テーマ:SF/ファンタジー

映画評「ジュマンジ/ネクスト・レベル」

☆☆(4点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督ジェーク・キャスダン ネタバレあり 「ジュマンジ」という子供向けのファンタジー作品を、登場人物を大人に変えてリブートしたようなのが前回の「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」で、余り煩いことを言わなければ時間つぶしくらいにはなった。 本作はその純然たる続編で、…
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映画評「ジェミニマン」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年アメリカ=中国=インド合作映画 監督アン・リー ネタバレあり 1970年代に同名のTVシリーズ(H・G・ウェルズ「透明人間」がベース)があったが、全く無関係。こちらはある程度現実味のあるSF映画である。 走る高速列車に乗るターゲットを仕留めることさえできるDIAの名狙撃手ヘンリー…
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映画評「ターミネーター:ニュー・フェイト」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督ティム・ミラー ネタバレあり 本稿の短さから推測できるように、腹蔵なく言えば、このシリーズにはもううんざりなのである。評判の良い第一作・第二作も世評ほど買っていないからなおさら。と言いながら、いざ観始めると意外といける。 未来世界から女サイボーグのグレース(マッケ…
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映画評「アド・アストラ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019アメリカ=中国合作映画 監督ジェームズ・グレイ ネタバレあり 本格SFを読むのは、昔痛い目にあったせいで未だに多少苦手意識があるが、春先に読んだアーサー・C・クラークの「幼年期の終り」が面白かったし、正統的な作風であれば面白く読める自信を得つつある。映画であれば、アメ・コミの映画化や「ス…
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映画評「ルイスと不思議の時計」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年アメリカ=カナダ=インド合作映画 ネタバレあり 「ハリー・ポッター」シリーズは姿を変えてまだ続いているが、これは別の原作者ジョン・ベレアーズの児童文学を映画化した魔法ものである。多分死ぬまで読まないと思うが、図書館に本作の原作「壁のなかの時計」もありましたぞ。 1940年代末。交通…
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映画評「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年アメリカ=日本=カナダ=メキシコ合作映画 監督マイケル・ドハティ ネタバレあり 「GODZILLA ゴジラ」の続編である。「ゴジラ」はもういいよ、というのが僕の偽らざる心境なので、少なくとも観る前の心境としてワクワクもドキドキもしない。マーヴェル・コミックスの映画版も大体同じだが、あちら…
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映画評「ジュラシック・ワールド/炎の王国」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督J・A・バヨーナ ネタバレあり シリーズ通算第5作。 前作で崩壊した“ジュラシック・ワールド”の元監督官ブライス・ダラス・ハワードが恐竜保護団体を設立、元監視員クリス・プラットらと共に、噴火で生存が危ぶまれる恐竜たちを救いに島に向かう。  協力するのはテーマパー…
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映画評「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督ジョン・ワッツ ネタバレあり マーヴェル・コミックス映画版について、いつも似たようなことばかり書いているので、もう大して書くこともない・・・と言いつつ、また同じようなことから始めさせて戴きます。 「スパイダーマン」第一シリーズは陰々滅々である為僕は全く買わず、明…
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映画評「名探偵ピカチュウ」

