映画評「メリー・ポピンズ」

☆☆☆☆(8点/10点満点中)
1964年アメリカ映画 監督ロバート・スティーヴンスン
ネタバレあり

余りにお馴染みのディズニー製ミュージカル。

ロンドン、父親デーヴィッド・トムリンスンはかたぶつの銀行員で、母親グリニス・ジョンズが婦人参政権運動に夢中の為、二人の子供カレン・ドートリスとマシュー・ガーバーはいたずらばかりして乳母がいつかない。子供たちは自分たちにふさわしい乳母を要望書にしたためるが父親はそれを破り捨てて乳母募集の広告を出すが、あら不思議、やって来たのは破いたはずの要望書を持つメリー・ポピンズ(ジュリー・アンドリューズ)。

というお話はR・L・トラヴァーズの童話が原作で、監督は当時のディズニー実写映画の大半を任せられていたロバート・スティーヴンスン。

特に前半が面白く、メリー・ポピンズが傘をさしてやって来る場面が素敵だが、その前大量に集まった乳母志願者たちが風で次々と飛ばされる場面の合成の見事さに驚いた。通常のスクリーンプロセス等の手法では前景と後景でもっと違和感が出るものだが、TVで観る限り誠に自然である。

次の見せ場は、煙突掃除夫ディック・ヴァン・ダイクが書いた絵の中に入って行くシークエンスで、メリー・ゴーラウンドが競馬になってメリーが優勝してしまうのが面白い。

掃除夫たちの踊りはジーン・ケリーあたりのMGMミュージカルを意識しているようで、ちょっと垢抜けない感じがあるものの楽しい部類。

トムリンスンが子供たちに預金させようとして銀行の取り付け騒ぎに発展する終盤は、ディケンズの中編小説「クリスマス・キャロル」の教訓みたいな感じで、大人が見るには少々泥臭い。

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この記事へのコメント

ねこのひげ
2011年06月13日 08:34
ディズニー映画は、このあたりから教訓がはいるようになったんですかね。
それを越えたのが『パイレーツ・オブ・カリビアン』のシリーズで、汚くて身勝手で卑怯な悪党ばかりで、娯楽作品は楽しければよい。教訓や理屈はいらん!というような映画で。『命の泉』も楽しめましたよ。
十瑠
2011年06月13日 09:30
7年前に書いた記事(当時はブログではなかったなぁ)、TB致しました。
リアルタイムで観ていれば、子供の頃の最高の思い出の一つになりそうな映画ですのに、きちんと観たのはおっさんになってからなので、余計なものが気になって残念でした。
なによりも、大きなスクリーンで観たくなりますね。
オカピー
2011年06月13日 19:57
ねこのひげさん、こんばんは。

>教訓
最近のディズニーは教訓ばかりですものねえ。まだ「メリー・ポピンズ」は良い方ですかね。

>『パイレーツ・オブ・カリビアン』
説教臭くないのは良いんですが、もってまわった感じが残るんですよ、このシリーズ。もっと直線的に作れば☆ばんばん出しちゃうのだけど(笑)。
オカピー
2011年06月13日 20:00
十瑠さん、こんばんは。

仰る通りですね。
僕も初めて見たのも20歳を超えていたから、どこか教訓くさく野暮ったい感じを覚えました。

>大きいスクリーン
ナニー応募者が飛んでいくあの場面が自然に見えたら凄いなあ。
2011年06月13日 23:20
あら。この作品って64年作だったんですか?
まだ幼稚園くらいだったと思うのですが、これと「サウンド・オブ・ミュージック」の二本立てを家族全員で劇場で観た記憶があります。
公開から10年以上経っていた頃ですから、名画座系の劇場でリバイバル上映だったのかもしれません。

