テーマ:伊丹十三

映画評「スーパーの女」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1996年日本映画 監督・伊丹十三 ネタバレあり 伊丹十三第9作。これぞマニュアル映画と言うべし。再鑑賞作品。 スーパー【正直屋】は、伊東四朗率いる【安売り大魔王】に価格破壊攻勢にたじたじ、専務で事実上のトップ・津川雅彦も参っているが、夫に死なれて帰郷した同級生・宮本信子と再会、客の立場か…
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映画評「静かな生活」

☆☆★(5点/10点満点中) 1995年日本映画 監督・伊丹十三 ネタバレあり 伊丹十三監督の8作目。  妹の夫君であるノーベル賞作家・大江健三郎の同名小説を映画化したものだが、僕は気に入らなかった。大江にはこの作品の音楽を担当した光という息子がいて、知的障害者としての息子をモチーフにして書かれたのが原作である。 大江…
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映画評「大病人」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1993年日本映画 監督・伊丹十三 ネタバレあり 伊丹十三第7作。再鑑賞。 前作「ミンボーの女」が元で暴力団に襲撃された時の入院体験が影響したのか、今回のテーマは病院である。 俳優兼監督の三國連太郎はガンで余命が幾ばくもない音楽家を主人公にした映画を製作中であるが、自らガンに冒されて入院し…
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映画評「あげまん」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1990年日本映画 監督・伊丹十三 ネタバレあり 伊丹十三監督は10本の作品を発表したが、その第5作。年代的にも前期最後の作品となる。再鑑賞。  内容はそれまでのマニュアル映画とは若干趣を異にするが、芸者であるヒロイン・ナヨコ(宮本信子)が水揚げされるまでは【芸者小百科】的な扱いなのは、いかに…
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映画評「マルサの女2」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1988年日本映画 監督・伊丹十三 ネタバレあり 説明するまでもなく、大ヒットした「マルサの女」の続編。伊丹十三フィルモグラフィー中唯一のシリーズとなった。再鑑賞作品。 マルサの敏腕査察官・宮本信子はいち早く地上げ屋に目を付け追及、大物・三國連太郎が脱税の隠れ蓑に使っている新興宗教団体【天…
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映画評「マルサの女」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1987年日本映画 監督・伊丹十三 ネタバレあり 伊丹十三の作品はマニュアル映画と呼称するのがふさわしいが、この作品から【現代用語の基礎知識もの】とも言いたくなる一連の社会派娯楽作品を発表し続けることになる。その印象も手伝って初鑑賞当時は前2作とは作風がかなり変わった印象を持ったのだが、こうして…
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映画評「タンポポ」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1985年日本映画 監督・伊丹十三 ネタバレあり 伊丹十三監督第二作。初鑑賞当時伊丹作品の中で一番感心したのが実はこの作品だが、今観ると些か散漫であります。 タンクローリーの運転手・山崎努が相棒・渡辺謙と、たんぽぽ(宮本信子)が営む寂れたラーメン屋・来々軒に立ち寄り、成り行きでラーメン作り…
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映画評「お葬式」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1984年日本映画 監督・伊丹十三 ネタバレあり 1984年に日本に突然天才監督が登場した。伊丹十三である。元々俳優として十分名の知られた存在であり、それ以上に戦前の天才監督・伊丹万作の息子ということで、デビュー作とは言え注目度は高かったが、期待以上の腕前を披露したのがこの作品である。20年ぶり…
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映画評「ミンボーの女」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1992年日本映画 監督・伊丹十三 ネタバレあり 伊丹十三特集第2弾だが、観る順番が製作順と逆になっているのは愛嬌ということで。再鑑賞作品。 ミラボーならぬミンボーとは【民事介入暴力】の省略なる業界用語で、具体的には暴力団が民間人や企業の弱みを握って暴力で脅すことを指す。 名門ホテル…
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映画評「マルタイの女」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1997年日本映画 監督・伊丹十三 ネタバレあり 伊丹十三の思わぬ遺作。ご存知のように本作公開から3ヵ月後に彼は謎の自殺を遂げてしまった。1984年の「お葬式」以来当時の日本では珍しい社会性と娯楽性を両立させた作品を続け、マニュアル映画などと呼称させて戴いた一種の天才だったが、全く惜しいことをし…
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