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映画評「マチルダ 禁断の恋」

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年ロシア映画 監督アレクセイ・ウチーチェリ ネタバレあり 1890年代中葉マリインスキー・バレエ団の花形マチルダ・クシェシンスカヤ(ミハリーナ・オルシャニスカ)に惚れ込んだ皇太子ニコライ・ロマノフ後のニコライ2世(ラース・アイディンガー)は、結局1894年に即位し、既定路線であったヘッセン…
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映画評「マスカレード・ホテル」

☆☆★(5点/10点満点中) 2019年日本映画 監督・鈴木雅之 ネタバレあり 東野圭吾は図書館でも人気、映画界にも人気。映画としての完成度が余り高くないものが多いが、この度完成度に拘らず東野圭吾原作の映画を全部保存することにした。現在までのところ11本。もう一度観ても良いのは「容疑者Xの献身」くらいですがね。 同一犯と…
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映画評「ミスター・ガラス」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督M・ナイト・シャマラン ネタバレあり 未だにシャラマンかシャマランかで迷う、M・ナイト・シャマランのシリーズ作。「アンブレイカブル」(2000年)を発端とし一昨年の「スプリット」(僕自身は去る2月に鑑賞)を経て、一応の完結作か? お話は「アンブレイカブル」と強く繋がって…
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映画評「if もしも・・・・」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1968年イギリス映画 監督リンジー・アンダースン ネタバレあり 僕は学生運動を体験としては知り得ない遅れてきた青年であるから、この映画の革命気分が解ると言えば嘘になる。しかし、1968年という第二次大戦後の世界で革命気分が最も盛り上がった年にこの映画が発表されたことは文化史的に非常に意味のある…
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映画評「夫婦善哉」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1955年日本映画 監督・豊田四郎 ネタバレあり 「グッバイガール」を再鑑賞して本作を思い出したため再鑑賞することにした。1955(昭和30)年“キネマ旬報”で2位に選ばれた現代世話物の秀作だ。この年には「浮雲」という傑作があった為に2位に甘んじたが、平均的な年であれば1位になっても不思議では…
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映画評「ミッション:インポッシブル」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1996年アメリカ映画 監督ブライアン・デ・パルマ ネタバレあり 懐かしき「トプカピ」(1964年)の宝剣強奪場面を見て、その応用編が見られる本作を思い出し、20余年ぶりに観る。  当時はTVシリーズ「スパイ大作戦」(1966~1973)の四半世紀ぶりの復活として観た人が多く、そのイメージの強…
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映画評「MEG ザ・モンスター」

☆☆(4点/10点満点中) 2018年アメリカ=中国合作映画 監督ジョン・タートルトーブ ネタバレあり 【Yahoo!映画】では中国絡みを理由に低評価している人が圧倒的に多いが、中国が資本に絡もうと中国人が重要な役で出て来ようと余程意図的に政治主張を押し出さない限り当方の評価に影響を及ぼさない。僕が本作に多く☆★を進呈できない…
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映画評「見えない太陽」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2019年フランス=ドイツ合作映画 監督アンドレ・テシネ ネタバレあり ご無沙汰だったアンドレ・テシネ監督の劇場未公開作品。今年発表された新作で、カトリーヌ・ドヌーヴ主演なので観てみた。 フランス。乗馬場を営む老婦人カトリーヌは、カナダにいる父親と離れて暮らす孫ケイシー・モッテ・クラインを非…
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映画評「ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~」

☆☆★(5点/10点満点中)2017年アメリカ映画 監督スコット・スピアネタバレあり 昨日の「タイヨウのうた」のアメリカ版リメイクである。お話の骨格は大体同じ。 XP(色素性乾皮症)の為に昼間は外に出られず夜になると駅で歌を歌う習慣のある18歳の少女ベラ・ソーンは、幼女時代から窓から見続け好意を寄せていた同じ年の少年パトリック・シュ…
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映画評「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年アメリカ=中国=フランス=ノルウェー合作映画 監督クリストファー・マッカリー ネタバレあり ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドになってからの「007」シリーズがどちらかと言えば脚本のひねりで僕を面白がらせているのに対し、このシリーズは特に第3作以降は派手なアクション即ち視覚的な魅力で…
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映画評「モニカ・ベルッチの情事」

