テーマ:ミュージカル

映画評「ザッツ・ダンシング!」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1984年アメリカ映画 監督ジャック・ヘイリー・ジュニア ネタバレあり 「ザッツ・エンタテインメント」シリーズと姉妹関係にあるコンピレーションで、文字通り映画のダンス場面ばかり集めている。  中にはエジソンが作った着色映画など19世紀末の珍しい作品もあるし、製作会社のMGM以外の作品も多数含ま…
トラックバック:1
コメント:2

続きを読むread more

映画評「ムーラン・ルージュ」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2001年オーストラリア=アメリカ映画 監督バズ・ラーマン ネタバレあり 2003年度10位。その時の選評です。 題名から想像されるようにロートレックが登場するものの、オーソドックスなドラマかとの予想を全く裏切り、ビートルズの「愛こそはすべて」やエルトン・ジョンの「僕の歌は君の歌」など、6…
トラックバック:3
コメント:6

続きを読むread more

映画評「夜の豹」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1957年アメリカ映画 監督ジョージ・シドニー ネタバレあり 丁度一月前に観た「秘めたる情事」のジョン・オハラの小説を土台にしたブロードウェイ・ミュージカル「パル・ジョーイ」の映画化だが、邦題は意味不明。再鑑賞。 女癖の為に落ちぶれ、どさ回りをしてきた芸人ジョーイ(フランク・シナトラ)がサ…
トラックバック:1
コメント:5

続きを読むread more

映画評「シカゴ」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2002年アメリカ映画 監督ロブ・マーシャル ネタバレあり 2004年のマイ・ベスト7。下はその時の映画評です。 原作はボブ・フォシーの舞台ミュージカルだが、原作の原作はアメリカの劇作家モーリン・ワトキンズの戯曲で、その最初の映画化は1929年に「市俄古」というタイトルで日本で公開されてい…
トラックバック:10
コメント:10

続きを読むread more

映画評「オペレッタ狸御殿」

☆☆★(5点/10点満点中) 2005年日本映画 監督・鈴木清順 ネタバレあり 1939年戦争の暗雲垂れ込める日本の空気を突き破るように木村恵吾監督が「狸御殿」を発表した。日本初のミュージカル(オペレッタ)である。その後人気を博してシリーズ化され、戦後の美空ひばり主演作を含めて計7作作られている。そのうち美空主演版だけは観るチ…
トラックバック:3
コメント:0

続きを読むread more

映画評「魅惑の巴里」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1957年アメリカ映画 監督ジョージ・キューカー ネタバレあり 「ブリガドーン」など50年代半ば振付師としてのジーン・ケリーには些か手詰まり感が見えたが、本作ではそれを払拭した。彼自身を主体に据えないことでそれを解消したのである。勿論再鑑賞。 振付師ジーン・ケリーが自らを座長として作り上げ…
トラックバック:1
コメント:2

続きを読むread more

映画評「オズの魔法使」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1939年アメリカ映画 監督ヴィクター・フレミング ネタバレあり 映画版のタイトルは「魔法使」であり「魔法使い」でないのでご注意を。 小学生高学年の時にライマン・フランク・ボームの原作を読んでなかなか面白かった記憶がある。映画を観たのはそれから2、3年後中学生の時だが、それ以来久しぶりの鑑…
トラックバック:2
コメント:4

続きを読むread more

映画評「踊る結婚式」

☆☆★(5点/10点満点中) 1941年アメリカ映画 監督シドニー・ランフィールド ネタバレあり 今月はNHK-BS2が随分ミュージカルをやってくれるので有難いが、僕が観ていないのはこの一本のみ。 フレッド・アステアが主演したミュージカルだが、余り芳しくない。どこか違うと思っていたら、製作がミュージカルご本家のMGMでは…
トラックバック:1
コメント:4

続きを読むread more

映画評「ジョアンナ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1968年イギリス映画 監督マイケル・サーン ネタバレあり いかにも60年代末らしい青春映画で、名は聞けども何故か今まで観ることが出来なかった。 上流階級の出身ながらファッション・デザイナーを目指して美術学校に入学する為にロンドンの祖母を訪れた18歳の少女ジョアンナ(ジュヌヴィエーヴ・ウエ…
トラックバック:1
コメント:2

続きを読むread more

映画評「おもちゃの王国」

☆☆★(5点/10点満点中) 1961年アメリカ映画 監督ジャック・ドノヒュー ネタバレあり ディズニーのお子様向けファンタジー・ミュージカル。  ヴィクター・ハーバート作曲のオペレッタを原作とするが、怪しからんことに、彼の音楽は全く使われていない。グレン・マクドノーの物語が使われているだけ。 マザー・グースの村を支配…
トラックバック:1
コメント:4

