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映画評「パラダイス・ネクスト」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年日本≒台湾合作映画 監督・半野喜弘 ネタバレあり 監督をした半野喜弘は(映画)音楽家だそうである。脚本家や撮影監督から監督に進出する人は多いが、音楽家は珍しい。 台湾でヤクザの子分をしている豊川悦司の前に、よく喋る青年・妻夫木聡が現れる。豊川の知り合いである女性を毒殺した後、それを…
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映画評「ホテル・アルテミス」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年イギリス=アメリカ合作映画 監督ドリュー・ピアース ネタバレあり 殺し屋専門のホテルが出て来る映画「ジョン・ウィック」があり、殺し屋後調達の料理店を扱った邦画「Diner ダイナー」があるかと思えば、本作は殺し屋専門の病院が舞台である。いずれも会員制で、本作の場合は病院内の殺しは厳禁とい…
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映画評「パリに見出されたピアニスト」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年フランス=ベルギー合作映画 監督ルドヴィク・ベルナール ネタバレあり コンセルヴァトワールのディレクターであるランベール・ウィルソンは、駅でピアノを弾く窃盗少年ジュール・ベンシェトリに天才を感じ取り、彼が窃盗容疑で社会奉仕を命じられたのに乗じて、学校の掃除をする前に練習することを命じ、特…
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映画評「パリの家族たち」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2018年フランス映画 監督マリー=カスティーユ・マンション=シャール ネタバレあり 「奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ」の女性監督マリー=カスティーユ・マンション=シャールが母親をテーマに、母の日を核に、綴る群像劇。 女性大統領となったオドレイ・フルーロは政治と生まれたばかりの子育ての狭間で…
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映画評「ハンナとその姉妹」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1986年アメリカ映画 監督ウッディー・アレン ネタバレあり 大体95分くらいにまとめるウッディー・アレンとしては少し長い107分の上映時間。扱う主要人物の多さがやや上映が時間が長くなった理由だが、誠に充実した出来栄え。アレンの“喜劇”の中では一番の傑作とずっと思っている。30年以上前に映画館…
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映画評「(ハル)」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1996年日本映画 監督・森田芳光 ネタバレあり 森田芳光監督は、「家族ゲーム」「それから」と秀作を続けて発表したが、個人的に、「そろばんずく」から不調に陥り余り期待できなくなっていたところ、この「(ハル)」で10年ぶりに復活した、という印象を覚えさせた。 日本にパソコンが定着し始めた頃の…
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映画評「バーニング 劇場版」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年韓国映画 監督イ・チャンドン ネタバレあり イ・チャンドンは、キム・ギドクやパク・チャヌクと並んで僕が評価する韓国の監督である。  彼等は韓国大衆映画の基本スタンスであるギャグとシリアス性のギャップで見せる泥臭い手法を取らない。韓国人は一般人でも大袈裟な表現をするので、それで笑ってしま…
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映画評「ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊」

☆☆(4点/10点満点中) 1969年アメリカ=メキシコ合作映画 監督ダニエル・ファーランズ ネタバレあり 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の終盤と同工異曲の、伝記映画のWhat ifものである。 前述作では、チャールズ・マンソンが恨みを抱いた若手音楽プロデューサーのテリー・メルチャー(ドリス・デイの息子…
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映画評「初恋~お父さん、チビがいなくなりました」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・小林聖太郎 ネタバレあり 西炯子という女性は小説家かと思ったが、Wikipediaで調べたら漫画家だった。彼女のコミックを、刺激とは程遠い作品を得意とする小林聖太郎が映画化したホームドラマ。  僕らより一回りくらい上の老夫婦のお話だが、とても他人事とは思えず、胸に刺さる…
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映画評「バースデー・ワンダーランド」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・原恵一 ネタバレあり 児童文学者・柏葉幸子の作品「地下室からのふしぎな旅」のアニメ映画化で、すぐ隣にある異世界をテーマにしているところは「千と千尋の神隠し」に似ているが、かの作品はこの作者の作品に影響を受けて成り立ったらしい。なるほど。 小学高学年のアカネ(声:松岡…
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映画評「パンク侍、斬られて候」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・石井岳龍 ネタバレあり 本作は、いつの間にか名前が変わった元石井聰亙の石井岳龍が町田康の同名小説を映画化した作品だが、脚色を担当した宮藤官九郎の色が強い気がする。  一応江戸時代を舞台にしているのに、使われる言語は平成語というのが、お話以上に人を食っている。パンク・ロッ…
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映画評「ペガサス/飛馳人生」

