テーマ:アクション

映画評「赤い荒野」

☆☆(4点/10点満点中) 1961年日本映画 監督・野口博志 ネタバレあり 「シェーン」(1953年)に心酔した日本の映画人は多い。山田洋次の「遥かなる山の呼び声」(1980年)は上手く現代日本を舞台に換骨奪胎した秀作だったが、日活アクション映画には「シェーン」を模倣した作品が何本もある。宍戸錠主演の本作も正にそうした一本で…
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映画評「イップ・マン 誕生」

☆★(3点/10点満点中) 2010年香港映画 監督ハーマン・ヤウ ネタバレあり 「イップ・マン 序章」よりももっと若い時代のイップ・マン(葉問)の半生を描いたカンフー映画で、ドラマ性を高めた「新少林寺」や「レジェンド・オブ・フィスト」よりぐっとカンフー映画らしい場面が多い、というよりネガティヴな意味で1970年代の作品のよう…
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映画評「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」

☆☆(4点/10点満点中) 2010年中国映画 監督アンドリュー・ラウ ネタバレあり 途中を端折れば「ドラゴン怒りの鉄拳」(1971年)の最後で日本警察の中に飛び込んで行ったブルース・リー(役名チェン・ジェン)が実は死んでいなくて、第一次大戦中の欧州で戦役労働者として活躍した後その最中に死んだ別人に成り済まし、各国が租界として…
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映画評「黒い賭博師」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1965年日本映画 監督・中平康 ネタバレあり 当初観る予定に入れていなかったが、中平康が監督と知って急遽観ることにした。 ギャンブラーの小林旭がカード賭博で美人・富士真奈美と組む小池朝雄に勝ち、小池の命を受けた富士女史につけまわされる一方、国際賭博団の一員の中国人・高橋昌也に命を狙われてい…
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映画評「新少林寺/SHAOLIN」

☆☆★(5点/10点満点中) 2011年香港=中国合作映画 監督ベニー・チャン ネタバレあり リー・リン・チェイ(ジェット・リー)の出世作「少林寺」が公開されて来月で丁度30年。光陰矢の如しでありますが、本作は同作の続編にもリメイクにもあらず。 辛亥革命により清朝は滅びたものの軍閥が覇権を争う時代となり、少林寺がひもじい…
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映画評「ドライブ・アングリー」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2011年アメリカ映画 監督パトリック・ルシエ ネタバレあり 今回は物語から。 ニコラス・ケイジが娘を殺して孫を奪ったカルト教団から孫を奪還する旅の途中、恋人に殴打されるウェイトレスのアンバー・ハードを救い、彼女と共に教団のある目的地を目指す。  その間に教主ビリー・バークに刺客を次々と派…
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映画評「孫文の義士団」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2009年香港=中国映画 監督テディ・チャン ネタバレあり 先月観た「孫文-100年先を見た男-」はロマンスの側面から孫文を描いていたが、こちらは辛亥革命成功五年前に賛同者たちが孫文を守る姿を描いたアクション映画である。 1906年、前年日本で中国同盟会を結成した孫文が各地の代表と蜂起の計画…
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映画評「グリーン・ホーネット」

☆☆★(5点/10点満点中) 2010年アメリカ映画 監督ミシェル・ゴンドリー ネタバレあり 日本ではブルース・リーが有名になってからその若き日の主演TVシリーズとして認知した人が多く、恐らく実物をリアルタイムで観た人はそれほどいないのではないかと思う。ジョージ・W・トレンドルが書いたラジオ脚本は1930年代というから相当古い…
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映画評「あしたのジョー」

☆☆★(5点/10点満点中) 2011年日本映画 監督・曽利文彦 ネタバレあり 昭和40年代半ばTVアニメでも人気を博した、ご存知梶原一騎、ちばてつやの有名コミックの二度目の実写映画化で、「ピンポン」でスポーツ映画に実績のある曽利文彦がメガフォンを取った。昭和20年代後半から30年代生まれの人なら知らない人は殆どいないだろうと…
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映画評「イップ・マン 葉問」

