テーマ:喜劇/ファミリー

映画評「イタリア式離婚狂騒曲」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1961年イタリア映画 監督ピエトロ・ジェルミ ネタバレあり 1950年代までは悲劇が多かったピエトロ・ジェルミは60年代に入って艶笑喜劇に方向転換した。この作品がその最初と思う。再鑑賞。 現在のシチリア島。貧乏貴族の息子マルチェッロ・マストロヤンニは、結婚して12年経つ不美人の妻ダニエラ…
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映画評「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年日本映画 監督・大根仁 ネタバレあり 奥田民生はギターがジョージ・ハリスンなので(意味が解りますか?)面白く聞いているが、メロディーはビートルズに遠い。コード進行には戴いているものがあると思う。  そんな奥田民生がタイトルになっているので見たようなもので、それ以外に一つだけ感心したのは…
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映画評「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~」

☆☆(4点/10点満点中) 2016年フランス=マケドニア合作映画 監督ニコラ・ブナム ネタバレあり 最近ギリシャにいちゃもんを付けられ改名した北マケドニア(マケドニア)が製作に絡んでいるのが珍しいが、ロケに大々的に協力したという意味での合作であろう。 フランスの中流階級の家族。整形外科医のホセ・ガルシアが、セラピストの…
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映画評「おとなの恋の測り方」

☆☆★(5点/10点満点中) 2016年フランス映画 監督ローラン・ティラール ネタバレあり 日本の純恋愛映画は若者(僕ら爺の感覚で言えば少年ですな)に特化され、大人のそれは不倫等些かややこしいものが多くなっている。アメリカでは多少作られるが、純度が高いものはフランス映画が相変わらず得意だ。このフランス映画は、メキシコ映画のリ…
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映画評「劇場版 お前はまだグンマを知らない」

☆☆(4点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・水野格 ネタバレあり 「ケンミンSHOW」なる番組がある。純度が低い番組しか作らない日本テレビの番組につき基本的に見ないが、群馬県が大々的に絡むと事前に知っていれば観ることが多い。多分今まで2回ですな(笑)。とにかく、その中で栃木県と茨城県と並んで日本における魅力度ワースト…
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映画評「スラップ・ショット」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1977年アメリカ映画 監督ジョージ・ロイ・ヒル ネタバレあり 実は1980年頃まで日本でもアイス・ホッケーはTVでよく放映されていて、中高大と帰宅後に(放映は土日)観ることが多かった。王子製紙と西武鉄道が覇権を争っていた頃だ。そんな時代に公開されたアイス・ホッケーをテーマにしたスポーツ映画であ…
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映画評「ベイウォッチ」

☆☆(4点/10点満点中) 2017年アメリカ=イギリス=中国合作映画 監督セス・ゴードン ネタバレあり 1990年に人気のあったTVシリーズ「ベイウォッチ」のリメイク的映画。TV「ベイウォッチ」は主にNHK-BSで放映されていたと思うが、結局まともに観たことがはなかったなあ。 オリジナルは海岸での救命員の活躍を描く内容…
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映画評「白昼堂々」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1968年日本映画 監督・野村芳太郎 ネタバレあり ハードボイルド作家・結城昌治の同名小説を野村芳太郎が映画化した犯罪コメディー。当時の野村監督はほぼコメディーに特化していたが、1970年の「影の車」以降ミステリーが多くなる同監督の二つの側面が一緒に観られるような作品とも言える。 北九州で女…
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映画評「モヒカン故郷に帰る」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2015年日本映画 監督・沖田修一 ネタバレあり 沖田修一監督については、「キツツキと雨」を有名な「南極料理人」や「横道世之介」より買っている。いずれにしてもゆったりとしたテンポのうちにユーモアを醸成するのを得意とする監督である。 ヘヴィメタル・バンドのボーカルをしているモヒカン頭の松田龍平…
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映画評「喜劇 男は愛嬌」

☆☆★(5点/10点満点中) 1970年日本映画 監督・森崎東 ネタバレあり 「喜劇 女は度胸」の続編的作品。 不良少女・倍賞美津子が少年鑑別所を出所し、隣の青年・寺尾聡が保護司を買って出る。そこへ彼女を不良にした張本人の彼の兄・渥美清が遠方のマグロ漁から久しぶりに帰ってくる。二人を接近させては彼の目論見も成り立たないが…
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映画評「素敵な遺産相続」

