テーマ:ドキュメンタリー

映画評「ぼけますから、よろしくお願いします。」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・信友直子 ネタバレあり WOWOWの【W座からの招待状】初めてのドキュメンタリー・・・ではなかろうか。余り確かではない。TVドキュメンタリーを再編集したものらしい。  TVディレクターの信友直子が、広島呉市に暮らす自身の両親を捉えた内容だが、こういうドキュメンタリーを…
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映画評「ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2020年アメリカ映画 監督スーザン・C・スティックラー ネタバレあり サーロー節子という女性は、2017年にICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)がノーベル平和賞を受賞した時に代表者としてメダルを受け取り、発言もしてニュースになったので、ご存知の方も多いだろう。 僕は、反戦主義者のくせに…
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映画評「i 新聞記者ドキュメント」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・森達也 ネタバレあり 劇映画「新聞記者」の原案になった著書を書いた東京新聞社会部記者・望月衣塑子が、安倍政権で発生した案件若しくはその政権下で起きた間接的事件を追及する様子を捉えた森達也監督のドキュメンタリーである。 森監督はオウム真理教信者に密着した「A」「A2…
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映画評「イメージの本」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年フランス=スイス合作映画 監督ジャン=リュック・ゴダール ネタバレあり 映画サイトには“異色作”とあるが、ジャン=リュック・ゴダールは1960年代後半からこんな作品ばかり作っているのだから、ちっとも異色作ではない。勿論ゴダールを初めて観る人には異色作だが、これを異色作と思うような人はまず…
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映画評「RBG 最強の85才」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督ジュリー・コーエン、ベッツィー・ウェスト ネタバレあり 三日前に観た「ビリーブ 未来への大逆転」の主人公である米国最高裁判事のルース・ベイダー・ギンズバーグに迫るドキュメンタリー映画である。きちんと作られてはいても近年の女性成功物語の型を出なかったかの作品より面白い。…
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映画評「東京パラリンピック 愛と栄光の祭典」

☆☆★(5点/10点満点中) 1965年日本映画 監督・渡辺公夫 ネタバレあり 新コロナ・ウィルスにより東京オリンピック以上に東京パラリンピックの開催が危惧されている。競技者に病気に弱い人々が含まれているからだ。ともかく、オリンピック共々、5か月後~半年後の楽しみに水をさされた形。つい先ほどバッハ会長が「東京オリンピックは絶対…
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映画評「フェリーニの道化師」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1970年イタリア映画 監督フェデリコ・フェリーニ ネタバレあり 生ブルーレイ・ディスクに収めるハイビジョン映画もあっという間に2000本を超えたが、最近がっかりしたことがある。恐らく7,8年前に買ったマクセルのカラー・ディスクに再生しない盤が多いことに気付いたのだ。  おかげで「自転車泥棒」…
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映画評「私は、マリア・カラス」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年フランス映画 監督トム・ヴォルフ ネタバレあり 僕は音楽なら何でも聴く。しかし、時間の関係もあってここ15年くらいのものは聞くことはあっても聴くことはない。カー・ステレオで最近聞いているCDは、エリック・サティ→エンニオ・モリコーネ→60年代のアニメ主題歌→キング・クリムゾン→マイルス・…
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映画評「アース:アメイジング・デイ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年イギリス=中国合作映画 監督リチャード・デイル、ピーター・ウェバー、ファン・リーシン ネタバレあり 子どもの頃から地図帳に続いて動物図鑑と鳥類図鑑を広げて観ることが多かった僕は、TVで「野生の王国」などの自然ドキュメンタリーをよく見ていた。この手は映画でも必ず観ている。 HD機材で…
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映画評「子どもが教えてくれたこと」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2016年フランス映画 監督アンヌ=ドフィーヌ・ジュリアン ネタバレあり 難病と闘う5人の子供達の生活を捉えたドキュメンタリー。 肺高血圧症という病気を患う紅一点アンブルちゃんは背中に補助器を背負って学園芝居に打ち込み、バドミントンも上手になりたいと思っている。神経芽腫を患うカミーユ君はよ…
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映画評「華氏119」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督マイケル・ムーア ネタバレあり マイケル・ムーア監督のドキュメンタリー。相変わらず作り方が巧い。 僕は文化的には保守で、個人主義者(厳密には、反全体主義であって、個人主義のマイナス面は認めがたい)である。従って、人権は大事にしないといけないという立場であるから、…
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映画評「ロマン・ポランスキー 初めての告白」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2011年イギリス=イタリア=ドイツ合作映画 監督ローラン・ブーズロー ネタバレあり 近年は一年に一本くらい映画監督の生涯や作品に関するドキュメンタリーが見られるが、作品としてそうスバ抜けたものは少ない。名匠・巨匠ともなるとその監督の作品を観た方が楽しめるというものだ。  しかし、本作が扱うロマ…
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映画評「ギミー・デンジャー」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2016年アメリカ映画 監督ジム・ジャームッシュ ネタバレあり 1960年代にガレージ・ロックと言われたジャンルの雄ザ・ストゥージズを歴史を綴るドキュメンタリーである。 若い頃馬鹿らしいまでにシンプルな「ノー・ファン」No Funだけ知っていたが、数年前にこの曲の入ったデビュー・アルバム「…
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映画評「不都合な真実2:放置された地球」