☆☆(4点/10点満点中) 2019年アメリカ=日本=中国=イギリス合作映画 監督ロブ・レターマン ネタバレあり 昔からコミックはほぼ読まないし、ゲームはトランプゲーム以外はしたことがないし、アニメ映画もオリジナルもの以外はほぼ観ないので、「ポケットモンスター」については作品名を知るのみ。これを観ることにしたのはアメリカ(を製…
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映画評「X-MEN:ダーク・フェニックス」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督サイモン・キンバーグ ネタバレあり 「X-MEN」シリーズはマーヴェル・コミックス映画版の中で僕が一番買っている。しかし、世間とは少し理由が違う。忍者映画のような術・技の繰り出し合いが面白いのである。  だから、第一シリーズでは評判が最も悪い第3作を一番楽しみ、性格…
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映画評「ネバーエンディング・ストーリー」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1984年西ドイツ映画 監督ヴォルフガング・ペーターゼン ネタバレあり 新米の社会人だった頃観ました。映画館ではなく秋葉原へ行った帰りに子供たちが「本のほうが面白い」と言っているのを聞き、修行が足りんと思った記憶がある(笑)。  当時、児童文学にはさほど詳しくない僕は、この映画を観るまでミヒャ…
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映画評「メン・イン・ブラック:インターナショナル」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年アメリカ=中国合作映画 監督F・ゲイリー・グレイ ネタバレあり 「メン・イン・ブラック」シリーズの第4弾。スピンオフという解説だが、要は前の二人が少しお年を召してきたのを考慮して、ロンドン支局に舞台を移して若いコンビを出したということではあるまいか。堂々たる第4作と言って良いように思う。…
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映画評「アベンジャーズ/エンドゲーム」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ ネタバレあり またまたマーヴェルでやんす。☆★は少なくないが、おじさんはアメ・コミの映画版に飽きたので書くことがなく、短文で失礼します。 「アベンジャーズ」シリーズ第4作であることはご紹介の通りながら、実際には第3部の後編とい…
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映画評「アリータ:バトル・エンジェル」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督ロバート・ロドリゲス ネタバレあり ジェームズ・キャメロンが共同で製作と脚色に当たり、ロバート・ロドリゲスが監督したから話題には事欠かなかった筈。僕はWOWOWのパンフレットを見るまで存在も知らなかったけれど。  原作は木城ゆきとのSFコミック「銃夢(ガンム)」という…
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映画評「パシフィック・リム:アップライジング」

☆☆(4点/10点満点中) 2018年アメリカ=イギリス=中国=日本合作映画 監督スティーヴン・S・デナイト ネタバレあり 怪獣映画と超合金ロボものを合わせた異世界生物侵略映画の第二弾。  怪獣映画には殆ど、超合金ロボものには全く興味がないもので(と前作の評で言ったところ信じて貰えなかった)、前作で示された設定を全く忘れてお…
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映画評「リンクル・イン・タイム」