☆☆(4点/10点満点中) 2019年中国映画 監督ハン・ハン ネタバレあり 中国製のラリー映画というのが珍しいので、観てみた。最近色々な国のレース映画が見られるが、アメリカ映画以外は認めるに値するものは殆どないので、怖いもの見たさということですじゃ。 「ワイルド・スピード」を地で行く交通法規違反をして5年間出場機会を失…
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映画評「ブレンダンとケルズの秘密」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2009年アイルランド=フランス=ベルギー合作映画 監督トム・ムーア ネタバレあり 2作目の「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」を観て、野趣と芸術性の高さに感心したアニメ映画監督トム・ムーアの映画デビュー作。 今回もまた極めてケルト伝説的内容で、9世紀のアイルランドが舞台。  ケルズとい…
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映画評「半世界」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・阪本順治 ネタバレあり 1990年代辺りから暫く自分探しの映画が多く作られたが、近年は自分の居場所探しのお話が多いような気がする。最近観た作品ではアメリカ映画「レディ・バード」がそうであり、阪本順治が監督した本作がそうである。 三重県は伊勢志摩。39歳の稲垣吾郎は、…
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映画評「ハート・オブ・マン」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督アダム・シャンクマン ネタバレあり 20年前に日本でも話題になり評価も高かった「ハート・オブ・ウーマン」の女性主人公版リメイクと聞き、観たわけだが、何と日本未公開でござった。  個人的にさほど買ったわけではない前作よりさらにぐっと出来栄えが落ちる。出来栄えより下ネタに…
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映画評「パウロ 愛と赦しの物語」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督アンドリュー・ハイアット ネタバレあり 紀元67年、皇帝ネロはローマ大火災を台頭著しいキリスト教徒、その首謀者をキリスト教使徒パウロ(ジェームズ・フォークナー)とし、斬首の判決を下す。市民の半数はネロが犯人であると思っている。  そんな中彼を慕うギリシャ人の医師ルカ(…
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映画評「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督マイケル・ショウォルター ネタバレあり クメイル・ナンジアニというコメディアンが夫人エミリー・V・ゴードンと自伝的脚本を書き、自ら演じたドラマである。 十数年前にパキスタンから家族と共にアメリカへ移住したクメイルは、厳格な両親に内緒でウーバーイーツの運転手をしな…
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映画評「ビリーブ 未来への大逆転」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年アメリカ=中国=カナダ合作映画 監督ミミ・レダー ネタバレあり アメリカ連邦最高裁の現役判事の一人ルース・ベイダー・キンズバーグの伝記映画である。  彼女はトランプが大統領になった直後引退が囁かれていた記憶があるが、Wikipediaによれば、トランプが大統領でいる間は辞められないと言…
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映画評「バーバラと心の巨人」

