プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]

アクセスカウンタ

zoom RSS 映画評「マクファーランド−栄光への疾走−」

<<   作成日時 : 2018/09/09 09:05   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

☆☆☆(6点/10点満点中)
2015年アメリカ映画 監督ニキ・カーロ
ネタバレあり

バスケット・ボールが扱われる「コーチ・カーター」は黒人コーチに黒人生徒、ダンスが扱われる「レッスン!」は白人コーチに黒人生徒(だったと思う)、そしてクロス・カントリーが扱われる本作は白人コーチにヒスパニック生徒という違いがあるだけで内容は殆ど同じ。出来栄えも大体似たようなもので、型通りのお話を型通りに見せているだけであるが、日本には2003年に秀作「クジラの島の少女」でお目見えしたニキ・カーロの見せ方が実に素直で良い気分で見終えることが出来る。「コーチ・カーター」と本作は実話もの。アメリカ映画は実話の映画化に長けているとつくづく思う。

体育教師ケヴィン・コストナーは、生徒への指導が過激とされて、誰も行きたがらないカリフォルニア州のヒスパニック地区の学校へ赴任する羽目になる。しかも、兼任するアメ・フト部のコーチももう一人いるコーチとバッティングしてコーチ役を解かれる始末。
 しかし、妻マリア・ベローや娘二人の不平を毎日聞かされる中、生徒の動向を観ているうちに、日々家計を助ける為に朝から農作業を手伝いをする生徒たちの足が速いことに気付き、州の教育委員会に認められているクロス・カントリー部を創設、嫌がる生徒の尻を叩いて有力校に伍する力を育み、遂にカリフォルニアの選手権に出るところまで行く。

型通りと言ったが、ヒスパニック街の人々の人情が大きく絡んでくるところがなかなか面白く、その一方でヒスパニック系らしく(と言ってはいけないのだろうが)長女がギャングの抗争に巻き込まれるところもあり、バランスがとれている。
 この事件が主人公の気持ちを揺り動かし、もっと安全な地区の給料の良い学校への赴任を考え、すっかりこの地区が気に入った妻子たちや生徒たちをやきもきさせるという終盤の展開に繋がっていく辺り、実話通りか知らないが、なかなか構成が上手い。少年たちの素直な伸び伸びした言動も爽やかで後味よろし。

コストナーの名前ももう効果がないということなのか、日本ではお蔵入りになったが、映画に変な刺激を求めない人には向いている。

大坂なおみ、全米オープン優勝。栄光への快打といったところかな。もう少し日本語ができるようになると良いね。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
映画評「マクファーランド−栄光への疾走−」 プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる