テーマ:アニメ

映画評「わんぱく王子の大蛇(おろち)退治」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1963年日本映画 監督・芹川有吾 ネタバレあり ブログ友達の浅野佑都さんに紹介されたので、図書館の蔵書検索を調べてみる。とうも県内にはないらしいので、手に入ったばかりのアマゾン・ギフト券でDVD(ブルーレイ化はされていない)を買い、観てみた。浅野さんの仰る通りの出来栄えと思う。 お話はほ…
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映画評「この世界の片隅に」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・片渕須直 ネタバレあり こうの史代という漫画家のコミックを、片渕須直がアニメ映画化した。個人的に高く評価した「マイマイ新子と千年の魔法」の監督だ。レベルは高かったのに鑑賞された方が少なくキネマ旬報でも殆ど無視された作品だが、こちらは早めに評判になってキネ旬で1位になっ…
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映画評「パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1973年日本映画 監督・高畑勲 ネタバレあり シリーズ第二弾。とりあえずお話から。 前作のまま、ミミ子ちゃん(声:杉山佳寿子)とパパンダ(声:熊倉一雄)とコパンダのパンちゃん(声:丸山裕子)の疑似家族状態は続いている。  ある時サーカスからはぐれた子虎が家に紛れ込み、一員に加わるが、す…
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映画評「パンダコパンダ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1972年日本映画 監督・高畑勲 ネタバレあり 忙しくて時間が取れない。かと言ってブログをスキップするのも避けたい。というわけで、WOWOWの高畑勲監督特集で録っておいた作品群からこの短編(34分)をピックアップ。初鑑賞でござる。 しかし、実質的に、監督より脚本や画面設計を担当した宮崎駿御…
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映画評「さよならの朝に約束の花をかざろう」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・岡田麿里 ネタバレあり WOWOWで観るべきものを放映してくれない週間に入り再鑑賞を続けたが、三日続くともなると何なので、今年初めに録画した後放置していたこの日本のアニメ作品を観てみた。どんな話なのか殆ど知らないまま鑑賞開始。 極めて中世欧州的な世界。イオルフと呼ば…
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映画評「未来のミライ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・細田守 ネタバレあり 未来の宮崎駿(?)こと細田守の最新アニメである。 アメリカのアニメ映画「ボス・ベイビー」の少年は弟が出来て、両親がそちらにばかり構うものだから面白くない。ここまでは本作の4歳の少年くんちゃん(声:上白石萌音)も全く同じ。  かの作品では弟が実…
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映画評「インクレディブル・ファミリー」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督ブラッド・バード ネタバレあり 昨日の「デスノート」は10年ぶりだったが、こちらは14年ぶりの続編。キャラクター描写のバランスが取れかつ多様性があり、主題展開において夾雑物がないため純度が高く大いに買った第一作に比べても殆ど遜色がない。ブラッド・バードという人は“良い…
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映画評「太陽の王子 ホルスの大冒険」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1968年日本映画 監督・高畑勲 ネタバレあり 宮崎駿や高畑勲が関わっている作品として題名は良く知っているが、若い頃は避けてきたアニメだけに実際に観るのは初めて。 病弱な父親と人里離れた場所で暮らす少年ホルス(声:大方斐紗子)が巨大な岩男の体から刺さった剣を抜き、岩男から“その剣を鍛え使い…
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映画評「ゴッホ 最期の手紙」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2017年イギリス=ポーランド=アメリカ=スイス=オランダ合作映画 監督ドロタ・コビエラ、ヒュー・ウェルチマン ネタバレあり 日本ではヴィンセント・ヴァン・ゴッホと表記することが多いが、本来の発音はフィンセント・ファン・ゴッホ。 そのゴッホの伝記的アニメであるが、作り方が少々変わっている。…
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映画評「平成狸合戦ぽんぽこ」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1994年日本映画 監督・高畑勲 ネタバレあり Wikipediaには“数年に一度放映されている”とあるが、本当かなあ。僕は日本テレビで放映されるスタジオジブリ系のものは2007年にブルーレイ・レコーダーを購入して以来全ての作品をCMカットして準保存版を作っているが、これと「おもひでぽろぽろ」だ…
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映画評「怪盗グルーのミニオン大脱走」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督カイル・バルダ、ピエール・コフィン ネタバレあり スピンオフ「ミニオンズ」を含めてシリーズ全てを観てきたが、今回が一番面白くない。 第一作で可愛い三姉妹を養女に迎えて悪人稼業をリタイアしたグルー(声:スティーヴ・カレル)が前回意気投合した女性エージェントのルーシー…
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映画評「リズと青い鳥」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・山田尚子 ネタバレあり 原作は女性小説家・武田綾乃の小説「響け!ユーフォニアム」シリーズの一つであるが、映像作品としてはTVアニメ・シリーズの新作劇場用映画という扱いになるらしい。 北宇治高校吹奏楽部に所属する三年生の親友二人・内向的な鎧塚みぞれ(声:種崎敦美)と明…
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映画評「犬ヶ島」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2018年アメリカ=ドイツ合作映画 監督ウェス・アンダースン ネタバレあり ウェス・アンダースンは実写よりアニメのほうが僕の肌に合う。独自の空間把握がアニメ、正確には本作のようなストップモーション・アニメのほうが合っているのかもしれない。 今から20年後くらいの日本が舞台。メガ崎市でドッグ…
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映画評「ボス・ベイビー」

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督トム・マクグラス ネタバレあり ドリームワーク製のアニメ。 7歳の少年ティム(声:マイルズ・バクシ)は、新しいタイプの犬を売り出しにかかっている企業に勤める両親の愛情をいっぱいに受けているが、ある日、生まれたばかりの弟に愛情を奪われる。それでは寂しいと弟を探ると、…
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映画評「リメンバー・ミー」(2017年)

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督リー・アンクリッチ、エイドリアン・モリーナ ネタバレあり 「リメンバー・ミー」という邦題の映画は多く、為にまた括弧付きになった。 ピクサーのアニメで、相変わらずセンスが良い。メキシコの行事“死者の日”をテーマにし、彼岸と此岸とを往来する着眼点がなかなかユニーク。結…
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映画評「SING/シング」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2016年アメリカ=日本合作映画 監督ガース・ジェニングズ ネタバレあり 1970年代以降ミュージカルは枠物語(劇中劇)形式で舞台の上もしくは幻想の中で歌わせたり踊らせたりする作品(「コーラス・ライン」「オール・ザット・ジャズ」等)が増えた結果、日本でも徐々にミュージカル愛好者が増えた。おかげで…
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映画評「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2014年アイルランド=デンマーク=ルクセンブルク=ベルギー=フランス合作映画 監督トム・ムーア ネタバレあり 2014年度アカデミー賞長編アニメーション賞の候補になったアイルランド製(資本的には合作)アニメ。 小島の灯台守コナー(声:ブレンダン・グリースン)の息子ベン(声:デーヴィッド・ロ…
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映画評「夜明け告げるルーのうた」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2017年日本映画 監督・湯浅政明 ネタバレあり アニメ映画監督・湯浅政明はこれで3本目。オリジナル脚本は初めてとのこと。 両親が離婚して父の故郷その名も日無(ひなし)町で過ごすことになった中学3年生のカイ(声:下田翔大)が、ネットにアップロードした音楽が同級生の遊歩(声:寿美菜子)と国夫…
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映画評「メアリと魔女の花」(地上波放映版)

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年日本映画 監督・米林宏昌 ネタバレあり スタジオジブリから独立した米林宏昌が英国の閨秀作家メアリー・スチュワートの小説を映画化したアニメ作品。 スタジオジブリほどの権威がな(く恐らく要請もな)いので、エンディング・ロールを含めて完全ノーカット放映とされるスタジオジブリ作品と違ってカ…
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映画評「ピノキオ」(1940年)

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1940年アメリカ映画 監督ベン・シャープスティーン、ハミルトン・ラスク ネタバレあり カルロ・コッロッディの童話は日本でもお馴染みで僕も少年時代に読んだが、“嘘をつくと鼻が伸びる”ということ以外は憶えていなかった。78年前にディズニーにより脚色されたこのアニメを初めて観たのは割合最近で、20年…
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映画評「ひるね姫~知らないワタシの物語~」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年日本映画 監督・神山健治 ネタバレあり 日本の実写映画は型にはまっていないようで見事に型にはまって観る気が起こらない。それよりは若年層向けであってもアニメの方がずっと期待できる。本作は、神山健治というアニメ作家の作品で、WOWOWのパンフレットの紹介を斜め読みすると「君の名は。」のような…
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映画評「ペット」

