ふるーい名盤CD輸入盤聴きまくりの記3月上旬・下旬合併号

 合併号などと言っても常と変るわけではなく、この間(かん)の地震による混乱により記事が遅れたこと、上旬号はなるべく初旬(5日頃まで)にUPしようという調整を兼ねて今月はこの1回という意味合いです。

 さて、今回は21世紀になってリイシューされた盤に目立つボーナス・トラックについて。
 そのアーティストのファンならこれほど有難いものはないでしょうが、門外漢にとっては有難迷惑になることも。アルバムの評価は本来オリジナルの構成のみを対象とすべきで、何もしないでいるとそのまま聞えて来る余分なトラックはそれがとても良いものであっても加味するのは邪道。かと言って折角付いているので聴かないのも勿体ない気がするし、悩ましいですなあ。それでも、初めて聴く者にとって、オリジナルとボーナス・トラックとの間に時間を儲けてくれるCDは親切とは思います。

画像
..Axis: Bold as Love / JIMI HENDRIX
1967年発表(2010年Sony Legacy盤)
内容評価☆☆☆☆★音質評価9点
ジミ・ヘンドリックスは第1作「アー・ユー・エクスペリエンスト」はブラック・ディスク、第3作「エレクトリック・レディランド」はブラック・ディスクとCD両方で持っていますが、この第2作は全く初めて。いかにもサイケデリック・ロック全盛時代のジャケットで、内容的にも音を前後左右に回転させるような遊び(前後は音量にて操作)があって面白い。ストイックなロック・ファンはこういう遊びは余り好かないのではないかと思いますが、僕は構いません。
 さて、この2010年のリイシュー盤の音質は物凄い。リマスターというよりはエクスパンドの効果か、ダイナミック・レンジが巨大。ベースはともかくこれほど迫真のドラムスはなかなか聴けませんぞ。ジミ・ヘンのギターがその中にバランス良くきちんと収められている感じ。60年代後半作品の基礎音質の良さに感心致しました。いくらリマスターしようがエクスパンドしようが元が悪ければ感激するほど良くはなりませんからね。
 因みに、ボーナス・トラックの代わりにDVDが付いていました(まだ観ておりません)。

画像
..Forever Changes / LOVE
1967年発表(2001年Elektra盤)
内容評価☆☆☆☆☆音質評価8.5点
ジミ・ヘンが活躍していた時代に登場したのがサイケデリック・フォーク・ロックの勇ラヴ。黒人なのにフォーク・ロックという珍しい方向に進んだアーサー・リー率いるバンドです。僕も良く知らなかったのですが、これが実に良いんですね。フォーク・ロックと言ってもかなりビートの利いた作品とソフトな曲が混在、メロディーは全体的に哀愁を帯びていますが、管楽器を多用した優しく温かいアレンジにより、ハッピーな感じも漂います。歌詞はかなり単純にして難解、未完成な感じですが、サイケデリックで面白い。洋楽ファンならマストでしょう。
 上のジミ・ヘンほどではないですが、低中高域のバランスが抜群で、ギターの生々しさは鳥肌ものです。

画像
..Vintage: The Very Best of Moby Grape / MOBY GRAPE
2004年発表(2004年Sony Music盤)/録音期間1967~1968年
内容評価☆☆☆★音質評価5.5~6点
モビー・グレイプはサイケデリック・ロック全盛期に生れたサンフランシスコ出身のロック・バンド。ローリング・ストーン誌の評価が高い、バンド名が被せられた1stアルバムを狙っていたところ、Amazon利用者のコメントにより1stアルバムの全曲と、4thと5thからかなりの曲が収められると知り、この二枚組ベスト・アルバムを買いました。値段がデビュー・アルバムより大分安かったということが大きいのですが(笑)。
 しかるに、その判断が正しかったかどうかは微妙で、確かに1stはオリジナル通りの曲順できちんと収められているのですが、何曲かは頭にテイク時のメンバーの肉声が入っているアンソロジー的な扱いの為聴いていてどうも腰を折られてしまう。その後にボーナス的に付いているライブ・バージョンも邪魔臭く、デビュー作を楽しむという観点ではふさわしくないですし、初心者向けのベストではないと言うしかありません。
 “ビートルズ級の才能”らしく確かに曲想は豊富ですが、リフで繰り返されるメロディーが余り好みではないので、“一聴の価値あり”といった評価に留めておきましょう。1stはきちんとしたもので聴きたいものです。
 音質若しくは録音にも、低域が弱すぎて不満を禁じ得ません。ベースできちんとリズムを聴かせてくれなくちゃ。

