映画評「オリバー!」

☆☆☆★(7点/10点満点中)
1968年イギリス映画 監督キャロル・リード
ネタバレあり

チャールズ・ディケンズの名作「オリヴァ―・ツイスト」のミュージカル映画化で、キャロル・リードが監督というのは畑違いの勘が強いが、何故かアカデミー監督賞と作品賞などを獲ってしまった。1968年のライバル作品も弱く無かったろうに、リード作品としてはさほど良いとは思えないこの作品が受賞したことにリード本人が当惑したのではないかとさえ思う。2回目の鑑賞。

お話はお馴染みだが、2005年にロマン・ポランスキーが映画化した時に僕が書いたストーリーを流用して、改変のある部分を修正し役者名を変えて記しましょう。

19世紀中頃の英国、孤児オリヴァー(マーク・レスター)は救貧院から追い出され引き取られた葬儀屋から逃げ出し、着いたロンドンでスリ少年ドジャー(ジャック・ワイルド)に救われ、泥棒団の首領フェイギン(ロン・ムーディ)の家に住まわされることになる。
 少年たちのスリを見学している時誤解で逮捕されたのが怪我の功名、被害者の老紳士ブラウンロー(エドワード・ハードウィック)に引き取られるが、再び貧民窟へ引き戻される。
 フェイギンの相棒ビリー(オリヴァー・リード)の情婦ナンシー(シャニー・ウォリス)が不憫に思ってブラウンローと連絡を取った為に殺された後、この事件の導きで泥棒団は解散の憂き目(?)に遭い、オリヴァーはブラウンロー(実の祖父と判明)の許に戻る。

原作やポランスキー版と違って一網打尽とはならず、ファギンとドジャーはコンビを組んでまた悪党稼業をし続ける。従って、Allcinemaのストーリー説明は間違い。
 ビリー以外の悪党は、哀れなナンシーを全くの別格として、原作より善人寄りに描いている。19世紀の厳しい環境下で彼らは犯罪をせざるを得ないのだと同情的な感じさえ漂っている。そうした社会性を表現したい為に、美術に後述する本物らしさを追求したのではないか。

ミュージカルの性格としてはブロードウェイの感覚に近く、最近の人にも割合受けそうな作り方になっている。ミュージカルらしく非現実的なところがある一方で、美術は後年のポランスキー版にも似てリアリズム基調で相当本格的。作品賞・監督賞は疑問だが、美術監督賞・装置賞は納得である。

楽曲は特に印象深いものはないが、"Who Will Buy?"という花売り娘の歌から子供や官憲を交えての野外への群舞と続いていく大がかりのナンバーは見どころと言うべし。

当時15歳か16歳のジャック・ワイルドは10歳のマーク・レスターと殆ど体格が変わらない。非常に小柄だったのだな。

1972年頃【スクリーン】誌上で、レスター派とワイルド派のファンが非難合戦しているのを読んだことがある。単に好みの問題なのに大袈裟だと思った。しかし、現在ネット上で繰り広げられているような人格否定のようなものではなく、どこかのんびりしたものがあった。40年ほど購読したが、一度も投書したことはなかったな。

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この記事へのコメント

浅野佑都
2019年03月14日 19:53
 「オリバー!」は、「小さな恋のメロディ」を劇場で観た少しあとに観まして、つい最近DVDで観直しました。
オリヴァー・リードは、ディケンズの描く、ビクトリア朝のロンドンの下町の禍々しい雰囲気をよく出していましたね。
キャロル・リードの親戚筋だそうですね。

ぼくは、ジャック・ワイルドが好きだったので、この作品でも彼に目が行きました!
僕の周囲でも、洋画好きの従姉たちには圧倒的にワイルド人気で(笑)
不良っぽさの中にある純朴さみたいなのが、女の子にはたまらないのでありましょうね!

彼は、大人になってからはあまり役に恵まれず、「ロビン・フッド」で観たくらいか・・。お定まりのアルコール依存や病気も患ったようですが、彼の演技への情熱は本物だったと思います。マーク君のほうは、整体師になったそうで、身の丈に合った堅実家だったのでしょう。
浅野佑都
2019年03月14日 20:02
 続きます。

>1968年のライバル作品も弱く無かった

「冬のライオン」なども68年ですが、今の感覚で普通に評価すれば、文句なくキューブリックの「2001年宇宙の旅」が作品、監督賞となるのでしょうね・・。
当時だと、SF作品というのが影響しましたか?・・。

とにかく,アカデミーの、特に作品賞は恣意的に発表されることがままありますね。
「夜の大捜査線」なんかも、順当なら、「卒業」でしょうに(笑)
背景に公民権運動に一石投じようという意図があったのか、と勘繰りたくなります。
『シェイプ・オブ・ウォーター』は良かったですが、「レディ・バード」を僕は推しました。(次点は「スリー・ビルボード」)と思います・・。

最悪に思えたのは、「ブロークバック・マウンテン」が「クラッシュ」に敗れた年ですね!
当時でこそ後者にも新鮮味はあったにせよ、今となっては駄作とまでは言いませんが、格調の高さや問題提起の豊富さなど、誰が観ても彼我の差は明らかだと思います
オカピー
2019年03月14日 21:05
浅野佑都さん、こんにちは。

>つい最近DVDで
それはまた奇遇で。僕は数年前に衛星放送で放映されたものを録画し、ブルーレイに落としたもので観ました。

>圧倒的にワイルド人気
僕の周辺はミーハーでしたからレスター派が多かったような気がします。まあそれほど恒常的に映画を観る知り合いも余りいませんでしたが。
 ワイルドは演技がしっかりしているという評判でしたし、確かに憎めない不良という印象がありました。それでも仰るように大人になると余り役に恵まれず、比較的若くして亡くなってしまいましたね。

>当時だと、SF作品というのが影響しましたか?・・。
僕の映画史観では、1968年が「2001年」によりSFが映画としての市民権を獲ったSF元年だから、まだ偏見もあったでしょう。

>「レディ・バード」
まだ出ませんよTT(たまには直接的に金を出して観ろと思っている人も多いでしょうねえ)。

>「クラッシュ」
本当に大したことなかった。ああいう時系列操作型は、それほどでもないお話を凄い話と勘違いさせるので、僕は当時から過大評価と言い張っていました。その意味では今日アップした「カメラを止めるな!」もそれに近いかもしれませんが、予想以上にアイデアが良かった。
 「ブロークバック・マウンテン」は、男性の同性愛映画が苦手な僕が一年遅れのベスト10の1位にしたくらいですから、良い映画だったんですよ(笑)。僕がアカデミー会員より優秀な評者などと申すつもりは毛頭ありませんがね。
蟷螂の斧
2021年04月13日 20:14
こんばんは。初めて見ました。先ほど終了。

>1968年のライバル作品も弱く無かったろうに

それはあるでしょう。この作品とは関係なしに、あうちさんのブログでも話題にしました。「審査員の票割れでラッキー受賞みたいですねー」と言うパターンです。

>当時15歳か16歳のジャック・ワイルドは10歳のマーク・レスターと殆ど体格が変わらない。

「小さな恋のメロディ」で友達同士を演じた二人。その3年前に「オリバー!」で共演していたんですね。驚きました!

>100万に1人の確率とは言え血栓で死亡者が出ているアストラゼネカ

僕もビビりです(苦笑)。それで損した事も得した事もあるでしょう。

>近くに医師がいる限り死にはしないでしょう。

近くにどんな人がいるのか?そういう距離も大事ですね。それと人脈も。
オリバー
2021年04月13日 22:21
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>「審査員の票割れでラッキー受賞みたいですねー」と言うパターンです。

票が割れたり、ライバルがない年では、ラッキー受賞がありますね。双葉師匠も、賞受賞などで単純に比較できないと言っています。

みのミュージックという音楽YouTuberの番組で、かの番組の視聴者3000人ほどが選んだ洋楽ベスト・アルバム選出(一人が5枚選んで、1位が5点、2位が4点という型で投票)でビートルズがベスト1を逃しました。1位はオアシス、2位はニルヴァーナだったかな。その原因として、ビートルズは良いアルバムが多くて票が分散してしまったのだろうという意見がありました。僕もそう思います。
その証拠に好きなアーティストではビートルズが断トツの1位でした(2位のポイントの2倍)。現在の若者が多数投票する中でビートルズのこの人気、凄いです。

>それで損した事も得した事もあるでしょう。

得したこともありますが、損したことが圧倒的に多いデスTT
蟷螂の斧
2021年04月17日 05:05
おはようございます。愛知県もまん延防止重点措置適用となりました。
アストロゼネカのワクチンは南アフリカ変異株には効かない。ファイザー製の方が効くという説がありますが、果たして?

