映画評「西銀座駅前」

☆☆★(5点/10点満点中)
1958年日本映画 監督・今村昌平
ネタバレあり

2002年映画鑑賞メモより

今村昌平の第2作。

フランク永井の持ち歌をベースにした所謂歌謡映画で、永井が進行役で登場する。

頭は混濁気味だが真面目至極の薬屋店主・柳沢真一が親友の勧めで浮気などしてみようかなとほのかに思う。ある日降って湧いたかのように隣の店の美人・堀恭子が声を掛けてきてデートと相成り海に出るが、嵐で島に流される。しかし、島と思ったのは公園で、しかも美人は浮気相手どころか奥方・山岡久乃のスパイと判明する。

という小話のような物語。
 師匠の川島雄三監督の世界に通ずる軽妙さに満ちたすっとぼけの習作的作品で、あの粘着質の監督の作品とはとても思えない。結構面白いが、お気軽な1時間足らずの小品なので星はこんなもので良いだろう。今村監督研究に興味がある人だけ観るべし。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 骨太・今村昌平の映画NO.4・・・『西銀座駅前』

    Excerpt: 西銀座駅前 ■製 作:日活  ■製作年:1958年 ■監 督:今村昌平 ■出 演:柳沢真一、堀恭子、西村晃、フランク永井 この映画は会社(日活)のお仕着せ企画で不本意に撮った作品と云う。当.. Weblog: 飾釦 racked: 2007-02-02 23:02