テーマ:刑事/犯罪

映画評「過去を逃れて」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1947年アメリカ映画 監督ジャック・ターナー ネタバレあり 日本では劇場未公開に終った有名なフィルム・ノワールで、監督はジャック・ターナーことジャック・トゥルヌール。  ターナーは代表作たる本作や「キャット・ピープル」(1942年)が日本ではお蔵入り(TV放映とビデオ化あり)した、ある意味不…
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映画評「マザーレス・ブルックリン」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督エドワード・ノートン ネタバレあり ジョナサン・レセムの同名小説を脚本・主演も兼ねてエドワード・ノートンが映画化したハードボイルド映画である。小説も映画も、特に日本では相対的に人気のないジャンルで、好きな人は好きだが、昔から実力ほどの評価をされることがどうも少ない。僕…
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映画評「永遠に僕のもの」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年アルゼンチン=スペイン合作映画 監督ルイス・オルテガ ネタバレあり 実話もの。 1971年。アルゼンチンの美少年カルロス通称カルリートス(ロレンソ・フェロ)は天才的な感覚で空き巣を働いている。転校した先で自分の同じ匂いを感じ取ったラモン(チノ・ダリン)と意気投合し、彼の父親を交えて…
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映画評「ゴッドファーザー」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1972年アメリカ映画 監督フランシス・フォード・コッポラ ネタバレあり 「ゴッドファーザー」と「パルプ・フィクション」は世評と僕の評価が乖離している為(また上映時間が長い為)に取り上げて来なかったのだが、評価と好悪は別で、本作は実は相当好きな作品である。評価においても「パルプ・フィクション」よ…
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映画評「初恋」(2019年)

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・三池崇史 ネタバレあり WOWOWが三池崇史の小特集をしている。任侠絡みの映画は好まないので、古い任侠の映画は無視し、その路線ではあるが新作の本作だけ観る。「初恋」という任侠絡みの映画とは思えないタイトルが興味をそそる。 ボクサーの窪田正孝がちょっとしたパンチでKO…
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映画評「キラー・インサイド・ミー」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2010年イギリス=アメリカ=スウェーデン=カナダ合作映画 監督マイケル・ウィンターボトム ネタバレあり 10年前の旧作に属するが、一時に比べると映画の変化の進行が遅くなっているのか、10年前の作品という印象を全く受けない。何故か見落としていたが、今回監督としてマイケル・ウィンターボトムの名前に気…
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映画評「バッドボーイズ フォー・ライフ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2020年アメリカ=メキシコ合作映画 監督アディル・エル・アルビ、ビラル・ファラー ネタバレあり 「パルプ・フィクション」のある程度意味のある駄弁すら退屈するのに、このシリーズは文字通りの駄弁であるから非常に辛い時間を過ごすことになる。特に第二作は2時間半と、内容に比してうんざりした記憶がある。日…
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映画評「暴走パニック 大激突」

☆☆★(5点/10点満点中) 1976年日本映画 監督・深作欣二 ネタバレあり 深作欣二監督シリーズ第2弾。昨日の「資金源強奪」に続く強盗ものだが、完成度は大分劣る。但し、馬力はある。 バーテンの渡瀬恒彦は、小林稔侍と組んで、西から東へと銀行強盗を続けてい、資金が十分溜ったらブラジルへ行くつもりである。彼は店で知り合った…
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映画評「資金源強奪」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1975年日本映画 監督・深作欣二 ネタバレあり 「仁義なき戦い」はさすがに観たが、任侠映画やヤクザ映画は殆ど観たことがない。本作は「仁義なき戦い」を監督した深作欣二のメガフォンを取ったヤクザ映画のヴァリエーション。  実に要領良く作られて面白いが、地平を切り開くところまでは行っていないので、こ…
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映画評「さらば愛しきアウトロー」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2018年アメリカ=イギリス合作映画 監督デーヴィッド・ロウリー ネタバレあり 1936年生まれのロバート・レッドフォードが引退すると宣言した作品だそうだ。現物に即してのみ映画を見る習慣がある僕は知らなった。これもまた実話もの。しかし、実話ものにありがちな硬直した印象が薄いのは、かなり自由に作っ…
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映画評「轢き逃げ 最高の最悪な日」

