テーマ:ドキュメンタリー

映画評「スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち」

☆☆★(5点/10点満点中) 2020年アメリカ映画 監督エイプリル・ライト ネタバレあり 映画の縁の下の力持ちを扱ったドキュメンタリー第二弾。 前回の音響関係者と違って画面には出て来るが、ある意味俳優の下に隠れてしまうかもしれないスタントマン、スタントウーマンの扱う。それも今回はスタントウーマンに絞っているので、自ずと…
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映画評「ようこそ映画音響の世界へ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督ミッジ・コスティン ネタバレあり 今月のWOWOWはヴェネツィア映画祭特集などで結構充実している(かつ長い作品が多い)ので、5本特集される映画絡みのドキュメンタリーを全部観るのはなかなか難しい状況なのだが、配信が残っていれば全部観ておきたい。 初日の本作は、縁の…
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映画評「デ・パルマ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2015年アメリカ映画 監督ノア・バウムバック、ジェイク・パルトロー ネタバレあり 映画監督をめぐるドキュメンタリーは近年なかなかに隆盛しているが、本作は映画のインタビュー・ドキュメンタリーとしては変わり種と言っても良いのかもしれない。  と言うのも、通常は他人が監督についてあれこれと語るのだが…
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映画評「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・田部井一真 ネタバレあり 5か月前にエミール・クストリッツァ監督「世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」を観ているので相当損をしている部分があるが、観ていない人には得るところが多いだろう。観ていても得るところと思われることを記してみる。 上述作でも…
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映画評「アイ・アム・タレント」

☆☆★(5点/10点満点中) 2016年南アフリカ=アメリカ合作映画 監督ナタリー・ジョンズ ネタバレあり スケート・ボードが本日初めてオリンピックに登場。今日は男子ストリートという種目が行われる。それを記念にて本稿をアップ(殆ど偶然だけれど)。 タレントというのは、文字通りタレント溢れるスケートボーダーの名前である。 …
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映画評「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・豊島圭介 ネタバレあり 昨年は三島由紀夫没後50年なのでもっと騒がれるかと思ったが、それほどでもなかったような気がする。しかし、こんな映画も紹介されていたのだ。【キネマ旬報】の文化映画ベスト10に選出されていたので題名は知っていた。プライムビデオ無料枠にあると、常連の浅…
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映画評「健さん」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・日比遊一 ネタバレあり 僕が映画ファンになり立ての1970年代初め、昼間よくTVで高倉健の任侠映画をやっていたが、当時は洋画オンリーの子供だったので殆ど観た記憶はない。「幸福の黄色いハンカチ」(1977年)を最初に観たのもTVで(後年名画座でも観る)、映画館で高倉健をき…
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映画評「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督フレデリック・ワイズマン ネタバレあり フレデリック・ワイズマンのドキュメンタリー再び。  一週間ほど前に観た「ボクシング・ジム」の倍以上に当たる205分という長尺で、前回はボクシング・ジム、今回は図書館ということで、内容的に違って来る部分も当然多いが、対象に対するア…
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映画評「ユンボギの日記」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1965年日本映画 監督・大島渚 ネタバレあり プライムビデオの大島渚作品はほぼ全て期限が終了してしまったが、この25分の短編ドキュメンタリー(厳密には映像詩と言うべきか?)は残っている。 イ・ユンボギという韓国に実在した少年の作文的な日記がベース。大島渚が韓国で撮ったスティル写真に、その…
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映画評「ボクシング・ジム」