☆☆★(5点/10点満点中) 2010年香港映画 監督ウィルスン・イップ ネタバレあり 「序章」の続編であるが、日本ではこちらのほうが先に公開され、続編の客入り次第で正編を公開するという公約から、結果的に正編も公開に至ったらしい。僕は作られた順番通りに観たから逆に観た人とは評価が少し違うかもしれないが、基本的に前作を戦中の仏山…
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映画評「イップ・マン 序章」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2008年香港映画 監督ウィルスン・イップ ネタバレあり ブルース・リーの師匠だった詠春拳のイップ・マン(葉問)の伝記映画だが、彼の人生の前半を描く本作は殆どフィクションらしく、お話はブルース・リーの「怒りの鉄拳」を換骨奪胎した様な感じ。 1930年代、武道が盛んな仏山、裕福な家庭で詠春拳を…
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映画評「マチェーテ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2010年アメリカ映画 監督ロバート・ロドリゲス、イーサン・マニキス ネタバレあり 人を食った二本立て映画「グラインドハウス」の中で予告編として紹介された架空の映画「マチェーテ」をロバート・ロドリゲスがイーサン・マニキスと共同で実際の長編映画として完成させたバイオレンス・アクション。 メキ…
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映画評「キック・アス」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2010年アメリカ映画 監督マシュー・ヴォーン ネタバレあり 近年大量に作られ過ぎてヒーローものにはゲップが出そうな感じになっている。本作などアングルが面白くて楽しめる出来映えになっているとは言え、だからこそTVではなく映画では1970年代から90年代にかけてのようにたまに作られる方が有難さも手…
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映画評「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2010年アメリカ映画 監督ジョー・カーナハン ネタバレあり 観たことはないが「特攻野郎Aチーム」という題名はよく憶えている。1980年代の人気TVアクション・シリーズだ。 とにかくアメリカ映画界は新規のネタを考え出すより早いというのでリメイクやシリーズに頼り切り、時にこうした古めのTVシリ…
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映画評「ベスト・キッド」(2010年版)

☆☆☆(6点/10点満点中) 2010年アメリカ=中国映画 監督ハラルド・ズワルト ネタバレあり 1984年にジョン・G・アヴィルドセンがご機嫌な出来映えに仕上げた同名青春スポーツ映画のリメイク。 背景が日本から中国に変わったのがこの四半世紀の間に国の勢いが変わったことを強く感じさせ、かなり複雑な心境ではあります。 …
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映画評「特命係長 只野仁 最後の劇場版」

☆☆(4点/10点満点中) 2008年日本映画 監督・植田尚 ネタバレあり 先日観たジャッキー・チェン主演「ダブル・ミッション」に似て、冴えない男とやり手の秘密社員(一種のエージェント)という二つの顔を持つ男のお話で、時々目にした(「報道ステーション」の後文字通り目にしただけで、最後まで観たためしはない)朝日放送系列のTVコメ…
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映画評「エクスペンダブルズ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2010年アメリカ映画 監督シルヴェスター・スタローン ネタバレあり シルヴェスター・スタローン、ジェイスン・ステイサム、ジェット・リーらから成る傭兵チームがソマリアで人質救出作戦を成功させた後、南米の島国の独裁者を抹殺する仕事の視察に赴くが、CIAが絡む難儀な仕事と知ってご遠慮申し上げることにす…
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喪中映画評「沈黙の鉄拳」

☆☆(4点/10点満点中) 2009年アメリカ映画 監督キオニ・ワックスマン ネタバレあり 現在喪中であります。喪失感以上に罪悪感に苦しめられております。為に理解もままならない状態で鑑賞したり、頭が整理できないまま書いたものは“喪中映画評”というタイトルとし、他の映画評とは区別することに致しました。そんな状態で映画評などと称す…
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映画評「TEKKEN 鉄拳」

☆★(3点/10点満点中) 2009年アメリカ映画 監督ドワイト・H・リトル ネタバレあり ゲームの映画化ということだが、とにかくこの類のゲームは一切興味がなくやったことがないので、存在すら知らなかった。 企業が世界を席巻する近未来のアメリカが舞台で、若者(ジョン・フー)が母親を殺した企業の経営者(ケイリー=ヒロユキ…
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映画評「マッハ!弐」

☆☆(4点/10点満点中) 2008年タイ映画 監督トニー・ジャー、パンナ・リットグライ ネタバレあり スコタイ王朝とアユタヤ王朝という名称は高校で世界史を真面目に勉強した諸氏には懐かしいのではないだろうか。 15世紀、スコタイ王朝に従属する一国の王子である主人公ティン(成人後トニー・ジャー)がアユタヤ王朝の伸張に乗…
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映画評「96時間」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2008年フランス映画 監督ピエール・モレル ネタバレあり 製作者・脚本家としてのリュック・ベッソンはアメリカ映画に近付け(映画の多様性という観点において)フランス映画をつまらなくした張本人だが、製作と共同脚本を担当した本作くらい楽しませてくれれば誉めたくなる。 元CIA秘密工作員リー…
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映画評「THE MYTH 神話」(BS朝日放映版)