子供の時に観たので、素直に感動しました!
しかも当時からいつも絵を描いていたので、観賞後に、傘持ってドレス着た女の人の絵を色鉛筆で描いたりしていましたよ。

余談ですが、一緒に観た年の離れた兄は、子供の頃からロジカルな左脳人間でリアリストでしたので、この映画は「教訓臭い」と子供ながらに感じたようで、あまり感動しなかったらしいです。
そんな兄はオトナになって新聞記者になったというオチ付きで 笑
ねこのひげ
2011年06月14日 07:19
『命の泉』でわすれてましたけど、監督が変わってグチャグチャベトベトのモンスターが消えました。
ジョニー・デップ版ジャッキー・チャン映画という感じですかね。または、インディー映画かな?
海賊の汚いのはしかたないのではないかと思います。海の上に風呂なんてないでしょうから(^^ゞ
オカピー
2011年06月14日 20:12
RAYさん、こんばんは。

「メリー・ポピンズ」が1974年と76年にリバイバル、「サウンド・オブ・ミュージック」が75年にリバイバルされているので、1975年頃どこかの名画座が二本立てでやったようですね。豪華ラインアップだなあ(笑)。

12歳未満くらいなら素直に楽しめるのが一般的と思います。僕は左脳人間だけど小学生の時に観たら多分楽しめたと思いますです。

>新聞記者
その昔読売新聞の校正係になろうと思ったけど見事に落ちました。漢字には自信があったけど全然できなかった(ははは)。
オカピー
2011年06月14日 20:16
ねこのひげさん、こんばんは。

僕が苦手なところを読まれましたな(笑)。
ぐちゃぐちゃべとべとがなくなって、お話がジャッキー・チェンみたいな感じに進めば気に入ってしまうかも。
諸事情があってなかなか映画館に行けないので、来年のいつかWOWOWで観ることになろうかと思います。お待ち下さいませ。<(_ _)>

>汚い
普通に小汚いのは結構でございます^^
モカ
2019年10月01日 16:05
こんにちは。

これ、公開時に観ました。 
その前にメアリー・ポピンズ3部作を全部読んでおりまして、原作を全部読んでから映画を観たというのは、結構レアなケースで岩波関係者を除いたら当時日本中で2,3000人くらいじゃないでしょうかね~ (何の根拠もない数字ですが)
今思うに、この頃が人生で一番読書量が多かったようで文学少女してましたね。
当然、次々本を買ってもらえたわけではないので、お気に入りを何度も読むことが多かったので冊数は大したことはありませんが。
それで、この原作の「風にのってきたメアリー・ポピンズ」はもちろんお気に入りの一冊でした。
当時「風にのってきた・・・」と「帰ってきた・・・」で一冊になっていましたが、年下の従妹にあげてしまい、90年代に自分の子供用に買いなおしたときは「風に・・」と「帰ってきた・・」はそれぞれ単独で一冊になっていました。
そういうわけで「帰ってきた・・」は現在持っていないので確かめられませんが、多分、1964年の映画は「風に・・」、最近の「メリー・ポピンズ リターンズ」は「帰ってきた・・」をもとにしているんじゃないでしょうか。後者は未見ですが。

ろころで、最近我が家はプロジェクターを導入(消費税UPの前に買わねば、と夫をそそのかし)しまして、夜な夜なホームシアター三昧しておりまして、先日、半世紀ぶりにジュリー・アンドリュースのメアリー・ポピンズに再会いたしました。

 >トムリンスンが子供たちに預金させようとして銀行の取り付け騒ぎに発展する終盤は、ディケンズの中編小説「クリスマス・キャロル」の教訓みたいな感じで、大人が見るには少々泥臭い。

 このエピソードはディズニーの創作でしょうね。
ちなみにお父さんは「バンクス」さんでお母さんは「バンクス」夫人です。
 メアリー・ポピンズの映画化を巡るディズニーとトラヴァース夫人とのゴタゴタ顛末を描いた「ウォルト・ディズニーとの約束」を観て知ったのですが、トラヴァース夫人の父親が銀行家で破産しているので、その辺のエピソードを入れて夫人のご機嫌を取ろうとしたんじゃないかと勝手に推測しています。

 当事者ご両人はもちろん関係者も亡くなってから最近のディズニーが作った映画ですから、どこまでが本当か分かりませんが・・・

 おっしゃる通り、歩道の絵に入っていく場面やナニー志願者が風に飛ばされる場面は秀逸ですね。
逆に帰っていく場面が何だか稚拙で・・・ 
やっぱり本の表紙のようにこうもり傘を広げて上着をなびかせて西風にのって飛んでいってもらわないと。
正面を向いて突っ立ているジュリー・アンドリュースの写真が斜め上方向に動いていってもねぇ・・・