画像
..The Freewheelin' Bob Dylan / BOB DYLAN
1963年発表(2004Sony Music盤)
内容評価☆☆☆☆★音質評価8点
ボブ・ディラン2作目にして、初期(フォーク時代)に発表した4枚のうち一番聴き応えのあるアルバムでしょう。と言ってもデビュー作は全く知らないのですけどね。
 「コリーナ・コリーナ」Corina Corina以外はオリジナルで、一曲目の有名な「風に吹かれて」Blowin' in the Wind、3曲目の「戦争の親玉」Masters of War、6曲目の「激しい雨が降る」A Hard Rain's A-Gonna Fallは普遍的で強力なメッセージ・ソングとして後世に残っていますね。「北国の少女」A Girl from the North Countryや「くよくよするなよ」Don't Think Twice, It's All Rightといったラブソングも捨てがたい。歌い方には幾つかのパターンがあり、ウディー・ガスリーを模倣したと思われるものもあって興味深い。
 1963年の録音としては非常に良い音質。ボーカル+アコースティック・ギター+ハーモニカという編成につきオンマイクならではの生々しい音が聞けます。

画像
..At Folsom Prison / JOHNNY CASH
1968年発表(1999年Columbia/Legacy盤)
内容評価☆☆☆☆音質評価7点
サイケデリック・ロック時代後期に発売された、サイケデリックとは全く関係のない、カントリー歌手ジョニー・キャッシュのライブ・アルバム。キャッシュの伝記映画「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」におけるフォルサム刑務所でのライブ再現は皆さまの記憶に新しいはず。で、本物のこちらに触れキャッシュと囚人の一体感にちょっと感動。ブルースとカントリーを結合させたロカビリーに大きな役割を果たしたと言われるキャッシュだけにクラシカルなロックがお好きな方は楽しめる可能性が高いと思います。

画像
..From the Inside / POCO
1971年発表(2008年Sony BMG Europe盤)
内容評価☆☆☆★音質評価7点
ポコの第3作。第1作のようなストレートなカントリー調ではなく、ややR&B調を強くし、全体的に陰湿な仕上がりです。陰湿というよりしっとりした曲もありますが、ポコはやはり馬に乗って投げ縄を操るカウボーイを思い出させるような元気な作りのほうがふさわしい。

画像
..Heaven Tonight / CHEAP TRICK
1978年発表(2008年Sony BMG盤)
内容評価☆☆☆☆音質評価7.5点
チープ・トリックの第3作。確かシングルカットされた1曲目のSurrenderやHow Are You?のキャッチーなポップ・ナンバー二曲が好きですが、On Top of the Worldのようなハードロックにもポップな感覚が反映されてご機嫌な曲が多い。因みに、この曲の歌い出しは恐らくビートルズの「ヘルター・スケルター」Helter Skelterを意識していると思われます。
 音質もダイナミック・レンジが広がって良い感じになっています。

画像
..Otis Blue - Otis Redding Sings Soul / OTIS REDDING
1966年発表(2009年Rhino盤)
内容評価☆☆☆☆☆音質評価7点
オーティス・レディングの3rdアルバム。一般的に馴染み易くかつ充実しているかもしれません。自作はアレサ・フランクリンの名唱でも知られるRespectやI've Been Loving You Too Longなど3曲。サム・クックにオマージュを捧げる形でA Change Is Gonna Come、Shake, Wonderful Worldの3曲が歌われています。その他、テンプテーションズ「マイ・ガール」My Girlやローリング・ストーンズ「サティスファクション」(I Can't Get No) Satisfaction等々と有名な曲がずらり。ベスト以外のレディングを一枚選べと言われればこれかな。

