映画評「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2017年フランス=中国=ベルギー=ドイツ=アラブ首長国連邦=アメリカ合作映画 監督リュック・ベッソン ネタバレあり フランスの古典的コミック(作:ピエール・クリスタン、画:ジャン=クロード・メジエール)をリュック・ベッソンが映像化したなどと言ってもピンと来ないが、原作は「スター・ウォーズ」にも…
トラックバック:0
コメント:3

続きを読むread more

映画評「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年スウェーデン=デンマーク=フィンランド合作映画 監督ヤヌス・メッツ ネタバレあり 1973年頃からTVでテニスを見始めた。そのきっかけとなったのが当時17歳のビョルン・ボルグとベテランで当時40歳くらいだったケン・ローズウォールの試合であった。四大大会の一つだろうが、どの大会の何回戦だっ…
トラックバック:1
コメント:2

続きを読むread more

映画評「検察側の罪人」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・原田眞人 ネタバレあり アガサ・クリスティー「検察側の証人」の題名をもじった雫井修介のミステリーを原田眞人が映画化。 70代の金持ち夫婦が殺される。夫婦が金を貸していた人物たちに容疑者が絞られていく。担当検事は木村拓哉で、新人検事の二宮和也と立会事務官・吉高由里子が…
トラックバック:1
コメント:2

続きを読むread more

映画評「はじまりのボーイミーツガール」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2016年フランス=ベルギー合作映画 監督ミシェル・ブジュナー ネタバレあり 12歳の少年少女の初恋模様を描く思春期映画。フランスのYA小説(パスカル・ルーテル)のベストセラーの映画化だそうだが、一言で言えば現代フランス版「小さな恋のメロディ」である。 12歳の少年ヴィクトール(ジャン=スタ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「エヴァ」

☆☆(4点/10点満点中) 2017年フランス=ベルギー合作映画 監督ブノワ・ジャコー ネタバレあり イザベル・ユペールが主演なので観てみたが、失望した。ブノワ・ジャコーの作品で面白いものに当たった例(ためし)がない。  どこかで触れたお話と思いつつ結局しかと掴めなかったのだが、IMDbで原作がジェイムズ・ハドリー・チェイス…
トラックバック:0
コメント:12

続きを読むread more

映画評「ダリダ~あまい囁き~」 

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年フランス映画 監督リサ・アズエロス ネタバレあり 今60歳以上の洋楽ファンの方なら少なからぬ人がダリダの「あまい囁き」を憶えているだろう。アラン・ドロンの台詞入りで日本でも結構売れたのだった。あれからほぼ半世紀。少年だった僕もすっかり昔を懐かしんで涙する年になった。しかし、そうですか、ダ…
トラックバック:1
コメント:2

続きを読むread more

映画評「ライオンは今夜死ぬ」

☆☆★(5点/10点満点中) 2017年フランス=日本合作映画 監督・諏訪敦彦 ネタバレあり 諏訪敦彦という人は、映画監督と言われているが、(少なくとも前作までは)ごく曖昧なアウトラインの脚本だけ書き、即興演出で台詞は俳優任せ、カメラは撮影監督任せと聞くに及び、映画製作に口を突っ込む製作者に等しいのではないかと感じた。「不完全…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

映画評「グッバイ・ゴダール!」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年フランス=ミャンマー合作映画 監督ミシェル・アザナヴィシウス ネタバレあり 「グッバイ、レーニン!」を意識したように感じられる邦題。 ゴダールというのは勿論映画監督ジャン=リュック・ゴダールのことで、19歳の時に37歳の彼と結婚した女優アンヌ・ヴィアゼムスキーの自伝を映画化した作品…
トラックバック:1
コメント:3

続きを読むread more

映画評「Vision ビジョン」

☆☆★(5点/10点満点中) 2018年日本=フランス合作映画 監督・河瀬直美 ネタバレあり 「あん」「光」と解りやすい作品を作ったので方針変更したのかと思っていた河瀬直美が良くも悪しくも原点回帰したような新作。 フランスの紀行作家ジュリエット・ビノシュが留学中の日本人女性・美波に伴われて奈良県吉野へビジョン(visio…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

映画評「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年アメリカ=中国=フランス=ノルウェー合作映画 監督クリストファー・マッカリー ネタバレあり ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドになってからの「007」シリーズがどちらかと言えば脚本のひねりで僕を面白がらせているのに対し、このシリーズは特に第3作以降は派手なアクション即ち視覚的な魅力で…
トラックバック:4
コメント:0

