プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]

アクセスカウンタ

zoom RSS 映画評「オープン・ウォーター2」

<<   作成日時 : 2010/10/11 17:42   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 3 / コメント 2

☆☆★(5点/10点満点中)
2006年ドイツ映画 監督ハンス・ホーン
ネタバレあり

シリーズと言ってもアメリカが製作国だった「オープン・ウォーター」とは直接関連性のないドイツ映画。

乳飲み子を連れてきたリチャード・スパイト・ジュニアとスーザン・メイ・プラットの夫婦を含む6人の男女がメキシコ沖にクルーズに出る。4人は早速海に飛び込み、暫くして残された船の持ち主エリック・デーンが水恐怖症のスーザンを無理矢理海に連れ出そうと一緒に飛び降りるが、直後にとんでもない事実に気付いてパニックになる。船に昇る梯子も何も用意していなかったのである。
 ジャンプしてもどうなるものでなし、水着をつないでロープにしても失敗。船の昇降口を無理矢理ナイフでこじ開けようとしてデーンとの間にいざこざを起した友人は死んでしまう。しかも出血はサメを誘き寄せる可能性がある。

さて彼らはどうなるでありましょうか、という海洋サスペンス。

前作は観客が勝手に想像力をたくましくして割合好評だったが、映画としては殆ど何もしていないので余り誉める必要はなく、一番誉めるべきはその粘り腰であった。常識的な観客の心理としては助かる可能性があった方がハラハラドキドキして楽しめるわけで、「海で孤立無援になるから凄い恐怖を味わえる」という前作に関する分析は全く逆である。確かに自分が実際その立場になれば怖いだろうが、作者が感情移入できるだけの工夫もしていないのに一方的に登場人物の状況に自分を置いて怖がるのは映画鑑賞とは言えまい。

本作の場合は登場人物も多く可能性が幾つか残されているから次にどうなって行くかという興味が次々と湧くので少なくとも前作よりぐっと映画的である。しかし、実際にはそう楽しめない。登場人物が喧嘩をして無駄に体力は使うわ、つまらない騒動でナイフを海中に落としてしまうわといった具合に余りに阿呆で興醒めも甚だしいし、最後に試みる方法などいの一番に思い付きそうなものだから最初にやれば良かったのに・・・と馬鹿らしい気分になる。

採点は大甘です。

サメが怖いというのも偏見らしいですよ。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(3件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
オープン・ウォーター2/スーザン・メイ・プラット
先日鑑賞した『フローズン』とタイミングを合わせたわけじゃありませんが、劇場公開時はスルーしちゃっで、そのうちDVDで観ようと思っていたのを『フローズン』の公開でたまたま思い出して、レンタルも出来たので鑑賞してみました。 ...続きを見る
カノンな日々
2010/10/11 21:26
オープン・ウォーター2
Open Water 2: Adrift (2006年) 監督:ハンス・ホルン 出演:スーザン・メイ・プラット、エリック・デイン、リチャード・スパイト・Jr、キャメロン・リチャードソン 大海原の真っ只中に取り残された男女の恐怖を描く実話を基にしたシチュエーション・ムービーの第2弾。 豪華ヨットでクルーズに出かけた男女6人(+α)が梯子を下ろさずに全員で海に飛び込んでしまい、ヨットに戻れなくなる・・・。 前作の不可抗力と違い、今回は登場人物の自業自得なので、恐怖よりも滑稽さが先に来てしまい、スリ... ...続きを見る
Movies 1-800
2010/10/15 21:39
192「オープン・ウォーター2」(ドイツ)
僕たちの失敗  ザックの誕生日を機に、ダン、エイミー、ローレンは5年ぶりに再会することとなる。ダンの所有する大型ヨットで、クルーズへ出るのだ。ダンの彼女、ミッシェル、そしてエイミーの夫であるジェームズと小さな娘サラも一緒である。  沖へ出た時に、彼らは海で泳ごうと海の中へ飛び込む。しかし、彼らは大事なことを忘れていた。ヨットへ上がるための梯子を下ろしていなかった。その愚かで単純なミスに気付いたときには手遅れだった。ヨットに戻ることができない彼ら。海水が徐々に体温を奪い、体力も消耗してく... ...続きを見る
CINECHANが観た映画について
2010/10/23 13:28

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
海洋学者、臆病な生物と言ってますが・・・・
あの顔とあの牙で、目の前にこられたら、やっぱり怖いです。(-_-;)

ねこのひげ
2010/10/12 07:33
ねこのひげさん、こんばんは。

そうですよね。
少なくともジンベイザメ以外のでかいサメは間違いなく怖いです。
ドキュメンタリー映画で観た青年などは「ジョーズ」がサメを怖いものにしたと言っていますが、その前から怖いと思われていたから「ジョーズ」もできたわけですしね。^^
オカピー
2010/10/12 23:09

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
映画評「オープン・ウォーター2」 プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる