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zoom RSS 映画評「目撃者 闇の中の瞳」

<<   作成日時 : 2018/11/14 10:29   >>

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☆☆(4点/10点満点中)
2017年台湾映画 監督チェン・ウェイハオ
ネタバレあり

台湾で話題になったサスペンスということで観たが、二転三転するというその中身がインチキばかり。それがインチキでないと言うなら登場人物の頭の中を疑うしかない。がっかりしたなあ。

親しい自動車修理屋から自分の車が事故車と知った若い新聞記者カイザー・チュアンが、その事故車が自分が9年前に目撃した衝突事故で破損したうちの一台と知る。折しも議員不倫疑惑の報道が事実と反していることが判明して首を言い渡された彼は、元上司の女性シュー・ウェイニンに調査を依頼、写真が不自然に消去されていることを知り、どうも自分の首を進言した重役が何か事故に絡んでいるのではないかと疑う。
 ぶつけられた車の中で生き残った被害者の女性を追ううち、彼女が不自然な高級茶を買っていることをつかみ、話をきちんと聞く前に彼女が姿を消し、部屋から逃げ去る男を追いかけるが取り逃がす。そうするうちにくだんの自動車修理屋が加害者側の車について話したいと電話をかけて来るが、その前に謎の死を遂げる。

これ以上述べると、ミステリー寄りのサスペンスと言って良い本作において重要な謎解きをしてしまうことになるが、本作の最大の問題点はその収束部分にあるので、そこに全く触れないわけにはいかない。遠回しに述べておく。主人公が見事な(しかし本人が意識していない)マッチ・ポンプなのである。彼の頭がおかしくないのであれば、お話として成立しないのではないか。それ以上具体的には書けないが、馬鹿馬鹿しいことこの上ない。

現実主義的で皮肉の利いた幕切れも、その前段である種明かしがまるでなっていないので、大いに白ける。映画的ムードとしては少しいける。

邦題は「瞳の中の秘密」を意識しましたかな?

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目撃者 闇の中の瞳
2007年、台湾。 嵐の夜、新聞社の実習生ワン・イーチー(通称シャオチー)は当て逃げ事故を目撃するが、犯人は捕まらなかった。 …9年後、敏腕記者となったシャオチーは、自分が買った中古車の前の持ち主が、9年前の事故の被害者の車だったことを知る。 彼は先輩記者マギーの協力を得て、事故の真相を調べることに…。 サスペンス・スリラー。 ...続きを見る
象のロケット
2018/11/14 15:01

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