テーマ:喜劇/ファミリー

映画評「鉄道運転士の花束」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2016年セルビア=クロアチア合作映画 監督ミロシュ・ラドヴィッチ ネタバレあり セルビアとクロアチアの合作作品。タイトルからは伺い知れないが、ブラック・コメディーである。 引退を考えているベテランの鉄道運転士イリヤ(ラザル・リストフスキー)は、数十人の男女を轢き殺してい、壮絶な報告に耐え切…
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映画評「スペシャルアクターズ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・上田慎一郎 ネタバレあり 「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督の作品で、集団が一つのことに向けて何かをやるという共通点ががある。しかも演劇・映画周辺という設定も共通。 緊張すると倒れてしまう役者志願の青年・大澤数人が、依頼者の為にお話を考えて役者を投入することで案…
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映画評「喜劇 愛妻物語」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・足立紳 ネタバレあり 「百円の恋」という優れた脚本作のある足立紳が自らの脚本を映像に移した(一種の)ホーム・コメディーで、コミカルすぎるくらいの内容なのに平成以降の家族・夫婦関係のリアルさに甚だ感心させられた。足立の経験に基づくお話だろうと見当がつく内容である。 …
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映画評「生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1985年日本映画 監督・森崎東 ネタバレあり 森崎東監督シリーズ第2弾。雷雨によりうまく録画できなかったので、WOWOWの配信による鑑賞(初トライ)。  昨日の「喜劇 女は男のふるさとヨ」の焼き直し、少なくとも全く似た要素・構図のお話である。 どさ回りストリッパーのバーバラ(倍賞美津子…
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映画評「喜劇 女は男のふるさとヨ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1971年日本映画 監督・森崎東 ネタバレあり 森崎東監督の「喜劇」シリーズ(?)を観るのはこれで三本目である。脚本は、年下だが映画界では先輩に当たる山田洋次と共同で書いている。山田が加わっていることもあって、「男はつらいよ」と共通する要素も少なくないが、落語的な山田と違って森崎監督のタッチは漫才…
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映画評「お名前はアドルフ?」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年ドイツ映画 監督ゼーンケ・ヴォルトマン ネタバレあり フランス人二人組による「名前(ファーストネーム)」という戯曲をドイツの監督ゼーンケ・ヴォルトマンが映画化。なかなかの人気作品で、既に何度か映像化されているが映画は初めて・・・ということらしい。 文学教授シュテファン(クリストフ・…
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映画評「ディック・ロングなぜ死んだのか?」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督ダニエル・シャイナート ネタバレあり タイトル通りの内容を扱ったブラック・コメディーである。日本人には面白味が解らないところがあるし、アメリカ人でも品の良い方は眉をひそめるかもしれない。IMDbでは、後者を主たる理由とする 6.3 という平均得点なのかもしれない。 …
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映画評「浅田家!」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・中野量太 ネタバレあり 東京新聞で3・11の後回収された写真を再生して被災者に返している人がいるというのを何度か読んだ。本作は、それに関わった若手写真家・浅田政志氏の人生をベースにした作品でござる。 映画は二段構えで、前半はその事業と全く関係なく、同氏(二宮和也)…
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映画評「おらおらでひとりいぐも」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・沖田修一 ネタバレあり オフビートな映画を作る沖田修一監督が、若竹千佐子の芥川賞受賞作を映画化した作品。相変わらずとぼけている。 70代になって夫に先立たれた埼玉県の老主婦・桃子(田中裕子)は、息子とは暫く音信不通、娘は近所にいて珠には寄るようだが、孤独をかこつ日々…
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映画評「今宵、212号室で」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年フランス=ベルギー=ルクセンブルク合作映画 監督クリストフ・オノレ ネタバレあり 昔のフランス恋愛映画はお話も面白く、演出も洒落ているものが多かったが、ヌーヴェル・ヴァーグ定着以降に作られた恋愛映画はどうも理屈が先行して余り面白くない。  本作も超現実的内容を交えているのに洒落っ気が不…
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映画評「最高の花婿 アンコール」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年フランス映画 監督フィリップ・ド・シャーヴロン ネタバレあり フランスで大ヒットした風刺喜劇の第二弾。 第一作は、四人姉妹がそれぞれ違う人種・民族と結婚するという一家民族るつぼ状態に達した両親特に父親クリスチャン・クラヴィエの困惑を描いて可笑しかったが、底が浅くて面白い(興味深い)…
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映画評「凸凹猛獣狩」