続きを読むread more

映画評「イコライザー2」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督アントワーヌ・フークア ネタバレあり 前作ではホームセンター従業員だった元CIAエージェントのデンゼル・ワシントンが、今度はハイヤー運転手として世直しの為に悪党どもを瞬殺(殺さない場合もありますが)するサスペンス系アクション第二弾。 そんなワシントン氏がトルコにま…
トラックバック:4
コメント:0

続きを読むread more

映画評「光る眼」(1960年) 

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1960年イギリス映画 監督ウォルフ・リラ ネタバレあり リアル・タイムで見られる世代ではなく、後年衛星放送で観たのが最初。多分1980年代後半である。原作は「トリフィドの日」(映画版は「人類SOS」)で有名なジョン・ウィンダム。  「2001年宇宙の旅」が登場する1968年までSF映画は継子…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

映画評「海と毒薬」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1986年日本映画 監督・熊井啓 ネタバレあり およそ30年ぶりの再鑑賞。遠藤周作の原作はそれより10年くらい前に読んでいた。原作は戦中に起きた九州大学生体解剖事件に取材しているが、人物配置はフィクショナル。テーマは人間の“罪と罰”である。 1945年の九州。大学の医学部長の地位を巡って第…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

映画評「大脱獄」(1970年)

☆☆★(5点/10点満点中) 1970年アメリカ映画 監督ジョゼフ・L・マンキーウィッツ ネタバレあり 観たような記憶もあるが、お話を全く憶えていないところを見ると観ていないのだろう。三日前の「五人の軍隊」でも似たコメントを書きましたな。題名からは解りにくいものの、西部劇である。 カーク・ダグラスが悪党数名と組んで西部の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「ローマンという名の男 信念の行方」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年アメリカ=カナダ=アラブ首長国連邦合作映画 監督ダン・ギルロイ ネタバレあり デンゼル・ワシントンが主演でも娯楽性が低ければお蔵入り(日本劇場未公開)となる。 記憶力は良いが縁の下の力持ちに徹してきた人権弁護士ワシントン(役名ローマン)が、雇い主が倒れて事務所閉所となった為に事実上…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督クレイグ・ギレスビー ネタバレあり 僕は世界の強豪が集まるオリンピックの大ファンである。最近でこそ各競技の世界選手権がTVでも放映される機会が増えたとは言え、オリンピックでしか見られない競技・種目は依然多く、そうしたスポーツが見られるのが何より楽しみなのだ。  昨年の…
トラックバック:3
コメント:0

続きを読むread more

映画評「五人の軍隊」

☆☆★(5点/10点満点中) 1969年イタリア映画 監督ドン・テイラー ネタバレあり 中学生か高校生くらいの時にTVでやっていた。しかし、内容の記憶が全くないので観なかったのだろう。 イタリア製だからマカロニ・ウェスタンだが、監督はアメリカの俳優出身ドン・テイラーで、主要な出演者もニーノ・カステルヌオーヴォ一人以外は外…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「モニカ・ベルッチの情事」

☆★(3点/10点満点中) 1991年イタリア映画 監督フランチェスコ・ラウダディオ ネタバレあり 再鑑賞したい作品にミケランジェロ・アントニオーニの「情事」(1961年)があるが、こちらは同じイタリアで30年後に作られた「モニカ・ベルッチの情事」である。勿論両者に何の関係もない。言葉遊びでござる。 実業家の夫が莫大な借…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「マッド・ダディ」

☆☆(4点/10点満点中) 2017年アメリカ=イギリス合作映画 監督ブライアン・テイラー ネタバレあり ニコラス・ケイジ主演映画シリーズ第3弾はホラー映画。お話の新味という点では一番であるが、行動原理や行動心理学という観点を全く無視しているので、それほど高く評価できない。 高校生の娘アン・ウィンターズ、小学高学年の息子…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「ダークサイド」

☆★(3点/10点満点中) 2018年カナダ=アメリカ合作映画 監督ティム・ハンター ネタバレあり ニコラス・ケイジ主演映画シリーズ第2弾。日本では昨日の「ヒューマン・ハンター」より多少評判が良いようであるが、新味不足が致命的であっても「ヒューマン・ハンター」がお話として恰好になっていたのに対し、本作はお話としての体を成してい…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「ヒューマン・ハンター」