☆☆(4点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・水谷豊 ネタバレあり 二日続けて専業ではない人が監督した作品でござる。こちらは二作目となる水谷豊が脚本も書いて出演もしているわけだから、相当力が入っている。結果は下に述べる。 副社長令嬢・小林涼子との披露宴打ち合わせに急ぐ一流企業の幹部候補・中山麻聖が、進行役を任せる…
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映画評「パラダイス・ネクスト」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年日本≒台湾合作映画 監督・半野喜弘 ネタバレあり 監督をした半野喜弘は(映画)音楽家だそうである。脚本家や撮影監督から監督に進出する人は多いが、音楽家は珍しい。 台湾でヤクザの子分をしている豊川悦司の前に、よく喋る青年・妻夫木聡が現れる。豊川の知り合いである女性を毒殺した後、それを…
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映画評「オーバードライヴ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2013年アメリカ=イギリス=アラブ首長国連邦合作映画 監督リック・ローマン・ウォー ネタバレあり 古いという程ではないが、出来立てほやほやでもない。「ワイルド・スピード」シリーズで人気が最高潮に達していた頃のドウェイン・ジョンスンが主演するアクション映画である。しかし、ジャンル映画的ではなく、犯…
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映画評「アメリカン・アニマルズ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年アメリカ=イギリス合作映画 監督バート・レイトン ネタバレあり 映画としては作り方が面白いが、TVでは年がら年中やっているタイプに過ぎない。  実話そのものの映画化で、実際の人物が彼等を演じる役者共々交互に出演するというのが珍しいわけだが、TV「アンビリバボー」では多くこの形式なので、…
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映画評「サンダーボルト」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1974年アメリカ映画 監督マイケル・チミノ ネタバレあり 「ディア・ハンター」(1978年)で俄然注目されたものの「天国の門」(1980年)で大映画会社ユナイテッド・アーティスツを倒産させて以降余り冴えず、もう20年以上まともに映画を作っていないマイケル・チミノの監督デビュー作(兼脚本)。40…
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映画評「郵便配達は二度ベルを鳴らす」(1946年版)

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1946年アメリカ映画 監督テイ・ガーネット ネタバレあり ジェームズ・M・ケインのこのハードボイルド小説は既に中学の頃から知っていたが、実際に読んだのは僅か数年前。  しかし、1980年代にボブ・ラフェルスン監督版(1981年)、ルキノ・ヴィスコンティ監督のイタリア版(1942年)を映画館で…
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映画評「黒い罠」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1958年アメリカ映画 監督オースン・ウェルズ ネタバレあり ホイット・マスタースンのミステリー小説をオースン・ウェルズが映画化。タッチはハードボイルドだが、ハードボイルドものというよりはフィルム・ノワールと言った方が感じが出る内容。メキシコ国境をまたいで官憲が往来するところが面白い。  タッ…
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映画評「オーシャンと十一人の仲間」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1960年アメリカ映画 監督リュイス・マイルストン ネタバレあり 39年後に「オーシャンズ11」としてリメイクされたリュイス・マイルストン監督の犯罪映画である。 しかし、本作は犯罪への準備と本番が少なく、前半は11人のメンバー紹介。これに凡そ50分費やしているので、フランク・シナトラ、ディ…
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映画評「バックトレース」

☆☆(4点/10点満点中) 2018年アメリカ=カナダ合作映画 監督ブライアン・A・ミラー ネタバレあり シルヴェスター・スタローンが出演しているというので観てみたが、本ブログの定義では日本劇場未公開映画に当たる。 銀行強盗を働いた実行グループと発案グループとが喧嘩別れして撃合いになり、実行グループは一人を除いて死ぬ。 …
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映画評「運び屋」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督クリント・イーストウッド ネタバレあり クリント・イーストウッドが久々に主演も兼ねた監督作品。前作「15時17分、パリ行き」はつまらなかったが、今回は傑作「グラン・トリノ」系列の保守的な老人が活躍する犯罪映画でなかなか面白い。 退役軍人イーストウッドは花を育てる…
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映画評「スノー・ロワイヤル」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年アメリカ=イギリス=ノルウェー=カナダ=フランス=ドイツ合作映画 監督ハンス・ぺテル・モランド ネタバレあり 「96時間」のヒットにより、それ以降家族の為に頑張る父親という役ばかり仰せつかるようになったのはリーアム・ニースンにとって不幸なのかもしれない。 本作もまたまたその系列で、…
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映画評「女囚さそり 701号怨み節」

