映画評「Mr.&Mrs.フォックス」

☆☆(4点/10点満点中)
2018年アメリカ=イギリス合作映画 監督ジェームズ・ハスラム
ネタバレあり

このブログの定義では日本劇場未公開扱いになる作品でした。ガクッ。

犯罪者夫婦のお話。ギャンブル好きの美人ユマ・サーマンが、ロシア女性という設定(シベリア系なのか?)のマギーQに渡すべき大金の麻薬代金を賭博で使い果たしてしまい、夫ティム・ロスと逃げ回った挙句、彼の前妻で現在は映画監督の婚約者に収まっているアリス・イヴの持つ500万ドルほどの指輪を盗んで借金の返済をしようと、監督の屋敷に乗り込む。
 そこでは、昔の巨匠たち(ジャン・ルノワール、イングマル・ベルイマン、ウッディー・アレン)の艶笑喜劇よろしく、彼を巡って秘書パーカー・ポージーとの三角関係が繰り広げられ、そこへ淫乱な女優ソフィア・ベルガナが割り込んでくる大騒動。
 その騒動の間隙をついてアリスの指から指輪を拝借してしまおうと難儀するうち、ユマの居場所を言わないという理由だけで相手を殺しまくるマギーがやって来る。

指輪を狂言回しに艶笑喜劇にすればもっと面白くなったのだろうが、そちらの部分にかなり尺を割いているにも拘(かかわ)らず、やはり犯罪の推移に拘(こだわ)っている為どうにもチグハグである。最後の真贋指輪の取り違えも馬鹿らし過ぎ、脚本も兼ねた監督ジェームズ・ハスラム(=ジェームズ・オークリー)にいかにも知恵が足りない。

結局一番良かったのは、1960年代の犯罪映画を思い起こさせる洒落たタイトルバック。

15年前絶世の美女と思ったマギーQが妙におばさんっぽい(撮影当時39歳というのに)。

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