テーマ:ミュージカル

映画評「アクロス・ザ・ユニバース」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 2007年イギリス=アメリカ合作映画 監督ジュリー・テイモア ネタバレあり エルトン・ジョンの伝記映画「ロケットマン」のCMを見て、ビートルズの曲で構成されていると伝え聞いたミュージカル映画「アクロス・ザ・ユニバース」を未だ見ていないことを思い出し、たまたま3000円のアマゾン・ギフト券をもら…
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映画評「スイート・チャリティ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1968年アメリカ映画 監督ボブ・フォッシー ネタバレあり フェデリコ・フェリーニの作品群の中で一番好きと言って良い「カビリアの夜」(1957年)の舞台をアメリカのニューヨークに移してミュージカル映画化したボブ・フォッシーの映画監督デビュー作。お話の骨格は「カビリアの夜」と大体同じだが、幾分マイ…
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映画評「オリバー!」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1968年イギリス映画 監督キャロル・リード ネタバレあり チャールズ・ディケンズの名作「オリヴァ―・ツイスト」のミュージカル映画化で、キャロル・リードが監督というのは畑違いの勘が強いが、何故かアカデミー監督賞と作品賞などを獲ってしまった。1968年のライバル作品も弱く無かったろうに、リード作品…
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映画評「グレイテスト・ショーマン」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督マイケル・グレイシー ネタバレあり 19世紀アメリカの興行師P・T・バーナムの半生を描いたミュージカル映画。 少年時代からの恋を実らせたバーナム(ヒュー・ジャックマン)は、細君チャリティ(ミシェル・ウィリアムズ)との間に生まれた娘たちの為にもと、アメリカ博物館を作…
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映画評「ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1942年アメリカ映画 監督マイケル・カーティス ネタバレあり ギャング映画スターとして有名なジェームズ・キャグニーが主演したミュージカル映画で、ブロードウェイの父と言われるジョージ・M・コーハンの伝記映画でもある。余りに国威発揚的すぎたせいか、日本で劇場公開されるのは1986年まで待つことにな…
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映画評「ジュリーと恋と靴工場」

☆☆★(5点/10点満点中) 2016年フランス映画 監督ポール・カロリ、コスチャ・テスチュ ネタバレあり ハリウッドでミュージカルが復活気味なのは嬉しいが、ブロードウェイ的なものが多くて僕が期待するのとは違うし、MGMミュージカルを意識した「ラ・ラ・ランド」も数十本のMGMミュージカルを観た僕には物足りなかった。本作はフラン…
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映画評「鴛鴦歌合戦」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1939年日本映画 監督マキノ正博 ネタバレあり 「狸御殿」ほど有名ではないかもしれないが、オペレッタ時代劇の小傑作。映画としては小傑作だが、オペレッタ時代劇としては大傑作である、という意味でござる。「おしどりうたがっせん」と読む。二回目の鑑賞。 浪人の片岡千恵蔵は、隣に住む傘張浪人・志村…
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映画評「美女と野獣」(2017年版)

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督ビル・コンドン ネタバレあり 2014年のフランス版を観たあと他人の感想に当たっている時に“ディズニー・アニメをリスペクトしていないのはけしからん”という無教養をさらけ出すけったいな意見を読んだ。総論的に、アンデルセンやグリム兄弟はディズニーに謝るべきだというもっとけっ…
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映画評「ラ・ラ・ランド」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2016年アメリカ映画 監督デイミアン・チャゼル ネタバレあり 2017年度アカデミー賞六部門で受賞したミュージカル大作。 ジャズの衰退を嘆き自らジャズ・クラブを開く希望を持っているピアニストのライアン・ゴズリングと、一向に採用されない映画女優の卵エマ・ストーンとが、変な出会いをした後、偶然…
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映画評「ピッチ・パーフェクト2」

