テーマ:ミステリー/冒険

映画評「金田一少年の事件簿 上海魚人伝説」

☆☆(4点/10点満点中) 1997年日本映画 監督・堤幸彦 ネタバレあり 天樹征丸(物語)・さとうふみや(絵)を原作とする人気TVドラマ・シリーズの映画版で、監督はシリーズでも一部を担当していた堤幸彦。題名だけは知っていたが、TVシリーズは全く見ておらず、今回が初めて。 金田一耕助の孫である高校生・金田一一(堂本剛)が…
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映画評「ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男」

☆☆★(5点/10点満点中) 2016年アメリカ映画 監督アンディー・ゴダード 重要なネタバレあり アメリカでの評判の悪さは知っていたが、パトリシア・ハイスミスの小説「妻を殺したかった男」の映画化と知って観ることにした。半世紀以上前に映画化された最初の映画化であるフランス版は日本には輸入されていない。 小説も書いている建…
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映画評「探偵ミタライの事件簿 星籠の海」

☆☆★(5点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・和泉聖治 ネタバレあり 島田荘司の小説を「相棒」シリーズなどで知られる和泉聖治が映画化したミステリー。 とにかく、ミステリー映画は一時期を別にすると、作られていそうでそう作られていないので、出来栄えに関係なく観たい気にさせられる。最近邦画にミステリー映画が増加気味な…
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映画評「ミュージアム」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・大友啓史 ネタバレあり 巴亮介という漫画家の作品を大友啓史が映画化した連続殺人もの。 「猟奇的な殺人を繰り返す」というAllcinemaの説明は実は日本語として変なのである。「猟奇」に「残虐」の意味がないことを無視しても、猟奇という現象は継続性・連続性がないことには…
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映画評「そして誰もいなくなった」(1945年版)

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1945年アメリカ映画 監督ルネ・クレール ネタバレあり ミステリー・ファンなら誰もが知るアガサ・クリスティーの傑作クローズド・サークルものの最初の映画化。アメリカに避難していたルネ・クレールが映画化したものだが、僕はIPが製作の30年後に日本で初公開させた時に観て、大いに堪能した。 ある…
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映画評「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」

☆☆(4点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・金子修介 ネタバレあり 昨年「秘密 THE TOP SECRET」と相前後して公開されたらしい。片やデジタル的、こちらはアナログ的な、残留思念もので、好一対である。しかし、残念ながら、どちらも出来栄えは大したことはない。 ピアノ・コンクールで優勝を目指す高校生・杉咲花…
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映画評「ジャングル・ブック」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2016年アメリカ=イギリス合作映画 監督ジョン・ファヴロー ネタバレあり ラドヤード・キップリングのお馴染みの連作短編小説集の何度目かの映画化。オオカミに育てられた人間の少年モーグリの出て来るものだけを集めた編集版を一昨年読んだばかりなので、記憶も新しくなかなか楽しめた。 少年モーグリ(…
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映画評「シークレット・アイズ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2015年アメリカ=イギリス=スペイン=南ア合作映画 監督ビリー・レイ ネタバレあり 2008年のアルゼンチン映画「瞳の奥の秘密」の映画評で、“そして、またアメリカがリメイクを作る”と予言した通りにリメイクされたアメリカ映画(合作)。しかし、主人公が作家であるという設定が変わっていたことと、耽美…
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映画評「ダーク・プレイス」

☆☆★(5点/10点満点中) 2015年イギリス=フランス=アメリカ合作映画 監督ジル・パケ=ブランネール ネタバレあり ブラック・コメディーとして楽しめた「ゴーン・ガール」の原作者ギリアン・フリンの小説を、ユダヤ人狩りの後日談を描いた秀作「サラの鍵」の監督ジル・パケ=ブランネールが映画化した準ミステリーだが、案外パッとしない…
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映画評「独立愚連隊」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1959年日本映画 監督・岡本喜八 ネタバレあり 黒澤明から理屈っぽい部分を除いたのが岡本喜八と言えば、当たらずと雖も遠からず、なのではあるまいか。 昭和19年、北支戦線の将軍廟という町に、従軍記者を名乗る佐藤允が現れ、中国系の従軍慰安婦と心中した見習士官の死を調べ始める。事故で頭のおかし…
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映画評「インフェルノ」(2016年)