☆☆★(5点/10点満点中) 2016年アメリカ=ドイツ合作映画 監督アンディ・テナント ネタバレあり 80歳くらいの元教師シャーリー・マクレーンが夫を亡くす。5万ドルのはずの死亡保険金として何故か500万ドルと記載された小切手を受け取り、最初は正直に連絡しようとするが、電話が繋がらないうちに年下の友人ジェシカ・ラングにそその…
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映画評「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」

☆☆(4点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・福田雄一 ネタバレあり あんど慶周のコミックを福田雄一が映画化する第二弾。  福田雄一は河崎実と似たタイプの作家だが、河崎氏よりストーリーの完成度が高く、少し修正すれば普通のジャンル映画として見られるレベルにある。 女性の使用済みパンティーを被ると超人になる色丞狂介…
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映画評「ダウンタウン物語」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1976年アメリカ映画 監督アラン・パーカー ネタバレあり 1973年くらいから数年間1920年代から1930年代を舞台にした映画が流行るノスタルジー・ブームがあった。「スティング」や「ペーパー・ムーン」が代表的なところである。もしかしたら「ゴッドファーザー」から始まるマフィア・ブームと関連する…
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映画評「ヘイル、シーザー!」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2016年アメリカ=イギリス=日本合作映画 監督イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン ネタバレあり この邦題からターゲットは中年以上であることが解る。何となれば、最近学校では英語読みの“シーザー”ではなく本来の発音に近い“カエサル”のみで教えるからである。今の若者には、シェークスピアの「ジュリア…
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映画評「帝一の國」

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年日本映画 監督・永井聡 ネタバレあり 名門私立海帝高校へ(エスカレーター式に)進み、生徒会長になると、将来総理大臣になれる道が開ける為に、その道を倦まず弛まず目指す主人公・赤場帝一(菅田将暉)の姿を描く、青春コメディーである。原作は昨今の青春映画の例に洩れずコミック(原作:古谷兎丸)で、…
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映画評「ローマ発、しあわせ行き」

☆☆★(5点/10点満点中) 2015年イタリア=アメリカ=スペイン=イギリス=スウェーデン合作映画 監督エラ・レムハーゲン ネタバレあり 公開作と未公開作の間くらいの恋愛コメディーである。 チンピラの恋人の罪を被ろうとしている17歳の娘ロージー・デイを連れて、アメリカの離婚女性サラ・ジェシカ・パーカーが結婚前に訪れたイ…
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映画評「恋妻家宮本」

☆☆★(5点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・遊川和彦 ネタバレあり 阿部寛はとぼけた感じが可笑しいのでご贔屓にしている。映画そのものがつまらなくても彼を見ているだけで楽しめてしまう。全く正体不明だった本作を観たのも彼が出演しているからである。“恋妻”は“こいさい”と湯桶読みに読ませるらしい。 細君・天海祐希(…
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映画評「マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2015年アメリカ映画 監督レベッカ・ミラー ネタバレあり 女優上がりで脚本を書いたり監督もするレベッカ・ミラーの風俗コメディーである。 大学で働いているグレタ・カーウィグは、元数学研究家ビル・ヘイダーから精子提供を受けて子供を作るつもりでいるが、大学で講義をしている文化人類学者イーサン・ホ…
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映画評「ダーティ・グランパ」

☆☆(4点/10点満点中) 2016年アメリカ映画 監督ダン・メイザー ネタバレあり 最近このブログにおける【喜劇】のジャンルは圧倒的に邦画が占める。欧米映画が余りに下ネタで笑わせようとしているのに嫌気がさして観ないことが多いからである。そもそも配給会社が輸入していないのではないか。未公開のお下品コメディーなど誰が観るものか(…
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映画評「ぼくのおじさん」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・山下敦弘 ネタバレあり フランス映画に「ぼくの伯父さん」(1958年)という名作があり、それに影響を受けたような題名の「男はつらいよ ぼくの伯父さん」(1989年)もある。本作はその「男はつらいよ」を彷彿とする。因みに、原作となった北杜夫「ぼくのおじさん」は全く知らない。…
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映画評「サバイバルファミリー」(2017年)

