テーマ:ヒッチコック

映画評「舞台恐怖症」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1950年イギリス映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり アルフレッド・ヒッチコック第36作。  米国のワーナー・ブラザーズの製作だが、英国映画扱いとなる。土台となっているのはセルウィン・ジェブスンの短編小説「逃げる男」と「おまわりにつかまるな」で、日本では劇場未公開。 ミュー…
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映画評「見知らぬ乗客」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1951年アメリカ映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり アルフレッド・ヒッチコック第37作。  原作はサスペンス小説家パトリシア・ハイスミス(「太陽がいっぱい」の原作「才人トム・リプリー」)のデビュー作で、主人公の職業など重要な部分も相当変えられていると聞く。 まず開巻か…
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映画評「私は告白する」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1952年アメリカ映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり アルフレッド・ヒッチコック第38作。 カナダはケベック州、神父モンゴメリー・クリフトは教会の香部屋係として働いているO・E・ハッセから強盗の末に弁護士を殺したことを懺悔される。  ところが、犯人が神父に偽装して犯行に及…
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映画評「ダイヤルMを廻せ!」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1954年アメリカ映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレだらけ、未見の人は読むのを避けたほうがよござんす アルフレッド・ヒッチコック第39作。  フレデリック・ノットの舞台劇を映画化した推理ドラマであるが、いかに真相が解明されるかが焦点となる<倒叙もの>だから、ミステリー嫌いのヒッチ…
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映画評「裏窓」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1954年アメリカ映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり アルフレッド・ヒッチコック第40作。  第41作「泥棒成金」は飛ばしたのではなく、以前簡単に記したのでそちらをご参考戴きたく。  「裏窓」は、今では想像もつかないだろうが、1984年にリバイバルされるまで日本人が29年…
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映画評「ハリーの災難」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1956年アメリカ映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり アルフレッド・ヒッチコック第42作。 ヒッチコック=恐怖と考えている人にとってはオヤッと思う内容だが、ヒッチに通暁している人なら大先生の趣味が一番発揮された作品と感じるだろう。原作はジャック・トレヴァー・ストーリーで、こ…
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映画評「知りすぎていた男」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1956年アメリカ映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり アルフレッド・ヒッチコック第43作。1934年に作った第17作「暗殺者の家」のセルフ・リメイクである。 元歌手の妻ドリス・デイと息子とでモロッコを旅していた医師ジェームズ・スチュワートが、フランス人ダニエル・ジェランと知…
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映画評「間違えられた男」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1957年アメリカ映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり アルフレッド・ヒッチコック第44作。  ヒッチコック自身は駄作と言うが、映画としては水準を遥かに超え、ヒッチコック映画として幾つかあるうちの失敗作の一つに過ぎない。失敗作が駄作であるとは限らない。 ニューヨーク、バンド…
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映画評「めまい」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1958年アメリカ映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり アルフレッド・ヒッチコック第45作。原作はフランスの有名な推理作家コンビ、ボワロー=ナルスジャックの「死者の中から」。 初公開以降長い間TV放映を含めて封印されていたこの作品が、同じく封印されていた「裏窓」「ハリーの…
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映画評「北北西に進路を取れ」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1959年アメリカ映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり アルフレッド・ヒッチコック第46作。  これも「鳥」と同じくらい繰り返し観た作品だが、その割に忘れている部分が多いのは不思議。 広告代理店を経営するケイリー・グラントが何者かに誘拐され、ある住宅で大酒を飲まされた挙…
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映画評「サイコ」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1960年アメリカ映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり アルフレッド・ヒッチコック第47作。  12歳の時初めて観て外に出られなくなるほど恐い思いをした。それから現在に至る三十余年の間に何度か観ているが、今では怖さよりテクニックに惚れ惚れする事が多い。特に同じ脚本で作られたリメ…
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映画評「鳥」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1963年アメリカ映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり アルフレッド・ヒッチコック長編第48作。  彼の作品で一番観た回数が多いのはこの作品である。ヒッチコック・ファンならずとも物語のあらましはご存知だろう。  ストーリーは単純明解で、サンフランシスコから100kmほど離れ…
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映画評「マーニー」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1964年アメリカ映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり アルフレッド・ヒッチコック長編第49作。  ウィンストン・グレアムの小説を映画化したものだが、ヒッチコックとしては銀幕復帰を噂されたグレース・ケリーをマーニー役に起用する前提で起こした企画らしい。 出世作「暗殺者の家」…
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映画評「引き裂かれたカーテン」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1966年アメリカ映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり アルフレッド・ヒッチコック第50作。 アメリカの若い宇宙物理学者ポール・ニューマンが秘書で婚約者のジュリー・アンドリューズに嘘を付いて東ベルリンへ<亡命>しに向うが、彼女が付いてきてしまった為に大弱り。  というのが三…
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映画評「トパーズ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1969年アメリカ映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり アルフレッド・ヒッチコック長編第51作。 1962年。ソ連の高官一家が米国政府筋のジョン・フォーサイスの手引きでコペンハーゲンを脱出、米国に亡命する、というのが物語の発端であるが、10分に渡るこの一幕は適切なカット割りに…
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映画評「フレンジー」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1972年イギリス映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり アルフレッド・ヒッチコック長編第52作。  「引き裂かれたカーテン」「トパーズ」と60年代後半不調の続いたヒッチコックが捲土重来に成功したサイコ・スリラーの傑作である。 テムズ川でネクタイで絞殺された女性の死体が上が…
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映画評「ファミリー・プロット」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1976年アメリカ映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり アルフレッド・ヒッチコック長編第53作にして遺作。 初めてこの作品に触れた時ヒッチ御大はまだ健在で、76歳にしてこれだけの傑作を作ったことに対し敬意をささげたものであるが、それから1年ほどしてサスペンス映画の神様は天国…
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映画評「バルカン超特急」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1938年イギリス映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり アルフレッド・ヒッチコック長編第22作で、「三十九夜」と並ぶ英国時代の傑作だが、日本で公開されるのは製作の38年後1976年のことである。 舞台は東欧の某国。雪に閉じ込められた宿屋で老婦人ミス・フロイ(メイ・ホィッテ…
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映画評「泥棒成金」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1955年アメリカ映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり アルフレッド・ヒッチコック長編第41作。 ヒッチコックのお馴染みのスリラー映画で、若い頃何度も観たが、最近は観ていず、20年ぶりくらいになるだろうか。 "猫”と呼ばれ現在は悠悠自適の生活を送っているかつての大泥棒ケ…
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映画評「間諜最後の日」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1936年イギリス映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり アルフレッド・ヒッチコック長編第19作。  「三十九夜」直後「バルカン超特急」の三作前の作品としては凡庸に写る作品だが、たまには息が抜ける作品も良い。原作は英国の文豪サマセット・モームの小説「アシェンデ」で、その舞台劇化の直接…
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映画評「三十九夜」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1935年イギリス映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり アルフレッド・ヒッチコック長編第18作。  ヒッチコックの傑作群の中でも最も完成度が高いと言っても良い初期の傑作である。再鑑賞作品。 カナダからロンドンを訪れたばかりのロバート・ドーナットが何でも記憶しているという…
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