画像
..Green Is Blues / AL GREEN
1970年発表(2006年Demon Records UK盤)
内容評価☆☆☆★音質評価6.5点
日本での知名度はやや落ちるかもしれませんが、R&Bの分野でレディングやマーヴィン・ゲイに伍す実力を持つアル・グリーンのデビュー・アルバム。テンプテーションズ「マイ・ガール」My Girl、ボックス・トップス「あの娘のレター」The Letter、ビートルズ「ゲット・バック」Get Back、ジャニス・ジョプリンもカバーしたガーシュウィン作曲の「サマータイム」Summertimeなど有名曲を多数カバーして自在に歌っているところはさすがに実力者というところ。ただ、まだグリーンらしさが出ているとは言えず、レディングとサム・クックの二番煎じ的なところがあって通には不満が残るかも。
 ボーナス・トラックにある「抱きしめたい」I Wanna Hold You Handがレディングもかくやという感じで格好良い。ビートルズの中では必ずしも好きな曲として来なかったけれども、改めて良い曲だなと思い知らされた次第。何故このカバーが外されたのかな?

画像
..Al Green Gets Next to You / AL GREEN
1971年発表(2006年Demon Records UK盤)
内容評価☆☆☆☆音質評価6.5点
アル・グリーンの第2作はメンフィス・ソウルらしさがぐっと濃厚。ドアーズの「ハートに火をつけて」Light My Fireのような誰でも知っている名曲はこれ一つで、グリーン自身の曲を多めにしてその特徴を出したものと思われます。と言いつつ一番秀逸なのは1曲目テンプテーションズのカバーI Can't Get Next to Youだったりして。アルバムとしてはレディングとサム・クックの中間のようだった第1作よりグリーンらしい個性が出始めているのでお薦め。

画像
..Wild Flowers / JUDY COLLINS
1967年発表(2009年Warner Music盤)
内容評価☆☆☆★音質評価7点
ジュディ・コリンズの第8作。ジョニ・ミッチェルの「青春の光と影」Both Sides Nowがかなりポップに仕上げられている以外は、自作(3曲)も他者の作品例えばミッチェル、レナード・コーエン(3曲)も同じように優しいバロック音楽のようなアレンジが施されていて、聴いている者の心に柔らかく訴えかけます。ジャック・ブレルのシャンソンLa Chanson des Vieux Amantsも。しかし、ジュディに興味がなければ敢えて聴く必要はなかろうと思います。

画像
..To Be True / HAROLD MELVIN AND THE BLUE NOTES
1975年発表(1998年Sony Music UK盤)
内容評価☆☆☆☆音質評価7点
ブルー・ノーツは洗練を持ち味にしているフィラデルフィア・ソウルを代表するグループ。日本では「愛がすべて」のスタイリスティックスが有名でしょうか。
 テディー・ペンダーグラスが在籍していた時代の本作は、軽めのディスコ風サウンド(Where Are All My Friends)から始まるものの、基本は耳当たりの良いミディアム・テンポのラブ・バラード(2曲目のタイトル曲や女性ヴォーカル、シャロン・ペイジをフィーチャーした4曲目Hope That We Can Be Together Soonなど)。これ以上コンテンポラリーに進むと、僕は余り好かないです。

画像
..Creedence Clearwater Revival / CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL
1968年発表(2009年Fantasy盤)
内容評価☆☆☆☆★音質評価8点
略称CCRのデビュー・アルバム。彼らのアルバムはアナログ・ディスクで持っていましたが、先年フォノ付きアンプが壊れて以来聴けなくなったので、またまた全作買ってしまったという次第。
 彼らはシングル向きのバンドと言われますが、それはアルバムがダメと言う意味ではなく、コンパクトな曲を多く発表したということです。ただ、その評価の中で本作に限ってカバー「スージーQ」Suzie Qのように延々と演奏するアートロック風なコンセプトも多少あります。聴き応えがあるのもスクリーミン・ジェイ・ホーキンズの名曲「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」I Put a Spell on Youや前述の「スージーQ」を始めとするカバー曲に多く、まだ方向性が確立していない感があって、後発のアルバムに比べて評価が落ちるのでしょうが、僕は結構好きだったりします。ギターと作曲も担当しているジョン・フォガティのボーカルが迫力満点なのは、言わずもがな。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

2011年03月21日 21:00
こんばんは。今回のジャケ写大賞はもちろんボブ・ディランで!
このアルバムの写真、高校生の頃、雑誌の「押さえておかないといけない過去の名盤」紹介で必ず挙がっていて、何度も目にしてきましたから!