☆☆(4点/10点満点中) 2016年アメリカ映画 監督クリス・ルノー、ヤロー・チェニー ネタバレあり ペットと言えば、我が家は断然猫派で、犬は飼ったことはない。僕が幼少の頃、迷い込んだ大人しいコリーを数か月間家に住まわせていたことがあったと記憶するが、いつの間にかいなくなった(何らかの処分をしたのか?)。 アメリカ映画…
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映画評「マインド・ゲーム」

☆☆★(5点/10点満点中) 2004年日本映画 監督・湯浅政明 ネタバレあり 森見登美彦の小説をアニメ化した「夜は短し歩けよ乙女」がなかなか興味深かったので、監督・湯浅政明のこの旧作を観みることにした。原作はバロン西のコミック。しかし、この監督、「夜は短し歩けよ乙女」を見ても解るように、独自のアート志向があって原作と関係なく…
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映画評「となりのトトロ」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1988年日本映画 監督・宮崎駿 ネタバレあり 2010年頃「となりのトトロ」と比べて「崖の上のポニョ」は「人魚姫」のヴァリエーションで独創性がないという評を読み、比較論としては間違いないにしても、“ちょっと待ってください”と昔の歌を思い出しながら反論していた。  「となりのトトロ」は「ピ…
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映画評「映画 聲の形」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・山田尚子 ネタバレあり これまたクイズをやって原作を知り、しかもWOWOWのパンフレットで0.3秒くらい紹介文を読んだところアニメとしては珍しい素材と思って観ることにした。 有川浩の小説を映画化した実写映画「レインツリーの国」と共通するところもあるが、こちらのアン…
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映画評「夜は短し歩けよ乙女」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2017年日本映画 監督・湯浅政明 ネタバレあり 僕は相当の読書家だが、現代ものは読まない。芥川賞を取ろうが、ベストセラーだろうが、読まない。ベストセラーなど新しくても50年前のものしか読まない。コミックはまして読まない。だから、映画を見るに実に都合が良い。原作による先入観が生まれず、純粋に映画…
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映画評「モアナと伝説の海」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2016年アメリカ映画 監督ロン・クレメンツ、ジョン・マスカー ネタバレあり ディズニー・アニメとしては「アナと雪の女王」の南洋姉妹編とも位置付けたい作品。  反面、作者の志向は大分違って、評価は米日ともに本作の方が僅かに高いくらいだが、日本での興行成績は「アナ」の四分の一に過ぎない。それでも、…
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映画評「君の名は。」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・新海誠 ネタバレあり 昨年爆発的なヒットをした新海誠監督のアニメ、などと書くまでもない。物語も書くまでもないだろうが、ストーリーに触れないと具体的に指摘できない事項がある場合もあるので、簡単に記しておきましょう。 東京の男子高校生・立花瀧(声:神木隆之介)と、奥飛…
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映画評「三匹の子ぶた」~ウォルト・ディズニー短編アニメーション傑作選

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1933年アメリカ映画 監督バート・ジレット ネタバレあり WOWOWによる「アカデミー賞!ウォルト・ディズニー短編アニメーション傑作集」第二弾。日本でもよく知られた童話のミュージカル的アニメ化で、1934年度アカデミー短編アニメ賞を受賞した上映時間9分の秀作。ディズニーは1933年から39年ま…
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映画評「花と木」~ウォルト・ディズニー短編アニメーション傑作選

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1932年アメリカ映画 監督バート・ジレット ネタバレあり WOWOWによる「アガデミー賞!ウォルト・ディズニー短編アニメーション傑作選」の一本。1933年アカデミー短編アニメ賞を受賞した8分の秀作である。 夜が明け、植物たちが目覚める。男の木が女の木と恋仲になるが、これに嫉妬した男の枯れ…
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