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zoom RSS 映画評「スクランブル」(2017年)

<<   作成日時 : 2018/08/13 08:50   >>

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☆★(3点/10点満点中)
2017年フランス=ベルギー=アメリカ合作映画 監督アントニオ・ネグレ
ネタバレあり

クリント・イーストウッドの息子スコットが主演するというので観てみたカー・アクション映画。顔は勿論話す時の口の動かし方等そっくり。収穫はそれくらいでしたな。

オークションで落札された世界に2台しかないクラシック・カーのブガッティを、スコットとフレディー・ソープの異母兄弟が移送中に盗むが、落札したのが麻薬マフィアの大物シモン・アブカリアンだったので捕えられてしまう。解放の条件は敵対するマフィアの親分クレメンス・シックの持つ62年製フェラーリ250を奪うこと。恋人アナ・デ・アルマスやアブカリアンの従弟アブラハム・ベラガなどを加えたメンバーでシックへの接近に成功、いよいよ車を盗む作戦を開始する。

人間の心理というものがよく解っていない人が考えたお話という気がする。
 兄弟はヴィンテージ・カーの盗難請負を専門としているわけだが、世界に2台しかないのでは、盗ませた珍品を受け取った相手はその車を誰に見せることもできまい。保有することだけで満足するという心理はないことはないが、やはり車に詳しい誰かに見せることで彼の欲望は初めて目的に達するものと考えるべきである。誰にも見せられない車を持っていても彼の射幸心を満足させることはできますまい。
 登場人物の車の扱いも誠に乱暴である。車を愛する人間のすることではない。マスタングくらいならさほどの珍品性もないからともかく、希少な車を壊しかねないカー・アクションは行動心理学的に無粋な印象を与える。

序盤からこれらの疑問に引っかかって、最初の十分以降誠に退屈させられた。ヴィンテージ・カー自体は目の保養になるが、この類は他の作品でも色々と見られているので有難味はさほどない。

途中で絡んでくるインターポールが実は身内だったという種明かしはインチキ臭いが、敵か味方か判然としないベラガが加わっているので問題なしとする。

今日は送り盆だ。高級車に乗って、お墓には行かない(笑)。近くなもので。

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