☆☆★(5点/10点満点中) 2010年アメリカ映画 監督フレデリック・ワイズマン ネタバレあり フレデリック・ワイズマンは知る人ぞ知るドキュメンタリー映画の大御所で、マイケル・ムーアのように自分の方向性を定めて一種の脚本を作った上で主張に合わせて展開するタイプの作家ではなく極めて受動的、かつ、長い(大体3時間前後)ので観るチ…
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映画評「ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしの作り方」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督ジョン・チェスター ネタバレあり ドキュメンタリー映画。日本的大衆に向けたサブタイトルが煩いものの、内容は実に良い。 キリスト教的あるいはアメリカ的な考えの難を指摘する意見を読んだが、農場の経営者であり作者でもあるジョン・チェスターは既にその問題に気付いている。…
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映画評「21世紀の資本」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2018年フランス=ニュージーランド合作映画 監督ジャスティン・ペンバートン ネタバレあり 題名から解るように、数年前に日本でも相当話題になって経済学書にも拘らず売れに売れたトーマス・ピケティの「21世紀の資本」の映像版でござる。  従って、この本を読んでいる人は敢えて観るに及ばない。言い換え…
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映画評「世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年ウルグアイ=アルゼンチン=セルビア合作映画 監督エミール・クストリッツァ ネタバレあり アメリカや日本には共産主義に悪いイメージを持っている人が多い。 “持てる人” がそうなるのは解るが、貧民にも割合多いのは、一方で戦前の教育と、それを引きずって必要以上に左翼を監視する戦後の体制があり、…
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映画評「ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 2018年イギリス=ニュージーランド合作映画 監督ピーター・ジャクスン ネタバレあり ピーター・ジャクスン監督が、イギリス帝国戦争博物館に所蔵されていた第一次大戦西部戦線の映像をカラー化し音もつけて再編成した記録映画でござる。  映像にかぶる発言は、実際に出征した元兵士のものということである…
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映画評「パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2014年スペイン映画 監督クーロ・サンチェス ネタバレあり 日本の民謡以外のジャンルなら何でも聴きたがる音楽ファン(実際に全てを聴く時間はないが)なので、ロック以外のギタリストも名前だけは結構知っている。1970年代~80年代にかけて、パット・メセニー、アール・クルー、リー・リトナー、アル・ディ…
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映画評「ジョン・レノン 最後の週末」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2020年イギリス映画 監督ブライアン・グラント ネタバレあり ジョン・レノンの最後のインタビューを中心に語られると聞いたので、もっとそのインタビューが聞けるのかと思っていたら、作者側はそれでは余りにマニアックと思ったらしく、彼に絡んだことのある音楽プロデューサーのマルコム・ゲリーや「ジョンの魂」…
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映画評「氷上の王、ジョン・カリー」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年イギリス映画 監督ジェームズ・アースキン ネタバレあり スポーツ選手のドキュメンタリーであります。 オリンピックの面白さに目覚めたのは、1968年小学生の時に見たメキシコ・オリンピックによってだが、当時は夏と同じ年に行われていた冬季については大分後になる。  札幌では日本勢が表彰…
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映画評「パーソナル・ソング」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2014年アメリカ映画 監督マイケル・ロサット=ベネット ネタバレあり 音楽絡みのドキュメンタリーだが、主役は音楽家ではなく、認知症や精神障碍、身体障碍を患う人々である。これらの人々に、若い頃聴いた音楽を聴かせると人間的に再生する、という効果を次々と見せていく。これがもうビックリというに尽きる。…
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映画評「私はあなたのニグロではない」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 2016年アメリカ=フランス=ベルギー=スイス合作映画 監督ラウール・ペック ネタバレあり リチャード・ライトと並んでアメリカ黒人作家の二巨頭と考えるジェームズ・ゴールドウィン(1924-1987)の「もう一つの国」は百科事典索引をベースにした僕の読書予定リストに入っているが、今年も読めそうも…
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映画評「黄金のメロディ マッスル・ショールズ」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2013年アメリカ映画 監督グレッグ・“フレディ”・キャマリア ネタバレあり アマゾンの無料プライム会員にさせられて有料会員になる前に抜けるつもりと書いたら、常連のモカさんから無料で観られる音楽ドキュメンタリーを4本紹介された。そのうちの一押しの一本が本作。 僕は映画でも音楽でも外側(映画…
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映画評「カーライル ニューヨークが恋したホテル」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督マシュー・ミーレー ネタバレあり インタヴュー形式のドキュメンタリーはどうも千篇一律で面白味を欠く。本作もその印象を否めないが、総合的に楽しい映画である。 まずセレブの顔触れの凄さ。日本ではすっかりセレブは金持ちと同義語になってしまったが、白金台のマダムが亡くなっ…
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映画評「ぼけますから、よろしくお願いします。」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・信友直子 ネタバレあり WOWOWの【W座からの招待状】初めてのドキュメンタリー・・・ではなかろうか。余り確かではない。TVドキュメンタリーを再編集したものらしい。  TVディレクターの信友直子が、広島呉市に暮らす自身の両親を捉えた内容だが、こういうドキュメンタリーを…
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映画評「ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2020年アメリカ映画 監督スーザン・C・スティックラー ネタバレあり サーロー節子という女性は、2017年にICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)がノーベル平和賞を受賞した時に代表者としてメダルを受け取り、発言もしてニュースになったので、ご存知の方も多いだろう。 僕は、反戦主義者のくせに…
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映画評「i 新聞記者ドキュメント」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・森達也 ネタバレあり 劇映画「新聞記者」の原案になった著書を書いた東京新聞社会部記者・望月衣塑子が、安倍政権で発生した案件若しくはその政権下で起きた間接的事件を追及する様子を捉えた森達也監督のドキュメンタリーである。 森監督はオウム真理教信者に密着した「A」「A2…
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映画評「イメージの本」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年フランス=スイス合作映画 監督ジャン=リュック・ゴダール ネタバレあり 映画サイトには“異色作”とあるが、ジャン=リュック・ゴダールは1960年代後半からこんな作品ばかり作っているのだから、ちっとも異色作ではない。勿論ゴダールを初めて観る人には異色作だが、これを異色作と思うような人はまず…
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映画評「RBG 最強の85才」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督ジュリー・コーエン、ベッツィー・ウェスト ネタバレあり 三日前に観た「ビリーブ 未来への大逆転」の主人公である米国最高裁判事のルース・ベイダー・ギンズバーグに迫るドキュメンタリー映画である。きちんと作られてはいても近年の女性成功物語の型を出なかったかの作品より面白い。…
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映画評「東京パラリンピック 愛と栄光の祭典」

