映画評「犯罪王ディリンジャー」

☆★(3点/10点満点中)
1945年アメリカ映画 監督マックス・ノセック
ネタバレあり

WOWOWが「パブリック・エネミーズ」放映を記念して特集した無法者映画の一本。この後観る「パブリック・エネミーズ」も本作同様1930年代の有名なギャング、ジョン・デリンジャーを取り上げた伝記ものらしい。

食料品店から7ドル余り奪った現行犯で逮捕されたデリンジャー(ローレンス・ティアニー)が釈放後、服役中に知り合ったスペックス(エドマンド・ロウ)以下4人を脱獄させて徒党を組む。リーダーのスペックスと反目し、その裏切りで逮捕されると今度は木材を彫刻して作った模造拳銃で脱獄、その足で再結集した仲間の前でスペックスを殺害して事実上のリーダーとなるが、列車強盗で痛手を受け仲間を殺されたり逮捕されたりした後情婦(アン・ジェフリーズ)の密告で映画館を出た直後に射殺される。

監督はドイツ出身のマックス・ノセックで、日本には本作一本しか紹介されていないが、その理由が凡そ想像できる無気力な出来映え。脱獄場面や強盗場面、最後の射殺場面など見どころと言うべき箇所は幾つもあるのに、そのいずれにもサスペンスのかけらもない。

配役陣については、この12月にWOWOWが特集するジーン・ティアニーとは何の関係もないらしいローレンス・ティアニーは風貌が本物に似ているだけで魅力不足。

因みに、お話はデリンジャーの実話に基づいているものの、彼以外は架空の人物名らしい。

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