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映画評「ノック・ノック」

☆☆(4点/10点満点中) 2015年アメリカ=チリ合作映画 監督イーライ・ロス ネタバレあり アーティストの妻イグナシア・アラマンドと二人の子供をヴァケーションに送り出した建築家のキアヌー・リーヴズが、深夜の雨中に現れた二人の妙齢美人ロレンツォ・イッツォとアナ・ダ・アルマスに親切にするが、呼んだタクシーが来たと告げに行った風…
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映画評「逃がれの街」

☆☆★(5点/10点満点中) 1983年日本映画 監督・工藤栄一 ネタバレあり 杉下右京役で大人気の水谷豊の若い時が見られると思って見ることにした。原作は人気作家になる前の北方謙三が書いた犯罪小説で、監督は時代劇の多い工藤栄一。 東京で電化製品の配送係をしている水谷は、同郷の平田満による自白で殺人の共犯の疑いをかけられる…
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映画評「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」

☆☆★(5点/10点満点中) 2014年アメリカ映画 監督リチャード・ロンクレイン ネタバレあり 現在のブルックリン。エレベーターのないアパートの5階に住む老婦人ダイアン・キートンは、連れ添って40年になる画家の夫モーガン・フリーマンの弱った足腰を心配、眺めの良いその部屋を売り払って、ほぼ同額の別のアパートに越そうと考える。売…
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映画評「眺めのいい部屋」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1985年イギリス映画 監督ジェームズ・アイヴォリー ネタバレあり デーヴィッド・リーンの秀作「インドへの道」(1984年)で英国の作家E・M・フォースターに俄かに人気が高まって本作が作られ、「モーリス」や「ハワーズ・エンド」といった作品が続いた。本作により実は中堅だった監督ジェームズ・アイヴォ…
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映画評「NONSTOP ノンストップ」

☆★(3点/10点満点中) 2016年ギリシャ映画 監督コスタス・スキフタス、アンドレアス・ランプロプーロス ネタバレあり 間違って日本劇場未公開映画を観てしまうことがたびたびあるが、これは意図的に観た。デオ・アンゲロプロスやマイケル・カコヤニスといったアート系しか公開されないギリシャ産のサスペンスだからである。 ある男…
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映画評「虹蛇と眠る女」

☆☆★(5点/10点満点中) 2015年オーストラリア=アイルランド合作映画 監督キム・ファラント ネタバレあり オーストラリア。ジョゼフ・ファインズとニコール・キッドマンの夫婦が、15歳の娘マディスン・ブラウンと12歳くらいの息子ニコラス・ハミルトンを連れて、砂漠地帯にある町に越して来る。  ところが、夜子供二人が外に出た…
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映画評「ナチュラル」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1984年アメリカ映画 監督バリー・レヴィンスン ネタバレあり 野球映画は数十本観ていると思うが、僕にとっては断然のNo.1である。「フィールド・オブ・ドリームス」も良いが、本作のほうが野球ならではの面白さがよく出ていると思う。本作に関しては、allcinemaのコメントに余りにデタラメなもの…
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映画評「の・ようなもの のようなもの」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・杉山泰一 ネタバレあり 30年位前に「家族ゲーム」の後に観た森田芳光監督のメジャー・デビュー作「の・ようなもの」(1981年)は映像に比べて物語の骨格が弱いため凡作程度の扱いにした。本作は「の・ようなもの」の35年後を描いたお話で、監督は森田監督の助監督をずっと務めていた…
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映画評「濡れた壷」

☆★(3点/10点満点中) 1976年日本映画 監督・小沼勝 ネタバレあり そもそもロマン・ポルノを観た数が一桁だから当たり前だが、かなり作られたという小沼勝監督=谷ナオミ主演コンビの作品を観るのは初めてである。 スナックのママ谷ナオミは、母親・藤ひろ子に夫を奪われて肉体的に寂しさをかこちつつ、競馬好きの父親と浪人中の弟…
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映画評「信長協奏曲」