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督ボニー・コーエン、ジョン・シェンク ネタバレあり 前作の映画評でも申したように、小学生の時から僕は環境悪化について非常に心配し、自分で出来る限りのことはしてきた。ところが、僕がタクシー代りを務めている隣人は、夏でも雨戸を締め切ってエアコンをがんがん使い、冬は薄着でエアコ…
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映画評「グレート・ミュージアム ハプスブルク家からの招待状」

☆☆★(5点/10点満点中) 2014年オーストリア映画 監督ヨハネス・ホルツハウゼン ネタバレあり 美術館や博物館を扱うドキュメンタリーがぼつぼつ作られているが、二つのタイプに分けられる。  一つは「フィレンツェ、メディチ家の至宝 ウフィツィ美術館」のように徹底して美術品を見せるもの、“居ながら鑑賞”タイプである。もう一つ…
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映画評「レオナルド・ダ・ヴィンチ 愛と知の迷宮」

☆☆(4点/10点満点中) 2015年イタリア映画 監督ルカ・ルチーニ、ニコ・マラスピーナ ネタバレあり 「フィレンツェ、メディチ家の至宝 ウフィツィ美術館」と同じ趣向で作られた美術ドキュメンタリー。即ち、当時の人物を登場させて自伝を語らせ、そこに現代の批評家・キュレーター・歴史家の分析・解説を加え、美術品等を紹介する趣向であ…
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映画評「ヒッチコック/トリュフォー」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2015年アメリカ=フランス合作映画 監督ケント・ジョーンズ ネタバレあり 僕の映画好きは人後に落ちないと思うが、あくまで現物主義で、映画関連の本は余り読まない。そんな僕でも「映画術 ヒッチコック/トリュフォー」は買った。アルフレッド・ヒッチコックが好きで、その面白さがどこにあるか知りたかったか…
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映画評「海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2016年イタリア=フランス合作映画 監督ジャンフランコ・ロージ ネタバレあり 僕には余りピンと来なかったが母国で高く評価されたらしい「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」というドキュメンタリーを作ったジャンフランコ・ロージの新作ドキュメンタリーは、劇映画とドキュメンタリーという違いはあるが同国の「…
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映画評「サム・ペキンパー 情熱と美学」

☆☆★(5点/10点満点中) 2005年ドイツ映画 監督マイク・シーゲル ネタバレあり 近年映画関係のドキュメンタリーが目立つ。しかし、本作は、登場する俳優たちの年齢から言って撮影されたのは主に90年代と思われる。何故今頃なのかと思っていたら、作られたのが2005年で、日本での公開に時間がかかったにすぎなかった。加えて、この手…
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映画評「フィレンツェ、メディチ家の至宝 ウフィツィ美術館」

