テーマ:喜劇/ファミリー

映画評「凸凹猛獣狩」

☆☆(4点/10点満点中) 1949年アメリカ映画 監督チャールズ・バートン ネタバレあり バッド・アボットとルー・コステロの凸凹コンビの作品は3本くらい観たことがある。全て凸凹で始まる邦題なので失念して観たものの、実は再鑑賞。物凄く可笑しい若しくは面白いものであれば再鑑賞も厭わないが、この程度では避けたいところで、事前にIM…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「デッド・ドント・ダイ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年アメリカ=スウェーデン=南アフリカ合作映画 監督ジム・ジャームッシュ ネタバレあり 何作か前に「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」(2013年)という吸血鬼映画を作っているので、この手の恐怖映画のパロディー作りにジム・ジャームッシュはかなり興味を持っているのだろう。と言うより上記吸…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「我輩はカモである」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1933年アメリカ映画 監督レオ・マッケリー ネタバレあり マルクス兄弟の代表作と目されるコメディー。昨年再鑑賞したルネ・クレール監督「最後の億萬長者」(1934年)に極めて似た設定と雰囲気で始まるので、あの映画をパロディーとして取り込んだのかと思って製作年度を見たら、どうも逆である。失礼しまし…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「グッドバイ~噓からはじまる人生喜劇~」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・成島出 ネタバレあり 太宰治最後の小説の映画化だが、序盤のうちに未完に終わったので、映画作者が色々と加えられるというメリットがある。それを生かせるかどうかは映画人の腕次第。とは言っても、本作には、その遺作から作り上げられたケラリーノ・サンドロヴィッチの戯曲があると言ってお…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「寝ずの番」

☆☆★(5点/10点満点中) 2006年日本映画 監督マキノ雅彦 ネタバレあり 2006年の春先、津川雅彦がマキノ雅彦の別名で初メガフォンを撮ったことを某公共放送局が取り上げていた。映画館に行くほどではないにしても、映画揺籃記から成長期にかけて大きな働きをしたマキノ(牧野)家の血がどのように発揮されるかと楽しみにした。が、翌年…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「だれもが愛しいチャンピオン」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年スペイン映画 監督ハビエル・フェセル ネタバレあり 「タッチ・ミー・ノット」に続いて障碍者が出て来る。こちらは知的障碍者オンリーで、しかも、それ自体が主題のようなものである。障碍者の映画が増えているようで、これを観終わった後観ようと思った作品がたまたま二本障碍者が主役だったので、余りこの…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「デリート・ヒストリー」

☆☆★(5点/10点満点中) 2020年フランス=ベルギー合作映画 監督ブノワ・ドレピーヌ、ギュスターヴ・ケルヴェン ネタバレあり 昨日の「タッチ・ミー・ノット」のベルリン映画祭金熊賞受賞同様、本作の銀熊賞も相当疑問である。近年欧州映画祭は映画としての完成度よりテーマ性を重視しすぎているのではないか。 フランス。働いたこ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「殺人狂時代」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1967年日本映画 監督・岡本喜八 ネタバレあり チャップリンではなく、岡本喜八のシュールなスリラー映画である。岡本の名前があってシュールと来れば当然コメディー・スタイルだろうと言われるでありましょう。ご名答でござる。  都築道夫の原作「飢えた遺産」はあるが、実は一昨日の「黒い賭博師 悪魔の左…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「誘惑」(1957年)

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1957年日本映画 監督・中平康 ネタバレあり プライムビデオに加入させられた(笑)関係で、しかも、金欠の僕が無償のものしか見ないと知る常連投稿者たちから色々と紹介され、有難い。実際観ても優れた作品が多く、投稿の方々に感謝するばかり。  この作品はほぼ同郷・同世代の浅野佑都さんから紹介された中…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「英雄は嘘がお好き」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年フランス=ベルギー合作映画 監督ローラン・ティラール ネタバレあり シェークスピアの喜劇群を持ち出すまでもなく、嘘と誤解はシチュエーション・コメディーの必須要素であるが、フランス製の本作の場合、シチュエーションの可笑し味よりドタバタに近い持ち味。 1809年、ナポレオン戦争の時代で…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「一度死んでみた」

