テーマ:ミュージカル

映画評「バーレスク」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2010年アメリカ映画 監督スティーヴン・アンティン ネタバレあり ミュージカルらしいミュージカルはもう観られないと言っても良いわけだが、“バーレスク”というキャバレー(クラブ)のステージ上のパフォーマンスだけを見せる本作は勿論ミュージカルではない。が、昨今“ミュージカル”と言われている作品も劇…
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映画評「巴里のアメリカ人」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1952年アメリカ映画 監督ヴィンセント・ミネリ ネタバレあり ジーン・ケリーのミュージカルと言えば「雨に唄えば」が一番人気だろう。しかし、純粋にミュージカル的創意工夫とすればこちらの「巴里のアメリカ人」が一枚上ではあるまいか。とにかく僕のお気に入りである。監督はライザ・ミネリのお父さんヴィ…
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映画評「メリー・ポピンズ」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1964年アメリカ映画 監督ロバート・スティーヴンスン ネタバレあり 余りにお馴染みのディズニー製ミュージカル。 ロンドン、父親デーヴィッド・トムリンスンはかたぶつの銀行員で、母親グリニス・ジョンズが婦人参政権運動に夢中の為、二人の子供カレン・ドートリスとマシュー・ガーバーはいたずらばかり…
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映画評「NINE」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2009年アメリカ映画 監督ロブ・マーシャル ネタバレあり 2年半程前に再鑑賞したフェデリコ・フェリーニの「8・1/2」をブロードウェイ・ミュージカル化した「9」を、「シカゴで舞台ミュージカルの映画化の実績のあるロブ・マーシャルが映画化。 うっかり「8・1/2」がベースになっているということ…
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映画評「バスビー・バークリーの集まれ!仲間たち」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1943年アメリカ映画 監督バズビー・バークリー ネタバレあり ミュージカル映画監督としてのバズビー・バークリーは中継ぎ投手クラスだが、振り付けや舞台演出で1930年代に大功績を残した人物である。 第2次大戦中休暇で地元に戻った軍曹ジェームズ・エリスンがクラブで見染めたレビュー・ガールの…
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映画評「カバーガール」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1944年アメリカ映画 監督チャールズ・ヴィダー ネタバレあり 1944年製作だが、我が国では1977年まで公開されなかったジーン・ケリー売り出し作品。僕が映画館で観た数少ないミュージカルの一本で、後日淀川長治先生主催「東京映画友の会」の二次会で初めて会った女性とこの映画について話したことを思い…
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映画評「ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー」

☆☆(4点/10点満点中) 2008年アメリカ映画 監督ケニー・オルテガ ネタバレあり TVの青春ミュージカルの映画版で、三作目に当たるそうである。僕はミュージカル映画ファンだから高く買っておきたいところだったが。 米国中西部、卒業を控えた高校バスケットのスター選手ザック・エフロン君はバスケットの強いアルバカーキ大学に進…
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映画評「マンマ・ミーア!」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2008年アメリカ映画 監督フィリダ・ロイド ネタバレあり 1972年「木枯らしの少女」という欧州らしい爽やかなポップスで中学生だった僕に強い印象を残したビョルン&ベニーが夫々の細君を加えて作ったグループがABBAで、僕らの高校時代から大学時代にかけて爆発的に売れ、古典ロック派の僕もビートルズ、ピ…
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映画「ラ・ボエーム」

☆☆★(5点/10点満点中) 2008年オーストリア=ドイツ映画 監督ロバート・ドーンヘルム ネタバレあり プッチーニの有名なオペラの映画化で、舞台を収録したものではない。プッチーニ生誕150周年を記念して作られた由。しかし、僕はオペラは題名くらいしか知らない似非インテリで後学の為に観たようなものにつき、クラシック音楽的な観点…
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映画評「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2007年アメリカ映画 監督ティム・バートン ネタバレあり ロンドンに伝わる古い都市伝説をジョージ・ディビディン=ピットが戯曲にし(戦前3度映画化)、それを1970年代にクリストファー・ボンドが刷新、ヒュー・ホィーラーが舞台ミュージカル用に翻案、さらに映画化に当たってジョン・ローガンが脚色した、…
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映画評「ヘアスプレー」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2007年アメリカ映画 監督アダム・シャンクマン ネタバレあり そもそも戦前はミュージカル・コメディーと称していたくらいで、ミュージカルに悲劇や深刻なものは一切なかったわけだが、60年代以降社会性を帯びるとミュージカルは衰退するばかりだった。近年復活気味ではあるものの、やはり暗さが抜け切らない。…
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映画評「初春狸御殿」

