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映画評「俺たちに明日はない」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1967年アメリカ映画 監督アーサー・ペン ネタバレあり 1973年リバイバルの時に映画館で観た。それ以来10年に一度くらいは観ているので今回が4回目か5回目になると思う。それでも細かいところは色々と忘れているもので、結構新鮮な気持ちで楽しめる。しかし、ブログ開始後14年経つ今日まで扱ってい…
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映画評「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2017年フランス=中国=ベルギー=ドイツ=アラブ首長国連邦=アメリカ合作映画 監督リュック・ベッソン ネタバレあり フランスの古典的コミック(作:ピエール・クリスタン、画:ジャン=クロード・メジエール)をリュック・ベッソンが映像化したなどと言ってもピンと来ないが、原作は「スター・ウォーズ」にも…
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映画評「エヴァ」

☆☆(4点/10点満点中) 2017年フランス=ベルギー合作映画 監督ブノワ・ジャコー ネタバレあり イザベル・ユペールが主演なので観てみたが、失望した。ブノワ・ジャコーの作品で面白いものに当たった例(ためし)がない。  どこかで触れたお話と思いつつ結局しかと掴めなかったのだが、IMDbで原作がジェイムズ・ハドリー・チェイス…
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映画評「イコライザー2」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督アントワーヌ・フークア ネタバレあり 前作ではホームセンター従業員だった元CIAエージェントのデンゼル・ワシントンが、今度はハイヤー運転手として世直しの為に悪党どもを瞬殺(殺さない場合もありますが)するサスペンス系アクション第二弾。 そんなワシントン氏がトルコにま…
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映画評「海と毒薬」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1986年日本映画 監督・熊井啓 ネタバレあり およそ30年ぶりの再鑑賞。遠藤周作の原作はそれより10年くらい前に読んでいた。原作は戦中に起きた九州大学生体解剖事件に取材しているが、人物配置はフィクショナル。テーマは人間の“罪と罰”である。 1945年の九州。大学の医学部長の地位を巡って第…
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映画評「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督クレイグ・ギレスビー ネタバレあり 僕は世界の強豪が集まるオリンピックの大ファンである。最近でこそ各競技の世界選手権がTVでも放映される機会が増えたとは言え、オリンピックでしか見られない競技・種目は依然多く、そうしたスポーツが見られるのが何より楽しみなのだ。  昨年の…
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映画評「悦楽の貴婦人」

☆☆★(5点/10点満点中) 1977年イタリア映画 監督マルコ・ヴィカリオ ネタバレあり 「黄金の七人」シリーズで知られる監督マルコ・ヴィカリオ監督としては「ああ情熱」(1973年)の姉妹編のような内容で、日本では劇場未公開。邦題から期待されるほどのエロ系映画ではない。 19世紀末くらいのイタリア。酒を売るなどしている…
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映画評「女は二度決断する」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年ドイツ=フランス=イタリア合作映画 監督ファティ・アキン ネタバレあり ファティ・アキンというトルコ系ドイツ人監督は、2007年の「そして、私たちは愛に帰る」が素晴らしかった。この作は共通する部分の多い内容であるが、前述作に比べると作劇的に繊細さを欠く。 純粋ドイツ人の美人ダイアン…
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映画評「ウインド・リバー」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2017年アメリカ=カナダ=イギリス合作映画 監督テイラー・シェリダン ネタバレあり 雪に蔽われた土地でお話が展開する映画は、その寒そうな様子故に、厳粛な思いにかられ作品まで引き締まっているように感じる。近年僕が高く評価する映画は、温暖な地域や季節を舞台にした作品より寒冷地の作品のほうが多いので…
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映画評「エンド・オブ・キングダム」

