映画評「野良猫ロック セックスハンター」

☆☆(4点/10点満点中)
1970年日本映画 監督・長谷部安春
ネタバレあり

シリーズ第3作。長谷部安春の切れ味重視の演出を楽しみにしていたのだが、当てが外れた。

米軍基地のあった立川に、妹を探しに混血青年・安岡力也が訪れ、不良少女グループのリーダー梶芽衣子と知り合う。
 町では“イーグルス”という非行グループが闊歩していて、彼らの混血少年への襲撃に【待った】を掛けたことから安岡も狙われる。一方で、“イーグルス”のリーダー藤竜也は秘かに梶に思いを寄せているが彼女の仲間を売ったことで嫌われ、それが安岡への逆恨みになり、彼を痛めつけただけでは気が済まず、妹と判明した有川由紀を仲間に強姦させ、翌日二人は直接対決をすることになる。

画像

何故がっかりしたのかと言えば、何が何だか解らないことが多すぎるのである。
 藤竜也扮する青年が少年の頃に米軍の黒人兵に姉を犯され、黒人兵に恐怖を持っているというところまでは解るが、安岡を始めとする(黒人との)混血児を排斥しようとする心理がよく解らない。子分の一人が混血と判って射殺するに至ると、もはやお手上げ。心理学的に分析すれば解らないこともないが、この短い上映時間のうちに納得しつつ見終えるのは殆ど不可能に近いだろう。
 あれやこれや考えているうちに、今度は安岡扮する兄がすがって来る妹を射殺する。これが最大の謎で、これまた理由が全く想像できないわけでもないが、一般的にはやはり変でありましょう。

ゴーゴー喫茶に出演するゲスト歌手がゴールデンハーフであるのには理由がありました。

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  • 野良猫ロック セックスハンター #999

    Excerpt: 1970年 日本 86分 野良猫ロックシリーズ第3弾。梶芽衣子率いる野良猫チームはさらにアバズレ度を増してる。ナイフで戦ったりやってることはえげつないけど、意外と純情だったりする。対するのは藤竜也の.. Weblog: 映画のせかい2 racked: 2007-10-24 09:38