テーマ:刑事/犯罪

映画評「俺たちに明日はない」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1967年アメリカ映画 監督アーサー・ペン ネタバレあり 1973年リバイバルの時に映画館で観た。それ以来10年に一度くらいは観ているので今回が4回目か5回目になると思う。それでも細かいところは色々と忘れているもので、結構新鮮な気持ちで楽しめる。しかし、ブログ開始後14年経つ今日まで扱ってい…
トラックバック:0
コメント:19

続きを読むread more

映画評「張り込み」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1987年アメリカ映画 監督ジョン・バダム ネタバレあり 日本映画の「張込み」(原作松本清張)のほうがずっと早いが、勿論関係ない。30年ぶりぐらいの再鑑賞。 凶悪犯アイダン・クインが外部の仲間のコンビよろしきを得て脱走に成功し、FBIは昔関係のあった女性マデリーン・ストウの家を訪れると予想…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

映画評「ザ・キング」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年韓国映画 監督ハン・ジェリム ネタバレあり WOWOWは韓国映画を大量に放映しているが、韓国映画特集ではまず観ることがないので、【W座からの招待状】のような特別扱いは良いのかもしれない。最近この名物番組のセレクションは、中級邦画の増加など眼を覆いたくなる酷さなのであるが、この作品の中味は…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

映画評「相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人! 特命係最後の決断」

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年日本映画 監督・橋本一 ネタバレあり TVシリーズ「相棒」はレギュラー放送のほうが滋味があって好みで、最近は半ば“ながら”とは言え、ほぼ忘れずに見ている。スペシャルや劇場版は風呂敷を広げ過ぎて破綻すること少なくなく余り褒めたことはないが、それでも杉下右京の天才ぶりは嫌いではないので、毎回…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「孤狼の血」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・白石和彌 ネタバレあり 終戦後の暴力団の抗争を扱った実話もの「仁義なき戦い」(1972年)へのオマージュに満ち満ちたバブル期版で、柚月裕子の同名小説の映画化。監督は白石和彌。 広島県は呉市ならぬ呉原市(架空だが余りにもストレートな命名)。  県の大暴力団の一部を…
トラックバック:3
コメント:0

続きを読むread more

映画評「アウトサイダーズ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2016年イギリス映画 監督アダム・スミス ネタバレあり 英国。トレイラーハウスで移動しては犯罪を犯す家族がある。主に父ブレンダン・グリースンが強盗計画を立案し、息子マイケル・ファスベンダーや他の不良たちが実行役に回るという分担だが、息子には妻リンジー・マーシャルと6、7歳の息子と娘がいる。彼と妻…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

映画評「ロキシー」

☆☆(4点/10点満点中) 2016年アメリカ映画 監督ゲイリー・マイケル・シュルツ ネタバレあり 青年エミール・ハーシュが、チンピラから逃げる美人ゾーイ・クラヴィッツを助け、車で逃走する。彼女と別れたハーシュは、ヤクザな兄エモリー・コーエンの自動車修理工場開店準備を手伝うが、往時の兄の生活をめぐって確執があり、仲が良いとは言…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「セルピコ」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1973年アメリカ=イタリア合作映画 監督シドニー・ルメット ネタバレあり ロードショーで観て以来45年ぶりではないだろうか。純粋なティーンエイジャーだった僕は汚職警官にショックを受けた。パンフレットが出てきたので貼付しておきます。今では全く珍しくなくなった実話もの(当時はそれを売りにはしない)…
トラックバック:2
コメント:12

続きを読むread more

映画評「ジョン・ウィック:チャプター2」

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年アメリカ=香港合作映画 監督チャド・スタエルスキ ネタバレあり 下手な理屈ではなく強烈で正確なアクション描写で魅了したアクション映画の第2弾だが、やはり二番煎じは美味しくない。 自分の思い出を破壊したロシアン・マフィアの坊ちゃんとその繰り出す敵を凄まじい能力で倒した元ロシアン・マフ…
トラックバック:3
コメント:2

続きを読むread more

映画評「ブラッド・スローン」

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督リック・ローマン・ウォー ネタバレあり 日本には事実上の交通刑務所があるので、本作のようなことはまず起こりえない。 証券マンだったニコライ・コスター=ワルドーが妻レイク・ベルや友人たちを乗せて運転中、不注意で事故を起こし友人一人が亡くなる。飲酒もしていた為罪が重く…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「ベイビー・ドライバー」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2016年アメリカ=イギリス合作映画 監督エドガー・ライト ネタバレあり エドガー・ライトという監督は「ホット・ファズ」が面白かったが、映画的感覚という意味ではこちらのほうが大分上を行く。 少年時代の交通事故で両親を失い、自らも耳鳴りに苦しめらる若者ベイビー(アンセル・エルゴート)は、犯罪…
トラックバック:6
コメント:0

