テーマ:ドキュメンタリー

映画評「アンディフィーテッド 栄光の勝利」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2011年アメリカ映画 監督ダニエル・リンジー、T・J・マーティン ネタバレあり 日本未公開だが、2011年度のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞している。2005年に作られた実話もの「コーチ・カーター」をそのままドキュメンタリーにした内容と思えば【中(あた)らずと雖も遠からず】。違うのは…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「キューティー&ボクサー」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2013年アメリカ映画 監督ザカリー・ヘインザーリング ネタバレあり 現代美術には大して興味のない僕だから名前こそ憶えていなかったが、段ボールで作ったオートバイの彫刻は知っている。その作者が本ドキュメンタリーの取材対象である篠原有司男で、彼のボクシング・ペインティングもTVで観たことがあった。 …
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「バックコーラスの歌姫たち」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2013年アメリカ映画 監督モーガン・ネヴィル ネタバレあり ドキュメンタリー映画は一作年と昨年二年続けて17本観たが、ブームが収まったのか、今年はこれが漸く3本目。昨年後半から見るのは映画若しくは音楽関係ばかりで、これもまた、戦後のポピュラー史において重要な位置を占めるバックコーラスに焦点を当…
トラックバック:2
コメント:2

続きを読むread more

映画評「映画と恋とウディ・アレン」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2012年アメリカ映画 監督ロバート・B・ウィード ネタバレあり 僕が映画ファンになってまだ何年も経っていない1973年に“俳優”ウッディー・アレンが「ボギー!俺も男だ」(兼脚本)で本格紹介された。アレンの知名度とマニアックな内容故に群馬の田舎では公開されなかったはずで、後でTVで観る機会に恵ま…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「シュガーマン 奇跡に愛された男」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2012年スウェーデン=イギリス合作映画 監督マリク・ベンジェルール ネタバレあり 住居を置くアメリカでは全く芽の出なかったメキシコ系のシンガー・ソングライター、ロドリゲスが何故か地球の裏側の南アだけで局地的大スターになっていた事実を追うスウェーデン(&英国)製ドキュメンタリー。 この映画を…
トラックバック:0
コメント:6

続きを読むread more

映画評「サイド・バイ・サイド フィルムからデジタル・シネマへ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2012年アメリカ映画 監督クリストファー・ケネリー ネタバレあり CGと実写の問題と関連がある一方で、その問題ほど映画ファンには深刻ではないと思われるフィルム撮影・映写とデジタル撮影・映写についてデジタルの沿革を辿りつつ、ジョージ・ルーカス、マーティン・スコセッシ、デーヴィッド・リンチ、アンディ…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

映画評「ピープルVSジョージ・ルーカス」

☆☆★(5点/10点満点中) 2010年アメリカ=イギリス合作映画 監督アレクサンダー・O・フィリップ ネタバレあり 「スター・ウォーズ」第一シリーズ三作は、大学生時代リアルタイムで映画館にて観た(第三作は卒業後かな)。面白かったが、特に「スター・ウォーズ」のファンというわけではない。だから、映画ブログ友達・用心棒さん(ブログ…
トラックバック:3
コメント:7

続きを読むread more

映画評「エブリシング・オア・ナッシング:知られざる007誕生の物語」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2012年イギリス映画 監督スティーヴン・ライリー ネタバレあり 邦題サブタイトル通りの内容で、一昨日の「レイ・ハリーハウゼン 特殊効果の巨人」」同様、日本劇場未公開。 「レイ・ハリーハウゼン」も内容的に相当興味深かったが、編集の面白さから言えばこちらの方が断然上だ。進行は勿論編年式。 …
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「レイ・ハリーハウゼン 特殊効果の巨人」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2011年フランス映画 監督ジル・パンソ ネタバレあり SF/ファンタジー映画ファンでも若い世代ではレイ・ハリーハウゼンの名前を知らない人が多いかもしれない。映画製作にコンピューターが導入される前SFX時代の特殊効果の先人である。本年五月に92歳で亡くなった。 僕が御大の名前を知ったのは7…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「ダンシング・チャップリン」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2011年日本映画 監督・周防正行 ネタバレあり 映画評を書くのが面白くないドキュメンタリーの中でも芸術ドキュメンタリーは特に厄介である。  告発ものは内容を伝えるだけになりがちで“面白くない”わけだが、芸術ものにはそれに加えて僕の発達していない右脳で感じたものを文章に変換するという左脳をも駆…
トラックバック:1
コメント:2