☆☆★(5点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・浜崎慎治 ネタバレあり 見るだけで元気が出そうな広瀬すずが出るので、一度観てみた。実にくだらないが、くだらないから映画的な価値がないなんてことはない。そんな狭い料簡で映画を観ている輩は自分が損をしていることに気づかないのだ。 アウトラインは非常に簡単。 若返り…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年アメリカ=カナダ=コロンビア合作映画 監督ジョナサン・レヴィン ネタバレあり シャーリーズ・セロンが出ているのは知っていたが、セス・ローゲンが共演ですか。例によって下ネタのオン・パレードでしょう。 辞職したように見えて実は首になったらしい記者ローゲンが、友人に誘われて出かけたチャリ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「噓八百 京町ロワイヤル」

☆☆★(5点/10点満点中) 2020年日本映画 監督・武正晴 ネタバレあり 美術詐欺の男たちがより大きなインチキ組織をやっつけるお話。正編の評判が良かったのか、3年ぶりの続編である。似たような趣向の作品にTVドラマ及びその映画版「コンフィデンスマンJP」などがあり、日本ではちょっとしたコン・ゲーム映画ばやりの様相を呈している…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「今さら言えない小さな秘密」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年フランス=ベルギー合作映画 監督ピエール・ゴドー ネタバレあり フランス映画は概して人間の弱みをコミカルに描いて淀みがない。その数に入れたい本作はジャン=ジャック・サンペの絵本を映像化したコメディーで、監督は初めて触れるピエール・ゴドー。 主人公ラウール・タビュラン(ブノワ・ポール…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「家族にサルーテ! イスキア島は大騒動」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年イタリア映画 監督ガブリエレ・ムッチーノ ネタバレあり 昔はこういうイタリアの家族映画も日本でそれなりにヒットしたものだが、最近は若者に傾く日本映画が当たり、さもなくばスペクタクルな米英のメジャー映画がヒットするだけ。映画興行界が比較的若い年齢層にターゲットを絞っている為、欧州のドラマ映…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年スペイン=ベルギー=フランス=イギリス=ポルトガル合作映画 監督テリー・ギリアム ネタバレあり テリー・ギリアムが彼なりの「ドン・キホーテ」を作ろうとして何度も挫折したのは有名で、最初の挫折については「ロスト・イン・ラ・マンチャ」(2002年)というドキュメンタリー映画にもなったくらい。…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「とらんぷ譚」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1936年フランス映画 監督サシャ・ギトリ ネタバレあり まだ大統領再選を諦めていないドナルド・トランプの伝記映画ではありません。彼が大統領でなくなったら、伝記映画かかなり批判的なドキュメンタリーが作られるだろうと思っているが、さすがにまだその段階ではない。 25年以上前WOWOWが放映…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「やっぱり契約破棄していいですか!?」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年イギリス映画 監督トム・エドモンズ ネタバレあり こういう軽味のあるブラック・コメディーは英国映画にしか出来ない。それを確認できただけでも観た甲斐がありました。 売れない若い作家アナイリン・バーナードが橋の欄干に立っていると、60代とおぼしき男性トム・ウィルキンスンから名刺を渡され…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「最後の億萬長者」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1934年フランス映画 監督ルネ・クレール ネタバレあり そろそろジャック・フェデーも取り上げてみようかと思ったが、忙しいので短い作品が多いルネ・クレールをまた取り上げる。本作を初めて観たのは東京のフィルムセンターにおいて。その後WOWOWで観ていると思う。その時の録画でまた観る。 モナコ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「カツベン!」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・周防正行 ネタバレあり NHKの“朝の連続テレビ小説”のような展開ぶりだが、脚本の完成度は非常に高い。周防正行監督得意分野のドタバタ喜劇で、活動弁士を主題にした映画ファンには誠に嬉しい作品である。 お話の始まりは1915年。12歳くらいの少年俊太郎と梅子が活動写真…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「幽霊西へ行く」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1935年イギリス映画 監督ルネ・クレール ネタバレあり この作品を皮切りにドイツの敗戦まで10年間ルネ・クレールは英米で映画を撮っているが、この作品が一番上出来だろう。35年ぶりくらいの再鑑賞。 18世紀。スコットランドのグローリーの城主が宿敵マクラガン家に侮辱されて憤死、息子マードッ…
トラックバック:0
コメント:8