>40年ほど購読したが、一度も投書したことはなかったな。

1970年代の「スクリーン」や「ロードショー」を見ると投書した人の実名どころか住所まで載っていましたね。

>ビートルズは良いアルバムが多くて票が分散してしまった

地味だけどマニアに人気があるのがビートルズ・フォー・セール。

>現在の若者が多数投票する中でビートルズのこの人気

10年おきぐらいにビートルズのブームが起きます。
オカピー
2021年04月17日 19:23
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>ファイザー製の方が効くという説がありますが、果たして?

重症化防止の効果も高く、血栓が出来るという副作用の報告も今のところがなく、報道を信じる限り、ファイザー製は優れているように感じられますね。扱いが難しいのが残念ですが。

>投書した人の実名どころか住所まで載っていましたね。

隔世の感ありです。
人々がのんびりとしていました。僕らとしては肩が凝らずに良い時代だったと思い返されますね。

>地味だけどマニアに人気があるのがビートルズ・フォー・セール。

モカさんに、可笑しくて笑いがこらえられない No Reply の Take 1(Demo)をお勧めしました。反応が今一つだったのですが(笑)
僕は荒い演奏も、ジョンの茶目っ気も大好きです。

>10年おきぐらいにビートルズのブームが起きます。

僕は、甲子園での応援における演奏がクイーンに席巻され、かつて「オブラディ・オブラダ」が席巻している時代を知っている身として悔しい思いをしていましたが、真の洋楽ファンは、クイーン、オアシス、ニルヴァーナ、ラディオヘッド以上に、ビートルズを支持していると知って非常に嬉しかったのでした。

今年の選抜大会は、録音で演奏が流れ、「オブラディ・オブラダ」を録音した天理高校が準決勝まで勝ちぬいた為に何回も聴けて、これもまた嬉しかったですねえ。
モカ
2021年04月17日 21:26
こんばんは。

>モカさんに、可笑しくて笑いがこらえられない No Reply の Take 1(Demo)をお勧めしました。反応が今一つだったのですが(笑)

 ベイビー・ブラザーにコメントするべきか迷いましたが・・・
 面白かったですよ。笑いが止まらないという程ではなかったですけれど。あの日は出先で失し物をして駆けまわっていたので夜になると疲れ果てて A hard day's night だったのです。
ここ何年かで笑いが止まらなかったのはレコジャケの中の夫の隠し金を発見した時くらいのもんです。(笑)

 やっぱりオカピー先生は筋金入りのビートルズファンなんですね! 
 私の場合ビートルズを聞いて育ったと言っても過言ではないくらい原点ではあるんですが、社会も音楽シーンも激動の時代だった60年代が終わってビートルズも解散して、という流れのなかで一旦リセットされてしまったようです。だから解散後の彼らのレコードもジョンのロックンロール以外は持っていません。
意外とリアルタイム世代より若干遅れ気味の世代の人のほうに熱心なファンが多いのかもしれませんね。
それにインフレの勢いがすごかったので、5歳違うと平均的経済状況が随分違う時代でしたしね。
オカピー
2021年04月18日 13:18
モカさん、こんにちは。

>A hard day's night だったのです。

全くうまいなあ^^

>ここ何年かで笑いが止まらなかったのはレコジャケの中の夫の隠し金を発見した時くらいのもんです。(笑)

超おもろーっ!^^

>意外とリアルタイム世代より若干遅れ気味の世代の人のほうに熱心なファンが多いのかもしれませんね。

これはそうかもしれません。
いつぞや、TVのビートルズ特集の時に、ファンの芸能人か誰かが、ビートルズ来日の頃クラスで本気で聴いていた人はそんなに(今想像されるほど、という意味と思う)いなかった気がする、と言うのを聞いたような記憶があります。

逆に中学時代の僕の周辺を見まわしますと、多分1966年当時よりファンは男子に多く、三人に一人くらいはある程度聴いていたと思います。他のトピックでは話の合わない連中とも、ビートルズの話は結構しましたね。