☆☆★(5点/10点満点中) 1959年日本映画 監督・木村恵吾 ネタバレあり 2004年に鈴木清順が「オペレッタ狸御殿」で蘇らせた和製ミュージカル「狸御殿」シリーズだが、その創案者である木村恵吾監督自身最後(5作目)の「狸御殿」である。 カチカチ山の泥棒狸(菅井一郎)と娘・お黒(若尾文子)が猟銃の音に驚いて番傘に化…
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映画評「魔笛」(2006年版)

☆☆★(5点/10点満点中) 2006年イギリス=フランス映画 監督ケネス・ブラナー ネタバレあり 今までシェークスピアを映像化してそこそこ良かったり平凡だったり、世間で言われる程は評価してこなかったケネス・ブラナーがシェークスピアにも飽きて(笑)今度はモーツァルトに挑戦してみたくなったらしい。彼は「ハムレット」や「恋の骨折り…
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映画評「チップス先生さようなら」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1969年アメリカ映画 監督ハーバート・ロス ネタバレあり ジェームズ・ヒルトンのこの短編小説は1939年にサム・ウッドが映画化してなかなか素晴らしい出来だったが、ミュージカル化したこちらは断然の秀作である。久しぶりに観たがやはり感激しました。 英国南部の寄宿制学校でラテン語を教えるチッ…
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映画評「ジーザス・クライスト・スーパースター」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1973年アメリカ映画 監督ノーマン・ジュイスン ネタバレあり イエスの最後の一週間を描いたロック・オペラの映画版で、監督は「屋根の上のパイオリン弾き」でミュージカルの実績のあるノーマン・ジュイスン。劇場公開以来35年ぶりに観る。しかし、テープで保存してあるサントラをよく聞いたので、ナンバーは全…
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映画評「ドリームガールズ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2006年アメリカ映画 監督ビル・コンドン ネタバレあり 60年代ビートルズのライバルだったのはローリング・ストーンズにあらでシュープリームスだと思っているモータウン・サウンド好きの僕だから、アウトラインすら知らずに観てもすぐにシュープリームスをモデルにしたお話と解ってしまう。グループ名すらもじ…
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映画評「白銀に躍る」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1961年西ドイツ映画 監督ゲザ・フォン・ツイフラ ネタバレあり 明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い申し上げます。 本物の(レイバック)イナバウアーが見たくて先月の「空から星が降ってくる」に続いてイナ・バウアー主演作をまた観て、辛うじて下の画像をゲット。軽めでほんの瞬時な…
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映画評「空から星が降ってくる」

☆☆★(5点/10点満点中) 1962年オーストリア=西ドイツ映画 監督ゲザ・フォン・ツィフラ ネタバレあり リアル・タイムで知っているスキーのスーパースターはグルノーブル・オリンピックで三冠を取ったジャン=クロード・キリーで、その前のスーパースター、トニー・ザイラーは僕の世代ではちょっと古すぎるのだが、主演映画「黒い稲妻」「…
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映画評「プロデューサーズ」(2005年版)

☆☆☆(6点/10点満点中) 2005年アメリカ映画 監督スーザン・ストローマン ネタバレあり メル・ブルックスが1968年に発表したドタバタ喜劇映画を彼自身が舞台ミュージカル化したブロードウェイ・ミュージカルの映画化。言わば逆輸入映画である。 お話は大体そのままで、失敗作の連続で収支のやりくりに四苦八苦している演劇プロ…
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映画評「マジカル・ミステリー・ツアー」