続きを読むread more

映画評「網走番外地 望郷篇」

☆☆★(5点/10点満点中) 1965年日本映画 監督・石井輝男 ネタバレあり シリーズ第3作。  このシリーズ、主人公の名前は同じではあるけれど、この3作まで作品のタイプが全部違うという変わり種。第一作は母ものめいたアクション、第2作は犯罪サスペンス、今回は正統派に近い任侠ものだ。  一番石井輝男監督らしいのは第2作で、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「夜に生きる」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2016年アメリカ映画 監督ベン・アフレック ネタバレあり ベン・アフレックは多分俳優としてより映画作家としての素質の方があるのではないかと思われるくらいきちんとした映画を作る。本作は監督デビュー作「ゴーン・ベイビー・ゴーン」より落ちるが、空撮ショットの挿入の多さにうんざりさせられた第二作「ザ・タ…
トラックバック:3
コメント:0

続きを読むread more

映画評「追憶」(2017年)

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年日本映画 監督・降旗康男 ネタバレあり ありふれた一般名詞だから「追憶」という題名(洋画では邦題)の映画は幾つもあるが、一般的に思い出す人が多いのはロバート・レッドフォードとバーブラ・ストライサンドが共演した1973年のアメリカ映画だろう。本作は勿論それとは全く関係ないドラマで、大ベテラ…
トラックバック:3
コメント:0

続きを読むread more

映画評「ザ・ドライバー」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1978年アメリカ=イギリス合作映画 監督ウォルター・ヒル ネタバレあり 40年くらい前に映画館で観た。WOWOW【発掘良品】での再鑑賞。脚本家としては既に実績のあったウォルター・ヒルの監督としての出世作である。 逃走専用の運転手ライアン・オニールが強盗犯を乗せ、パトカーの追跡を巧みにかわ…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

映画評「ディーバ」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1981年フランス映画 監督ジャン=ジャック・ベネックス ネタバレあり ジャン=ジャック・ベネックスは最近とんとご無沙汰だが、ポップ・アート的なのにどこかクラシック趣味もあるタッチがお気に入り、このデビュー作に始まって映画館で観ることが多かった。この監督の、甘すぎないロマンティシズムの発露も好き…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

映画評「恐喝こそわが人生」

☆☆★(5点/10点満点中) 1968年日本映画 監督・深作欣二 ネタバレあり 藤原審議官ならぬ藤原審爾は、1970年代角川文庫の既刊本コーナーに大量に作品が紹介されていたが、中高生だった僕は一向に興味を覚えなかった。今回本作の原作者として久しぶりに名前を見た。一応懐かしいと言っておきましょう。 4人組の恐喝団、即ち松方…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「893愚連隊」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1966年日本映画 監督・中島貞夫 ネタバレあり 昨年一月に亡くなった松方弘樹の一周忌特集は、1960年代の二本だけ観るつもり。 さて、このタイトルは勘が少し良い方なら「893」や「やくざ」と読む(若しくは指す)と解るはずだが、恐らくその2年前に公開されたアメリカ戦争映画「633爆撃隊」のパ…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「ザ・スクワッド」

☆☆★(5点/10点満点中) 2015年フランス=イギリス合作映画 監督バンジャマン・ロシェ ネタバレあり 何と3年前に観た英国製刑事映画「ロンドン・ヒート」のフランス製(一応英国との合作扱い)リメイク。1980年代以降日本と並んでネタ供給国であったフランスよお前もか、てなもんである。  一週間もすれば忘れてしまうようなお話…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「盗聴作戦」

☆☆★(5点/10点満点中) 1971年アメリカ映画 監督シドニー・ルメット ネタバレあり 「ショーン・コネリー/盗聴作戦」というのが正式邦題と思う。それはともかく、不調期と言いながらシドニー・ルメットの監督作品とも思われぬつまらなさ。さすがにピントを外してしまった脚本(実績のあるフランク・ピアスン)ではどうにもならなかったら…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

