映画評「タナー・ホール 胸騒ぎの誘惑」

☆☆★(5点/10点満点中)
2009年アメリカ映画 監督フランチェスカ・グレゴリーニ、タチアナ・フォン・フュルステンバーグ
ネタバレあり

Allcinemaでは(未)は付いていないが、本邦では映画祭で公開されただけなので、例によって当ブログでは本邦劇場未公開扱いとする。ご贔屓にしているルーニー・マーラが主演なので観てみた。

全寮制の女子高タナー・ホール。ルーニーは、ブリー・ラースン、エイミー・ファーガスンと共にここの寮で生活をしているが、ルーニーにトラウマを授けた幼馴染ジョージア・キングが転校生として新しくメンバーに加わり、彼らの生活を大いに乱す。
 と言っても、大人しいルーニーはともかく、ブリーは妻(学校関係者)のある男性教師クリス・カッタンを誑かすなど、それなりに問題児揃い。ジョージアが寮の鍵を不法手段で拝借し外出禁止の収穫祭に4人で繰り出す。それが校長にばれるや、男子なのに唯一学校にいる校長の息子に貰ったことにした為お咎めなし。
 ジョージアの悪行はそれに留まらず、ルーニーが母親の友達の夫トム・エヴェレット・スコットとお安くない関係になったのを知ると手紙をコピーし、それを彼の妻に渡そうとするが、パーティーで母親と口論になった時にルーニーが庇ってくれた為に手紙を回収。ルーニーはジョージアの苦悩を知る唯一の人なのだ。
 エイミーは同性愛者なので校長の息子とはうまく行かないが、ある時知人から仲良くなれそうな女性を紹介してもらう。お色気過剰なブリーは先生が自分の為に学校を去った後彼の残したリストにあった本を読破する。

女子高校生4人の青春群像劇で、ルーニーに偏った展開なので、群像劇という印象は薄く構成が弱体。それぞれタイプの違う四人が成長するなり未来の希望を見出すなりするというのは定石中の定石で、大して面白味はないが、最近の典型的なアメリカ青春映画とは違って下品すぎる内容になっていず全体的に爽やかなのが宜し。多分にルーニー・マーラという清潔感のある女優が主演しているということもあるだろう。

青春時代、映画ファンに人気があった映画が「アニー・ホール」、当時のヒット曲で思い出すのは「勝手にシンドバッド」。その中に♪胸騒ぎの腰つき、なんて歌詞がありました。そんなことを連想させる邦題ですな。

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