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年アメリカ=ベルギー=中国=イギリス合作映画 監督アナス・ヴァルター ネタバレあり ジョー・ケリー(作、恐らく)とケン・ニイムラ(画、恐らく)によるグラフィック・ノベルをデンマーク出身の監督アナス・ヴァルターが映画化したドラマ。  しかし、テーマやモチーフが2016年の「怪物はささやく」…
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映画評「バルバラ セーヌの黒いバラ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年フランス映画 監督マチュー・アマルリック ネタバレあり フランスの歌手の伝記映画と言えば、去年「ダリダ~甘い囁き~」を観た。解りやすいが、映画的には甚だ食い足りない凡作だった。  同じ伝記映画でも、こちらは全然違う。全く大衆向けの作り方ではないので、大多数の人は退屈すること必定。僕自身…
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映画評「ファントム・スレッド」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督ポール・トーマス・アンダースン ネタバレあり ポール・トーマス・アンダースン監督と言えば、記号を大量に使った「マグノリア」(1999年)のインパクトが強いが、この作品にもひねくれた面白さがある。 1950年代ロンドン。オートクチュール(仕立服)デザイナーのウッド…
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映画評「ピアッシング」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督ニコラス・ペッシェ ネタバレあり 村上龍の同名小説をアメリカのニコラス・ペッシェという監督が映画化したサイコ映画である。 恐らく子供の時の体験が基で自分の赤子をアイスピックで刺したいという欲求を持ち始めた青年クリストファー・アボットが、妻ララ・コスアと相談の上、娼…
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映画評「ファイナル・スコア」

☆☆(4点/10点満点中) 2018年イギリス映画 監督スコット・マン ネタバレあり 試合中のスタジアムでのテロを扱った作品に「パニック・イン・スタジアム」(1976年)がある。しかし、本作はかの作品と比較するより「ダイ・ハード」(1988年)のスタジアム版と言った方が感じが掴める。 旧ソ連の小国家(地図を見ると黒海沿岸…
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映画評「ベン・イズ・バック」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督ピーター・ヘッジズ ネタバレあり 告発映画としてきちんとしているが、映画としては潤いが不足気味で積極的には評価できない。一応お話をば。 クリスマス・イヴの日、薬物更生施設から若者ベン(ルーカス・ヘッジズ)が、母ホリー(ジュリア・ロバーツ)、妹アイヴィー(キャスリン…
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映画評「ボクは坊さん。」

☆☆★(5点/10点満点中) 2015年日本映画 監督・真壁幸紀 ネタバレあり 白川密成という若い僧侶がその奮闘を綴った随筆の映画化。こういうのは脚本家の腕が試される作品だが、上手く行った例は少ない。 四国八十八か所の一つに当たる永福寺。祖父の住職(品川徹)が遷化(他界)した為に急遽住職になった青年・進=光円(伊藤淳史)…
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映画評「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・大森立嗣 ネタバレあり 「君の膵臓をたべたい」のパクリみたいな題名だが、2015年発表の同作に対しこちらは2013年の発表なので、パクリがあるとしたら向うになるようだ。宮川サトシという漫画家のエッセイ漫画の映画化。エッセイだから実話ものということになる。 母親が死ん…
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映画評「ハンターキラー 潜航せよ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年アメリカ=イギリス=ロシア合作映画 監督ドノヴァン・マーシュ ネタバレあり アイデアがなかなか良い一種の戦争映画である。 ロシア近海で、アメリカの原子力潜水艦(以降、原潜)が攻撃されて行方不明になる。米国は、叩き上げの海男ジェラード・バトラーを原潜アーカンソーの艦長に招聘、捜索に当…
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映画評「100万ドルの血斗」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1971年アメリカ映画 監督ジョージ・シャーマン ネタバレあり 西部劇として良いか悪いかと言うより、1971年当時の西部劇をめぐる環境について語りたくなる映画として面白い。40年ぶりくらいの再鑑賞。 奥さんモーリン・オハラと喧嘩し家を飛び出して10年になろうかという牧場主ジョン・ウェインがい…
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映画評「バイス」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督アダム・マッケイ ネタバレあり 「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」は正攻法な実話ものだが、こちらは大変化球である。  あちらが純文学がお得意のジョー・ライト監督、こちらがコメディー畑のアダム・マッケイ監督という個性がそのまま反映されている。但し…
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映画評「パシフィック・リム:アップライジング」

☆☆(4点/10点満点中) 2018年アメリカ=イギリス=中国=日本合作映画 監督スティーヴン・S・デナイト ネタバレあり 怪獣映画と超合金ロボものを合わせた異世界生物侵略映画の第二弾。  怪獣映画には殆ど、超合金ロボものには全く興味がないもので(と前作の評で言ったところ信じて貰えなかった)、前作で示された設定を全く忘れてお…
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