>インフレの勢いがすごかったので、5歳違うと平均的経済状況が随分違う時代でしたしね。

そうですね。
 モカさんと同じ年の生まれで多分学年が一つ上の兄貴が高卒で就職した時の初任給が3万円くらいだったのに、数年後に転職する時には8万円程になっていました(兄貴談)。ベアも定期昇給も大きかったんですねえ(@_@)
 その後は比較的上昇率は下がり、その数年後に僕が初任給を貰う頃はせいぜいその1.5倍くらいだったでしょう。それでも今から考えるともの凄い上昇率ですけどね。
モカ
2021年04月19日 15:49
こんにちは。

>全くうまいなあ^^

  続きに I'm so tired で翌朝はなかなか起きられなくて 
I'm only sleeping とか? 
 ここまで書いたらルー大柴みたいで(笑)さすがに恥ずかしいですけど。
 (検索しないで書いてますが、こんな曲ありましたよね?)
 しかしこうして並べてみるとやはりジョン・レノンは後半お疲れのようでしたね。 サージェントあたりから私の感じていた違和感というか倦怠感を結局最後まで払拭することができなかったので、解散のニュースを見てもそこまで驚かなかったですね。
 というか、あの年は驚くべき事が多すぎた年でした。

 余談ですがお役に立つかも?
隠し金が発覚した時のために心得ておくことは
①普段からぼけ老人のふりをして、全く覚えがないと言い張る。
②普段から発見者を納得させる言い訳を考えておく。
③覚えていないけれどよくぞ見つけてくれたと感謝して美味しいものでも食べに行く。

うちの場合は、皿の回っていない寿司屋に行って埋蔵金発見の話をネタに盛り上がり一件落着でした。

とにかくレコジャケに限らずお金は隠さないほうが良いです。
忘れて死んでしまう可能性がありますからね。
という事から、森博嗣の「相田家のグッドバイ」を思い出しました。 面白かったです。 未読ならどうぞ・・・

蟷螂の斧
2021年04月19日 17:42
こんばんは。昨夜「禁断の惑星」(1956年公開)を見ました。「宇宙大作戦」に影響を与えたと言われています。もしかして、「2001年宇宙の旅」にも・・・?

>扱いが難しいのが残念ですが。

それも難問かも知れません。

>肩が凝らずに良い時代だった

いろいろな本の著者も現住所を書いていました。

>僕は荒い演奏も、ジョンの茶目っ気も大好きです。

ビートルズが有名になり始めた頃、記者たちから「人食い鬼」というニックネームをつけられていました。質問に対して人を食った答をするから。

>「オブラディ・オブラダ」

ブラスバンド部による応援に合ったメロディです。
オカピー
2021年04月19日 22:28
モカさん、こんにちは。

>(検索しないで書いてますが、こんな曲ありましたよね?)

あります^^
I'm So Tired では、ウォルター・ローリー卿憎しという歌詞があるので、調べてみたらエリザベス1世の時に煙草をラテンアメリカから持ち帰った人と解り勉強になったという思い出(?)があります。

>あの年は驚くべき事が多すぎた年でした。

半年後には三島由紀夫が自殺したり。
よど号ハイジャックはビートルズ解散の直前だったんですねえ。

>①普段からぼけ老人のふりをして、全く覚えがないと言い張る。

ボケてはいないですが、とにかく単語が出て来なくなったので、ふりでなくても信じてもらえるかも(笑)

>③覚えていないけれどよくぞ見つけてくれたと感謝して美味しいものでも食べに行く。

きっとそうします^^

>森博嗣の「相田家のグッドバイ」

勿論(笑)未読です。図書館にありました。

そう言えば、両親が亡くなった後、二階が雪害の為に屋根を修理する為二階を片付けている時、7万円が出てきました。兄弟三人(含む配偶者)で三分割しました。金額が半端なので、兄夫婦には3万円渡しましたが。
オカピー
2021年04月20日 16:34
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>昨夜「禁断の惑星」(1956年公開)を見ました。
>「宇宙大作戦」に影響を与えたと言われています。

昔一度(二度かもしれません)観ていますが、保存しました。
NHKよ、この時代の作品をもって放映せよ。視聴時間に比して高い金を払っているのだから、BS2時代の三分の一しか映画を放映しない現状を変えよ、なんてね。

>「2001年宇宙の旅」にも・・・?

これは再度「禁断の惑星」を観て、見極める必要があるかも?

