テーマ:ホラー映画

映画評「犬神の悪霊」

☆☆★(5点/10点満点中) 1977年日本映画 監督・伊藤俊也 ネタバレあり “悪霊”と書いて“たたり”と読ませるらしい。日本映画初のオカルト・ホラーなどと書かれているが、「四谷怪談」など幽霊映画はオカルトじゃよ。 題名からすぐに思い起こす、前年に作られた「犬神家の一族」からミステリー色を薄めたと思えば当たらずと雖も遠…
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映画評「悪魔スヴェンガリ」

☆☆★(5点/10点満点中) 1931年アメリカ映画 監督アーチー・メイヨ ネタバレあり ダフネ・デュ・モーリアの祖父ジョージ・ルイ・デュ・モーリアの小説「トリルビー」の何度目かの映画化。映画の誕生と共に作られた人気作で、トーキーではこれが初めてと思う。戦後では「魔人スヴァンガリ」(1954年)という邦題になった作品が我が邦に…
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映画評「アス」

☆☆★(5点/10点満点中) 2020年アメリカ映画 監督ジョーダン・ピール 重要なネタバレあり。未鑑賞の方は要注意デス。 デビュー作の「ゲット・アウト」が当たったジョーダン・ピール監督の第2弾。一度当ててしまうと次作のハードルが高くなって大概の監督が苦労するのだが、さてピール監督の首尾はどうか?  少女時代遊園地でドッ…
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映画評「女吸血鬼」

☆☆★(5点/10点満点中) 1959年日本映画 監督・中川信夫 ネタバレあり タイトルは客寄せの為のインチキで、女吸血鬼なるものは出て来ない。女性の血だけを吸う偏った吸血鬼(西洋のものも何故か圧倒的に女性が吸われる)が出て来るだけである。 新聞記者の和田桂之助が婚約者の池内淳子の誕生日祝いの為に、その父親たる科学者中村…
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映画評「事故物件 恐い間取り」

☆★(3点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・中田秀夫 ネタバレあり 題名に興味が湧いたので観てみたが、お粗末にすぎる。松原タニシという芸人の体験(を記したノンフィクション)を映画化したホラー映画。  ホラーに実績のある中田秀夫が監督をしたのにこの出来栄えでは誠にがっかりさせられる。割合好評なallcinemaの投稿…
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映画評「ミッドサマー」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年アメリカ=スウェーデン合作映画 監督アリ・ラスター ネタバレあり まだるっこいながらも「ローズマリーの赤ちゃん」(1968年)を継承するオカルト・ホラーとして面白味を見せた「ヘレディタリー/継承」を作ったアリ・ラスターの新作は、またホラー映画である。 両親が精神不安定の妹との無理心…
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映画評「ペット・セメタリー」(2019年版)

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年アメリカ=カナダ合作映画 監督ケヴィン・ケルシュ、デニス・ウィドマイヤー ネタバレあり 1989年に映画化されたスティーヴ・キングの同名ホラー小説の再映画化版でござる。30年ぶりのリメイクなので製作スパンとしは適当かもしれない。前回の内容の記憶が甚だ怪しいが、それほど大きな変更はないと思…
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映画評「犬鳴村」

☆☆(4点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・清水崇 ネタバレあり 清水崇監督の新作ホラー。 現在使われていない犬鳴トンネルというのが福岡県にあり、心霊スポットして知られ、幾つかの都市伝説があるようである。その都市伝説を基に案出されたお話らしい。 まず、若いカップル坂東龍汰と大谷凛香がその伝説を確認しようと…
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映画評「ドクター・スリープ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年イギリス=アメリカ合作映画 監督マイク・フラナガン ネタバレあり 「シャイニング」の続編としてスティーヴン・キングが書いた作品の映画化。従って、映画「シャイニング」(1980年)の続編にも当たるが、こちらはホラー映画というより超能力者VSヴァンパイアの図式で進行する一種のサスペンス風味…
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映画評「オーメン」(1976年版)