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年日本映画 監督・矢口史靖 ネタバレあり 矢口史靖監督はご贔屓だから、この新作も期待して見た。 仕事一筋のサラリーマン小日向文世、のんびりとした鹿児島出身の妻・深津絵里、現代物質文明に埋没している大学生の息子・泉澤祐希と高校生の娘・葵わかなという4人からなる一家。  ある朝起きると…
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映画評「オケ老人!」

☆☆★(5点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・細川徹 ネタバレあり 荒木源の小説を細川徹という監督が映画化したアマチュア・オーケストラもの(そんな分類があるか知りませんが)。 高校の数学教師・杏が、地方アマチュア交響楽団の演奏に感激、“昔取った杵柄”のバイオリン奏者として応募すると試験もなしにあっさり採用される…
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映画評「マザーズ・デイ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2016年アメリカ映画 監督ゲイリー・マーシャル ネタバレあり 出演者の顔触れがそこそこ豪華でコメディーに実績のあるゲイリー・マーシャルが監督(しかも遺作)なのに、日本ではきちんと劇場公開されていない。昨今の日本における文化的ナショナリズム発揚の結果なのか、洋画は冬の時代に入りましたな。本作はマー…
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映画評「メン・イン・キャット」

☆☆(4点/10点満点中) 2016年フランス=中国合作映画 監督バリー・ゾネンフェルド ネタバレあり 監督や出演者といった外観や内容はアメリカ映画だが、資本的にはフランス=中国合作映画である。 監督が「メン・イン・ブラック」のバリー・ゾネンフェルドなので配給会社は洒落っ気を出して、邦題を「メン・イン・キャット」とした。…
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映画評「グッドモーニングショー」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・君塚良一 ネタバレあり アメリカには「ネットワーク」(1976年)「ブロードキャスト・ニュース」(1987年)などTV報道番組絡みの映画が少なからずあるが、日本映画には少ない。本作は、日本映画では珍しいTV報道を本格的に扱った作品である。 朝のワイドショーのキャスタ…
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映画評「RANMARU 神の舌を持つ男」

☆☆★(5点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・堤幸彦 ネタバレあり 最近は色々なタイプの作品を作り、なかなか器用なところを見せている堤幸彦が、原点に戻ったようなコミカル・ミステリーである。 舌で成分を分析できてしまう絶対舌感を持つ蘭丸(向井理)が、偶然立ち寄ることになったさびれた温泉街で、地下水源を持つ青年(永…
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映画評「あやしい彼女」

☆☆★(5点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・水田伸生 ネタバレあり 韓国コメディーはどうも大袈裟で結果的に泥臭く最近は敬遠していた為、韓国映画「怪しい彼女」(2014年)は観なかった。これはその日本でリメイクした作品である。実は「ローマの休日」の年齢ヴァリエーション。 73歳のひねくれ婆ちゃんカツ(倍賞美津子…
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映画評「団地」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2015年日本映画 監督・阪本順治 ネタバレあり 「どついたるねん」で監督デビューして強烈な印象を残した阪本順治は、近年色々なタイプを作っているが、本作はある意味本来の阪本監督っぽいコメディーである。 老舗漢方薬屋の夫婦・岸部一徳と藤山直美が息子の事故死とともに廃業してさびれた団地に引っ越…
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映画評「帰ってきたヒトラー」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2015年ドイツ映画 監督ダーヴィト・ヴネント ネタバレあり ちょうど一年前、英国留学した秀才君とは別の甥が「ヒトラーが現代に蘇る映画ができたくらいだから、ヒトラーは復権している」と言った。「ヒトラーを正面から扱うことを認めないドイツとその周辺国ではありえない」と僕。「しかもコメディーだよ」と彼…
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映画評「最高の花婿」

☆☆★(5点/10点満点中) 2014年フランス映画 監督フィリップ・ド・シューヴロン ネタバレあり フランス人は日本人とは映画観が違う。何でもない喜劇がヒットする。昔「ハンカチのご用意を」という作品が記録的な大ヒットをしたと聞いたので楽しみに見たが、まるでピンと来なかった。本作のお話は単純で、以下の如し。 典型的な中流…
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