☆★(3点/10点満点中) 1991年イタリア映画 監督フランチェスコ・ラウダディオ ネタバレあり 再鑑賞したい作品にミケランジェロ・アントニオーニの「情事」(1961年)があるが、こちらは同じイタリアで30年後に作られた「モニカ・ベルッチの情事」である。勿論両者に何の関係もない。言葉遊びでござる。 実業家の夫が莫大な借…
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映画評「マッド・ダディ」

☆☆(4点/10点満点中) 2017年アメリカ=イギリス合作映画 監督ブライアン・テイラー ネタバレあり ニコラス・ケイジ主演映画シリーズ第3弾はホラー映画。お話の新味という点では一番であるが、行動原理や行動心理学という観点を全く無視しているので、それほど高く評価できない。 高校生の娘アン・ウィンターズ、小学高学年の息子…
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映画評「ミッドナイト・バス」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2017年日本映画 監督・竹下昌男 ネタバレあり ブルーレイの録画時間を見たら165分もあって今日の鑑賞は止めようかと思った。上映(放映)時間は157分で、特別に長いという程ではないが、最近忙しく映画鑑賞に2時間半も割けないという事情があったのだ。30分の違いが大違い。しかし、結局観たのは正解だ…
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映画評「ミッドナイト・エクスプレス」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1978年イギリス=アメリカ合作映画 監督アラン・パーカー ネタバレあり もう40年も前かあ。 40年前に非常に話題になったアラン・パーカー監督の秀作で、トルコが舞台のトルコに都合の悪い実話ものにつき、トルコ大使館から日本政府に上映を中止するよう申し入れがあったと記憶する。後年“トルコ風呂…
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映画評「未来のミライ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・細田守 ネタバレあり 未来の宮崎駿(?)こと細田守の最新アニメである。 アメリカのアニメ映画「ボス・ベイビー」の少年は弟が出来て、両親がそちらにばかり構うものだから面白くない。ここまでは本作の4歳の少年くんちゃん(声:上白石萌音)も全く同じ。  かの作品では弟が実…
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映画評「モリーズ・ゲーム」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2017年アメリカ=カナダ=中国合作映画 監督アーロン・ソーキン ネタバレあり 実話ものでもこういうサスペンス系列なら歓迎できる。実話ものに実績のある脚本家アーロン・ソーキンが自らの脚本を映像に移してなかなか面白い。 モーグルのアメリカ代表候補でありながら僅かな小枝の為に転倒して選手生命を…
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映画評「万引き家族」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・是枝裕和 ネタバレあり 是枝裕和監督は山田洋次を別格として、現在僕が最も信頼する監督になった。彼は大半の作品においてセミ・ドキュメンタリー調で家族を描いてきたが、本作は初めて是枝監督に瞠目した「誰も知らない」(2004年)に近い感触がある。 東京の下町。日雇い労働…
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映画評「真夜中のカーボーイ」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1969年アメリカ映画 監督ジョン・シュレシンジャー ネタバレあり TVで観た後1980年頃名画座で観、その後またTVで2回観ていると思う。つまり多分4回目(そのうち3回が原語完全版)。 テキサスの若者ジョン・ヴォイトが自分の肉体でご婦人方を喜ばせる男娼になろうと長距離バスに乗ってニュ…
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映画評「モリのいる場所」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・沖田修一 ネタバレあり 沖田修一という監督は、山下敦弘と石井裕也の中間を行くような、とぼけたお話をのんびりとした独特のタッチで撮る監督である。しかし、タッチが好みのど真ん中とは言い切れないこともあって☆三つの評価が多い。一番良いと思ったのは「キツツキと雨」である。 …
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映画評「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2016年アメリカ映画 監督ケネス・ロナーガン ネタバレあり 十余年前にケイシー・アフレックを知った時に兄さんベン・アフレックより遥かに良い俳優と感じた(兄さんも相当良くなってきた)が、本作でアカデミー主演男優賞を獲ったのはご同慶の至りに存する。 ボストンのアパートのしがない便利屋をしてい…
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映画評「メイズ・ランナー:最期の迷宮」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督ウェス・ボール ネタバレあり YA小説の映画化はアメ・コミの映画化に比べると日本ではヒットしないのではないかと想像しているが、それはともかく、何でも観る派で観たそばから忘れていく老人の僕には、似た時代に製作・公開された「ダイバージェント」シリーズの間で相当混同している。…
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映画評「名探偵登場」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1976年アメリカ映画 監督ロバート・ムーア ネタバレあり 二回目か三回目の鑑賞。脚本は先頃亡くなったニール・サイモン。 5組の名探偵のそっくりさんが出て来るパロディー仕様だから、オリジナルを知らないとさほど楽しめないのではないか、と思う。 カリフォルニアの富豪トウェイン氏(トルーマ…
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映画評「マルクス・エンゲルス」