続きを読むread more

映画評「クレイジーホース・イン・パリ 夜の宝石たち」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2010年フランス=アメリカ合作映画 監督フレデリック・ワイズマン ネタバレあり クレイジー・ホースと聞けば西部劇ファンはインディアン戦士を思い浮かべ、音楽ファンはニール・ヤングを思い浮かべる。 本作はそれと全く関係ないパリの有名なキャバレーとその踊り子を取り上げたドキュメンタリーである。監…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

映画評「海ゆかば」

☆☆(4点/10点満点中) 1974年日本=アメリカ合作映画 監督・不明 ネタバレあり 政府与党が、さすがに改憲はすぐには無理と思ってだろう、憲法解釈による集団的自衛権行使実現に前のめりになっている。日本と中国との紛争を恐れるアメリカが本音では「そんなサーヴィスは要らない」と思っていると言われるのにだ。しかも、従来想定された四…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

映画評「硫黄島」

☆☆(4点/10点満点中) 1973年日本映画 監督・御法川清一 1973年洋画雑誌『スクリーン』に珍しくも邦画である本作の広告が載せられていたのを憶えている。  邦画と言っても、1944年から45年にかけてアメリカ海兵隊第三司令部が撮影したものを28年後に日本人が編集し、ナレーションを付けた硫黄島戦記であり、特殊な合作映画と…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「世界最古の洞窟壁画 忘れられた夢の記憶」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2010年アメリカ=フランス合作映画 監督ヴェルナー・ヘルツォーク ネタバレあり 動物を描いた洞窟壁画で有名なラスコー洞窟とアルタミラ洞窟を知ったのは小学校低学年の時である。時は流れて、1994年南仏で人類史を少し軌道修正しなければならない大発見があった。本作が紹介するショーヴェ洞窟における洞窟壁…
トラックバック:1
コメント:2

続きを読むread more

映画評「フラメンコ・フラメンコ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2010年スペイン映画 監督カルロス・サウラ ネタバレあり フラメンコなど音楽・舞踊をドラマとドキュメンタリーの双方から撮って来たカルロス・サウラの新作は、フラメンコ集大成とでも言うべきドキュメンタリーである。 解説によると、次々と繰り広げられるナンバーは21に及ぶそうで、僕のような左脳人…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「バルドー/ゴダール」

☆☆★(5点/10点満点中) 1963年フランス映画 監督ジャック・ロジェ ネタバレあり ジャック・ロジェが「軽蔑」(1963年)を撮影中のジャン=リュック・ゴダールと主演のブリジット・バルドーにアプローチした短編ドキュメンタリー。監督役として出演している大監督フリッツ・ラングにも言及していて、事実上「軽蔑」を解説する映画にな…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

映画評「アリラン」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2011年韓国映画 監督キム・ギドク ネタバレあり 長いこと現物主義の、即ち監督や俳優をスクリーンでのみ判断するという習慣がついているので、キム・ギドクが「悲夢」を最後に一般映画製作から遠のいていたことすら知らなかった。  フィルモグラフィーを調べると、2012年に「嘆きのピエロ」(1924年…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「コーマン帝国」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2011年アメリカ映画 監督アレックス・ステイプルトン ネタバレあり 若い人でも勉強熱心ならロジャー・コーマンの名を知っている人は当然いるだろうし、ましてクエンティン・タランティーノのファンなら彼の名前は知らなければならない。タランティーノが作るようなB級的作品がメジャー映画として堂々と作られる…
トラックバック:1
コメント:2

続きを読むread more

映画評「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2011年ドイツ=フランス=イギリス合作映画 監督ヴィム・ヴェンダース ネタバレあり ピナ・バウシュなる女性はモダン・バレエ若しくは前衛ダンスの第一人者として相当有名らしいが、僕は不勉強で全く知らなかった。因みに御本人は指導的立場で、本作製作中の2009年に69歳で死去していて、ご本人の登場は基…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

映画評「メリエスの素晴らしき映画魔術」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2011年フランス映画 監督セルジュ・ブロンベール、エリック・ランジュ ネタバレあり 「ヒューゴの不思議な発明」で取り上げられたせいか、映画マニア向けとは言え、こんな地味な作品が日本で正式に劇場公開されたとは正にジョルジュ・メリエスのマジックなり。 前半は「ヒューゴ」でベン・キングズリー扮…
トラックバック:1
コメント:2

