テーマ:オードリー・ヘプバーン

映画評「許されざる者」(1960年)

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1960年アメリカ映画 監督ジョン・ヒューストン ネタバレあり クリント・イーストウッドの西部劇「許されざる者」(1992年)が公開された時、僕は、その30年以上前にジョン・ヒューストンが作ったこの西部劇のリメイクと思ったが、全く関係なかった。 テキサス州の平原地帯の崖と連なるように作られ…
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映画評「パリの恋人」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1957年アメリカ映画 監督スタンリー・ドーネン ネタバレあり 高校生の時TVで初めて観て以来多分4回目となる。原題はFunny Face。 ファッション雑誌の撮影隊がある書店に乗り込み、カメラマンのフレッド・アステアが留守番をしていた売り子オードリー・ヘプバーンを見初める。“共感主義”と…
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映画評「ロビンとマリアン」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1976年イギリス映画 監督リチャード・レスター ネタバレあり 約40年ぶりの再鑑賞。  40年前二度とスクリーンでお目にかかれないと思っていたオードリー・ヘプバーンが帰ってきた。それだけで観に行ったファンが多かっただろうと思う。当時47歳だったが、痩身の人だけに老けるのが早かったのは事実。し…
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映画評「麗しのサブリナ」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1954年アメリカ映画 監督ビリー・ワイルダー ネタバレあり オードリー・ヘプバーンの主演作では「ローマの休日」(1953年)は勿体ない為「シャレード」(1963年)や本作を良く観る。本作に関しては1970年代から大体10年に一回くらい見ているから多分今回が5回目ではないだろうか。TVアニメシ…
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映画評「マイヤーリング」

☆☆★(5点/10点満点中) 1957年アメリカ映画 監督アナトール・リトヴァク ネタバレあり 19世紀末オーストリア=ハンガリー帝国で起きた皇太子ルドルフと男爵令嬢マリー・ヴェッツェラの情死事件はクロード・アネが小説化して人気を博し、まず1936年アナトール・リトヴァクがフランスで映画化し、日本では「うたかたの恋」の題名で公…
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映画評「いつも2人で」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1967年イギリス映画 監督スタンリー・ドーネン ネタバレあり スタンリー・ドーネンとオードリー・へプバーンの監督=主演コンビでは「シャレード」(1963年)という抜群に面白いサスペンスの傑作があるが、この夫婦を描いた変則ロード・ムービー風ドラマも傑作である。 離婚寸前の状態にあるベテラ…
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映画評「華麗なる相続人」