しかしながら、ディランの曲で一番好きな曲は、このアルバムより10年後くらい?にリリースされた”Knockin' on Heaven's Door”だったりします。
詞もメロディーも素晴らしい。

あ、あとCCR!
私は誰もが大好きで、映画「20世紀少年」でも小道具に使われていた”Have You Ever Seen The Rain?”よりも、”Up Around The Bend”の方が、B級ロックな感じで好きです 笑
こんなバカっぽいカヴァーもあります →http://www.youtube.com/watch?v=iEYtUcIKHTM
あ、でもカヴァーの方もキライじゃないです!
オカピー
2011年03月22日 00:58
RAYさん、こんばんは。

>ジャケ写大賞
予想通りでございました。
本当の恋人とのスナップ・ショットですよね。素敵です。
オーティス・レディングの「オーティス・ブルー」も良いでしょ?

>Knockin' on Heaven's Door
ああ、映画「ビリー・ザ・キッド/21歳の生涯」用に書いたはずですから、確かに10年後ですね。ディランも大分変りました。

>CCR
>Up Around the Bend
どちらか言うとこういう土臭いロックンロールがCCRですよね。
カバーはハノイ・ロックスですね。名前は聴いたことがあるけど、フィンランドって?(笑)
モカ
2019年09月18日 16:31
こんにちは。

関西も今日あたりから少し涼しくなってまいりました。
ということで、レコードの整理なんぞに手をつけましたが、却ってそこいらじゅうにレコードが積みあがって茫然としてしまい、久しぶりに出てきたレコードをかけて、お茶やお菓子やと休憩三昧で一向にはかどりません。

ところで、今日はジミ・ヘンドリクスの命日でございます。
来月がジャニスで11月が三島由紀夫と1970年秋は大変でした。
他にも大変なことだらけの年でしたが、三島が一番ショックでした。( どちらかというと、苦手な人でしたが )
このご三方は来年で没50年ですね。 つい昨日のようにも感じるし、果てしなく昔のような気もしますね。

ジミヘンは IN THE WEST に入っている LITTLE WING →RED
HOUSE が一番のお気に入りで私の無人島レコード候補です。
ただ、当時出たレコードのバージョンが最高で、今出ているCDには別バージョンが入っているらしいです。
今日は追悼の意を込めて IN THE WEST を両面聴いてみます。
オカピー
2019年09月19日 08:46
モカさん、こんにちは。

今朝は寒かった。最低気温は10℃台に入ってきて柿の葉が大量に落ち始めました。柿の葉に裏に住んでいるイラガの幼虫に要注意(洒落だっか?)。冗談ではなく飛び上がる程痛いのですが、先日油断して耳をさされました。


>レコードの整理

整理と言えば、地震の後、大量にあったビデオを一年がかりで整理しました。父母が亡くなった後、法事で我が家を訪れることの多くなった姉に言われて(笑)。
 ただ捨てるのは惜しいので、古今東西の名作群をハードディスクに落としてブルーレイに移しました。従って大半は今でも見られるわけです。この判断は正解でした。もう金輪際TVには出て来ないであろう作品がいっぱいですから。
 昨今の映画は映画的に感激させるものが少ないので、もう少し爺になったら、折角残したこれらの作品に埋没してみようと思っています(画質は最低に近い)。


>お茶やお菓子やと休憩三昧で一向にはかどりません

趣味の人は、それでなくては!(なんのこっちゃ)


>今日はジミ・ヘンドリクスの命日
>IN THE WEST に入っている LITTLE WING →RED
>HOUSE が一番のお気に入り

ジミ・ヘンのライブは無数と言っても良いほどあるので、僕はまだ手を出していないのですよ(没後50年も経つと言うのに・・・笑)
 このレコードは評判が良いので僕も(CDで良いので)欲しいな。しかし、CDはレコード盤と違うとな? そりゃまずいですね。

無人島レコード候補ですか。
 僕はありきたりで、ビートルズ「ホワイト・アルバム」か「アビー・ロード」、ジョン・レノン「ジョンの魂」、ピンク・フロイド「狂気」、レッド・ツェッペリン「IV」、アル・スチュワート「イヤー・オブ・ザ・キャット」・・・
 ブルース寄りのモカさんに比べると、大分ポップです。


