オリンピックについて:ブログページ稼ぎ作戦その2

 今日から東京オリンピックが始まりました。午前9時から五輪の中でも注目しているソフトボールの日本VS豪州戦がプレイボール。興奮して3時に目が覚めてしまいました。勝っても負けてもオリンピックは楽しい。何故オリンピックを開催するか。オリンピック以外では放送されない競技を見てもらう為です。その正否はともかく、コロナ禍下(ころなかか)で色々と努力してきた選手の皆様の苦労に応える為にやらなければならない。

 僕はメキシコ五輪以来の五輪ファンであるから年季もかなり入ってきている。オリンピックの何が良いかと言えば、いつでも何らかの形で観られるスポーツと違い、スポーツ番組の中で報道されないような競技でさえ、多かれ少なかれ、放映される。馬術、カヌー、ヨット、水球、飛び込み、アーチェリー、射撃・・・普段TVで観られますか? 人気スポーツもさることながら、こういうのもなるべく見落とさないようにしている。

 そんなわけで、僕は国民の多くがコロナにかこつけて反対をする中でずっとオリンピックをやれと言ってきた。五輪反対も実は幾つかの種類があるようです。
 自分達は我慢しているのに五輪だけ特別なのか、という意見。単なるやけくそであり、嫉妬であります。しかし、競技によっては、選手の我慢はそれ以上だったのではないか?
 今日行われる五輪最初の試合である福島県でのソフトボールは無観客となりました。隣の宮城県仙台市にある楽天ゴールデンイーグルスの本拠地球場で観客を入れているのに福島では国民・県民の反対の声に押されて無観客に。プロ野球はよくても五輪はダメ。なるほど五輪は特別だ。宮城県は県民などの反対にも抵抗して観客ありを貫きました。この意見を放つ国民は観客を入れてやっているプロ野球との違いを説明できるのだろうか? 宮城県民の懸念は感染率の高い東京などからもやって来るということでしょうが、東京ドームでも神宮球場も横浜スタジアムでも一回も感染(拡大)について一度も報告されていないという現実を考えないといけない。日本は集団免疫獲得の実験敢行中でマスクもさせない英国とは違うのですから。

 半世紀以上読んて来た東京新聞への投稿は五輪反対論ばかり。中にはきちんと論理的にある程度頷けるものもあるものの、“選手・関係者が感染を広げる”など、科学的根拠の全くないひどい思い込みも結構あり。
 東京だけで連日1000人以上の感染者を出している今、連日選手を含む五輪関係者から数名の感染者が出ているようですが、彼らが自由に町に繰り出しても1000人が1000余名になるだけ。バブルなるものに多少の問題があるにしても、実害はゼロに等しい。選手はワクチンを接種し、PCRも受けているのだから、東京の町に繰り出している若者たちより余程安全でしょうに。何より選手は感染したら元も子もなく、自ら感染しに街に繰り出すなど考えにくい。今回は試合が完了したら即帰国になっているはずで、感染してもダメージの少ないジャーナリスト以外の関係者から感染が広まることは考えられない。僕は選手村で感染が広まる方が問題と考えますがね。
 こうした方には海外勢は変異株をもたらすという危惧があるのでしょう。確かに日本より早く変異株が発見された国からも来ますが、現に変異株はもう入っているのだから、過剰な懸念と言うべし。まだ発見されていない変異株が入るかもしれないという意見もあるかもしれませんが、それを言うなら日本から発生する可能性も考えるべきでしょう。
 いずれにしても、これは外国人差別にほかならない。普段在日差別を危惧する東京新聞を読む方々が、自らの命が危険にさらされるという、それも根拠の薄い理由で差別をして良いものでしょうか? だから、ワシントン・ポスト紙から、エレベーターが日本人用と外国人用に別れているアパルトヘイトを理由に”日本のおもてなしは失敗に帰した”と揶揄されるのですよ。
 東京の緊急自粛宣言を受けて飲食店の関係者が議事堂前かどこかで五輪反対を訴えていました。その行為は実にささやかで微笑ましいくらいのものでしたが、するなら五輪反対ではなく自粛宣言反対とすべきです。五輪が中止になっても飲食店への諸要請が撤廃されるわけではないので、論理的に妙な抗議と言うべし。

 野党(僕はここ20年くらい反自民党だから応援しているのはずっとこちら)や政治家に至ると反対が目的化している感があります。立憲民主党や共産党は五輪開催で死者を出しても良いのかと訴えていました。しかし、彼らもマスメディアも何故か次のことを語らない。
 5月に、EUが域内から輸出されるファイザー製ワクチンの4割を日本に送ると報道されました。何故これほど大量に確保でき、実際に送られてきたかと言えば、五輪開催があったからというのは自明。しかし、どのメディアもどの政治家もどの識者もこれを言わない。唯一5月末の「朝まで生テレビ」で三浦瑠璃氏が断定的に述べたのを聞いただけです。
 仮に五輪によって死者が僅かに増えるにしろ(その可能性はジャーナリスト以外の関係者からはないわけですが)、五輪により早めに確保できたファイザー製ワクチンにより助かる命はそれ以上に多いでしょう(ワクチンが一部の人が言うように殺人ワクチンでなければですが。今日読んだ記事によれば、どこかの会社の社長がワクチンを打つと5年後に死ぬので打つなと言って、社員にパワハラをしているそうな)。日本政府が五輪をやめられない理由はファイザー製ワクチンも一因として考えられます。