>記者たちから「人食い鬼」というニックネームをつけられていました。
>質問に対して人を食った答をするから。

日本だけででしょうねえ。
英語では多分“人を食う”という慣用句はないと思うので^^

>ブラスバンド部による応援に合ったメロディです。

ブラスバンドがやる楽曲としては“We Will Rock You”より向いていると思います。歌詞はともかく(笑)
蟷螂の斧
2021年04月21日 18:28
こんばんは。

>英語では多分“人を食う”という慣用句はないと思うので^^

僕が子供の頃に愛読者だった香月利一氏の著作「ビートルズ・エピソード550」を久々に読みました。「四人のなかでは、ジョンが最も人を食った答をした。記者たちはさっそくジョンにニックネームをつけた。『オウグ(人食い鬼)』」。
僕はこのオウグが気になってネットで調べたら「オーガ(英: ogre)、あるいはオグル(仏: ogre)、オーグルとは、伝承や神話に登場する人型の怪物の種族である。」との事です。

>“We Will Rock You”より向いていると

これですね。
https://www.youtube.com/watch?v=-tJYN-eG1zk
倖田來未がCMでアカペラで歌ったのは好きでした。

>視聴時間に比して高い金を払っているのだから

我が娘も大学で下宿生活。受信料をしっかり取られています!
オカピー
2021年04月21日 20:59
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>オーグルとは、伝承や神話に登場する人型の怪物の種族である。」との事です

なるほど。これは興味深い。
 “人を食う”という表現はないにしても、人を食う鬼という概念はある。逆に、日本人が人を食うという表現をしたのも発想としては近いということですかね。

>我が娘も大学で下宿生活。受信料をしっかり取られています!

隣県に住んでいる大きい方の甥も、週末に寄って、NHKの受信料について文句を言っておりました。JASRACのあくどさについても。
 外国のロックなど本来歌詞カードがない為正確ではない可能性のある歌詞を使っても著作権料を取る。
 また、僕はカラオケで使う目的でない歌詞は文学と思っているので、文学におけるフェアユース(研究等での引用)が適用されるはずなのに、英語の勉強の為に作詞者名を記した上で紹介した僕は削除を命じられた。研究に即するものであり、本来はおかしいのですよ。

正確ではないと言えば、僕の好きなRocky Raccoonの出だしがどうも日本での単語とは違うらしい。
 mountain hills ではなく、mining hillsが正しいようです。多分炭鉱のぼた山がある地帯のことでしょう。ジョージア州にMountai Hillという固有名詞はあるようですが。

I'm So Tired でも、
煙草を英国に持ち込んだサー・ウォルター・ローリーのことをレコードに添付されている歌詞カードは、
stupid get と記していますが、
get ではなく gitが正しい。gitはバカの意味なので、日本語にすれば超のつくバカといった感じでしょうか?
蟷螂の斧
2021年04月24日 13:24
こんにちは。「“人を食う”という表現」に関して興味を持って頂き嬉しく思います。
毎週スーパー!ドラマTVから「宇宙大作戦」吹替え版を録画して見ています。吹き替えのセリフと字幕。訳者が違います。表現も随分違います。今日僕が見た「コンピューター戦争 」(A Taste of Armageddon)。外交官が異星人と交渉をする。その後、外交官がカーク船長に「餅は餅屋に任せるべきだ。」と言う。英語にそんな表現があるのかなと思って字幕を見ると「外交は外交官に任せたまえ。」。前者が昭和、後者が平成と言った感じです(苦笑)。

>研究に即するものであり、本来はおかしいのですよ。

明らかにおかしいです。

>mining hills

山の丘ではなくボタ山(鉱業の山)。その方がRocky Raccoon(ロッキー狸?)のイメージに合っています。

>I'm So Tired

stupid get は愚かな取得。stupid git は?愚かな馬鹿?難しいですねー!