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年フランス=ベルギー=ドイツ合作映画 監督ラウール・ペック ネタバレあり 一昨年カール・マルクス「資本論」を40年の念願叶って読み終えたが、彼の著作を初めて読んだのは盟友フリードリッヒ・エンゲルスとの共著に当たる「共産党宣言」(1848年)である。それほど昔のことではない。 一言で言…
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映画評「皆殺し無頼」

☆☆★(5点/10点満点中) 1966年イタリア映画 監督ロモーロ・グエリエリ ネタバレあり イタリアに出稼ぎに出たアメリカ俳優マーク・ダモン主演のマカロニ・ウェスタン第二弾。 映画サイトで典型的なマカロニという評を読んだが、必ずしもそうとは言い切れない。典型的なマカロニが残酷味を売りにしているのに対し、残酷味を眼目とし…
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映画評「マンハント」(2017年)

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年中国=香港合作映画 監督ジョン・ウー ネタバレあり 何と高倉健主演の無国籍アクション大作「君よ憤怒の河を渉れ」(1976年)の中国版リメイクである。と言っても舞台は日本で、日本人配役も珍しいほど豪華。日本側が資本提供していないのが不思議なくらいだ。 大阪。国村隼が社長を務める大手製…
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映画評「無伴奏」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・矢崎仁司 ネタバレあり 小池真理子の同名の半自伝小説を映画化した文芸映画である。 学生運動たけなわの1969年の仙台。高校3年生の野間響子(成海璃子)はノンポリのくせに時流に乗って制服廃止闘争委員会を友人二人と発足、町に出て東北大学生のグループに紛れ込んだりもする。…
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映画評「マーシャル 法廷を変えた男」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督レジナルド・ハドリン ネタバレあり 今世紀に入ってアメリカのドラマ映画の半分くらい占めるのではないかと思わせるくらい実話ものが多い。これはアメリカのインテリには知っている人も多いであろうアメリカ合衆国で初めて最高裁判事となった黒人サーグッド・マーシャルの若き日を描く伝記…
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映画評「マザー!」

☆☆(4点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督ダーレン・アロノフスキー ネタバレあり ジェニファー・ローレンス主演であれば未公開でも観る。  彼女が主演する作品は女性が孤軍奮闘する“ジェニファー・ローレンスもの”というジャンルを形成しているから、本作もタイトルからそんな感じかと思いきや、殆ど意味不明の展開に終始する…
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映画評「目撃者 闇の中の瞳」

☆☆(4点/10点満点中) 2017年台湾映画 監督チェン・ウェイハオ ネタバレあり 台湾で話題になったサスペンスということで観たが、二転三転するというその中身がインチキばかり。それがインチキでないと言うなら登場人物の頭の中を疑うしかない。がっかりしたなあ。 親しい自動車修理屋から自分の車が事故車と知った若い新聞記者カイ…
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映画評「めぐり逢い」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1957年アメリカ映画 監督レオ・マッケリー ネタバレあり 過去に少なくとも2回は観ているが、2回の場合は今回が初めての完全版鑑賞となるだろう。もし3回観ていれば、2回目の完全版鑑賞になる。後者の可能性が高い。 米国の富豪令嬢ネヴァ・パタースンとの結婚が決まり祖国のイタリアから船で渡米する…
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