この半世紀、子供用に本を買いなおすことはあっても、映画をもう一度見たいと思ったことがない、というか映画のことは忘れてました。
今回観て、これは映画にしたくなる気持ちもわかるけど、特殊撮影云々じゃないレベルで難しい素材だと分かりました。
本を読んで、その中の挿絵をもとに読み手の頭の中で想像を膨らませていくのが正しいメアリー・ポピンズの楽しみ方だと思います。
映画は初めから満艦飾で押し付けてきて、赤毛のアンのいうところの「想像の余地」がないんですね。
あまりにもアメリカンな出来上がりがショックだったのか、トラヴァース夫人は今後一切アメリカ人にメアリー・ポピンズに関わらせない、とご立腹だったとか・・・お気持ちはよく分かります。

原作のコアな部分がぶち壊しなのは、ディズニーですから仕方ないと目をつぶれば、ジュリー・アンドリュースがいささいか美人すぎるものの「チムチムチェリー」は名曲ですし、映画から原作を読むに至った人もいたことを思えば、映画化は成功だったという事にしておきましょうか、トラヴァース夫人? (笑)














「チムチムチェリー」流行りましたね! 


モカ
2019年10月01日 20:59
訂正あります。

「メリー・ポピンズ リターンズ」 は前作の20年後の設定で小学校に上がる前だった子供たちが大人になっているようです。

「帰ってきたメアリー・ポピンズ」は風向きが変わって帰ってきていたはずですし、3作目の「とびらを開けるメアリー・ポピンズ」で1作目で赤ちゃんだった双子が2歳くらいなので2年後ぐらいだと思います。
ということは原作はトラヴァース夫人となっていますが、名前だけ借りたディズニーの創作物語なんでしょうかね。

余談ですが、本の挿絵を描いているのはクマのプーさんの挿絵画家の娘さんだそうです。
この挿絵が味わいがあって良いんですよね。
たまにちょっとタッチが違うのがあって、後書きによると
第二次世界大戦中の作品なので英国では印刷、製本ができなかったらしく、アメリカに送っていたので、挿絵が間に合わないときはアメリカの画家が描いたこともあったとの事です。
オカピー
2019年10月01日 23:13
モカさん、こんにちは。

>その前にメアリー・ポピンズ3部作を全部読んでおりまして
ほおーっ。
その数年後僕はアルセーヌ・ルパン・シリーズを読んで、読書が完全に趣味になりました。ルパンは南洋一郎の訳が有名ですが、この名義のものは自由訳で少し子供っぽすぎ、もっと原著に忠実で少しだけ大人っぽい池田宣政名義のものが僕の琴線を打ったのでした。しかし、後者は現在まず読むことができない。こんな悔しいことはないですよ。

モカさんにおける「メアリー・ポピンズ」が僕のルパンに相当するのかなと思いましてね、書いてみました。

>最近の「メリー・ポピンズ リターンズ」
ご推察のように、表敬的にトラヴァースの名前を出しただけではないか、という気がしますね。

>最近我が家はプロジェクターを導入
良いですねえ。
現在の高画質なら、プロジェクターも生きるでしょうねえ。

>ちなみにお父さんは「バンクス」さんでお母さんは「バンクス」夫人
洒落っ気というか遊びが良いです。

>赤毛のアンのいうところの「想像の余地」がない
それは事実で、だから原作ファンの多くが、自分のイメージと違う為に、映画に文句を言うのでしょう。

>「チムチムチェリー」
名曲ですし、まだ映画を観ていない小学生の僕も知っていましたくらいですから流行ったんでしょうね。

>第二次世界大戦中の作品なので英国では印刷、製本ができなかったらしく
何故か最近の英国映画が多くその時代を扱い、その中に出版事情に触れたものがあったような記憶があります。
モカ
2019年10月02日 23:09
こんばんは。

また訂正です。 ラストシーンですがメアリー・ポピンズはちゃんとこうもり傘をさして風にのって帰っていってました。
最近、本を読んでも映画を観ても集中が切れてよく居眠りしてしまいます。 老化現象ですね。 