☆☆★(5点/10点満点中) 2015年イタリア映画 監督ルカ・ヴィオット ネタバレ余りなし 百科事典ジャポニカの「世界美術名宝事典」を眺めるのが子供時代に好きだった。だから、普通の人よりは美術に詳しいけれども、大して精通しているわけでもないので、本稿でもそこには触れないようにしよう。 本作は、ほぼ邦題通りの内容で、実際…
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映画評「あなた、その川を渡らないで」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2014年韓国映画 監督チン・モヨン ネタバレあり 2008年に作られた韓国のドキュメンタリー映画「牛の鈴音」は、僕が観たドキュメンタリーの中でも屈指の秀作だった。60年以上連れ添った老夫婦の愛情交換風景を捉えたものだ。本作も同工異曲で、こちらは結婚75年にならんとする夫婦を捉えている。 …
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映画評「AMY エイミー」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2015年イギリス=アメリカ映画 監督アシフ・カパディア ネタバレあり 2005年頃から新しい音楽を殆ど聴かなくなったので、エイミー・ワインハウスの名前は知らなかったが、彼女が死んだニュースは何かで読んだ記憶がある。ジャズ歌手だったのねえ。ジャズ歌手としてはビリー・ホリデイに近い感じ。ソングライ…
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映画評「シチズンフォー スノーデンの暴露」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 2014年アメリカ=ドイツ=イギリス合作映画 監督ローラ・ポイトラス ネタバレあり スノーデンは当初日本では完全に犯罪者扱いされた。かのリベラル(自由主義的)な「報道ステーション」でさえそうであった。1年後くらいにキャスターの古舘伊知郎氏が「我々は容疑者と呼んでいましたが、考え直さなければいけ…
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映画評「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2015年アメリカ映画 監督マイケル・ムーア ネタバレあり ドキュメンタリーの作家だからそうそう長編を発表するわけには行かないだろう。鑑賞ベースで6年半ぶりのマイケル・ムーアの作品である。 トランプが大統領になる以前からアメリカには「馬鹿な戦争をしてきた金がなくなった」という意識があるらし…
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映画評「シーズンズ 2万年の地球旅行」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2015年フランス=ドイツ合作映画 監督ジャック・ペラン、ジャック・クルーゾー ネタバレあり 人工的な映像はほぼないからドキュメンタリーの資格はあるが、それを自在に組合わせて文明を持った人間により地球がいかに変えられてきたかという歴史を見せるわけだから、劇映画と言えないこともない。余り例がなかった…
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映画評「大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院」

☆☆★(5点/10点満点中) 2005年フランス=スイス=ドイツ合作映画 監督フィリップ・グレーニング ネタバレあり ドキュメンタリーと記録映画は同義語であるが、敢えて分けて考えたい。自分の主張に沿わせるために内容を取捨選択して構成するのがドキュメンタリー、編輯はあるもののそこにあるものを記録し繋げていくものが記録映画という風…
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映画評「ロバート・アルトマン/ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2014年カナダ映画 監督ロン・マン ネタバレあり 日本ではロバート・アルトマンという表記が一般的であるが、僕は現地発音に従ってオルトマンと書く。本作の出演者の発音はオールトマンとオルトマンの間くらい、少なくともアルトマンではない。アルトマンと思って聞けばそう聞こえなくもないが、試験なら×を貰う。…
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映画評「ルック・オブ・サイレンス」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2014年デンマーク=インドネシア=フィンランド=ノルウェー=イギリス合作映画 監督ジョシュア・オッペンハイマー ネタバレあり 「アクト・オブ・キリング」はインドネシアのイメージを覆す衝撃のドキュメンタリーであった。劇映画「キリング・フィールド」(1984年)にも匹敵する新しい知識を僕に与えてく…
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映画評「ベニシアさんの四季の庭」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2013年日本映画 監督・菅原和彦 ネタバレあり 僕は映画、(おバカ系を除く)クイズ番組、スポーツ番組以外殆どTVを観ないわけだが、このベニシア・スタンリー=スミスさんという女性が出ていたNHKの番組は偶然一回観たことがあり、知っていた。その番組と関連するドキュメンタリー。 彼女は、上方から…
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映画評「ホドロフスキーのDUNE」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2013年フランス=アメリカ合作映画 監督フランク・パヴィッチ ネタバレあり デーヴィッド・リンチの「砂の惑星」(1984年)は案外面白く見た。世評がさんざんであることは後で知った。その原作であるフランク・ハーバートのSF小説を、映画館で観たカルト映画「エル・トポ」(1971年)「ホーリー・マウン…
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