☆☆★(5点/10点満点中) 1979年アメリカ映画 監督テレンス・ヤング ネタバレあり オードリー・へプバーンがオードリー・へプバーンたる所以は「暗くなるまで待って」をもって終了したと思っているので、この作品が彼女の主演作の中で最下層に属するのは間違いないにしても鼻からカウントしていない。 原作は有名なシドニー・シェル…
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映画評「昼下りの情事」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1957年アメリカ映画 監督ビリー・ワイルダー ネタバレあり ビリー・ワイルダーの名人芸が味わえるロマンティック・コメディ―の傑作。 開巻は後年の「あなただけ今晩は」(1963年)と類似するパターンで、誰でもいつでもキスをしているパリという紹介から始まり、紹介するのが探偵業のモーリス・シ…
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映画評「ローマの休日」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1953年アメリカ映画 監督ウィリアム・ワイラー ネタバレあり ブログを始めて6年を超え、再鑑賞作品も少なからぬ取り上げて来たが、有名すぎて書きにくいということもあったのか、定評のある作品を意図的に避けるところがあった。しかし、先日も記したように精神状態改善の一環で今後増やしていくつもり。オ…
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映画評「パリで一緒に」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1963年アメリカ映画 監督リチャード・クワイン ネタバレあり オードリー・へプバーンが「ローマの休日」でスターダムにのし上がった後最後の主演作(出演作ではない)「暗くなるまで待って」まで上出来な作品ばかりで、唯一「緑の館」がダントツと愚作として記憶される。その次に物足りないのが本作で、当時の水準…
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映画評「シャレード」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1963年アメリカ映画 監督スタンリー・ドーネン 重要なネタバレあり 地上波の不完全版で3回、BS等での完全版で2回ほど観ているオードリー・へプバーン主演の傑作サスペンスである。5、6年前にリメイクを観たが、比較するのが御本家に申し訳ないような出来映えだった。 素晴らしいタイトル・デザ…
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映画評「ティファニーで朝食を」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1961年アメリカ映画 監督ブレイク・エドワーズ ネタバレあり 「ピンク・パンサー」シリーズはブレイク・エドワーズの才能を浪費させたと思うと先日の「ピンクパンサー」リメイク映画評で書いたが、実際、第一作「ピンクの豹」の前には「酒とバラの日々」や本作のような秀作も放っていた。  原作は早熟トルー…
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映画評「尼僧物語」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1959年アメリカ映画 監督フレッド・ジンネマン ネタバレあり 本年最後の記事です。  皆様、一年間色々と有難うございました。来年も相変わらず宜しくお願い申し上げます。 オードリー・ヘプバーン主演作の中でも最も華美を排した作品だろうが、リアリズムに立脚したフレッド・ジンネマンの演出が見事…
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映画評「おしゃれ泥棒」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1966年アメリカ映画 監督ウィリアム・ワイラー ネタバレあり シリアス・ドラマからコメディ、西部劇、スリラー、ロマンス何でもござれのウィリアム・ワイラーがまたもや名人芸を発揮したロマンティック・コメディー。「ローマの休日」「噂の二人」に続くオードリー・ヘプバーンとの三度目のコンビ作だけにもは…
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映画評「噂の二人」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1961年アメリカ映画 監督ウィリアム・ワイラー ネタバレあり リリアン・ヘルマンの原作「子供たちの時間」は、1936年にウィリアム・ワイラーにより「この三人」として映画化されたが、ワイラー自身がセルフ・リメイクしたのが本作である。 大学の同窓生だった女性二人マーサ(シャーリー・マクレーン…
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映画評「暗くなるまで待って」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1967年アメリカ映画 監督テレンス・ヤング ネタバレあり 「ダイヤルMを廻せ」という傑作舞台劇を書いたフレデリック・ノットの舞台劇を映画化したものだが、これまた傑作である。  写真家のエフレム・ジンバリスト・ジュニアが見知らぬ女性から人形を預かり、自宅へ持ち帰る。  この部分はタイトルバ…
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映画評「緑の館」

☆★(3点/10点満点中) 1959年アメリカ映画 監督メル・ファーラー ネタバレあり オードリー・ヘプバーンの作品は各々二回以上観ているが、これだけは一回だけなので、今回のNHK-BS2の特集で最初に見直すことにしたが、佳作・秀作目白押しの彼女の出演作にあって唯一文句なしの駄作と言うしかない。 監督は彼女の当時の夫君メ…
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映画評「マイ・フェア・レディ」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1964年アメリカ映画 監督ジョージ・キューカー ネタバレあり いいねぇ、オードリー・ヘプバーン。 原案はバーナード・ショーの有名な戯曲「ピグマリオン」。  コックニーを喋っていた汚い花売り娘イライザに興味を持った言語学者ヒギンズ教授(レックス・ハリスン)が文句を言いに訪れた彼女を説得…
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映画評「戦争と平和」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1956年アメリカ=イタリア映画 監督キング・ヴィダー ネタバレあり 僕はロシア語を6年間習った。ロシア文学が好きであったからだが、ご贔屓はトルストイでもなければドストエフスキーでもなく、プーシキン、ツルゲーネフ、チェーホフである。 さて、世界的な文豪トルストイの代表作「戦争と平和」はその…
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