ルパン、男の子ですね! 私は読んだことないです。
子供の頃、家にあった怪人20面相を読んでから夢に見たことがあって、それが夢か現実かいまだによく分からなくて(笑)それ後10代の間は犯罪系は避けてました。
昔の子供向けの翻訳本の訳者って気になりますね。
今はネットで調べられる良い時代なので時々調べますが、色んな人がいたんだなぁ、と感慨深いものがあります。

チムチムチェリー、マイフェイバリッドシングスとコルトレーンってジュリー・アンドリュースのカバーを立て続けにしてたんですね。 
モカ
2019年10月03日 16:18
こんにちは。

昨夜、就寝前にはっと思い出しましたが、「私のお気に入り」は
「MY FAVORITE THINGS」でしたね。 
かねがね英語のカタカナ表記には厳しい先生なので(笑)気を付けねばと思っていたのですが・・・失礼いたしました。

今、何十年ぶりかで原作を読んでいますがやはり面白いです。
語り口が大人の鑑賞にも耐えると思います。

それで、本は全部で12章ありまして、第1章が「東風」でやってきて、最終章「西風」で帰って行くわけですが、あとの10章は1章ごとに不思議なことが起こり、それぞれ独立したエピソードになっています。
でも映画で使われているのはそのうちの2個?鳥のおばさんをいれても3個しかないんです。

不思議な場面の撮影は大変だからミュージカル仕立てにしてお得意のアニメもちょっと入れて、部屋の中で召使とバンクス夫人にガンガン歌わせたり、屋上で煙突掃除夫たちを躍らせたり、はたまた銀行ネタを入れたりして盛り上げようと(あるいはごまかそうと)しているように思います。

ファンタジー色の強い児童文学には大人は必要最低限しか出てこないものが多いですがこのお話もそうなんです。
子供だけの世界だから楽しいことが起こるんですよ、きっと。

だから映画のようにお父さんが怒鳴り散らしたり、メアリー・ポピンズに文句を言ったり、銀行が出てきたりするのは全部ディズニーの創作で後半が面白くないのはそのせいだと思います。

ちなみにバートは煙突掃除夫ではなくてマッチ売りで、お天気の良い日は歩道に絵を描いています。ロンドンだからロンドン名物の煙突を出そうというディズニーの発想なんでしょうね。

子供の頃テレビでディズニーアワー?という番組があって、アニメと実写が半々くらいで毎回楽しく見ていましたからディズニーが嫌い(当時そんな子供はほとんどいなかったでしょう)だったわけでは決してありませんが、今見ると悪くもないけどなんだかなぁ・・・という評価になってしまいました。

同じ頃に公開されて公開時に観た「ドクトルジバゴ」とかは定期的に観たくなりますが、こちらは思い出の箱の中にしまっておいていいようです。

最近つくづく思いますが、私の前後何歳かの世代はアメリカ製のテレビ番組を見て育ったようなもので、アニメ、ホームドラマ、戦争ドラマ(コンバットにギャラントメン)お笑い系ドラマにシリアス系ドラマ(逃亡者、ドクターもの、スパイもの)魔女系も二つほど、と何でもありでした。あ、カウボーイものもあった!

だからアメリカに洗脳されてたんじゃないかと作為すら感じます。多分作為があったはずです。アメリカのイメージダウンになるものは輸出禁止だったらしいですし。
まぁ、それが良い、悪いはともかく、変に目が肥えるというか、ませてしまってたんでしょうね。
だから若干中1ぐらいでも「ドクトルジバゴ」は一生ものになってしまい、能天気な「メリー・ポピンズ」のことは忘れてしまったんだと思います。





オカピー
2019年10月03日 19:26
モカさん、こんにちは。

気持ち玉が復活しましたので、ご利用ください。

>最近、本を読んでも映画を観ても集中が切れてよく居眠り
近年映画は分けてみますね。仰るようにぼーっとしてしまうことが多いので。
 読書は、面白いつまらないに関係なく、確かに眠りを誘発する。眠れるということは良いことだと思っていますよ^^

>ルパン、男の子ですね!
学校にはルパン派とホームズ派と分かれていましてね、僕のように心優しい者(笑)がルパンを好みました。
 ルパン・シリーズは冒険という意味でのロマンと、ロマンスという意味でのロマンとがふんだんに盛り込まれ、女性に優しくないホームズの散文的か感覚とは対照的でして、面白いというより胸を打ちましたねえ。ああ、麗しのクラリス! 憎きカリオストロ伯爵夫人! 悲しきフロランス!