☆☆(4点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督エヴァ・デユヴァネイ ネタバレあり マデリーン・レングルという女性児童文学者の「五次元世界のぼうけん」「惑星カマゾツ」をディズニーが映画化したファンタジーだが、何と本邦劇場未公開。知らずに見てしまった。日本でお蔵入りになったのも頷ける出来栄えでした。 ワープを可能に…
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映画評「シャザム!」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年アメリカ=カナダ合作映画 監督デーヴィッド・サンドバーグ ネタバレあり DCコミックスの映画版はマーヴェル・コミックスのそれに比べると概ね脚本が出来が落ち、余りパッとしないことが多いが、本作は少し面白い。丁寧に書くとかなり長くなるお話だが、簡単にまとめてしまいましょう。 プロローグ…
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映画評「バンブルビー」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督トラヴィス・ナイト ネタバレあり 「トランスフォーマー」シリーズのスピンオフと言うか前日談で、通算第6弾。 第一作の20年ほど前に当たる1987年のサンフランシスコに、惑星サイバトロンの反乱軍に追われた正規軍オートボットの斥候が落下してくる。避難地として地球を選ん…
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映画評「キャプテン・マーベル」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年アメリカ=オーストラリア合作映画 監督アンナ・ボーデン、ライアン・フレック ネタバレあり マーヴェル・コミックスのマーヴェルを名前にしているのだから、興味深い。しかも、アヴェンジャーズの由来を教えてくれる一編・・・なのではあるが、そうした作品の方向性を(僕と同様)知らずに観た方が楽しめ…
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映画評「メリー・ポピンズ リターンズ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年アメリカ=イギリス合作映画 監督ロブ・マーシャル ネタバレあり 題名を見れば解るが、「メリー・ポピンズ」の44年ぶりの続編である。 世界恐慌の頃のロンドン。前作で子供だったマイケル・バンクス(ベン・ウィショー)が、妻を失った後、自分が会計士として勤める銀行への借金を期限までに返せな…
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映画評「フォルトゥナの瞳」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・三木孝浩 ネタバレあり 作家としての実力は知らないし、考えが理解できないわけではないが、事実に基づく嘘が多く他人を傷つけるような発言が好かないので、百田尚樹の著作物は一切読まないと決めている。映画化されたものは見ても良いとは思っている。本作はファンタジーで、これまで映画化…
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映画評「アクアマン」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督ジェームズ・ワン ネタバレあり マーヴェル・コミックスかと思ったらDCコミックスであった。現在アメ・コミの映画版は多すぎて余程うまく作らないと得点は伸びません。 海に沈んだアトランティス大陸の末裔である女王アトランナ(ニコール・キッドマン)が束縛を嫌って王国を抜け…
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映画評「エンジェル、見えない恋人」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2016年ベルギー映画 監督ハリー・クレフェン ネタバレあり オー・ヘンリーの名短編「賢者の贈り物」を少し思い出させる捻った寓話恋愛劇で、監督はベルギーの若手ハリー・クレフェン。製作を担当したジャコ・ヴァン・ドルメルがいかにも好む内容と言うべし。 夫が消失マジックを得意とする魔術師だった母…
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映画評「十年 Ten Years Japan」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・早川千絵、木下雄介、津野愛、藤村明世、石川慶 ネタバレあり 5人の若手作家に十年後の日本をテーマに作らせたオムニバス映画。結果的にディストピア映画になっている。 総合監修が是枝裕和となっているが、高齢化社会の怖い未来を扱う第一話「PLAN75」では開巻早々初期の是枝…
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映画評「くるみ割り人形と秘密の王国」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督ラッセ・ハルストレム、ジョー・ジョンストン ネタバレあり E・T・A・ホフマン(独)の童話をアレクサンドル・デュマ(仏)の翻案を経てピョートル・チャイコフスキー(露)がバレエ音楽をつけたバレエをベースにかなり自由に創作されたファンタジー。決してホフマンの童話の映画化でも…
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映画評「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年イギリス=アメリカ合作映画 監督デーヴィッド・イェーツ ネタバレあり 第一作の映画評の最後に予言した通り、老骨には大分解りにくい第二作となった。  第一作は説明的に推移したので程々の数の人物名も混乱なく見られたが、大部分が前作から引き継がれる第二作では一々人物の説明をしない為、構成自体…
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映画評「ポリス・ストーリー/REBORN」

☆★(3点/10点満点中) 2017年中国=香港合作映画 監督レオ・チャン ネタバレあり 「ポリス・ストーリー」と銘打っているが、何も関係ない。ジャッキー・チェンが元刑事役で主演しているだけである。 人工の心臓と血液の投入によりサイボーグ化された元兵士カラン・マルヴェイが復讐に立ち上がって暴走、開発者の博士に危害を加えよ…
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映画評「コーヒーが冷めないうちに」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・塚原あゆ子 ネタバレあり 昔は時間を移動すれば何でもタイムスリップものとかタイムトラベルものとか言ったが、現在では昔の自分と会うことのない本作のようなタイプはタイムリープものと言うことが多くなったらしい。 本作の仕掛けは、純喫茶の一つの椅子が一種のタイムマシンである…
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映画評「アントマン&ワスプ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督ペイトン・リード ネタバレあり 何回も述べたようにマーヴェル・コミックス映画版の脚本レベルは概して高い。この「アントマン」シリーズも見通し良好、お笑いの配分がうまく、本当はもっと多めに☆★を進呈したいのだが、マーヴェル・コミックが余りにも作られている現状に食傷しているこ…
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映画評「シャットダウン」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年チェコ=スロヴァキア合作映画 監督カレル・ヤナーク ネタバレあり 一応SFというジャンルに入るのかもしれないが、現在のIT社会は潜在的に、本作が見せる内容に限りなく近いので、実質的に殆ど一般的なサスペンスと言って良い。日本劇場未公開作品。 IT会社の設計者たるヴォイチェク・ディクを…
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