続きを読むread more

映画評「オペラ座の怪人」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2004年アメリカ=イギリス映画 監督ジョエル・シューマカー ネタバレあり ガストン・ルルーと言われて「黄色い部屋の謎」を思い起こすのは推理小説ファンで、怪奇小説ファンなら「オペラ座の怪人」となる。尤も実際にはこちらも推理小説である。  この原作の映画化は数多く行われていて、1925年の最初の…
トラックバック:5
コメント:6

続きを読むread more

映画評「踊る大紐育」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1949年アメリカ映画 監督スタンリー・ドーネン、ジーン・ケリー ネタバレあり ミュージカル映画の大傑作。色彩設計とナンバーの素晴らしさと躍動感でこの作品に匹敵するのは「巴里のアメリカ人」と「ウェストサイド物語」くらいなものである。その点においては本作の主演者の一人で共同監督もしているジーン…
トラックバック:4
コメント:4

続きを読むread more

映画評「8人の女たち」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 2002年フランス映画 監督フランソワ・オゾン ネタバレだらけ、未見の人読むべからず この洒落っ気たっぷりの楽しい作品を作ったフランソワ・オゾンの前作が美しいが神妙な「まぼろし」と知れば、そのサムライぶりに驚かされる。勿論、表面的な差異を無視すると共通する部分も少なからずあるわけだが、「女性の…
トラックバック:2
コメント:8

続きを読むread more

映画評「クリビアにおまかせ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2002年オランダ映画 監督ピーター・クラマー ネタバレあり アメリカ映画とフランス映画以外のミュージカルとは珍しい。デンマークの「ダンサー・イン・ザ・ダーク」があるにはあるが、正統派ミュージカルとは言えない。その点これはハリウッド映画も近年実現できていない正統派ミュージカルなのである。採点には…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「ダブル・トラブル」

☆☆★(5点/10点満点中) 1967年アメリカ映画 監督ノーマン・タウログ ネタバレあり エルヴィス・プレスリーとしては「ハレム万才」(原題Harum Scarum)から2年後の主演作となるが、原題は駄洒落シリーズとなっている。海外で事件に巻き込まれる、というアウトラインにも共通性が高い。馬鹿馬鹿しさも一緒だが、演出レベルだ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「ハレム万才」

☆☆(4点/10点満点中) 1965年アメリカ映画 監督ジーン・ネルスン ネタバレあり 先日観た「監獄ロック」はエルヴィス・プレスリーの主演作の中でもトップクラスで佳作とも言える出来栄えだったが、こちらは反対に最低に近い。 シーク映画の主人公を演じた人気歌手のプレスリーが、国王暗殺を企む一味に誘拐され、刺客にされかかる。…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

映画評「監獄ロック」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1957年アメリカ映画 監督リチャード・ソープ ネタバレあり エルヴィス・プレスリーの黄金時代に作られた歌謡映画。 過失致死で刑務所行きになる序盤は後の「嵐の青春」そっくりで苦笑させられたが、刑務所で音楽の才能を芽生えさえ、出所後レコード会社がまともに取りあってくれないのを逆手に取って彼の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「スター!」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1968年アメリカ映画 監督ロバート・ワイズ ネタバレあり 戦後生まれの僕らでは1920-30年代の舞台の大スターと言ってもピンと来ない訳だが、明治時代生まれのオールドファンなら懐かしいに違いないガートルード・ローレンスの半生を描いたミュージカル大作。再鑑賞作品。 英国で父のボードヴィル一…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「真田風雲録」

☆☆★(5点/10点満点中) 1961年日本映画 監督・加藤泰 ネタバレあり 「狸御殿」「鴛鴦歌合戦」など、戦前から日本には時代劇ミュージカルがあってそれなりの面白さがあったのだが、これはそうした伝統の復活というよりは、福田善之の舞台劇の映画化である。 1610年代の徳川初期の物語で、猿飛佐助や霧隠才蔵など真田十勇士がカ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「ブルース・ブラザース」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1980年アメリカ映画 監督ジョン・ランディス ネタバレあり ジョン・ベルーシがあれほど早く亡くなるとは思いもしなかったが、売り出し時代のダン・エイクロイドと組んだ半ミュージカル・コメディー。80年代成長株と目されていたジョン・ランディスも結局これが代表作となった形で、その後の作品は余り芳しくな…
トラックバック:2
コメント:4

続きを読むread more