テーマ:恋愛/青春

映画評「咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A」

☆☆(4点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・小沼雄一 ネタバレあり 麻雀は全く解らないので、この第二弾は観るつもりはなかったのだが、第一作との作り方の差などを見たいと思い、つい観てしまった。しかし、前作より麻雀の対決シーンが多く、為に人間劇としての部分が希薄になっているので、相当退屈した。映画としての作り方がどうのこ…
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映画評「咲-Saki-」

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年日本映画 監督・小沼雄一 ネタバレあり 既になくなったネットのクイズに出て来て憶えたコミック(作:小林立)の映画化。少女が麻雀をするというのが多少珍しいと思っていたので、麻雀は全く解らないものの観てみた。 麻雀が高校野球のように全国的なスポーツとなった架空の日本。インターハイの麻雀…
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映画評「ジョジョ・ラビット」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年アメリカ=ニュージーランド=チェコ合作映画 監督タイカ・ワイティティ ネタバレあり ナチスによるユダヤ人差別を主題ではなく、主題を描く為のツールとした思春期映画である。 ドイツ敗退も近い第二次大戦末期の頃、反ナチ運動をしているロージー(スカーレット・ヨハンソン)の10歳になる息子…
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映画評「ブックスマート 卒業前夜のパーティデビュー」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督オリヴィア・ワイルド ネタバレあり こういう調子の良いおバカ系コメディーがアメリカの現実をどの程度を反映しているか、全く違う文化圏に過ごしている僕らには解らないところがあるので、個人的にはその “おバカ” な部分が引っかかって余りゴキゲンになれない。僕の、常識に縛られが…
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映画評「his」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・今泉力哉 ネタバレあり 欧米では1960年代後半以降同性愛を主題にした作品が少なからず作られてきたのに対し、日本では圧倒的に少ない。男性の同性愛については「ブロークバック・マウンテン」(2005年)という決定的秀作があるが、本作は、競争相手が少ないとは言え、邦画の決定打に…
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映画評「忘れじの面影」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1948年アメリカ映画 監督マックス・オフュールス ネタバレあり 例によって、期間限定アマゾン・プライム会員特典により無償鑑賞。段々残り日数が少なくなってきたが、ダウンロードで鑑賞する手も残っている(少し嫌な感じがあってダウンロードは未だ一度も試みていない。ダウンロードしたことある人、アドバイス…
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映画評「スタートアップ・ガールズ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・池田千尋 ネタバレあり 2020年の「朝まで生テレビ!」はコロナばかりだったが、それまで一年に一度くらい日本国の経済を経営サイドの見地から話し合う回があり、IT産業と若手の起業が絡み合って語られることが多かった。 本作は丁度その部分をテーマにした内容で、コメディー仕…
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映画評「旅愁」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1950年アメリカ映画 監督ウィリアム・ディターレ ネタバレあり 45年くらい前に地上波の吹替えで観て以来の再鑑賞。序盤の観光場面以外はすっかり忘れている。例によってプライムビデオだが、画質はS-VHSに劣るレベル。アップは良いがロングショットは些か辛い。それでも僕はこの映画をライブラリーに持っ…
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映画評「mellow」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・今泉力哉 ネタバレあり 今泉力哉監督は、初めて観た「愛がなんだ」がとにかくエリック・ロメールのようだったので、以来ロメール度を測って見るようになってしまった。今回は「愛がなんだ」程ではないが、「アイネクライネナハトムジーク」よりはロメールっぽい。時に「ストレンジャー・ザ…