>緊急事態

3度目宣言。大企業よりも良心的な中小企業・零細企業に優しくして欲しいです。でもそれはなかなかうまく行かないでしょうか?
オカピー
2021年04月24日 21:09
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>外交官がカーク船長に「餅は餅屋に任せるべきだ。」

さすがにこれは日本的すぎるかな。しかし、内容に間違いはないですね^^

僕はアメリカ映画で頻繁に出て来る親子間の“I Love You." "Me too."の訳はもっと日本的にして良い(と言うか、すべき)と思います。
例えば、学校へ行く子供相手の場合、“行ってらっしゃい” "行ってきます"のほうが良いでしょう。

>山の丘ではなくボタ山(鉱業の山)。
>その方がRocky Raccoon(ロッキー狸?)のイメージに合っています

調べみたら、ノースダコタはかつて炭鉱業が盛んで、現在はシェールオイルのエネルギー産業が重要らしいです。

>stupid get は愚かな取得。stupid git は?愚かな馬鹿?難しいですねー!

主語がHeなので、愚か者のgitが正しいと思いますよ。
しかし、調べて見たら、getにも愚か者の意味があるので、これは発音も極めて近く、どちらでも良いような気がしてきました。勇み足でした(笑)

>3度目宣言。

やるなら強く短くが良いですが。
いつもダラダラすることになる。感染状況を考えると、欧米同様の罰則は不要ないものの、やるなら徹底的にやるべきです。

やはり昨年の失敗は、早すぎたGo to キャンペーンでしょうねえ。キャンペーンそのものがどの程度感染拡大に寄与したか解りませんが、確実なのは、国民に誤ったメッセージを出したこと。もっと減ってからで良かったのですよ。そのほうが却って企業の為になりました。
蟷螂の斧
2021年04月25日 18:00
こんばんは。今日フレッド・アステア主演「足ながおじさん」を見ました。踊りが素晴らしかったです。

>早すぎたGo to キャンペーンでしょうねえ

明らかに失敗です。政府もその失敗から学んで欲しいです。

>主語がHeなので、愚か者のgitが正しいと思いますよ。

Sheならば、また変わった事になりますか?

>現在はシェールオイルのエネルギー産業が重要らしいです。

ある意味商売替え?日本でもミシン会社が今ではプリンター作り。

>“行ってらっしゃい” "行ってきます"

それが日本語の良さです。
オカピー
2021年04月25日 20:45
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>今日フレッド・アステア主演「足ながおじさん」を見ました。
>踊りが素晴らしかったです。

アステアですあらねえ。レスリー・キャロンも踊りましたかねえ。
僕もブルーレイに保存しましたが、昔みているので“いずれ”ということになっております^^

>Sheならば、また変わった事になりますか?

いや、変わらないです^^;
 僕はItを念頭においたわけですが、get (英国で愚か者の意味)とgit (米国で愚か者の意味)という意味があると知り、結局は同じ事なのでした。ジョンは英国人なのでgetかもしれませんね。

>それが日本語の良さです。

試験に行く娘に向ってI love you. 娘が応えて曰く”Me too."。
こういう当たり前のシチュエーションで“愛してる”と訳す人が多いのですが、僕なら“頑張って!”そして“解った”という具合に訳しますね。

"Take care."も“元気で”と大概訳されますが、それほど大袈裟でなく単なる“さよなら”の意味で使われることが多い言い方。
 アメリカ人とのメールのやり取りでも使いましたが、村にいる白人に“Take care."と言ったところ彼は“See you ."と返しましたよ。
蟷螂の斧
2021年04月29日 06:25
おはようございます。僕がフレッド・アステアを知ったのは「タワーリング・インフェルノ」(1974年)です。彼が随分年を食ってからの作品です。金持ちの未亡人(ジェニファー・ジョーンズ)に近づいていく詐欺師の役。ジョーンズも「慕情」の頃の面影が亡くなり、当時の映画ファンはショックを受けたそうです。

>レスリー・キャロンも踊りましたかねえ。

現在89歳。まだ健在。「足ながおじさん」で共演したテリー・ムーアも92歳で健在。驚きです!