☆☆(4点/10点満点中) 2017年カナダ映画 監督ロブ・W・キング ネタバレあり とにかく話が持ち込まれれば全て出てやろうと決めているとしか思えないニコラス・ケイジ。最低でも年に3本お目にかかる感じで、予算は明らかにB級(ビデオ映画並み)の、出来栄えもそれに応じたものばかり。しかし、時間つぶしくらいには十分なる。 現…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

映画評「悦楽の貴婦人」

☆☆★(5点/10点満点中) 1977年イタリア映画 監督マルコ・ヴィカリオ ネタバレあり 「黄金の七人」シリーズで知られる監督マルコ・ヴィカリオ監督としては「ああ情熱」(1973年)の姉妹編のような内容で、日本では劇場未公開。邦題から期待されるほどのエロ系映画ではない。 19世紀末くらいのイタリア。酒を売るなどしている…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「タクシー運転手~約束は海を越えて~」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2017年韓国映画 監督チャン・フン ネタバレあり 2007年製作の韓国映画に「光州5・18」という実話ものがある。タクシー運転手の視点でほぼ無垢と言って良い人々が大量に全斗煥少将(後の大統領)の軍隊に殺された光州事件を見るという内容で、別の人物であるが、本作が扱うのもまたタクシー運転手の眼を通し…
トラックバック:1
コメント:2

続きを読むread more

映画評「ミッドナイト・バス」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2017年日本映画 監督・竹下昌男 ネタバレあり ブルーレイの録画時間を見たら165分もあって今日の鑑賞は止めようかと思った。上映(放映)時間は157分で、特別に長いという程ではないが、最近忙しく映画鑑賞に2時間半も割けないという事情があったのだ。30分の違いが大違い。しかし、結局観たのは正解だ…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

映画評「ミッドナイト・エクスプレス」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1978年イギリス=アメリカ合作映画 監督アラン・パーカー ネタバレあり もう40年も前かあ。 40年前に非常に話題になったアラン・パーカー監督の秀作で、トルコが舞台のトルコに都合の悪い実話ものにつき、トルコ大使館から日本政府に上映を中止するよう申し入れがあったと記憶する。後年“トルコ風呂…
トラックバック:1
コメント:8

続きを読むread more

映画評「さよならの朝に約束の花をかざろう」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・岡田麿里 ネタバレあり WOWOWで観るべきものを放映してくれない週間に入り再鑑賞を続けたが、三日続くともなると何なので、今年初めに録画した後放置していたこの日本のアニメ作品を観てみた。どんな話なのか殆ど知らないまま鑑賞開始。 極めて中世欧州的な世界。イオルフと呼ば…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

映画評「禁じられた遊び」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1952年フランス映画 監督ルネ・クレマン ネタバレあり 好きなフランス人監督を3人挙げろと言われれば、ジュリアン・デュヴィヴィエ、ルネ・クレマン、フランソワ・トリュフォーを挙げる。興味深いことに、前二者は最後の一人トリュフォーに非難されたのである。後年トリュフォーは過ちを認めたそうであるが…
トラックバック:1
コメント:16

続きを読むread more

映画評「弾丸を噛め」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1975年アメリカ映画 監督リチャード・ブルックス ネタバレあり 大学生だった40年くらい前観た時より楽しめた。既に大ベテランだったリチャード・ブルックスが自らの脚本を映像に移した20世紀初頭を舞台にした西部劇のヴァリエーションである。サファリ・ラリーの西部劇版みたいなお話。 苛酷な西部を…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

映画評「はじめてのおもてなし」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2016年ドイツ映画 監督ジーモン・ファーホーフェン ネタバレあり 「女は二度決断する」「ザ・スクエア 思いやりの聖域」に続いてまたまた欧州の移民問題絡み。「女は二度決断する」同様にドイツ映画だ。やはりあれだけ大量に移民・難民を受け行け入れれば自ずと社会に歪が出、こういう作品が次々と生まれること…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画評「ワンダー 君は太陽」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2017年アメリカ=香港合作映画 監督スティーヴン・チョボウスキー ネタバレあり 女流児童文学者R・J・パラシオのベストセラー児童小説の映画化。良いお話を映画化しても良い映画になるわけではないが、これは実に良い映画に仕上がっている。2,3年に一本しか出さない☆☆☆☆★と1年に十本以上は出す☆☆☆…
トラックバック:2
コメント:2

続きを読むread more