☆☆★(5点/10点満点中) 2015年アメリカ映画 監督エリザベス・バンクス ネタバレあり 青春ミュージカルの続編。監督はジェースン・ムーアから解説者役で出演も兼ねているエリザベス・バンクスに代わったが、前作と大して変わらない。 大学の女子アカペラ・チーム“バーデン・ベラーズ”は前作の最後で優勝して以来全米大会3連覇を…
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映画評「イースター・パレード」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1948年アメリカ映画 監督チャールズ・ウォルターズ ネタバレあり 21世紀になってちょっとミュージカルが復興気味で、にわかミュージカル・ファンは増えたようだが、僕のように古いミュージカルにまで手を伸ばす本格ファンは少ない模様。僕はトーキー初期からら50年代初めまでのミュージカルは殆ど観ていて、…
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映画評「コンチネンタル」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1934年アメリカ映画 監督マーク・サンドリッチ ネタバレあり 「空中レヴュー時代」の脇役で注目されたフレッド・アステアとジンジャー・ロジャーズがダンス・ペアとして主演した記念すべき第一作で、1949年のコンビ最終作「ブロードウェイのバークレイ夫妻」まで僕は二人のコンビ作を全部観ている。戦後世…
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映画評「踊るアイラブユー♪」

☆☆★(5点/10点満点中) 2014年イギリス=アメリカ=イタリア合作映画 監督マックス・ギーワ、ダニア・パスクィーニ ネタバレあり 近年英国発のミュージカルが目立つ。最近英国でミュージカルが俄かに人気が出たのか、元来作られていたが日本に輸入されなかっただけなのかは解らない。  見落としかけたが、80年代のポップスで構成さ…
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映画評「イントゥ・ザ・ウッズ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2014年アメリカ映画 監督ロブ・マーシャル ネタバレあり 1990年代以降ディズニー映画は過大評価されていると思ってきた当方としては辛うじて「アナと雪の女王」の少しひねくれた発想と歌曲の良さを買ったくらいだが、本作のひねくれ具合はおよそディズニーらしくなく素晴らしい。と言っても原作はブロードウ…
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映画評「ラスト5イヤーズ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2014年アメリカ映画 監督リチャード・ラグラヴェネーズ ネタバレあり ジェースン・ロバート・ブラウン作のオフ・ブロードウェイ・ミュージカルをリチャード・ラグラヴェネーズが映画化した作品。 お話は単純至極で、売れないミュージカル女優アナ・ケンドリックと若手ユダヤ系作家ジェレミー・ジョーダンの…
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映画評「キャバレー」(1972年)

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1972年アメリカ映画 監督ボブ・フォッシー ネタバレあり 僕が映画ファンを自覚して程ない1972年に映画雑誌紙上でかなり話題になったのを憶えている。個人的にはリアルタイムではなく、70年代後半東京で生活をするようになって名画座で観た。 日本語でミュージカルと言うと“歌って踊って”を想像さ…
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映画評「ANNIE/アニー」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2014年アメリカ映画 監督ウィル・グラック ネタバレあり ハロルド・グレイの原作コミックは1932年に最初の映画化が行われている。1960年代にトーマス・ミーハンが舞台化し、1970年代にミュージカル舞台化、そのミュージカル舞台版を全く畑違いのジョン・ヒューストンが1982年に最初の映画化をした…
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映画評「サンシャイン/歌声が響く街」

☆☆★(5点/10点満点中) 2013年イギリス映画 監督デクスター・フレッチャー ネタバレあり スコットランドを舞台にした英国製ミュージカルである。  「最後の曲は知っているぞ」と思ってちょっと調べたら、スコットランドのバンド“ザ・プロクレイマーズ”のLP「サンシャイン・オン・リース」(本作原題)のトップを飾る“アイム・ゴ…
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映画評「TOKYO TRIBE」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2014年日本映画 監督・園子温 ネタバレあり 最近のことは知らないが、40年前僕は自分の習う日本史に自虐史観など毫も感じなかった。人間なんて皆阿呆なのであって、日本人だけが品行方正でありました、というのは不合理である。  それより日本人は昔から自分の国の映画に対して余り自虐すぎると思う。洋画へ…
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映画評「ファントム・オブ・パラダイス」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1974年アメリカ映画 監督ブライアン・デ・パルマ ネタバレあり 1970年代初めスリー・ドッグ・ナイトの「オールド・ファッションド・ラブ・ソング」やカーペンターズの「雨の日と月曜日は」などのヒット曲を書いて自らも歌っていたポール・ウィリアムズが出演しているので当時注目したものだが、ウィリアムズ…
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映画評「今晩は愛して頂戴ナ」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1932年アメリカ映画 監督ルーベル・マムーリアン ネタバレあり 図書館ライブラリー・シリーズ。 ミュージカルを語る上で欠かせないエルンスト・ルビッチ監督の「ラヴ・パレード」(1929年)はどうも観ていない(観ていると思い込んでいた)らしいので、代わりにというわけではないが、同じ主演者モ…
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映画評「キャメロット」(1967年)