☆☆(4点/10点満点中) 1949年アメリカ映画 監督チャールズ・バートン ネタバレあり バッド・アボットとルー・コステロの凸凹コンビの作品は3本くらい観たことがある。全て凸凹で始まる邦題なので失念して観たものの、実は再鑑賞。物凄く可笑しい若しくは面白いものであれば再鑑賞も厭わないが、この程度では避けたいところで、事前にIM…
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映画評「デッド・ドント・ダイ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年アメリカ=スウェーデン=南アフリカ合作映画 監督ジム・ジャームッシュ ネタバレあり 何作か前に「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」(2013年)という吸血鬼映画を作っているので、この手の恐怖映画のパロディー作りにジム・ジャームッシュはかなり興味を持っているのだろう。と言うより上記吸…
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映画評「我輩はカモである」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1933年アメリカ映画 監督レオ・マッケリー ネタバレあり マルクス兄弟の代表作と目されるコメディー。昨年再鑑賞したルネ・クレール監督「最後の億萬長者」(1934年)に極めて似た設定と雰囲気で始まるので、あの映画をパロディーとして取り込んだのかと思って製作年度を見たら、どうも逆である。失礼しまし…
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映画評「グッドバイ~噓からはじまる人生喜劇~」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・成島出 ネタバレあり 太宰治最後の小説の映画化だが、序盤のうちに未完に終わったので、映画作者が色々と加えられるというメリットがある。それを生かせるかどうかは映画人の腕次第。とは言っても、本作には、その遺作から作り上げられたケラリーノ・サンドロヴィッチの戯曲があると言ってお…
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映画評「寝ずの番」

☆☆★(5点/10点満点中) 2006年日本映画 監督マキノ雅彦 ネタバレあり 2006年の春先、津川雅彦がマキノ雅彦の別名で初メガフォンを撮ったことを某公共放送局が取り上げていた。映画館に行くほどではないにしても、映画揺籃記から成長期にかけて大きな働きをしたマキノ(牧野)家の血がどのように発揮されるかと楽しみにした。が、翌年…
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映画評「だれもが愛しいチャンピオン」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年スペイン映画 監督ハビエル・フェセル ネタバレあり 「タッチ・ミー・ノット」に続いて障碍者が出て来る。こちらは知的障碍者オンリーで、しかも、それ自体が主題のようなものである。障碍者の映画が増えているようで、これを観終わった後観ようと思った作品がたまたま二本障碍者が主役だったので、余りこの…
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映画評「デリート・ヒストリー」

☆☆★(5点/10点満点中) 2020年フランス=ベルギー合作映画 監督ブノワ・ドレピーヌ、ギュスターヴ・ケルヴェン ネタバレあり 昨日の「タッチ・ミー・ノット」のベルリン映画祭金熊賞受賞同様、本作の銀熊賞も相当疑問である。近年欧州映画祭は映画としての完成度よりテーマ性を重視しすぎているのではないか。 フランス。働いたこ…
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映画評「殺人狂時代」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1967年日本映画 監督・岡本喜八 ネタバレあり チャップリンではなく、岡本喜八のシュールなスリラー映画である。岡本の名前があってシュールと来れば当然コメディー・スタイルだろうと言われるでありましょう。ご名答でござる。  都築道夫の原作「飢えた遺産」はあるが、実は一昨日の「黒い賭博師 悪魔の左…
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映画評「誘惑」(1957年)

