殺人事件」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1982年イギリス映画 監督ガイ・ハミルトン ネタバレあり アガサ・クリスティーの原作「白昼の悪魔」Evil Under the Sun はファン以外にはさほど有名ではないものだが、映画化されたエルキュール・ポワロものの中では割合上出来の部類、日本のTVでの盛況とは正反対に映画は本格ミステリーは…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「ナイス・ガイズ!」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2016年アメリカ映画 監督シェーン・ブラック ネタバレあり 「リーサル・ウェポン」(1987年)で一躍脚本家として知られるようになったシェーン・ブラックの共同脚本・監督作品だから、世間はどうしても「リーサル・ウェポン」と比較したがるが、僕はやはりハードボイルド映画をバディものの形式で作ったとこ…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

映画評「女が眠る時」

☆☆★(5点/10点満点中) 2016年日本映画 監督ウェイン・ワン ネタバレあり 小説家が主人公もしくは準主人公のミステリーもしくはミステリー風ドラマは、入れ子構造と思って解釈すると解りやすくなることが多い。「スモーク」という秀作を20年ほど前に発表したウェイン・ワンがスペインの作家ハビエル・マリアスの短編を映画化した本作も…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

映画評「白い闇の女」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2016年アメリカ映画 監督ブライアン・デキュペリス ネタバレあり コリン・ハリスンのハードボイルド・ミステリー「マンハッタン夜想曲」を日本初登場のブライアン・デキュベリスが脚色し映画化。 ハードボイルドだが、私立探偵ではなく新聞記者エイドリアン・ブロディが主人公。実際には探偵よろしく、雇い…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「将軍たちの夜」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1967年イギリス=フランス合作映画 監督アナトール・リトヴァク ネタバレあり 好きな人は好きであろう、埋もれた秀作である。多分3回目の鑑賞。 1942年ナチス占領下のワルシャワで、娼婦が殺される。ナチスの憲兵オマー・シャリフが捜査をした結果、同地にいる3人の将軍、即ち、司令部のチャール…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

映画評「金田一少年の事件簿 上海魚人伝説」

☆☆(4点/10点満点中) 1997年日本映画 監督・堤幸彦 ネタバレあり 天樹征丸(物語)・さとうふみや(絵)を原作とする人気TVドラマ・シリーズの映画版で、監督はシリーズでも一部を担当していた堤幸彦。題名だけは知っていたが、TVシリーズは全く見ておらず、今回が初めて。 金田一耕助の孫である高校生・金田一一(堂本剛)が…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男」

☆☆★(5点/10点満点中) 2016年アメリカ映画 監督アンディー・ゴダード 重要なネタバレあり アメリカでの評判の悪さは知っていたが、パトリシア・ハイスミスの小説「妻を殺したかった男」の映画化と知って観ることにした。半世紀以上前に映画化された最初の映画化であるフランス版は日本には輸入されていない。 小説も書いている建…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

映画評「探偵ミタライの事件簿 星籠の海」

☆☆★(5点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・和泉聖治 ネタバレあり 島田荘司の小説を「相棒」シリーズなどで知られる和泉聖治が映画化したミステリー。 とにかく、ミステリー映画は一時期を別にすると、作られていそうでそう作られていないので、出来栄えに関係なく観たい気にさせられる。最近邦画にミステリー映画が増加気味な…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

映画評「ミュージアム」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・大友啓史 ネタバレあり 巴亮介という漫画家の作品を大友啓史が映画化した連続殺人もの。 「猟奇的な殺人を繰り返す」というAllcinemaの説明は実は日本語として変なのである。「猟奇」に「残虐」の意味がないことを無視しても、猟奇という現象は継続性・連続性がないことには…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

映画評「そして誰もいなくなった」(1945年版)

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1945年アメリカ映画 監督ルネ・クレール ネタバレあり ミステリー・ファンなら誰もが知るアガサ・クリスティーの傑作クローズド・サークルものの最初の映画化。アメリカに避難していたルネ・クレールが映画化したものだが、僕はIPが製作の30年後に日本で初公開させた時に観て、大いに堪能した。 ある…
トラックバック:2
コメント:2

続きを読むread more

映画評「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」

☆☆(4点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・金子修介 ネタバレあり 昨年「秘密 THE TOP SECRET」と相前後して公開されたらしい。片やデジタル的、こちらはアナログ的な、残留思念もので、好一対である。しかし、残念ながら、どちらも出来栄えは大したことはない。 ピアノ・コンクールで優勝を目指す高校生・杉咲花…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

映画評「ジャングル・ブック」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2016年アメリカ=イギリス合作映画 監督ジョン・ファヴロー ネタバレあり ラドヤード・キップリングのお馴染みの連作短編小説集の何度目かの映画化。オオカミに育てられた人間の少年モーグリの出て来るものだけを集めた編集版を一昨年読んだばかりなので、記憶も新しくなかなか楽しめた。 少年モーグリ(…
トラックバック:4
コメント:6

続きを読むread more