映画評「レザボア・ドッグス」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1992年アメリカ映画 監督クエンティン・タランティーノ ネタバレあり クエンティン・タランティーノのメジャー映画監督デビュー作で、同時代的には「パルプ・フィクション」(1994年)より気に入ったが、今回四半世紀ぶりに見直すと、記憶ほどは面白くなかった。尤も、「ユージュアル・サスペクツ」(199…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

映画評「L.A. コンフィデンシャル」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1997年アメリカ映画 監督カーティス・ハンスン ネタバレあり 20年前に面白く観たハードボイルド調の刑事映画である。 1952年頃(映画「悪人と美女」の看板が出ていたことによる判断)、お客と店員総勢6人の男女が喫茶店で殺される事件が発生、被害者の一人である刑事の同僚ラッセル・クロウが、殺…
トラックバック:1
コメント:2

続きを読むread more

映画評「後妻業の女」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・鶴橋康夫 ネタバレあり 後妻業とは、高齢(で持病がありそう)な資産家を狙った一種の女結婚詐欺師のことである。 現実の社会では単独犯が多いようだが、本作では60代のヒロイン大竹しのぶが結婚相談所の所長である豊川悦司と組んで、次々と解らないように巧みに再婚相手を殺傷して…
トラックバック:3
コメント:2

続きを読むread more

映画評「ダーティー・コップ」

☆☆(4点/10点満点中) 2016年アメリカ映画 監督アレックス・ブリューワー、ベンジャミン・ブリューワー 重要なネタバレあり 近年一番出まくっている俳優ニコラス・ケイジが刑事(ケイジ)ではなく警官に扮する犯罪映画。 証拠品保管室の係官ケイジが、一介の麻薬売人が大金で保釈されているのに気づいて不審に思い個人的に調べてい…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

映画評「アウトバーン」

☆☆(4点/10点満点中) 2016年イギリス=ドイツ=中国合作映画 監督エラン・クリーヴィー ネタバレあり 最近欧州を舞台にカー・アクションを繰り広げる作品が増えている。資本上の理由だけでなく、撮影上の条件もあるのかもしれない。 ドイツに仕事場を変えた車泥棒ニコラス・ホルトが、クラブでアメリカ美人フェリシティー・ジョー…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

映画評「THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッション」

☆☆★(5点/10点満点中) 2014年アメリカ映画 監督フィリップ・マーティン ネタバレあり 贋作と言えば正統派サスペンスを想像させるが、必ずしもそうとは言いにくい。 塀の中の贋作画家ジョン・トラヴォルタは、一人息子タイ・シェリダンが末期の脳腫瘍と知り、自分を密告した悪党アンスン・マウントに借金をして早めに出獄できるよ…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

映画評「トリプル9 裏切りのコード」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2015年アメリカ映画 監督ジョン・ヒルコート ネタバレあり 「欲望のバージニア」の断ち切るようなタッチが気に入ったジョン・ヒルコートの最新作。 今度は現在の南部ジョージア州アトランタが舞台。かつてオリンピックも行われたが、犯罪が多い町らしい。 特殊部隊の元兵士キウェテル・イジョフォー…
トラックバック:3
コメント:0

続きを読むread more

映画評「逃がれの街」

☆☆★(5点/10点満点中) 1983年日本映画 監督・工藤栄一 ネタバレあり 杉下右京役で大人気の水谷豊の若い時が見られると思って見ることにした。原作は人気作家になる前の北方謙三が書いた犯罪小説で、監督は時代劇の多い工藤栄一。 東京で電化製品の配送係をしている水谷は、同郷の平田満による自白で殺人の共犯の疑いをかけられる…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「64-ロクヨン-後編」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・瀬々敬久 ネタバレあり いよいよ後編。前編の方が面白いという人が多いが、僕は後編を買う。  前編は、記者クラブと群馬県警との確執が大仰に、しかも、長尺で描かれすぎて、胃が持たれた。対して、この後編は、昭和64年に起きた【ロクヨン事件】を模倣した事件が起き、それを追跡する…
トラックバック:9
コメント:0

続きを読むread more

映画評「64-ロクヨン-前編」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・瀬々敬久 ネタバレあり 瀬々敬久という監督は、余りにテキトーな作劇で僕を呆れさせたパニック映画「感染列島」を作るかと思えば、4時間を超える純文学作品「ヘヴンズ ストーリー」を作り、掴み切れない作家であるが、作劇が極端になる傾向があると言って良いのではないか。 わが群…
トラックバック:12
コメント:2

続きを読むread more