☆☆★(5点/10点満点中) 2016年アメリカ=イギリス=ブルガリア合作映画 監督ババク・ナジャフィ ネタバレあり 本作で主役を演じているGerard Butlerを日本では何故かジェラルド・バトラーと表記する。ラテン系やドイツ系でなく英国系民族であれば ar は通常アーと表記するのが少なくとも戦後の習慣だが、思うに、Ger…
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映画評「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・李闘士男 ネタバレあり ハンドルネームK.Kajunskyなる人物が【Yahoo!知恵袋】に投稿した質問が発展して映画にまでなった。「電車男」より珍なる経緯と言うべし。 40歳くらいのサラリーマン安田顕が帰宅すると、一回り年下くらいの妻・榮倉奈々が口から血を出して倒…
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映画評「インクレディブル・ファミリー」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督ブラッド・バード ネタバレあり 昨日の「デスノート」は10年ぶりだったが、こちらは14年ぶりの続編。キャラクター描写のバランスが取れかつ多様性があり、主題展開において夾雑物がないため純度が高く大いに買った第一作に比べても殆ど遜色がない。ブラッド・バードという人は“良い…
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映画評「オーシャンズ8」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督ゲイリー・ロス ネタバレあり 「オーシャンズ11」シリーズは10年ほど前に終わったが、女性版として復活した。 ヒロインはオーシャンの妹という設定のサンドラ・ブロック(役名デビー)。組んだ画商リチャード・アーミテージにはめられて詐欺罪で臭い飯を食うことになった彼女が…
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映画評「アンセイン~狂気の真実~」

☆☆(4点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督スティーヴン・ソダーバーグ ネタバレあり 一向に観る気を起こさない安っぽい邦題なので不安を覚えつつ、それほど信用は出来ないが一応名前の知られたスティーヴン・ソダーバーグが監督をしているので観てみたら、案の定未公開でした。 ご存知のように、saneの否定形はinsan…
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映画評「アポロンの地獄」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1967年イタリア映画 監督ピエル・パオロ・パゾリーニ ネタバレあり 現存する古代ギリシャ喜劇・悲劇は殆ど読んでいる。本作はソフォクレスの悲劇「オイディプス王」をピエル・パオロ・パゾリーニが映画化した野心作。前半は神話・伝説からの内容に則り、後半の4割はほぼ原作通りの内容である。 僕は3…
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映画評「ウィッチ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2015年アメリカ=イギリス=カナダ合作映画 監督ロバート・エガーズ ネタバレあり 17世紀清教徒が移住して出来た入植地ニュー・イングランド(米国北東部)の狂信をテーマにした有名な作品に、アーサー・ミラーが書いた戯曲「るつぼ」がある。「サレムの魔女」(1956年)や「クルーシブル」(1996年)と…
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映画評「OVER DRIVE」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・羽住英一郎 ネタバレあり 昔は地上波でF1やル・マンの中継あり、或いは衛星放送でラリー、ロードレース(オートバイ)、モトクロスなどの試合が放映されていたので、時間のない中よく観たものである。そうした放送がどんどんなくなり、僕のレース熱もすっかり冷えてしまったが、映画でレー…
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映画評「エマニエル夫人」

☆☆(4点/10点満点中) 1974年フランス映画 監督ジュスト・ジャカン ネタバレあり 僕が十代半ばの時に世代を超えて話題になったソフト・ポルノ。ソフト・ポルノでも“成人映画”(現在のXレイト)だったのであの時代でもさすがに僕ら少年は観られなかった。クラスメートがフランス語の主題歌を適当に聞き取って“こんな風に歌うんだよ”と…
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映画評「相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人! 特命係最後の決断」

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年日本映画 監督・橋本一 ネタバレあり TVシリーズ「相棒」はレギュラー放送のほうが滋味があって好みで、最近は半ば“ながら”とは言え、ほぼ忘れずに見ている。スペシャルや劇場版は風呂敷を広げ過ぎて破綻すること少なくなく余り褒めたことはないが、それでも杉下右京の天才ぶりは嫌いではないので、毎回…
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映画評「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ ネタバレあり シリーズ第3作。ふーむ、IMDb投票結果で現状60位と大好評だが、僕は全く気に入らない。第一作の密度に全く及ばないのだ。 色々なグループが様々な場所で種々のことを繰り広げるので、細かく書いたら切りがないので、基幹の…
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映画評「悪と仮面のルール」

