映画評「アルカディア」

☆☆(4点/10点満点中)
2017年アメリカ映画 監督ジャスティン・ベンスン、アーロン・ムーアヘッド
ネタバレあり

日本では映画祭のみの公開なので、本邦劇場未公開扱いとする。

ジャスティン・ベンスンは、弟アーロン・ムーアヘッドに頼まれで、数年前に抜け出したカルト“アルカディア”のキャンプ地を訪れる。元々抜け切っていない弟はすぐに馴染んでしまうが、一刻も早く家に戻りたい兄が抜け出そうとすると、何度も死を繰り返すメンバー以外の人々と出会い、時間がループしている場所であると気付く。

というお話で、カルト脱出とループ地帯脱出を重ねたところにSFホラーとしての面白味があるが、一年に一回くらい時間をテーマにした作品を目にする昨今では有難味が薄いだけでなく、この冒険の結果兄弟が互いの思いに気付き、“家族が一番だよね”という結論で終わるのは余りに陳腐と言わざるを得ない。

主演のお二人が、製作(共同)、監督(共同)、脚本(ジャスティン)、撮影(アーロン)、編集(共同)を兼ねていることを以って極めて低予算であることが解るも、視覚的にはそれほどチープではなく、健闘している印象あり。

こんな映画見たことアルカディア? なんて駄洒落はともかく、アルカディアは日本で言う桃源郷の意味じゃね。

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