☆☆★(5点/10点満点中) 1965年日本映画 監督・渡辺公夫 ネタバレあり 新コロナ・ウィルスにより東京オリンピック以上に東京パラリンピックの開催が危惧されている。競技者に病気に弱い人々が含まれているからだ。ともかく、オリンピック共々、5か月後~半年後の楽しみに水をさされた形。つい先ほどバッハ会長が「東京オリンピックは絶対…
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映画評「フェリーニの道化師」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1970年イタリア映画 監督フェデリコ・フェリーニ ネタバレあり 生ブルーレイ・ディスクに収めるハイビジョン映画もあっという間に2000本を超えたが、最近がっかりしたことがある。恐らく7,8年前に買ったマクセルのカラー・ディスクに再生しない盤が多いことに気付いたのだ。  おかげで「自転車泥棒」…
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映画評「私は、マリア・カラス」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年フランス映画 監督トム・ヴォルフ ネタバレあり 僕は音楽なら何でも聴く。しかし、時間の関係もあってここ15年くらいのものは聞くことはあっても聴くことはない。カー・ステレオで最近聞いているCDは、エリック・サティ→エンニオ・モリコーネ→60年代のアニメ主題歌→キング・クリムゾン→マイルス・…
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映画評「アース:アメイジング・デイ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年イギリス=中国合作映画 監督リチャード・デイル、ピーター・ウェバー、ファン・リーシン ネタバレあり 子どもの頃から地図帳に続いて動物図鑑と鳥類図鑑を広げて観ることが多かった僕は、TVで「野生の王国」などの自然ドキュメンタリーをよく見ていた。この手は映画でも必ず観ている。 HD機材で…
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