☆☆☆(6点/10点満点中) 2016年アメリカ=ハンガリー合作映画 監督ロン・ハワード 重要なネタバレあり ダン・ブラウンのラングトン教授シリーズ(?)の映画化第3弾。監督は第1作からロン・ハワードのまま。 頭を負傷した教授(トム・ハンクス)がフィレンツェの病院で目覚め、一時的な健忘症で記憶がはっきりしない中、警官の恰…
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映画評「料理長(シェフ)殿、ご用心!」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1978年アメリカ=イギリス=フランス=西ドイツ合作映画 監督テッド・コッチェフ ネタバレあり 主治医に減量しないと死んでしまうと脅されている料理評論家のロバート・モーリーが、自ら発行する料理雑誌で料理長(シェフ)ベスト4を発表する。在英の仏人ジャン=ピエール・カッセル、仏人フィリップ・ノワレ、…
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映画評「ハイヒールを履いた女」

☆☆★(5点/10点満点中) 2012年イギリス=ドイツ=フランス合作映画 監督バーナビー・サウスコーム ネタバレあり シャーロット・ランプリングの息子バーナビー・サウスコームが母親を主演に作った日本未公開のフィルム・ノワール。原作はエルザ・リューインのミステリー「私はアンナ」。 娘と孫のいる老婦人シャーロット・ランプリ…
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映画評「砂上の法廷」

☆☆★(5点/10点満点中) 2016年アメリカ映画 監督コートニー・ハント ネタバレあり 「フローズン・リバー」でなかなか感心させられた女流監督コートニー・ハントの新作だが、全くの空振り。但し、悪いのは彼女ではなく、脚本を書いたニコラス・カザンである。 傲岸な大物弁護士ジム・ベルーシを殺したカドで、弁護士志願の高校生の…
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映画評「心霊ドクターと消された記憶」

☆☆★(5点/10点満点中) 2015年オーストラリア=イギリス=アラブ首長国連邦合作映画 監督マイケル・ペトローニ ネタバレあり 「ハリー・ポッター」以来この手の「~と~」という邦題が増えたのが気に入らない。それ以前に、オカルト・ホラー様式のミステリーであるから、内容をかなり教え、しかも、不的確なこの邦題には些か問題がある。…
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映画評「特捜部Q キジ殺し」

☆☆★(5点/10点満点中) 2014年デンマーク=ドイツ=スウェーデン合作映画 監督ミケル・ノルガード ネタバレあり デンマーク版「相棒」として楽しんだ刑事ミステリー第2弾。出来栄えは大して変わらないような気がするが、新味がなくなったことと、過去とのスイッチバックがややうるさい感じがするので、採点的にはかなり低く抑えた。 …
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映画評「リオの男」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1964年フランス=イタリア合作映画 監督フィリップ・ド・ブロカ ネタバレあり ジャン=ポール・ベルモンド主演作に「リオの男」「カトマンズの男」「タヒチの男」「コニャックの男」という作品群がある。日本では「男」シリーズみたいな感じに仕立てられたが、このうち本当のシリーズと言えるのは二本だけ。さて…
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映画評「ソロモンの偽証 後篇・裁判」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2015年日本映画 監督・成島出 ネタバレあり いよいよ後篇。 前篇の段階である程度の勘を持っている方なら、本後篇が明らかにする“事件”そのものの決着について想像がつくであろう。虐められていた女生徒(石井杏奈)が虐めていた男子生徒(清水尋也)を告発するのだから、その事件性については【推して…
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映画評「ソロモンの偽証 前篇・事件」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2015年日本映画 監督・成島出 ネタバレあり 三国連太郎、高原里絵(深津絵里の旧芸名)と同じく、デビュー作の役名を芸名にした新人・藤野涼子は、蒼井優にかなり似ている。教師となった現在の彼女に尾野真千子が扮しているが、蒼井優のほうがベターだったかもしれない。蒼井嬢ではもっと陰湿になってしまうか。 …
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映画評「白ゆき姫殺人事件」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2014年日本映画 監督・中村義洋 ネタバレあり 湊かなえの小説は、映画化作品から判断する限り、毒もあるが後味も悪い、という感じであるが、本作は伊坂幸太郎の映画化の多い中村義洋監督が担当したせいだろうか、毒がありかつ後味の悪くない映像化作品になっている。これは取柄と言うべきであろう。 今年…
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映画評「白い沈黙」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2014年カナダ映画 監督アトム・エゴヤン ネタバレあり アトム・エゴヤン監督の作品は少年殺人ミステリー「デビルズ・ノット」も少女誘拐ミステリーの本作もなかなか面白いのに評価が低い。時系列をいじりすぎて解りにくいところがあるからだろうかと推察してみるが、どうも解らない。  酷評している或るサイ…
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映画評「名探偵ポワロ:アクロイド殺人事件」