>"Take care."も“元気で”と大概訳

僕がイギリスに行った時に「もう一度言ってみて」の意味で"Sorry"と言われました。"Beg your pardon?"ではないんですね。
オカピー
2021年04月29日 22:37
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>「タワーリング・インフェルノ」
>フレッド・アステア
>ジェニファー・ジョーンズ

アステアの容貌は面影がありましたが、役柄が寂しかったですねえ^^;
久しぶりのジェニファーには確かにオールド・ファンはがっかりされたでしょう。その一方で、見られただけで嬉しく思った人もいるでしょうね。

>イギリスに行った時に「もう一度言ってみて」の意味で"Sorry"と言われました

最近の映画でもよく耳にしますね。
因みに、僕の村にいる外国人は英国ケント州の出身です。

電話で返事がない時などの、
”Are you there?"という言い方も良いですね。これは“聞いてないねえ”と訳したいです。
蟷螂の斧
2021年05月02日 07:30
おはようございます。昨日はロバート・アルドリッチ監督、リー・マーヴィン主演「特攻大作戦」を見ました。双葉師匠が著作の最後に辛口のコメントを書かれていました。

>最近の映画でもよく耳にしますね。

アメリカ映画では黒人男性が相手に対して「お前」と言う意味で"man"と言うんですよね?

>”Are you there?"

奥が深いです。勉強になります。
オカピー
2021年05月02日 22:28
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>「特攻大作戦」を見ました。双葉師匠が著作の最後に辛口のコメントを書かれていました。

ファールの件ですかねえ。
僕は、これに大影響を受けていまして、野球用語を引用して映画を評することが多いデス。僕もホームランかと思ったら大ファールなんて書きますよ。

>「お前」と言う意味で"man"と言うんですよね?

概ね下層階級が使う言葉遣いでしょう。
女性に対して使う、ma'amも音だけ聞くと日本人には区別しにくいですね(全体の調子が違うので、実際には、まあ解りますが)。

>>”Are you there?"
>奥が深いです。勉強になります。

「聞いてないね」より「聞いてる?」のほうが良い場合が多いかもしれません。
 今日読んだ米国の小説の和訳本の中で、「そこにいるの?」と訳されていたのは、正にこれでしょうね。これは「聞いてる?」のほうが良いはずと思って読んでおりましたよ^^
蟷螂の斧
2021年05月03日 20:32
こんばんは。

>僕は、これに大影響を受けていまして、野球用語を引用して映画を評することが多いデス。

そうでしたか!素晴らしい大影響です!今日僕はフレッド・アステアとシド・チャリシーが共演した「バンド・ワゴン」を見ました。楽しいミュージカル映画でした。双葉師匠は高得点をつけただけでなく、長文のコメントを書かれていました。

>ma'amも音だけ聞くと日本人には区別しにくいですね

女性に対してはma'amなんですね。

>「聞いてないね」より「聞いてる?」のほうが良い場合

否定よりも肯定の疑問文です。

>インド

ジョージ・ハリスンが愛したインド。
インド由来の新型コロナウイルス変異株が、英国株に続く「脅威」となると専門家が危ぶんでいるそうですね。早く終息して欲しいです。感染者を減らして欲しいです。そして僕は、なぜかこの曲を思い出します。
https://www.youtube.com/watch?v=peTMq9lVBoA
オカピー
2021年05月03日 21:45
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>「バンド・ワゴン」を見ました。楽しいミュージカル映画でした。

リバイバルの時に映画館で観ました。実に素晴らしい映画。多分「巴里のアメリカ人」「踊る大紐育」と並ぶ双葉師匠のお気に入りMGMミュージカル。

>ジョージ・ハリスンが愛したインド。

偶然にも、先週ジョージの持っていないCD(中抜けしていました)を全部CD化しました。ビートルズ時代の「不思議の壁」とか「電子音楽の世界」を含めて。名曲「バングラデッシュ」のシングル盤も余ったところに収めました。

>インド由来の新型コロナウイルス変異株が、英国株に続く「脅威」となると専門家が危ぶんでいるそうですね。

英国株は思ったよりは感染力が弱く(1.7倍と言われたのが1.3~1.4倍くらい)、重症化はしやすいものの、ワクチンは効くらしい。早急なワクチン接種が肝要。
 インド株は変異が二か所で、感染力が強く(不明)、重症化しやすく(恐らく)、ワクチンが効きにくい(恐らく)。つまり、日本にはまだ20人ほどしか報告されていませんが、広まると大変“ヤバい”ことになりそうです。こちらは水際対策が肝要ですね。

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  • オリバー!

    Excerpt: 母親を知らず救貧院で育ったオリバー少年。彼は絶望と飢えの世界から逃れ、ロンドンにたどり着きスリの仲間に加わるが…。 C.ディケンズ原作『オリバー・ツイスト』のミュージカル映画。 Weblog: 象のロケット racked: 2019-03-15 10:08