続きを読むread more

映画評「ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年イギリス映画 監督デーヴィッド・カー ネタバレあり 第一作は泥臭くて買わなかったが、第二弾は007シリーズのパロディーぶりが面白く好調だった。そしてこの第三作。前回よりやや劣る感じがするものの、こういうずっこけ官憲を見ると思い出さざるを得ない「ピンク・パンサー」シリーズの殆どの作品より面…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

映画評「テルアビブ・オン・ファイア」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2018年イスラエル=フランス=ベルギー=ルクセンブルク 監督サメフ・ゾアビ ネタバレあり 上に記したように合作映画だが、実質的にイスラエル映画。嫌味のない風刺喜劇で、小傑作と言って良い。パレスチナとイスラエルの関係を知っていて、かつ、関心があれば面白く見られると思う。 昨年トランプ大統領…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「3人の信長」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・渡辺啓 ネタバレあり 近年の織田信長人気は異常なものがあり、映画作品も多い。が、感心するほど面白いものは皆無。 桶狭間の戦い(1560年)から10年後の金ヶ崎の戦いで、浅井・朝倉軍に囲まれた信長を、亡き主君今川義元へその首を届けようと狙っていた今川残党が捕える。とこ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「麻雀放浪記2020」

☆☆(4点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・白石和彌 ネタバレあり 和田誠が映画化した阿佐田哲也の小説の再映画化と思いきや、SF的翻案といったほうが近い。最近僕が注目している白石和彌が監督、にもかかわらず、キャッチャー・フライくらいの出来である。 1945年12月荒廃した戦後の雀荘でマージャンをしていた斎藤工が…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「毒薬と老嬢」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1944年アメリカ映画 監督フランク・キャプラ ネタバレあり 一度は確実に観ているが、二度目か三度目か判然としない。戦前の本塁打王フランク・キャプラの喜劇(笑劇に近い)で、好悪を別にして相当な傑作である。 金髪美人プリシラ・レインと結婚したのかしていないのかよく解らない演劇評論家ケイリー・…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

映画評「ウディ・アレンのザ・フロント」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1976年アメリカ映画 監督マーティン・リット ネタバレあり ウッディー・アレンが監督作品は最新作を除いて多分全て観ていると思うが、監督を担当していない主演作品には観ていないものがあって、本作を図書館から借りて来た。アレンが脚本も書いていないので、社会派の重喜劇仕様になっている。 1950年…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「記憶にございません!」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・三谷幸喜 ネタバレあり 政治風刺映画は英米映画が得意とするところで、日本映画では余り作られて来なかった。そこに切り込んだ意欲を一応買っておきたい。 “記憶にございません” という措辞は疑獄の証言等で使われる常套句で、必ずしも政治における言葉ではないが、三谷幸喜の新作…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「パリ、噓つきな恋」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年フランス=ベルギー合作映画 監督フランク・デュボスク ネタバレあり 喜劇俳優のフランク・デュボスクが主演を兼ねて、脚本と監督も担当した恋愛コメディーである。 靴流通企業のパリ支店長デュボスクが、母親の死後、その家で車椅子に坐っていたのを、隣に越してきたソーシャルワーカーの美人キャロ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「セラヴィ!」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年フランス=ベルギー=カナダ合作映画 監督エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ ネタバレあり 「ウェディング・プランナー」(2001年)というアメリカ映画など、この職業を主軸に扱う映画は幾つかあるが、本作はその職業紹介編として最適と言って良いフランス製(ベルギー、カナダとの合作)コメデ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more