☆☆★(5点/10点満点中) 2000年イギリス=アメリカ合作映画 監督アンドリュー・グリーヴ ネタバレあり 「『シックス・センス』は映画における『アクロイド殺人事件』である」と言ったら、以心伝心、NHKがそのご本家の映像版を放映してくれた。1989年から2013年まで英国でシリーズ化されたエルキュール・ポワロものの一本。これ…
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映画評「死への逃避行」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1983年フランス映画 監督クロード・ミレール ネタバレあり 観たような記憶もあるがはっきりしなかった。どちらにしても、若きイザベル・アジャーニが出るなら観ておいて損はないだろうと思って見始め、全然思い起こすところがないので「初見だったか」と見終えて、IMDbに投票しようと訪れてみたら採点済み。何…
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映画評「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2015年イギリス映画 監督ダグラス・マッキノン ネタバレあり 日本では映画館でも観られたらしい(つい3か月ほど前)が、実は人気TVシリーズ「シャーロック」のスペシャル版。興味はあったものの、TVシリーズは未だ観ていない。本作を見る前に何かで読んで初めて知ったことに、TVシリーズは現在が舞台なのだ…
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映画評「トラッシュ!-この街が輝く日まで-」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2014年イギリス=ブラジル合作映画 監督スティーヴン・ダルドリー ネタバレあり 最近僕が読む欧米の児童文学は戦前の古いものが多いため、子供が正義感をもって行動する作品が目立つ。映画化された本作を観る限り、アンディ・マリガンという人の書いた原作の児童文学もその伝統を踏襲している感じである。 …
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映画評「わたしは目撃者」

☆☆★(5点/10点満点中) 1971年イタリア=フランス=西ドイツ合作 監督ダリオ・アルジェント ネタバレあり ダリオ・アルジェントは初期にはミステリー寄りであったらしく、第1作の「歓びの毒牙」に続いてかなり本格的なミステリーである。  右脳人間さんに評判がよろしい映像派のアルジェントは、左脳人間らしく論理的に整合性のある…
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映画評「歓びの毒牙」

☆☆★(5点/10点満点中) 1970年イタリア=西ドイツ合作映画 監督ダリオ・アルジェント ネタバレあり 【毒牙】と書いて【きば】と読ませる。 ショートショートSFで有名なフレドリック・ブラウンのミステリーを改変して作り上げたダリオ・アルジェントの監督デビュー作。一部でマニアックな人気を誇るホラー映画監督であるが、僕は…
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映画評「ハタリ!」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1961年アメリカ映画 監督ハワード・ホークス ネタバレあり 中学から大学にかけて民放TVで二度、社会人になってBSで完全版を一度観ている。西部劇の快作「リオ・ブラボー」(1959年)をそのままアフリカに移したようなハワード・ホークスの豪快冒険映画である。 サバンナで顧客の注文に応じて動物…
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映画評「特捜部Q 檻の中の女」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2013年デンマーク=スウェーデン=ドイツ=ノルウェー合作映画 監督ミケル・ノルガード ネタバレあり 「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」の映画化もあって近年北欧ミステリーが注目されている。実は1970年代にもちょっとしたブームがあって「マシンガン・パニック」や「刑事マルティン・ベック」といっ…
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映画評「シャーロック・ホームズの冒険」(1970年)

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1970年イギリス映画 監督ビリー・ワイルダー ネタバレあり シャーロック・ホームズの贋作で一番好きな映画作品は「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」(1976年)で、ビリー・ワイルダーが洒脱に作り上げた本作がそれに次ぐ。最初に観たのはTVであるが、映画館でも観ている。今回は3回目か4回目になる…
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