☆★(3点/10点満点中) 2016年日本映画 監督・松山博昭 ネタバレあり 僕らの世代で、現代人が昔にタイムスリップしてしまうという映画で思い起こすのは、何と言っても1979年の「戦国自衛隊」である。当時はSFも余り作られない時代であったし、物珍しい素材であった為なかなか楽しめた。昨今はうじゃうじゃとは言わないまでも相当作ら…
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映画評「ナイトクローラー」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2014年アメリカ映画 監督ダン・ギルロイ ネタバレあり スポーツ賭博を扱ってなかなか興味深かった「トゥー・フォー・ザ・マネー」(2005年)を書いたダン・ギルロイが自らの脚本を映像化した監督デビュー作。 一時期日本でも流行った鉄くず泥棒のジェイク・ギレンホールが夜中に道を彷徨っていると、…
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映画評「野火」(2015年版)

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2015年日本映画 監督・塚本晋也 ネタバレあり 大岡昇平の小説「野火」は高校生の時に読んだ。市川崑が映画化した1959年版は、製作の20年後くらいにオールナイトの4本目に観た。パンフレットもなくストーリー紹介の書物もなく、記憶のままストーリーを絡めた映画評を書いた。塚本晋也が再映画化した本作は…
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映画評「名もなき塀の中の王」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2013年イギリス=アイルランド合作映画 監督デーヴィッド・マッケンジー ネタバレあり トーキー初期から刑務所映画はコンスタントに作られ、力作も少なくない。近年では若い囚人の成長を描いたフランス映画「預言者」(2009年)がなかなか見応えがあったが、本作はかの作品と共通性がありながらもっとリアルで…
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映画評「日本のいちばん長い日」(2015年版)

☆☆☆(6点/10点満点中) 2015年日本映画 監督・原田眞人 ネタバレあり 半藤一利のノンフィクションの二度目の映画化。1967年に岡本喜八が初めて映画化した時は出版社の都合で大宅壮一・編ということになっていたが、その後半藤一利・作と実際の作者が明らかにされた経緯がある。岡本喜八版でそれなりに詳しくお話を書いているが、お話…
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映画評「夏をゆく人々」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2014年イタリア=スイス=ドイツ合作映画 監督アリーチェ・ロルヴァケル ネタバレあり 2014年度カンヌ映画祭でグランプリを獲ったイタリア映画である。  ご存知の方も多いであろうが、1990年以降パルム・ドールが最高賞になったのでグランプリは二番目の賞でございますので、一応注意の程をば。 …
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映画評「脳内ポイズンベリー」

☆☆★(5点/10点満点中) 2015年日本映画 監督・佐藤祐一 ネタバレあり 三日前に見たばかりの「インサイド・ヘッド」に表面的にはかなり似ているが、着想プロセスは逆なのではないかという気がしている。 真木よう子扮するケータイ小説家・櫻井イチコが、出版社の飲み会でも会ったことのある年下の芸術家もどき早乙女(古川雄輝)と…
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映画評「ナイトピープル」

☆☆(4点/10点満点中) 2013年日本映画 監督・門井肇 ネタバレあり 最近邦画に関しては、「キネマ旬報」で年間ベスト50くらいに入った作品を除けば、短尺の作品を選んで観ている。本作は90分しかない上に、犯罪サスペンスらしいので観てみた。 暴力団と繋がりのある国会議員が二人のヤクザを迎え入れたところで、黒いバイクスー…
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映画評「泣く男」

☆☆★(5点/10点満点中) 2014年韓国映画 監督イ・ジョンボム ネタバレあり 「レオン」(1994年)の韓国ヴァリエーション「アジョシ」がなかなか楽しめたイ・ジョンボムのバイオレンス・アクション。 少年時代アメリカの中国マフィアに拾われて子飼いにされ優秀な殺し屋になった韓国人チャン・ドンゴンが、資金洗浄の情報を誰か…
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映画評「ネイバーズ」(2014年)

☆☆(4点/10点満点中) 2014年アメリカ映画 監督ニコラス・ストーラー ネタバレあり アメリカの喜劇は下品を極めようとしつつあり、それが大ヒットするものだから、激しさを増して次々と作られるという循環にあるが、ブームになりかけても日本人に完全には受けないジャンルらしく、劇場公開されるのは限定的だ。ゾンビ映画、POVホラー、…
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映画評「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」