>1970年秋は大変でした。

三島由紀夫だけは記憶にあります。TVのニュースで大騒ぎしていましたが、三島を読む数年前のことで、何のことやら解らなかったですね。
 三島は出世作「仮面の告白」が一番好きかな。高一の時に読みましたが、実に面白かった。内容を忘れている(笑)ので、また読もうと思っています。
 TPP(著作権消滅が死後50年から70年に延長)がなければ再来年から無償でKindleで読めたのですがね。仕方がないので、図書館から借ります。
モカ
2019年09月19日 11:46
こんにちは。

やっと秋になりそうだと思ったらまたまた夏に戻りました。

VHSテープの処遇に関しては悩しいものがありますね。
テープをハードディスクに落とせるんですね~ 凄い!
昔子供が使っていたテープとDVDが使えるデッキを引き取ってVHSは見ていましたが、最近とうとう壊れてしまいました。

レコード整理は結局最後はなんでもいいから押し込んで終了。
数年前に整理したときはレコジャケの中に夫の裏金を発見しましたが今回は現金の収穫はなかったです。
( あんなお腹の底から笑いが込み上げてくるようなことは長い人生にそうあるもんじゃございません。)
その代わりローランド・カークが出てきました。10代の頃からジャケットだけは見ていましたがガマガエルが膨らんだような形相でサックスを何本も咥えてて、前衛っぽいイメージがあって聞いたことがありませんでした。
でも数年前にライブ映像を見る機会がありまして、びっくり仰天、感動しました。うまく言えませんが音楽愛がほとばしっておりました。
うちにもレコードがあったなぁ、と思ったままで何年か過ぎてしまい、やっと昨日聞くことができました。
"THE INFLATED TEAR " っていうアルバムですが、アマゾンで検索したらもっとすごいのもあるらしく、CDでもいいから欲しくなってしまいました。 ま、これも生きている証ということで・・・
誰にも買うなとは言われませんが(笑)

ホワイトアルバム 懐かしい。兄と半分づつ出資して予約して買いました。ナンバーがついているのが嬉しかったですね。

「幼虫に要注意」頂きました! 
つる薔薇愛好会で使わせていただきます。



オカピー
2019年09月19日 22:53
モカさん、こんにちは。

>テープをハードディスクに落とせるんですね~ 凄い!
ハードディスクと言ってもブルーレイ・レコーダーのですけど。
ブルーレイ・レコーダーの入力(RCA)とビデオの出力(RCA)と繋ぐだけでOK。ダビングの仕方はレコーダーによって違いますけどね。

>ローランド・カーク
名前しか知りません。

>"THE INFLATED TEAR " っていうアルバム
僕が愛用しているAllmusicという(恐らくアメリカの)サイトによれば、これがベストと読めます。
さわりを何曲か聞いてみましたが、ヒジョーに面白いですねえ。


>ホワイトアルバム 懐かしい。
>兄と半分づつ出資して予約して買いました。
>ナンバーがついているのが嬉しかったですね。

二枚組ですから子供には大金ですよね。
僕が買った時のシリアルナンバーは20万台でしたよ。
CDにはナンバーがないんだなあ。


>「幼虫に要注意」頂きました!

それは良かった。
柿の葉につくイラガの幼虫は痛いのですが、ツバキの葉につくチャドクガ(茶毒蛾)による痒さは、世の中にある痒さの中でもトップ・クラスでしょう。今頃が危ない時期です。しかし、チャドクガは卵も成虫も悪さをするので油断できません。数年前にひどい目にあい、柿の木の隣にあったツバキの木を伐りましたよ。
モカ
2019年09月20日 16:41
こんにちは。

ツバキにチャドクガ! 悪名高い組み合わせですね。
柿の木。 私の実家にも渋柿の木が一本ありました。反対側にザクロがあって、あれはよく食べました。まだ食糧難の時代だったんでしょうか・・・給食にはこれも悪名高い脱脂粉乳が出てきた時代です。
Profe.の頃にはもう瓶牛乳ですよね。

何年か前に、奇特な方からホワイトアルバムをいただきまして、
さっき出して見たら18万台でした。あれって世界中で連番になってるんですか? それとも国別? そちらのが20万代ということは日本に何番から何番までとかの割り当てがあったのかもしれませんね。

ローランド・カーク。すっかり嵌ってしまいました。灯台下暗し、とはこの事です。当分、手持ちのレコードを聴きまくる事にしました。ニーナ・シモンといいカークといい、私はジャンルを超越してる人が好きみたいです。

