映画評「愛のレッスン」

☆☆★(5点/10点満点中)
1954年スウェーデン映画 監督イングマル・ベルイマン
ネタバレあり

イングマル・ベルイマン特集⑨

1992年映画鑑賞メモより。

ベルイマン第14作。

婦人科医グンナール・ビョルンストランドが患者と浮気したのが、妻エヴァ・ダールベックの知るところとなる。妻はかつての婚約者と交際を再開するが、それを知った医師が色々と根回しをして元の鞘に収まる。

という他愛ない喜劇で、まだまだ発展途上といった演出ぶりだが、彼女が逢引きに利用する列車に無理矢理同席、それまでの二人の履歴を回想形式で振り返る、という構成にベルイマンの優れたセンスが感じられる。只の凡作ではありません。

(ブログ用追記)
因みに、この作品までを僕はベルイマンの習作時代と呼んでいる。というのも次の「夏の夜は三たび微笑む」から彼は著しい進境を見せるからである。

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