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1957年日本映画 監督・中平康 ネタバレあり プライムビデオに加入させられた(笑)関係で、しかも、金欠の僕が無償のものしか見ないと知る常連投稿者たちから色々と紹介され、有難い。実際観ても優れた作品が多く、投稿の方々に感謝するばかり。  この作品はほぼ同郷・同世代の浅野佑都さんから紹介された中…
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映画評「英雄は嘘がお好き」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年フランス=ベルギー合作映画 監督ローラン・ティラール ネタバレあり シェークスピアの喜劇群を持ち出すまでもなく、嘘と誤解はシチュエーション・コメディーの必須要素であるが、フランス製の本作の場合、シチュエーションの可笑し味よりドタバタに近い持ち味。 1809年、ナポレオン戦争の時代で…
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映画評「一度死んでみた」

☆☆★(5点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・浜崎慎治 ネタバレあり 見るだけで元気が出そうな広瀬すずが出るので、一度観てみた。実にくだらないが、くだらないから映画的な価値がないなんてことはない。そんな狭い料簡で映画を観ている輩は自分が損をしていることに気づかないのだ。 アウトラインは非常に簡単。 若返り…
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映画評「ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年アメリカ=カナダ=コロンビア合作映画 監督ジョナサン・レヴィン ネタバレあり シャーリーズ・セロンが出ているのは知っていたが、セス・ローゲンが共演ですか。例によって下ネタのオン・パレードでしょう。 辞職したように見えて実は首になったらしい記者ローゲンが、友人に誘われて出かけたチャリ…
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映画評「噓八百 京町ロワイヤル」

☆☆★(5点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・武正晴 ネタバレあり 美術詐欺の男たちがより大きなインチキ組織をやっつけるお話。正編の評判が良かったのか、3年ぶりの続編である。似たような趣向の作品にTVドラマ及びその映画版「コンフィデンスマンJP」などがあり、日本ではちょっとしたコン・ゲーム映画ばやりの様相を呈している…
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映画評「今さら言えない小さな秘密」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年フランス=ベルギー合作映画 監督ピエール・ゴドー ネタバレあり フランス映画は概して人間の弱みをコミカルに描いて淀みがない。その数に入れたい本作はジャン=ジャック・サンペの絵本を映像化したコメディーで、監督は初めて触れるピエール・ゴドー。 主人公ラウール・タビュラン(ブノワ・ポール…
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映画評「家族にサルーテ! イスキア島は大騒動」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年イタリア映画 監督ガブリエレ・ムッチーノ ネタバレあり 昔はこういうイタリアの家族映画も日本でそれなりにヒットしたものだが、最近は若者に傾く日本映画が当たり、さもなくばスペクタクルな米英のメジャー映画がヒットするだけ。映画興行界が比較的若い年齢層にターゲットを絞っている為、欧州のドラマ映…
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映画評「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年スペイン=ベルギー=フランス=イギリス=ポルトガル合作映画 監督テリー・ギリアム ネタバレあり テリー・ギリアムが彼なりの「ドン・キホーテ」を作ろうとして何度も挫折したのは有名で、最初の挫折については「ロスト・イン・ラ・マンチャ」(2002年)というドキュメンタリー映画にもなったくらい。…
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映画評「とらんぷ譚」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1936年フランス映画 監督サシャ・ギトリ ネタバレあり まだ大統領再選を諦めていないドナルド・トランプの伝記映画ではありません。彼が大統領でなくなったら、伝記映画かかなり批判的なドキュメンタリーが作られるだろうと思っているが、さすがにまだその段階ではない。 25年以上前WOWOWが放映…
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映画評「やっぱり契約破棄していいですか!?」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年イギリス映画 監督トム・エドモンズ ネタバレあり こういう軽味のあるブラック・コメディーは英国映画にしか出来ない。それを確認できただけでも観た甲斐がありました。 売れない若い作家アナイリン・バーナードが橋の欄干に立っていると、60代とおぼしき男性トム・ウィルキンスンから名刺を渡され…
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映画評「最後の億萬長者」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1934年フランス映画 監督ルネ・クレール ネタバレあり そろそろジャック・フェデーも取り上げてみようかと思ったが、忙しいので短い作品が多いルネ・クレールをまた取り上げる。本作を初めて観たのは東京のフィルムセンターにおいて。その後WOWOWで観ていると思う。その時の録画でまた観る。 モナコ…
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