☆☆★(5点/10点満点中) 2014年アメリカ映画 監督ショーン・レヴィ ネタバレあり 時空を移動せずにタイム・トラヴェルをする(と解釈したくなる)アイデアが秀逸なシリーズの第3弾で、さすがに息切れした模様。 アメリカ自然史博物館の警備員で今や成功者になったベン・スティラーが作ったプラネタリウム新館のお披露目が、夜にな…
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映画評「ニューヨークの巴里夫(パリジャン)」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2013年フランス=アメリカ=ベルギー合作映画 監督セドリック・クラピッシュ ネタバレあり セドリック・クラピッシュは、デジタル時代のトリュフォーと名付けて大いに関心を寄せている。  トリュフォーをクラピッシュのアンチテーゼのように言っているコメントを見たが、それは「突然炎のごとく」「柔らかい…
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映画評「にっぽん昆虫記」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1963年日本映画 監督・今村昌平 ネタバレあり 【今村昌平】というテーマというかタグを設定をしているにも拘わらず、たった4本しか記事を書いていない。フェデリコ・フェリーニ同様、書きやすそうで、僕には書きにくい作家なのだ。そういう強迫観念があったせいか、夜中に「今日は『にっぽん昆虫記』を観よ…
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映画評「夏の終り」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2013年日本映画 監督・熊切和嘉 ネタバレあり 瀬戸内晴美(現・寂聴)が自身の体験をモチーフに1962年に発表した同名小説を熊切和嘉が映画化した文芸作品。少数意見になるようだが、なかなか気に入った。特に、この監督らしく、映像にフィルムっぽい暗さがあるのが良い。 現在進行形のお話に幾つかの…
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映画評「ネイチャー」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2014年イギリス映画 監督パトリック・モリス、ニール・ナイティンゲール ネタバレ殆どなし 21世紀最初の10年はドキュメンタリー、それも自然ドキュメンタリーが目立った。その嚆矢となった作品の一つが「ディープ・ブルー」(2003年)である。僕はこの作品を自然ドキュメンタリーのレファレンス(言わば、…
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映画評「NY心霊捜査官」

☆☆★(5点/10点満点中) 2014年アメリカ映画 監督スコット・デリクスン ネタバレあり 邦題から想像されるほど新機軸ではないが、なかなか面白い。原題はキリスト教の決まり文句「われらを悪より救いたまえ」。 ニューヨーク市警の敏腕刑事ならぬ敏感刑事エリック・バナが、DV事件と母親が赤ん坊を動物園の堀に投げる事件を立て続…
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映画評「ニシノユキヒコの恋と冒険」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2014年日本映画 監督・井口奈己 ネタバレあり 分岐路と堤防と猫と犬が大好きな井口奈己監督の新作。分岐路は憶えていないが、堤防と猫と犬はやはり出てきた。川上弘美の同名小説という立派な原作はあるが、おとぼけムードに徹底した彼女らしい作品でござる。 二枚目で優しいニシノユキヒコ(竹野内豊)は年…
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映画評「ニューヨーク 冬物語」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2014年アメリカ映画 監督アキヴァ・ゴールズマン ネタバレあり またまた光と影が絡む作品でござる。しかし、食傷も甚だしいダーク系ではなくアクションを殆ど排したオーソドックスなファンタジーなので感触は悪くない。 19世紀末移民局に入国を拒否された夫婦が小さなボートに赤ん坊の息子を乗せ、海に降…
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映画評「ノア 約束の舟」

☆☆★(5点/10点満点中) 2014年アメリカ映画 監督ダーレン・アロノフスキー ネタバレあり 旧約聖書の中で日本人が一番よく知っている筈の「ノアの箱舟」のお話をもじった映画は大袈裟に言えば毎年のように作られているのに反して、ご本家を扱った実写映画はジョン・ヒューストンの「天地創造」(1966年)以来ではないだろうか? …
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映画評「日本一の若大将」

☆☆(4点/10点満点中) 1962年日本映画 監督・福田純 ネタバレあり 「若大将」シリーズ第3作。脚本のお二人(笠原良三、田波靖男)は変わらないが、監督が福田純に変わり、コンセプトは前二作と変わらないものの、幾つかある要素を少し組み替えた印象。 今回のスポーツはマラソンで、江原達治は相変わらずマネージャー役で出て来る…
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映画評「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2013年アメリカ映画 監督アレクサンダー・ペイン ネタバレあり 「サイドウェイ」(2004年)で一躍注目されたアレクサンダー・ペイン監督の新作。これまで観た彼の作品の中では一番気に入った。 モンタナ州に住む老人ブルース・ダーンが受け取った手紙に従って、当選したという100万ドルを受け取り…
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