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1967年アメリカ映画 監督ジョシュア・ローガン ネタバレあり 多分アーサー王もまともに知らない十代の時、観始めて途中で寝てしまった記憶がある。従って、完投したのは今回が初めてだと思う。 6世紀英国に実在したと言われるアーサー王のお話はぐっと時代が下って15世紀に書かれたトーマス・マロリー…
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映画評「アニーよ銃をとれ」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1950年アメリカ映画 監督ジョージ・シドニー ネタバレあり 結果的にMGMミュージカルを代表する作品となった本作は、1973年以降四半世紀くらいMGMと作曲者アーヴィング・バーリンの裁判沙汰の為に公式に見ることが出来なかったそうで、僕がTVで観たのは最後の年1973年である。それから41年ぶ…
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映画評「レ・ミゼラブル」(2012年版)

☆☆☆(6点/10点満点中) 2012年イギリス映画 監督トム・フーパー ネタバレあり 小学生の時に児童用の「ああ無情」を読み、高校生の時に完全版「レ・ミゼラブル」を読んだ。映画化では、1957年のフランス版と1998年のビレ・アウグスト版を見ている。日本でも三回映画化されているヴィクトル・ユゴーの同名小説は、言わずと知れた、…
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映画評「くたばれ!ヤンキース」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1958年アメリカ映画 監督スタンリー・ドーネン ネタバレあり 1929年の「ブロードウェイ・メロディ」以降アメリカの有名なミュージカル映画は殆ど観ているが、この作品だけはなかなか観られなかった。夏頃「多分ないだろう」と図書館のライブラリーをチェックしたら何とVHSながら保有されていると判った。…
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映画評「シルク・ドゥ・ソレイユ 彼方からの物語」

☆☆★(5点/10点満点中) 2012年アメリカ映画 監督アンドリュー・アダムスン ネタバレあり 新しいタイプのサーカス、シルク・ドゥ・ソレイユをフィーチャーしたファンタジー、一種のミュージカル、事実上のドキュメンタリーである。 サーカス見学に来た少女ミア(エリカ・リンツ)が空中ブランコ乗りの若者(イゴール・ザリポフ)に…
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映画評「ロック・オブ・エイジズ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2012年アメリカ映画 監督アダム・シャンクマン ネタバレあり 「ロック・オブ・エイジズ」はザ・バンドの名ライブ・アルバムだが、全く関係ない。1987年のロサンゼルスを舞台背景としたロック・ミュージカルで、有名なロック音楽が多く使われているのでゴキゲン、と言いたいところだったのにダメでした。お話が…
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映画評「ロシュフォールの恋人たち」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1966年フランス映画 監督ジャック・ドミー ネタバレあり オペレッタのミュージカル映画版といった表現がぴったりの「シェルブールの雨傘」(1963年)を作ったジャック・ドミーが3年後に発表したミュージカル。  衣装も町並みも柄ではなくベタに配色した点は前述作と同じだが、さすがにオペレッタのレ…
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映画評「Tommy トミー」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1975年イギリス映画 監督ケン・ラッセル ネタバレあり レッド・ツェッペリン結成前1960年代半ば一番賑やかな音楽を演奏していたグループはザ・フーであろう(かのポール・マッカートニーがヘヴィメタルの元祖と一部で言われている「ヘルター・スケルター」を書いた理由を“フーのようににぎやかな楽曲を作り…
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映画評「雨に唄えば」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1952年アメリカ映画 監督スタンリー・ドーネン、ジーン・ケリー ネタバレあり ジーン・ケリー主演(と言わず、全ミュージカルの中)で世界的に一番人気があるのは本作だろう。僕個人はバラエティに富んだナンバーとスピード感に彩られた「踊る大紐育」(1949年)が一番、ハイブロウすぎて一般客にどうかと…
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