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映画評「ラストレター」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・岩井俊二 ネタバレあり 「Love Letter」(1995年)でも我々ロマンティストを感激させた岩井俊二監督が、似た趣向を以ってまたも感激させてくれた。大衆的だが通俗に陥っていない。ロマンティックだが甘すぎない。この手をお話を作る時の岩井監督は好きである。 男女…
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映画評「アイネクライネナハトムジーク」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・今泉力哉 ネタバレあり 夏に三浦春馬が自死してから初めて彼の主演映画を鑑賞する。僕は映画の中味にしか興味がないからどんなことがあったかまるで知らないが、勿体ないことをしたと思う。 さて、本作は、十日前に「愛がなんだ」がまるでエリック・ロメールのように感じて俄然興味を…
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映画評「愛がなんだ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・今泉力哉 ネタバレあり 「八日目の蝉」の印象が強い角田光代だが、悲劇的で波乱万丈な同作と打って変わって劇的なことは何も起こらない恋愛小説の映画版である。 OLテルコ(岸井ゆきの)は、結婚式の二次会で知り合った雑誌関係者(?)のマモル(成田凌)に惚れている。相手は彼…
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映画評「芳華-Youth-」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年中国映画 監督フォン・シャオガン ネタバレあり 文化大革命終盤の頃、多分1975年くらいから始まるお話で、解放軍の中にある文芸工作団(略して文工団)に関わる若い男女の青春模様を描いている。中国で大ヒットしたそうである。 この映画に関して政治のアングルから強く否定している人はやや誤解…
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映画評「宮本から君へ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・真利子哲也 ネタバレあり 一切読んだことがないと言っても良いくらいコミックには縁がないので、新井英樹によるこのコミックは名前すら知らない。 Wikipedia に当たったところ、真利子哲也監督が同じキャストで、原作の前半部分をTVで、(TVでやるには憚れる描写の多い)後…
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映画評「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2017年日本映画 監督・石井裕也 ネタバレあり 最果タヒという女性詩人の詩集の映画化という変わり種だが、勿論叙事詩でもない詩集から映画ができるわけもなく、脚本を書いた石井裕也監督が、その詩編を生かして拵えた一種の恋愛映画である。 ガールズ・バーにも勤める看護婦・石橋静河が、優等生だったが…
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映画評「荒野にて」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2017年イギリス映画 監督アンドリュー・ヘイ ネタバレあり ウィリー・ブローティンなる作家の映画化ということだが、後半の正統的なロード・ムービーぶりが気に入った。 不倫相手の暴力夫に襲われて父親を失った15歳の少年チャーリー(チャーリー・プラマー)が、その直前から手伝っていた厩舎に寝泊ま…
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映画評「僕たちは希望という名の列車に乗った」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2018年ドイツ映画 監督ラース・クラウメ ネタバレあり 昨年から続く香港でのデモを思い起こさざるを得ない。実話もの。 1956年の東ドイツ。高校生テオ(レオナルド・シャイヒャー)とクルト(トム・グラメンツ)が墓参と称して西ベルリンへ行く列車に乗る。勿論事前のチェックがある。実際に墓参した…
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映画評「うちの執事が言うことには」