☆☆★(5点/10点満点中) 1967年イギリス映画 監督ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター、バーナード・ノウルズ ネタバレあり 何を思ったか、ビートルズの面々が劇場用に企画したものの興行主の反応が芳しからず、TVで放映したところ75%という桁外れの視聴率を稼いだが、サイケな映像作品にも…
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映画評「RENT/レント」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2005年アメリカ映画 監督クリス・コロンバス ネタバレあり 観客がリアリズム志向になる中でミュージカル映画は80年代以降幻想か楽屋裏のような方法に逃げることが多かったが、本作はそういう言い訳のないミュージカル映画らしい作品である。その意味では大変気に入った。 原作は本番を観る前に故人とな…
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映画評「グレート・ワルツ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1938年アメリカ映画 監督ジュリアン・デュヴィヴィエ ネタバレあり 題名からある程度予想されるかもしれないが、ワルツ王と呼ばれるヨハン・シュトラウス2世を巡るロマンス映画。結婚関係など史実と大きく異なるので、伝記映画と言うには躊躇する。  事実、映画は開巻で「史実をなぞるのではなく、ヨハン・…
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映画評「ザッツ・エンタテインメント」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1974年アメリカ映画 監督ジャック・ヘイリー・ジュニア ネタバレあり 僕がミュージカル嫌いを克服したのは「サウンド・オブ・ミュージック」のおかげと言って間違いないが、70年代半ばに観た本作のせいでミュージカル映画のファン度に拍車がかかったと思う。 ざっと紹介すれば、アメリカン・ミュー…
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映画評「ドリトル先生 不思議な旅」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1967年アメリカ映画 監督リチャード・フライシャー ネタバレあり 英国出身の米国の児童文学者ヒュー・ロフティングの有名な「ドリトル先生」シリーズを下敷きにしたミュージカル。 オウムの手助けで500もの動物の言葉を話せるようになったドリトル先生(レックス・ハリスン)は、ピンク色の巨大カタツム…
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映画評「サウンド・オブ・ミュージック」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1964年アメリカ映画 監督ロバート・ワイズ ネタバレあり ミュージカルとしてはロバート・ワイズ自身の旧作「ウエスト・サイド物語」には及ばないものの、映画館で観た最初のミュージカル映画であり、ミュージカル嫌いを直してくれた思い出深い作品である。  「オクラホマ!」「王様と私」「南太平洋」など…
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映画評「ウエスト・サイド物語」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1961年アメリカ映画 監督ロバート・ワイズ ネタバレあり ミュージカル映画は200本ほど観ていると思うが、ミュージカルのベスト5を選ぶならこの作品は必ず入れねばならない。それくらいの傑作である。  アーサー・ローレンツの舞台ミュージカルの映画化で、作曲はレナード・バーンスタイン、原案・振…
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映画評「ロバと王女」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1970年フランス映画 監督ジャック・ドミー ネタバレあり 「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」に続くジャック・ドミー監督のミュージカル第3弾で、今回はシャルル・ぺローの韻文童話「ロバの皮」をベースにしたお話。デジタル・ニューマスター版ということだが、前回と印象は特に変わらず。 …
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映画評「リトルショップ・オブ・ホラーズ」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1986年アメリカ映画 監督フランク・オズ ネタバレあり 1960年にロジャー・コーマンが作ったB級SFホラーの舞台ミュージカル版をフランク・オズが映像化した作品。 20年前に観てご機嫌になった夢をもう一度と再鑑賞した次第だが、今回も楽しめた。 花屋の冴えない店員リック・モラニスが、…
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映画評「シェルブールの雨傘」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1963年フランス映画 監督ジャック・ドミー ネタバレあり ミュージカルの一番盛んな国はアメリカであるが、1950年後半から趨勢が変ってきた。明朗な作品ばかりのミュージカルに悲劇や社会性のあるお話が増えてきたのである。その趨勢の決定打となったのが61年の「ウエストサイド物語」であるが、そうし…
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映画評「ザッツ・ダンシング!」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1984年アメリカ映画 監督ジャック・ヘイリー・ジュニア ネタバレあり 「ザッツ・エンタテインメント」シリーズと姉妹関係にあるコンピレーションで、文字通り映画のダンス場面ばかり集めている。  中にはエジソンが作った着色映画など19世紀末の珍しい作品もあるし、製作会社のMGM以外の作品も多数含ま…
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