 医師会にも文句を言わなければならない。僕は日本のワクチン接種が遅れたのは、専ら厚労省のワクチン・新薬恐怖症のせいと思ってきた。ところが、これもまた昨年末か今年初めの「朝まで生テレビ」により医師会が利権の為に日本での治験を主張したことが実は大きいと言う意見が医師を含む数名から提示されていた。昨年の12月の段階で2000人以上の日本人データが集まっていたのに、その十分の一程度の国内治験の為に二ヵ月も遅れたという事実。厚労省と医師会の共犯と言って良いでしょう。二ヵ月早ければ、今ごろは国民の50%くらいが二度接種し、五輪反対論ももっと静かになっていたでしょうに。

 元来の五輪反対論者は当然このコロナ禍に乗ってきます。商業オリンピックになった、政治に利用されている、等々が彼らの本質的な主張で、東京というより五輪自体を止めろという発想ですね。
 商業オリンピックで良い。それを部外者が騒ぐのがおかしく、例えばNBCの放映権のせいで真夏の東京という条件の悪い場所で行うことになり、一番迷惑を被るのは選手。観客ありでやれば観客から相当熱中症の患者が出たでしょう。
 東京のある病院が五輪反対を訴えていましたが、院長の主張はある意味正論でした。曰く、感染者が増えている中で熱中症の患者が大量に運ばれてきたら(少なくとも会場に近い彼の)病院は逼迫する、と。

 五輪には直接関係ないお話。高齢者の二度接種が50%を超えた今、感染者数の増減に一喜一憂する時期はもう終わったでしょう。これからは病床特に重症者用の使用率に注目すべきです。未だに感染者数に拘る辺りが現在のメディアがコロナの恐怖を必要以上に煽ると一部で言われる所以でしょう。感染者数が増えると懸念されるのは新たな変異株の発生ですが、一定限度を超えると感染率と毒性は反比例の関係に入っていくのが自然界の掟(毒性が強くなりすぎると、次の人に辿り着く前にホストがいなくなるので)。僕はまだその限度までは達していず、感染率と毒性ともに増える可能性は大と考えます。

 以上五輪とコロナとの関係についての僕の意見でした。映画以外について個人的な趣味を述べてもつまらないと思い、その前に持論を述べましたが、その正否はともかく、もっと論理的になるべきというのが主旨です。以下、五輪そのものについて簡単に。

 僕が関心のあるのは、まずソフトボールより球の小さい球技。野球、ソフトボール、テニス、卓球、バドミントンですね。特に野球・ソフトは13年ぶりにして今回で五輪排除。MLBが根本的に態度を変化させないと金輪際この二つは五輪に戻ってこないでしょう。球は小さくともゴルフは五輪向けとは思えないので関心が薄い。
 大きな球の球技では、昔好きだったバレーボールはラリーポイント制になってから興味がなくなりました。サッカーは観れば面白く感じますが、バスケットボールは時間が余らない限り観ないでしょう。ハンドボールは多少の興味。大きなボール競技では7人制ラグビーは楽しい。水球も放送されれば観たい。

 採点種目はすっきりしないことが多く、個人的には今一つ。その中で体操はミスが解りやすくスリリングで面白い。新種目のサーフィンも解りにくそうだなあ。

 水泳・陸上は楽しみが多いが、世界陸上・世界水泳が二年に一度行われるため有難味は減ったでしょう。また、陸上はトラック競技とフィールド競技を並行して見せることが多いので、TV局ごとにトラックとフィールドとで分担して見せてくれると有難いが、まずないですね。
 水泳関連では飛び込みが面白い。採点競技でありますが、見慣れると素人でも採点ができる感じで、自分で採点を予想しながら見ると楽しい競技です。

 夏は夜、格闘技は柔道とレスリング。レスリングは力を抜いて闘っているとしか考えられないプロレスより遥かに面白いというのが僕の印象です。基本的に得点で勝敗が決まるのが手に汗握る要因。最近日本の放送局は僕が若い頃に比べて五輪ボクシングに関心が薄いようで、余り放映されない。放映されずば関心も薄れる。プロ・ボクシングの人気は高いのにどういうこと?

 アーチェリーや射撃も面白いが、やはり放映では冷遇されていますね。アーチェリーは開会式のある23日にも試合が多数組まれていますが、放送は一切なし。カヌーは放映されますが、ボートやヨットは昔に比べると冷遇されている感じ。近年の五輪放映でたっぷり見た記憶がありません。戦前大人気競技であった馬術は結果が報告されるくらい。

 新種目ではスポーツ・クライミングに興味あり。

 国別のメダル数には全く興味なし。僕は日本人が出ていない、あるいは強くない競技・種目にも興味があるのです。冒頭の繰り返しになりますが、だから五輪が楽しみなのです。
 同時に、試合を楽しむモチヴェーションとして日本人を応援するのは言うまでもありません。一部の人がこれを国家と強く結び付け、冬季オリンピックの原田雅彦のような悲劇が生じる。一番悔しいのは負けた或いは失敗した本人。それを脅迫までするというのだから国粋主義者は本当に恐ろしい。
 今回コロナ禍を考慮してメダルの目標数を掲げないようです。まあモチヴェーションとして掲げるのは悪いことではないかもしれませんが、それによる弊害(選手への攻撃など)は防がなければならないでしょう。

ソフトボール第一戦終了。8-1で5回コールド勝ち。40歳近くなるのに未だに日本で一番早い投手は上野由岐子。世界でも一番早い投手でしたが、なかなか代わりの投手は出てきませんね。当然オリンピックでは最後の雄姿となるので、しっかり見るつもり。

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