☆☆☆(6点/10点満点中) 2005年香港=中国映画 監督スタンリー・トン ネタバレあり ジャッキー・チェン扮する秦の将軍が皇帝の后に迎えた朝鮮の王女キム・ヒソンを奪還に現れた朝鮮軍から守る為に八面六臂の大活躍、と思ったらこれは現代に生きる考古学者ジャック(チェン二役)が繰り返し観る夢。 というところから始まる冒険…
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映画評「アルティメット2」

☆☆★(5点/10点満点中) 2009年フランス映画 監督パトリック・アレサンドラン ネタバレあり またまた続編でございます。フランスはハリウッドに比べればリメイクやシリーズが少ないが、最近は多少増えている。アイデア貧国アメリカのようにならないことを切に祈ります。 前作で前科者ダヴィッド・ベルと共にパリを爆発の危機から救…
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映画評「ワイルド・スピード MAX」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2009年アメリカ映画 監督ジャスティン・リン ネタバレあり シリーズ第4弾。 米国の当局から追われドミニカで強奪を繰り返していた凄腕ドライバー、ヴィン・ディーゼルがいよいよここも危ないと察してパナマに逃げるが、妹ジョーダナ・ブルースターから恋人ミシェル・ロドリゲスが麻薬組織に殺されたことを…
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映画評「トランスポーター3 アンリミテッド」

☆☆★(5点/10点満点中) 2008年フランス=アメリカ映画 監督オリヴィエ・メガトン ネタバレあり リュック・ベッソン製作・脚本による人気シリーズ第3弾。 物凄い運転テクニックを持つ運び屋ジェースン・ステーサムが悪党一味に襲撃されて昏睡中に変なブレスレットを嵌められ、同じブレスレットを嵌められたウクライナ女性ナターリ…
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映画評「拳精」

☆☆(4点/10点満点中) 1978年香港映画 監督ロー・ウェイ ネタバレあり 日本で公開されたジャッキー・チェン主演映画は大体観ているが、これは未鑑賞だった。 少林寺から人を死に至らしめる“七死拳”秘伝書が忍者みたいな黒装束の男に奪われる。やがて各拳法の実力者が次々と殺されるという事件が発生、遂に少林寺でも殺人が起る。…
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映画評「メキシコ無宿」

☆★(3点/10点満点中) 1962年日本映画 監督・蔵原惟繕 ネタバレあり 「眠狂四郎」シリーズの仕事が印象に残る脚本家(後に作家に転身)星川清司の書き下ろした日本製西部劇だが、メキシコが主な舞台だから無国籍アクションという印象は薄い。 危険業の宍戸錠が、殺人の疑いを掛けられて日本に逃げた挙句に帰国する費用を盗まれ…
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映画評「紅の銃帯(ガンベルト)」

☆☆★(5点/10点満点中) 1961年日本映画 監督・小杉勇 ネタバレあり 去る二月に赤木圭一郎の特集を組んだWOWOWが今度は宍戸錠の日活アクション特集を組んだ。今のところ4本を観る予定。これは1950年代の西部劇をそのまま現代日本で展開させた所謂無国籍アクションである。 信越の山地で、エースのジョー(宍戸)が鉱…
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映画評「GOEMON」

☆☆(4点/10点満点中) 2009年日本映画 監督・紀里谷和明 ネタバレあり 観念的な台詞のオンパレードにうんざりさせられた「CASSHERN」に続く紀里谷和明の長編第2作。 安土桃山時代の有名な泥棒・石川五右衛門を元忍びという設定にして(その類の説あり)、忍びの側から忍びや庶民の犠牲に立脚する天下取りの実像を浮き彫り…
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映画評「DRAGONBALL EVOLUTION」

☆(2点/10点満点中) 2009年アメリカ映画 監督ジェームズ・ウォン ネタバレあり “日本が世界に誇る鳥山明の人気コミックをハリウッドが映画化”・・・と言っても僕は原作については題名以外殆ど何も知らないから、その点での失望はなかった。 先日の「ヤッターマン」どころか、「南総里見八犬伝」の昔から散り散りになった何かを探…
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