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年日本映画 監督・中村哲平 ネタバレあり 若い時に芥川賞を受賞した中村文則のミステリー・サスペンス小説の映画化。英訳により海外でも評判になった作品だそうだが、映画版は余り芳しくない。 久喜財閥の末っ子・文宏は、一家の男子に脈々と伝わる“邪”の精神を断ち切り、養女である同年輩の香織を護…
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映画評「アバウト・レイ 16歳の決断」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2015年アメリカ映画 監督ギャビー・デラル ネタバレあり 正月新年の挨拶に来た義兄から“LGBTの映画が増えているんじゃないか?”と訊かれたので、“洋画では(同性愛に関する映画は)1970年代から80年代にかけて一番作られたと思う”と答えて“但し”と言おうとしたところで中座せざるを得なくなった。…
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映画評「女の一生」(2018年)

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年フランス=ベルギー合作映画 監督ステファヌ・ブリゼ ネタバレあり ギ・ド・モーパッサンは僕の好きな作家で、「女の一生」は高校生の時に読み、マリア・シェルがヒロインを演じた同名映画(1958年)は40年くらい前大学生の時に観た。大昔のことでお話は殆ど忘れていたが、本作を観るうち特に後半に入…
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映画評「オリーブの樹は呼んでいる」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2016年スペイン=ドイツ合作映画 監督イシアル・ボジャイン ネタバレあり 家の経済事情を優先して、老父マヌエル・クカラの大事にしていた樹齢2000年のオリーブの樹を長男ミゲル・アンヘル・アルドレンが売ってしまった過去がある一家。その為に老人は口も利かない痴呆状態に陥っている。  彼の娘アンナ・…
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映画評「オリバー!」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1968年イギリス映画 監督キャロル・リード ネタバレあり チャールズ・ディケンズの名作「オリヴァ―・ツイスト」のミュージカル映画化で、キャロル・リードが監督というのは畑違いの勘が強いが、何故かアカデミー監督賞と作品賞などを獲ってしまった。1968年のライバル作品も弱く無かったろうに、リード作品…
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映画評「永遠のジャンゴ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年フランス映画 監督エチエンヌ・コマール ネタバレあり ジプシー(最近はロマなどとぼかされることが多いが、映画の中でこの言葉が使われているのに倣って僕も使う。ロマはジプシーの一部にすぎないので、別の差別を発生させてしまう)出身でそれらしい野趣あふれるギター・テクニックとメロディーで知られる…
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映画評「犬ヶ島」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2018年アメリカ=ドイツ合作映画 監督ウェス・アンダースン ネタバレあり ウェス・アンダースンは実写よりアニメのほうが僕の肌に合う。独自の空間把握がアニメ、正確には本作のようなストップモーション・アニメのほうが合っているのかもしれない。 今から20年後くらいの日本が舞台。メガ崎市でドッグ…
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映画評「暁の用心棒」

☆☆(4点/10点満点中) 1966年イタリア=アメリカ合作映画 監督ルイジ・ヴァンツィ ネタバレあり 名前だけは辛うじて知っているトニー・アンソニーの実物を観るのは初めてと思う。彼はアメリカの俳優で、本作は珍しくもアメリカと合作したマカロニ・ウェスタン。先週観た「さすらいの一匹狼」と人物の配置等似ているところが多いものの、僕…
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映画評「アルカディア」

☆☆(4点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督ジャスティン・ベンスン、アーロン・ムーアヘッド ネタバレあり 日本では映画祭のみの公開なので、本邦劇場未公開扱いとする。 ジャスティン・ベンスンは、弟アーロン・ムーアヘッドに頼まれで、数年前に抜け出したカルト“アルカディア”のキャンプ地を訪れる。元々抜け切っていない…
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映画評「アズミ・ハルコは行方不明」

☆☆★(5点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・松居泰吾 ネタバレあり 原作者の山内マリコ女史は映画好きということだから、サスペンス映画「バニー・レークは行方不明」(1965年)を意識して付けたタイトルだろう。で、僕もどちらかと言えばあの映画のような内容を期待して観始めたのだが、全然違いましたがな。 認知症の祖母…
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