続きを読むread more

映画評「がんばっぺ フラガール! ~フクシマに生きる。彼女たちのいま~」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2011年日本映画 監督・小林正樹 ネタバレあり いきなり小林正樹が監督名として現われたので吃驚。かの東宝映画の名匠は15年以上も前に亡くなっている筈なのに・・・当然別人でござる。 ドキュメンタリーは観るのは好きだが、それについて書くのは嫌いである。どうしても映画芸術の角度から書きたい僕の…
トラックバック:1
コメント:4

続きを読むread more

映画評「ピラミッド 5000年の嘘」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2010年フランス映画 監督パトリス・プーヤール ネタバレあり タイトルから想像できるように、世界史上最大の謎というか(通常はカウントされないが)オーパーツと言えないこともないエジプトの大ピラミッドの謎に迫るドキュメンタリーである。エジプトのピラミッドに関しては日本のTV局でも大人気で、取り上げら…
トラックバック:2
コメント:2

続きを読むread more

映画評「日本列島 いきものたちの物語」

☆☆★(5点/10点満点中) 2012年日本映画 監督・出田恵三 ネタバレあり 2000年代に入って大量生産されるようになった自然ドキュメンタリーの中で「ディープ・ブルー」(2003年)が僕にとってリファレンスである。コメントを最小限に留め、自然の驚異、実写映像の素晴らしさを堪能させてくれた。  他方、不思議と純日本製の自然…
トラックバック:3
コメント:2

続きを読むread more

映画評「監督失格」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2010年日本映画 監督・平野勝之 ネタバレあり 1980年代後半から1990年代前半くらいまでレンタルビデオを利用したので、映画を借りるついでに所謂AV(僕もAV業界にいたが、アダルトビデオではなくオーディオビジュアル製品のほうでござる)を借りることがあった。あくまで後学の為である。これが重要…
トラックバック:1
コメント:2

続きを読むread more

映画評「永遠のハバナ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2003年キューバ=スペイン合作映画 監督フェルナンド・ぺレス ネタバレあり フェルナンド・ぺレス監督のドキュメンタリーだが、生活詩のような映像詩と言うべき作品である。 語られる言葉が殆どない、このような写生を積み重ねた映画について正確に理解し、語るには才能がいる。素晴らしい映像詩であると思…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「ちいさな哲学者たち」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2010年フランス映画 監督ジャン=ピエール・ポッジ、ピエール・バルジエ ネタバレあり フランスからは幾つか教育に関するドキュメンタリーが輸入されている。他の国でも作られていないわけではなく、配給会社の購買意欲の問題なのだろうが、とにかくフランスは教育熱心な国であることが伺われる現象と言うべし。…
トラックバック:2
コメント:2

続きを読むread more

映画評「ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2011年アメリカ映画 監督マーティン・スコセッシ ネタバレあり 僕はビートルズ・ファンであるが、ジョージ・ハリスンの熱心なファンではなかった。ポールやジョンのレコードはせっせと買ったが、ジョージは解散後最初の大作「オール・シングズ・マスト・パス」(3枚組LPで6000円くらいしたかな)と最後の…
トラックバック:1
コメント:8

続きを読むread more

映画評「アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2009年カナダ映画 監督サーシャ・ガーヴァシ ネタバレあり 僕が聴くハードロックはレッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、レインボー辺りまでだから、名前はそれなりに知っていてもヘヴィ・メタルと呼ばれる連中は一応守備外でござる。ドイツ系のスコーピオンズとかマイケル・シェンカーも少しは聴いたが、…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

映画評「ヤバい経済学」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2010年アメリカ映画 監督セス・ゴードン、モーガン・スパーロック、アレックス・ギブニー、ユージン・ジャレッキー、ハイディ・ユーイング、レイチェル・グラディ ネタバレあり 経済学者スティーヴン・D・レヴィットとスティーヴン・J・ダブナーが共著した同名著書から幾つかの話題をピックアップして作ったオム…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「ライフ-いのちをつなぐ物語-」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2011年イギリス映画 監督マイケル・ガントン、マーサ・ホームズ ネタバレ殆どなし どうも既視感があると思ったら2年ほど前WOWOWで放映されて全て観たBBSドキュメンタリー・シリーズの総集編でありました。 自然の凄さ、本当の実写の凄さに言葉を失った「ディープ・ブルー」(2003年)も今初…
トラックバック:4
コメント:2

続きを読むread more