☆☆★(5点/10点満点中) 1973年日本映画 監督・長谷部安春 ネタバレあり 梶芽衣子主演としてはシリーズ最終作である。シリーズ中一本だけ観たことがあると記憶していたのはこの作品だった。 またまた警察に捕えられたさそりこと松島ナミ(梶芽衣子)が護送中に警官の油断をついて早業で襲い、逃亡する。彼女を痛めつけることを業務…
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映画評「女囚さそり けもの部屋」

☆☆(4点/10点満点中) 1973年日本映画 監督・伊藤俊也 重要なネタバレあり。鑑賞予定のある方は要注意。 シリーズ第3作にして何とか常識の範囲に入って来た。まだ変なところがあるが、ジャンル映画としては許容範囲であろう。 逃亡中の女囚さそり(梶芽衣子)が電車内で刑事・成田三樹夫に発見され手錠を掛けられるが、ドアに挟ま…
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映画評「女囚さそり 第41雑居房」

★(1点/10点満点中) 1972年日本映画 監督・伊藤俊也 ネタバレあり シリーズ第二作。  第一作はお話として一見成立しているようで破綻しているので良い点が与えられなかった。この第二作は前半は健闘しているが、後半正視に堪えなくなり、大減点するしかない。 梶芽衣子の女囚701号こと松島ナミが、白石加代子以下の女囚6名…
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映画評「女囚701号/さそり」

☆(2点/10点満点中) 1972年日本映画 監督・伊藤俊也 ネタバレあり クテンティン・タランティーノが好きと言う日本映画は「吸血鬼ゴケミドロ」と言い、本作と言い、お話として成立していないものが多い。昔シリーズのうち一本観たが、通して見たらそれは一番まっとうな第4作と確認できた。 麻薬捜査の刑事・夏八木勲に騙されて囮捜…
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映画評「野性の証明」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1978年日本映画 監督・佐藤純彌 ネタバレあり 高校生の時に俄かに森村誠一ブームが起きた。三つの並行描写が最後に一つに収束していく様が実に見事だった「人間の証明」が評判を取ったのだ。すぐに映画化されたが、小説を読んだ後では実につまらなかった。そして「野性の証明」も読んだが、前作に及ばずという印…
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映画評「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2018年アメリカ=メキシコ合作映画 監督ステファノ・ソッリマ ネタバレあり ドニ・ヴィルヌーヴが監督を務めた前作は社会派的なテーマを使って善悪の問題に迫る純文学になっていたが、監督がステファノ・ソッリマに代わった今回は社会派要素はあれどもぐっと娯楽度が高い。但し、脚本はどちらもテイラー・シェリ…
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映画評「プリズン・ランペイジ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督ドワイト・H・リトル ネタバレあり 1978年アメリカで起きた実話の映画化。 殺人犯ロバート・パトリックが面会に来た息子3人に手筈を整えてもらい、仲の良い殺人犯クリス・ブラウニングと共に脱獄する。  ところが、弟が用意したというスペア・タイヤを載せていない車がパ…
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映画評「ザ・ヤクザ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1974年アメリカ=日本合作映画 監督シドニー・ポラック ネタバレあり 40年位前にTVのカット版で観たけなので、完全版は今回が初めて。 取引先の日本のヤクザ岡田英次の一味に娘を誘拐された実業家ブライアン・キースが娘を取り戻してほしいと元刑事の私立探偵ロバート・ミッチャムに頼む。  ミッ…
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映画評「スマホを落としただけなのに」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・中田秀夫 ネタバレあり 志駕晃のミステリー・サスペンスをホラー映画に実績のある中田秀夫が映画化。 原作に難があるのかもしれないが、実にとっちらかっている。原作がダメであったのなら、脚色で整理すればもう少し格好がついたであろうし、逆に原作を脚色が台無しにした可能性もあ…
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