映画評「アポロ18」

☆(2点/10点満点中)
2011年アメリカ映画 監督ゴンザーロ・ロペス=ガイェゴ
ネタバレあり

20号まで飛ばす予定であったアポロ計画が17号で終わった(とされる)のは何故か、というのを着想源にしたモキュメンタリー。

最近のモキュメンタリーは、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」型のヴァリエーションである「パラノーマル・アクティビティ」型、即ち、公開用に撮られたものではないフィルムなりビデオを再編集してお届けするという体裁を取る作品が目立つ。
 このタイプの最大の欠点は画質を意図的に悪くしている為、TVで観る分には何とかなるが、映画館で観るに誠に適さないということである。

しかも、内容は2007年に作られた「アルマズ・プロジェクト」の完全なる二番煎じで、誠に退屈千万。

18号の乗組員になって月に着いた三人の宇宙飛行士のうち二人が探査機で作業中に、全く聞いていないソ連の宇宙船と飛行士一人の死体を発見、やがてそのうちの一人が奇妙な生物により噛みつかれ(感染して)異常な言動が目立ち出し、残る一人は自分たちの任務がその病気の確認であったことを知る。

というお話は、「アルマズ」がソ連の未確認計画という設定に対しこちらはアメリカという違いだけで、同工異曲も甚だしく、今となれば工夫という点で「アルマズ」のほうがまだマシなような気さえする(採点は同じ)。

“知恵が内蔵”なら良いけど、“知恵が無いぞう”では困ります。

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この記事へのコメント

ねこのひげ
2013年05月23日 00:05
こういう映画を観ると・・・おれだったらこう作るのに・・あそこはああするのに・・・と考えてしまいますね。
才能と資金収集能力があればリメイクするのですがね(^^ゞ
オカピー
2013年05月23日 20:41
ねこのひげさん、こんにちは。

平凡なお話や作り方は、平凡なだけに少し違っても観るに耐える。
ところが、エキセントリックなお話は作り方は、特徴がある為に少々の違いでは大同小異に留まってしまう。
芸術とは概して、そういうことなんですが、同じようなお話を同じように作って阿呆臭い。
尤も「アルマズ・プロジェクト」を観た人は多くないでしょうから、公開されたのでしょう。

当方、資金も創造力もありません。
だから、批評する方に回っているのですが、そちらもまあ大したことがない、という次第。
残りの人生、どう生きようかなあ(笑)

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