「北国の少女」これとスカボロフェアはお里が同じようですね。
ポール・サイモンが渡英する1年ほど前にボブ・ディランが同じトラッドシンガー(誰でした?)の所に行ってるんですよね。


 オーティス・レディング
>ベスト以外のレディングを一枚選べと言われればこれかな。

 そうですね。地味ですけど「THE IMMORTAL」や「SINGS SOUL BALLADS」も良いですよ。

 youtubeで観られますが、オーティスが多分ロックの殿堂入りした時の映像があって、リトル・リチャードが代わりにスピーチしてまして、(歌も歌います。流石のパフォーマンスです。)
なんだかすごく面白いことをしゃべてるみたいですがわかりません・・・ 英語の堪能な先生、よろしくご教示ください。
「おだまり!」が万国共通のおねえ言葉なのだけは判りました。

オカピー
2019年09月21日 09:19
モカさん、こんにちは。

昨日はお彼岸の入りでお墓参りと客(といっても兄姉ですけど)の相手をし、夜はラグビーW杯初戦の優勝目前のジャイアンツ戦を見て一日が終わり。まさしく、hard day's nightでしたよ。やれやれ(笑)。


>Profe.の頃にはもう瓶牛乳ですよね。

いや3年生くらいまでは脱脂粉乳でしたよ。金属製の容器で出てきました。
一時三角パックみたいなのになり、それから瓶だったかなあ。


>ホワイト・アルバム
>あれって世界中で連番になってるんですか? それとも国別?

いや、各国で1番から番号をふっているのではないかなあ。
最終的にはCDを入れれば、日本だけでも100万セットくらいは売れているでしょうから。僕の友達、みんな持っていましたもん。


>「北国の少女」これとスカボロフェアはお里が同じようですね。

そうですね。英国のトラッドが元ネタらしい。
Remember me to one who lives there
(For) She once was a true love of mine
のくだりが同じ。


>「THE IMMORTAL」や「SINGS SOUL BALLADS」も良いですよ。

は~い、メモしました^^


>リトル・リチャードが代わりにスピーチしてまして

また難しい宿題だしたりして(笑)。
スラングが多く、結構難物です。笑いのツボが解らないところが多い(苦笑)。

一曲目が終わった後、(美川憲一風に言葉にすると)
「30年もこんなことやっているの。でもいい感じだわ。(お客さんのおかげで)大声出したくなっちゃう、白人のレディーみたいにさ」

その後記者らしい人たちに向って
「ほら写真を撮るのよ。ニグロ(リチャードのこと)がここいるのはそのためなんだから。ぐずぐずしているから(舞台のムードが?)変な感じになっちゃってるじゃないの。早く先に進めたいんだから、さっさと撮りなさいよ」
こんな感じかな。

ジェームズ・ブラウンについてのコメントでは
「私が二回も刑務所から出してやったのよ。連中が彼にやったことは許せないわ」

レディングに関してはこんな可笑しいことを。
「ニューヨークで初めて会った時50ドル渡して、私の部屋に来るよう誘ったんだけど、彼は「君の狙いは解ってるぞ」と言ってドアを閉めないのよ。私は彼の歌声を独占したかっただけのにさ」
で、
「彼の“ルシール”を聞いた時、自分の歌声と思った(勘違いのこと?)わね。とにかく、レディングは自分より前に殿堂に入るべき、史上最高の歌手でコンポーザーでした」

ミック・ジャガーについてのコメントは理解しにくい。下ネタですね。
「思い出があるの。私の部屋が立て混んでいたので、ミックはそこに寝られずディラの部屋で立ちんぼうしていたっけ」。

相当意訳しました。まずい訳の後には良い音楽をどうぞ。
モカ
2019年09月21日 14:02
こんにちは。

>リトル・リチャード

わぁぁ~ 凄いですね! 感謝感激です。群馬県には足を向けて寝られませんです。 ( 南枕なので大丈夫です )
雰囲気からしてお上品な事を言ってないのは判りましたが、納得しました。 ありがとうございます!

OTIS BLUE を聴きながら・・・

 改めて聴いてみると、これは若いエネルギーがあふれていますね。 ありきたりですが、この中ではやはり「愛しすぎて」がピカイチですね~ 
 サム・クックのナンバーはオーティスのも良いんだけど、どっちを取るかといわれたらサム・クックに落ち着きます。
 ソロモン・バークの「ダウン イン ザ ヴァレー」もしかり。スコセッシの「ライトニン イン ア ボトル」で晩年のソロモン・バークが歌ってるのがすごい迫力でした。未見なら是非ご覧下さいませ。

 オーティスが長生きしていたらどんな感じになってたんでしょうね。魔の80年代をどう潜り抜けたか、抜けられなかったか・・・世界的に有名になってしまうとその辺が難しそうです。

 そう思うと、チタリンサーキットの雄ボビー・ブランドとかは良い感じで生涯現役を全うされましたが。
 日本人の物知らずの私が知っているくらいだから、そんなにローカルな人ではありませんし、一度来日もしておられます。
 あっ、朝鮮戦争時に兵隊さんでも来日してました。
美空ひばりの「りんご追分」を気にいってレコードを買って帰ったとか。
その後出したアルバムに「与作」によく似た曲があると一部で囁かれていますが、きっと「りんご追分」の影響だと踏んでおります。

 嬉しくて余計なことまで書いてしまいました。(毎回やないか、とのご指摘は承知しております。すいません。)


オカピー
2019年09月22日 11:07
モカさん、こんにちは。

>>リトル・リチャード

あのレベルになるとネイティヴでないと難しいです。途中で嬌声を挟んだりもするし(笑)。


>OTIS BLUE を聴きながら・・・
>この中ではやはり「愛しすぎて」がピカイチですね~

そうかもしれません。リトル・リチャードも【ロックの殿堂】で歌っていましたね。途中で「もういいや」と言っていましたけど(笑)


>SINGS SOUL BALLADS

忘れていましたが、これ、この記事の二つ前で書いていましたよ。僕もこれは好きで高い評価をしていたのでした(苦笑)。それでも、意見の一致を見たということで、めでたしめでたし^^


>サム・クック

彼の歌は、レディングの強弱の強い歌い方とは対照的なクックのソフトな歌唱が合うでしょうねえ。


>スコセッシの「ライトニン イン ア ボトル」

昔WOWOWが特集を組んだ時に一連の作品をデジタルビデオで録ってあるんですが、結局未だに観ていないんです。これがあるかどうか分かりませんが、あったら観てみます。デジタルビデオはまだ壊れていないはず。


>ソロモン・バーク

名前しか・・・


>チタリンサーキットの雄ボビー・ブランド

名前しか・・・2。(笑)
40年位前に買った分厚い【ローリングストーン・レコード・ガイド】ではブルースの項目ではなく、ロック、ソウル、C&W,ポップスの項目に入っていました。それで名前を憶えたわけです。

チタリンサーキットって何ですか?(笑)


>美空ひばりの「りんご追分」を気にいって

こうして世界の音楽が混合して新しい音楽が生れるのは良いことですね。パクリパクリと騒ぐのは実にみっともない。
モカ
2019年09月22日 17:05
こんにちは。

チタリンかチトリンかスペルが分からないのですが、豚の腸のことで、南部の貧しい黒人は内蔵料理を食べていたことからきているようで、南部の黒人専用の音楽巡業ルートの事らしいです。
ティナ・ターナーやリトル・リチャードやらもそういう巡業ルートをバスで何百キロの道を旅していたんでしょうね。旅芸人。
ジミヘンもリトル・バークリチャードやカーティス・メイフィールドのバンドメンとして南部を廻っていて、カルチャーショックを受けるわけです。南部はどの町にも無名のすごいギタリストがゴロゴロいることに。
アルバート・コリンズとかが確か、ジミヘンのそういう話に出てきて広くしられるようになったみたいです。
ま、”ボビー ブルー ブランド” はそういうルートで人気実力共にすごい人だったわけで、多分、BBキングなんかより人気があったようです。(それでBBは海外にブルース布教の旅に出たとの説もあるようです)実際、BB,歌下手だし・・・

ロッド・スチュワートや浅川マキで有名ですが、「IT'S NOT A SPOTLIGHT」やクラプトンがカバーしている「FURTHER ON UP THE ROAD」とか・・・
「MEMBERS ONLY」 ”お金はいらない、broken heartだけ持っておいで” なんて泣けてきますよ。
 きりがないんですが、「ST.JAMES INFIRMARY」や「AIN'T NOBODY BUSINESS」とかの定番物もサラッと歌ってるんですが沁みますね~ お時間あればyoutubeで是非聞いてみてくださいませ。