☆★(3点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・久万真路 ネタバレあり 若手アイドルが主演する映画は避けることが多いが、主演者への偏見ではなく、アウトライン等で紹介される内容が空疎に見えるからである。  本作は、ミステリー(原作:高里椎奈)という単語に釣られて観たものの、103分の上映時間の間に目を引くところが一瞬もな…
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映画評「恋の凱歌」(1933年)

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1933年アメリカ映画 監督ルーベン・マムーリアン ネタバレあり 戦前日本を含め世界的に人気のあったドイツの作家ヘルマン・ズーデルマン(最近はズーダーマンの表記が多い)の小説の何度目かの映画化だが、当時の映画ファンにおかれてはマレーネ・ディートリッヒが、ジョゼフ・フォン・スタンバーグ以外の監督作…
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映画評「蜜蜂と遠雷」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・石川慶 ネタバレあり 恩田陸の原作がベストセラーで、比較的有名な俳優を集めながら、王道の作り方を避けたところが実に良い。 クラシック音楽のコンペティションに臨む複数の出場者に焦点を当てた作品にその名も「コンペティション」(1980年)というアメリカの秀作があるが、…
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映画評「悲しみよこんにちは」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1958年アメリカ=イギリス合作映画 監督オットー・プレミンジャー ネタバレあり 半世紀前僕が新潮文庫や角川文庫で内外の小説を読み漁っていた頃、日本の石坂洋次郎とフランスのフランソワーズ・サガンは大人気で、大量に文庫化されていた(が、僕は読まなかった)。それから数十年が過ぎ、そろそろこの手の作品も…
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映画評「ウィーアーリトルゾンビーズ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・長久允 ネタバレあり 基本的にもう見ないことにしているゾンビ映画かと思ったが、今まで放映してきた作品は全部見て来た【W座からの招待状】の作品なので、観ないわけにはいかぬ。しかも、ゾンビは全く関係なく、誠に有難い。 バス事故、ガス爆発、自殺、殺人で両親を失った4人の中…
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映画評「HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督イライジャ・バイナム ネタバレあり 現在の邦画青春映画にはどうも感興が湧かないが、ぐっと複雑な様相を示すことの多い欧米の青春映画には捨てがたいものがまだまだある。 1991年(大きなハリケーン禍があった年)。父親が亡くなった喪失感から抜け出さず、母親にフロリダ州?…
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映画評「シナラ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1932年アメリカ映画 監督キング・ヴィダー ネタバレあり 昨日に続いて再鑑賞だが、これもまた前回いつ観たのか憶えていない。年は取りたくないものですな。 ロンドン。中年弁護士ロナルド・コールマンが、愛妻ケイ・フランシスが妹とヴェニスに旅行に出た後、悪友ヘンリー・スティーヴンスンに誘われて出…
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映画評「ダメージ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1992年イギリス=フランス合作映画 監督ルイ・マル ネタバレあり 純恋愛映画は論理的だから書きやすいが、愛欲ドラマは大概非論理的だからなかなかに書きにくい。左脳人間の僕は、だから、四半世紀くらい前に観た時も映画評はテキトーに誤魔化したような気がする。今回もピンと来たとは言えないが、前回より面白…
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映画評「パリに見出されたピアニスト」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年フランス=ベルギー合作映画 監督ルドヴィク・ベルナール ネタバレあり コンセルヴァトワールのディレクターであるランベール・ウィルソンは、駅でピアノを弾く窃盗少年ジュール・ベンシェトリに天才を感じ取り、彼が窃盗容疑で社会奉仕を命じられたのに乗じて、学校の掃除をする前に練習することを命じ、特…
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映画評「いちごの唄」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・菅原伸太郎 ネタバレあり 僕の調べる限り【キネマ旬報】の2019年度ベスト10選出で1点も入っていないが、なかなか爽やかでなかなか好感を覚える青春映画である。銀杏BOYZというパンク・バンドの歌詞を基にTV界でお馴染みの脚本家・岡田惠和が書いた小説を、岡田自ら脚色し、やは…
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映画評「(ハル)」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1996年日本映画 監督・森田芳光 ネタバレあり 森田芳光監督は、「家族ゲーム」「それから」と秀作を続けて発表したが、個人的に、「そろばんずく」から不調に陥り余り期待できなくなっていたところ、この「(ハル)」で10年ぶりに復活した、という印象を覚えさせた。 日本にパソコンが定着し始めた頃の…
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映画評「COLD WAR あの歌、2つの心」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2018年ポーランド=イギリス=フランス合作映画 監督パヴェウ・パヴリコフスキ ネタバレあり 2018年度アカデミー外国語映画賞などにノミネートされたポーランドの恋愛映画。戦後、とは言え冷戦の対立構造の内に腐れ縁を余儀なくされる男女の恋愛推移を描いたポーランド版「浮雲」である。  「浮雲」では…
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映画評「モーガン夫人の秘密」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年イギリス=アメリカ=ドイツ合作映画 監督ジェームズ・ケント ネタバレあり 日本劇場未公開作と事前に知っていたが、キーラ・ナイトリーというスター女優の主演する映画ならつまらなくても“まあよろし”というつもりで観てみた。原作は英国の小説家リディアン・ブルック。 ドイツ降伏のおよそ一年半…
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