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1976年イギリス=アメリカ合作映画 監督リチャード・ドナー ネタバレあり 2006年製作のリメイクを翌年に観ているが、こちらのオリジナルは40年ぶりくらいの再鑑賞。物語は殆ど違わないので、配役だけ変えたコピペで参りましょう。 米国外交官グレゴリー・ペックの妻リー・レミックがローマのカトリ…
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映画評「クロール-狂暴領域-」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年アメリカ=カナダ=セルビア合作映画 監督アレクサンドル・アジャ ネタバレあり WOWOWは韓国サスペンス特集とか、ホラー映画特集と銘打って放映するのだが、僕には逆効果で、単独でやってくれれば観るのもあるだろうに、特集で組まれるとassorted(詰め合わせ)のように感じられて特集自体を無…
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映画評「IT/イット THE END ”それ”が見えたら、終わり。」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年アメリカ=カナダ合作映画 監督アンディ・ムスキエッティ ネタバレあり スティーヴン・キング原作の大作ホラーの続編。 前作から27年後すっかり大人になった“ルーザーズ・クラブ”の7人組(ジェシカ・チャステイン、ジェームズ・マカヴォイ、他)が、再び故郷の街に現れたピエロ“ベニーワイズ”…
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映画評「ガール・イン・ザ・ミラー」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年カナダ=アメリカ合作映画 監督アサフ・バーンスタイン ネタバレあり 昔から二重人格ものは様々なヴァリエーションで作られてきた。例えば、「ジキル博士とハイド氏」に代表される純二重人格系列、サイレント映画「プラーグの大学生」(1913年/1926年)に代表されるドッペルゲンガーもの、等々であ…
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映画評「ピアッシング」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督ニコラス・ペッシェ ネタバレあり 村上龍の同名小説をアメリカのニコラス・ペッシェという監督が映画化したサイコ映画である。 恐らく子供の時の体験が基で自分の赤子をアイスピックで刺したいという欲求を持ち始めた青年クリストファー・アボットが、妻ララ・コスアと相談の上、娼…
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映画評「シャイニング」(1980年版)

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1980年アメリカ=イギリス合作映画 監督スタンリー・キューブリック ネタバレあり スティーヴン・キングのホラー小説をスタンリー・キューブリックが映画化。ホラー映画は昔から良くてB級、通常はC級といった低予算の作品ばかりの中、A級映画だったので、映画館まで観に行ったです。それ以来38年ぶりの鑑賞…
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映画評「来る」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・中島哲也 ネタバレあり 澤村伊智というホラー作家の小説「ぼぎわんが、来る」を中島哲也監督が映画化。全体としては、日本の「エクソシスト」である。 ブログで子煩悩ぶり、イクメンぶりを発揮していた秀樹(妻夫木聡)が、子供時代に知り合いの少女に言われた恐ろしい霊的存在が遂に…
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映画評「クワイエット・プレイス」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督ジョン・クラシンスキー ネタバレあり 廃墟となって品物だけが残された店。その中で家族と思われる5人の男女が手が足音を立てぬよう歩き、話で会話をしている。何事なのか。やがて店や家々に貼られている新聞や張り紙により、隕石と共に地球に辿り着いた視覚のないエイリアンが音を頼りに…
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映画評「ゴースト・ストーリーズ~英国幽霊奇談~」

☆☆(4点/10点満点中) 2017年イギリス映画 監督ジェレミー・ダイスン、アンディ・ナイマン 重要なネタバレあり。鑑賞予定の方は読まない方が無難。 邦題が少し面白そうな雰囲気を醸し出していること、舞台の映画化ということに興味を覚えて観てみる。 英国版大槻教授ことグッドマン教授(アンディ・ナイマン)がインチキ超常現象を…
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映画評「ヘレディタリー/継承」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督アリ・アスター 重要なネタバレあり ホラー映画は資金が少なくても済む場合が多く昨今は色々と作られているが、優れた面白いものになかなか当たらないので観ずに済ますことが多くなった。本作は無条件に観る【W座からの招待状】で紹介される作品だから観た次第。結論から言えばまずまずし…
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映画評「HOUSE/ハウス」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1977年日本映画 監督・大林宣彦 ネタバレあり 大林宣彦のメジャー映画デビュー作で、40年ぶりくらいの再鑑賞。 夏休み。仲良し女子高生7人が、映画音楽作曲家の娘・池上季実子の伯母・南田洋子が住む古い屋敷に行くことになる。彼女の亡き母親も少女時代に住んでいた実家である。しかし、行かず後家の…
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映画評「累ーかさねー」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・佐藤祐市 ネタバレあり 松浦だるまという漫画家のコミックの映画化であるそうだが、作者はちょっとした文芸ファンのようですな。「累」というのは実は日本の怪談の定番で、本作とは直接関係はないものの、明らかに関連性はある。関連性に触れる前に少し梗概をば。 12年前に亡くなっ…
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映画評「マッド・ダディ」