ソロモン・バークは初期ストーンズが結構カバーしていて、その繋がりで聴くようになりました。
ストーンズはブラックミュージックへの入り口でオーティスはソウルやR&Bへの入り口でした。
「EVERYBODY NEEDS SOMEBODY TO LOVE」や「IF YOU NEED ME」とか、他にもあったような・・・ 

スペル間違ってるかもしれませんが悪しからず願います。

聞き直してみると、シェイクはオーティスのほうが「シェイク」していて良いです。

モカ
2019年09月22日 17:29
すいません、訂正あります。リトルバーク・リチャード→リトル・リチャードです。

パクリっていやな言葉ですね。基本、音楽は伝承していくもので、みんなの物だと思います。

でも儲けているミュージシャンがどこから頂いたか明らかにせず、楽譜ごと丸写しのようなことをするのは許せませんね。
誰とはあえて書きませんが、大物が弱小のものを盗んで、弱小の方は裁判を起こしても弁護士にお金を掛けられないから泣き寝入り、なんてひどい話もあるようです。

ギターリフに著作権があったらチャック・ベリーは億万長者になっていたなんて昔よく言われてましたね。チャック・ベリーの複雑な気持ちはよく分かります。あれだけ白人の若造に乱用されたらね・・・それがまたみんな売れて儲けるんですもん、心穏やかではいられませんよ、私なら(笑)
オカピー
2019年09月23日 10:09
モカさん、こんにちは。

>チタリンかチトリンかスペルが分からないのですが
chitlinと書くようですね。チトリンのほうが多少発音に近いでしょうが、自動車メーカーのChevroletをシボレーと表記する日本人ですからね(笑)

>南部の黒人専用の音楽巡業ルートの事らしいです。
なるほど。勉強になりました。
 あちらの層の厚さというか、百花繚乱というか、圧倒される感じがありますね。

>お時間あればyoutubeで是非聞いてみてくださいませ。
色々と多忙(?)なのでじっくりとは行かないですが、少しかじった第一印象では、脂ぎった感じがないですね。【ローリングストーン】誌は、黒人版フランク・シナトラか?とか言っています(笑)

>ソロモン・バークは初期ストーンズが結構カバーしていて
そうですか。
 晩年のライブを聞きましたが、実に余裕綽々に滑らかに歌っていました。一つの魅力ですね。

>パクリ・・・楽譜ごと丸写しのようなことをするのは許せませんね。
同感ですね。
 日本のミュージシャンは欧米の音楽に憧憬するものがあり、多くのミュージシャンが取り込んでいます。しかし、彼らが取り込むのは多く、ビートルズとか人口に膾炙したものが大半なので、こういうのをパクリと騒ぐのは文化や言葉を知らないと言うしかない。
 僕のパクリの定義も無名のものをこっそり使うこと、ということです。

>チャック・ベリー
ベリーが刑務所から出てきたらビーチボーイズが「サーフィンUSA」で彼の「スウィート・リトル・シックスティーン」をパクっていたのに気づいて大騒ぎした、というのがチェス・レコードの伝記「キャデラック・レコード」で出てきましたね。結局ベリーの名前が作者として記されることで決着。

チェス親分はベリーの印税の一部を売れないマディ・ウォーターズに回していたなんてエピソードもあり、ここでも彼はパクられていた(笑)。

ベリーは、ビートルズの「カム・トゥゲザー」にも文句を言って、ジョン・レノンが元歌「ユー・キャント・キャッチ・ミー」をレコードで歌うことでチャラになった、なんてこともありましたね。しかし、レノンの歌う「ユー・キャント・キャッチ・ミー」のほうが「カム・トゥゲザー」に断然似ています。実に面白いです。

>ギターリフに著作権があったらチャック・ベリーは億万長者
そうかもしれないですね。
 ボー・ディドリーの独自のリズム(ビート)は、バディ・ホリーが「ノット・フェイド・アウェイ」で取り入れ、それをストーンズがカバーし、さらに大瀧詠一がパロディー的に使ったということも思い出させます。大瀧の場合はどこからそれを取ったか解らないのですが。

この記事へのトラックバック