>昔の子供向けの翻訳本の訳者
ルパンの翻訳者も多いのですが、南洋一郎と池田宣政は実は同一人物。しかし、訳の扱いが違い、池田名義のものが僕は断然好きでした。

>英語のカタカナ表記には厳しい先生
ははは。そうかもしれないですねえ。
僕はジェラルド・バトラーは認めない(笑)

>不思議な場面の撮影は大変だからミュージカル仕立てにして
ディズニーは初期からミュージカル傾向がありますからそれ自体は自然な発想なのでしょうが、実はかく言う僕も、ディズニーのミュージカル傾向自体がゴマカシだと思っていて余り好いていないのです。

>子供だけの世界だから楽しいことが起こるんですよ、きっと。
先日「ピーター・パン」の戯曲版を読みました。戦前発行されたぼろぼろの本ですけれど、貴重なのです。サイレント時代の映画版とほぼ同じ内容でした。
 戯曲版の新訳が出るという噂も聞きましたが、どうなりましたかねえ。
 しかし、「となりのトトロ」はつくづく「ピーター・パン」の変奏曲と思いますデス。

>バートは煙突掃除夫ではなくてマッチ売り
どうも失礼しましたm(__)m

>「ドクトルジバゴ」とかは定期的に観たくなります
右に同じ。但し、初めて観たのはTVの前後編で、映画館ではリバイバルの時に! 

>私の前後何歳かの世代はアメリカ製のテレビ番組を見て育った
友達に「コンバット」が好きな連中がいました。僕は「ララミー牧場」(多分再放送)「バークレー牧場」と「奥さまは魔女」「ルーシー・ショー」くらいで、割合観ていない方だと思います。
 当時は、前にも言ったように、時間があれば地図と国語辞書を眺めていましたからね。そんな子供でしたから、両親は金もないのに図鑑の類をたくさん買ってくれましたよ。鳥類図鑑、動物図鑑、世界の地理、世界の歴史が好きでした。

>アメリカのイメージダウンになるものは輸出禁止だった
そうですね。暫くはGHQが口を挟み、同時代のヒッチコック映画は公開されましたが、オースン・ウェルズは結構避けられた。
 だから、映画評論家水野靖郎氏がIPという配給会社の形態で、随分古いアメリカ映画を輸入してくれることになりました。「オール・ザ・キングスメン」なんてのもアメリカ政治の映画ですから1970年代後半になってやっと。
 評論家としての水野氏を僕は全く買っていませんが、IPを創設したことは偉業と言って良いと思います。





モカ
2019年10月03日 21:28
こんばんは。

気持ち玉って何でしょうか?

ホームズはよく映像化されてますけど、大体嫌味な面構えの役者が多いですね。 カンバーバッチ? なんていう変顔(名前も変)もいますけど。

ルパン読んでみたくなりました。
しかし、もう2か月ほども前から「風と共に去りぬ」の新訳版を読んでいるのです。
それがこちらにお邪魔するようになって、やれ「仮面の告白」やら「メリー・ポピンズ」やらと誘惑が多くて、「風と・・」が3巻目で停滞してしまって未だに南北戦争が終結いたしません。

図鑑少年! 男の子ですね! 
 私はファーブル昆虫記の拡大写真を見てから昆虫全般と蜘蛛が嫌いになりました。 拡大した虫の顔は怖すぎます!

ジェラルド・バトラー? すいません。何のことか分かりません。

バートは映画では煙突掃除夫だから間違いじゃないですよ。

そういえば、テレビでヒッチコック劇場というのもありましたね。
「瓶の中」っていうのが怖かった~ 
毎回怖いんだけど、初めにヒッチコック本人が出てきて、とぼけた声優の熊倉さんの声でとぼけた前振りをするので、本編の怖さとのギャップが面白かったですね。

ジバゴは勿論好きですが、そのあとの「ライアンの娘」も同じかそれ以上に好きかもしれません。 
当時映画雑誌をあまり読まなかったので「ライアンの娘」を見逃していて、今回プロジェクターを買って真っ先に観たかったのが「ライアンの娘」なんです。
あの断崖絶壁の上から帽子が海に落ちていくシーンを大きい画面で観たいという念願がやっとかないました。感動・・・
 
オカピー
2019年10月04日 17:57
モカさん、こんにちは。

>気持ち玉って何でしょうか?
記事の一番最後に、感想文を書く代わりに簡単に記事に対する印象を記憶させておく仕掛けがあるんです。ナイス、なるほど!などです。
 これがあると結構嬉しいもので、励みになります。

>ルパン読んでみたくなりました。
基本的には10歳くらいから15歳くらいが一番楽しめる年齢層だと思い、僕でさえ、大人になってルパンに初めて接したらどう感じたかは些か疑念がありますよ(笑)。後年完全大人向けで読み直した時、余り大人向けの翻訳も何だかなあという気がしました。かと言って小学生向けでは・・・

>拡大した虫の顔は怖すぎます!
あはは。幼虫は僕も嫌いですね。
そんなわけで、本格的な幼虫図鑑は、似た理由で、買いませんでした。

>ジェラルド・バトラー?
Gerard Butlerという人気俳優です。
世間は米国人にあるにもかかわらず、ジェラルド・バトラーと書いていますが、僕は独りジェラード・バトラーと書いています。ラテン系でないのだから、rをルと記すのは実際の発音上も慣例上も変です。

>ヒッチコック劇場
これは後年の再放送で観ました。
 “奇妙な味”の作家として知られるロアルド・ダールなどが脚本として参加したこともあって、面白くて怖い作品が多かったですねえ。

>そのあとの「ライアンの娘」も同じかそれ以上に好きかもしれません。 
右に同じです。
 これは映画館で観た時に、大画面に見る景観(やはり断崖)に圧倒され、デーヴィッド・リーンはやはり凄いと思いました。不倫(嫌いな言葉ですが)絡みの作品に何故か好きなものが多い。「逢びき」「隣の女」など。
モカ
2019年10月04日 19:01
こんにちは。

ジェラード・バトラーですね! 承知いたしました。
「Dear フランキー」が良かったです。

「逢びき」で逢びきしていた人が「ライアン・・」では「夢を育ててはいかん」なんて説教する神父さんになってましたね。
まぁ、「逢びき」は節度をわきまえた不倫でしたが。

でも「ライアン・・」の不倫相手の英国軍将校は魅力なかったなぁ・・ どう思われます?  
ロバート・ミッチャムの方がいいのに (笑)
「隣の女」はドパルデューでしたか? この人も微妙・・
オカピー
2019年10月05日 15:34
モカさん、こんにちは。

>「Dear フランキー」
当時もの凄い数の映画がナレーションを使っているのを面白くなく思っている中、この作品はナレーションでなければならないと感銘した記憶があります。秀作でしたね。

>でも「ライアン・・」の不倫相手の英国軍将校は魅力なかったなぁ
僕もそう思った口ですが、世間では暫くきゃあきゃあ騒ぐ女性たちがいました。結局これ以降は鳴かず飛ばずでしたが。

>「隣の女」はドパルデューでしたか? この人も微妙・・
あははは。
 鼻はでかいし、年を取るごとに肥って人気の理由が解りませんでしたが、「隣の女」の頃は当時のフランスで一番人気のある男優と言われていましたね。
 不倫ものが良いのは、やはり“人間”がよく出るから。不倫自体には何の興味もありません。だから不倫そのものに焦点を当てたワイドショー的作品など全くつまらんですわ(笑)

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  • メリー・ポピンズ

    Excerpt: (1964/ロバート・スティーヴンスン監督/ジュリー・アンドリュース、ディック・バン・ダイク) Weblog: テアトル十瑠 racked: 2011-06-13 09:20