☆☆(4点/10点満点中) 2017年アメリカ=イギリス合作映画 監督ブライアン・テイラー ネタバレあり ニコラス・ケイジ主演映画シリーズ第3弾はホラー映画。お話の新味という点では一番であるが、行動原理や行動心理学という観点を全く無視しているので、それほど高く評価できない。 高校生の娘アン・ウィンターズ、小学高学年の息子…
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映画評「不能犯」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・白石晃士 ネタバレあり 同名のコミック(物語:宮月新、画:神崎裕也)を映画化。映画サイトにはサスペンスとあるが、一種のホラーと言って良い。 電話ボックスに殺人の依頼を書いたメモを貼り付けると、それを実行してくれる男がいる。自称・宇相吹正(松坂桃李)である。しかし、依…
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映画評「アンセイン~狂気の真実~」

☆☆(4点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督スティーヴン・ソダーバーグ ネタバレあり 一向に観る気を起こさない安っぽい邦題なので不安を覚えつつ、それほど信用は出来ないが一応名前の知られたスティーヴン・ソダーバーグが監督をしているので観てみたら、案の定未公開でした。 ご存知のように、saneの否定形はinsan…
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映画評「ウィッチ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2015年アメリカ=イギリス=カナダ合作映画 監督ロバート・エガーズ ネタバレあり 17世紀清教徒が移住して出来た入植地ニュー・イングランド(米国北東部)の狂信をテーマにした有名な作品に、アーサー・ミラーが書いた戯曲「るつぼ」がある。「サレムの魔女」(1956年)や「クルーシブル」(1996年)と…
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映画評「ザ・リング/リバース」

☆☆(4点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督F・ハビエル・グティエレス ネタバレあり 今さらジロー、もう少し難しい言葉で言えば“証文の出し遅れ”で余り感興も湧かないけれど、日本発ホラー映画のアメリカ版第3弾ということで、これまで通りお付き合いすることにした。 基本的には日本版と同じで、貞子に相当するサマラとい…
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映画評「IT/イット“それ”が見えたら、終わり。」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年アメリカ=カナダ合作映画 監督アンディ・ムスキエッティ ネタバレあり 僕はWOWOW開局と共に見始めた人間で、その翌年くらいにスティーヴン・キング原作のTV映画(ミニ・シリーズ)「イット」が放映されたように記憶している。しかし、ミニ・シリーズを観るほど暇ではなかったので、見なかった。それ…
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映画評「こどもつかい」

☆★(3点/10点満点中) 2017年日本映画 監督・清水崇 ネタバレあり 清水崇は我が群馬県出身なのでご贔屓にしたいが、できない。世評の良かったビデオ版「呪怨」は連作二本を一本として評価すれば、怖いだけにホラー映画として悪くない評価は出来たかもしれないが、実際には一本ごとに評価、ドラマツルギー的に全くまとまっていなかった為に…
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映画評「グリーンルーム」

☆☆(4点/10点満点中) 2015年アメリカ映画 監督ジェレミー・ソルニエ ネタバレあり 「ブルー・リベンジ」という注目すべき暴力映画の小品を作った新鋭ジェレミー・ソルニエが、やはり暴力をテーマに作ったホラー映画である。 全く売れないし、大物になる気もなさそうなパンク・ロック・バンドが、知り合いのツテでネオナチの巣窟で…
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映画評「オペラ座/血の喝采」

☆☆★(5点/10点満点中) 1987年イタリア映画 監督ダリオ・アルジェント ネタバレあり 一部でダリオ・アルジェントが好きではないかという憶測がなされている僕であるが、映画文法的に映画を見て評価する傾向がある僕には不満が多いのが彼に関する実際。  本作は、20年前に本邦で公開されたものより11分ほど長い完全版で、日本公開…
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